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宴が終わり…

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 私にしてはかなり遅くまで起きてる。エレインもだ。今日は二人共侯爵家です。お風呂も終わってベッドもふかふか。その上緊張してたせいで二人でベッドに潜り込んだらいつものおしゃべりも出来ずそのまま夢の国でした。

 いつもより早く目が覚める。エレインを起こさないように気をつけてベッドから出た。エレインは可愛らしくむにゃむにゃ何か言いながら一瞬半覚醒状態になり、また緩やかに眠りに落ちていった。

 私はきっちり冷めきった白湯をゆっくり飲み、浴室に向かう。久しぶりに一人で入浴しよっと。
 浴室は既に用意が済んでいた。びっくり。後で聞いたけど魔石による水調整をしているので一日中お風呂の利用が可能なのだそうだ。
 ゆっくり浸かって、体を洗い、すっきりして浴室を出たらエリカがいた。(ここでお風呂のことをちゃんと聞いた)
 エリカは湯から上がった私をバスローブで包み、大きな椅子に座らせる。キンキンに冷えたレモン水は喉を潤しスッキリさせる。
 横のテーブルにピッチャーたっぷりのレモン水が置かれている。氷魔法がかけられいつまでもこの冷え冷えの状態を保ってくれる、らしい。私は魔法の訓練をされてないのでこう言う魔法の事を聞くといつも驚く。
 柑橘系の香りのするオイルが肌の上を滑っていく。腕やデコルテ、足をマッサージした後エリカに聞かれる。

「背中もマッサージしましょうか?」

一瞬迷ったが、昨日の疲れも楽になりますよ、とエリカに唆されエリカの腕を堪能した。そして二度寝してしまった…。エリカのマッサージ、気持ち良すぎる。

 次に起きたらふんわりオイルの香りのするエレインが横で寝てた。お腹の音で起きたのですが、エレインはも同じのようで、二人で目が合うと笑ってしまいました。

「昨日はお疲れでした」

エリカが、銀のさらにティーポットと卵、焼いた卵とオーロラソースを挟んだものときゅうりのサンドイッチを盛っだものを持ってきてくれた。

「足りなければおかわりもあります」

私とエレインは寝巻きのままサンドイッチとお茶を楽しんだ。
 今日は楽な格好で、と胸下で切り替える子供服に近いデザインのものをエレインも私も着ることになった。

「今日は楽にしましょうね」

とエリカは私とエレインの髪を緩いふたつの三つ編みにしてくれた。
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