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第二十話
息するように、突き抜ける
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一気に丘を駆け上がってしまったヘルメスとマリセウス。坂路でのトレーニングはやはりきついものがあり……いやトレーニングではない。丘の上にあるあまり目立たないレストランテの為に登っていたのを忘れかけていた。
まだ四月の後半だと言うのに、二人は汗を流して肩で息をしながら、残りの距離をゆっくり歩いて呼吸を整えていた。急に座り込んで休まないあたりがスポーツマンとして立派すぎる心掛けである。
「はぁ……はぁ、久々にいいダッシュになりました。」
「私もだよ。次からは坂路でのダッシュを取り入れるとしようかな。」
先程までの甘いやり取りはどこへやら。苦しい道での走り込みはそんなのを投げ捨てていつも通りの彼らに戻っていたのであった。ある意味二人らしいといえばそうなのだが、それにしても爽やかな顔をする。
息がだんだんと落ち着いてくる頃、二人の目的地であるレストランテが視界に入ってきた。そこから百数メートルほど離れた所には畑と鶏小屋があり、どうやら一部は自家製の素材を使っているのがわかる。立地が丘の上という事だけはあり、遮蔽物は何もなくそこから見下ろす海と丘の草原の緑との色合いが映えており、この場所は喧騒もなく長閑で穏やかな空気が流れていた。
カートン領で生まれ育ったヘルメスにとっては新鮮ながらも懐かしい気分になれた。まだ故郷を離れて一月も経っていないのに、と思ってはいるが不思議なものだ。潮風は少々冷たいながらも、熱っていた二人にとっては心地よく気持ちがいい。
「こんなにいい場所なのだから、きっとお客さんもいるでしょうね。」
「美術館から距離があるけど、帰り際にお茶をしにやってくるだろうしね。」
あんなに手の込んだ舗装、急な坂に対して階段も作ってくれている。ここまでやっているのだからさぞ賑わっているだろうと店舗の木製階段を踏み締めた。両開きの扉のノブに手をかけたとき、ちょっとした違和感に気がついた。
静かだ。
今日は定休日なのだろうかと思った二人は立札を探した。ヘルメスは『open』と書かれている札が扉の窓に下げられているのを発見。じゃあ営業しているのかな?
二人は疑問に思いながらも同時に扉を開けてみた……。
明かりはついている。仕切りとなっているパーテーションの隙間からテーブルが配置されているのが見えるが、誰もいない。扉を開けたときになったベルが虚しく響き渡るくらいにガランとしているのがわかる。
「……お店、開けたばかりでしょうか?」
「でももうお茶をする時間だよ?」
お昼時はとうに過ぎ去った。ならば逆に、お客さんが途切れた時に来たのかもと二人は話していた。すると、奥から誰か出てきたのがわかった。
パーテーション越しにどうやらこちらを確認しているようで、出てきた人物とはまた別に一人出てきて凝視している。……もしやランチタイムとディナータイムのみの営業の店だったのかな?とまたヘルメスとマリセウスは首を傾げた。
「……お客さん?」
「お客さんかしら?」
……若干、不可思議な単語を耳にする。一体どんな状況なのかマリセウスにはさっぱり理解出来ずにいると、ヘルメスが切り込むように尋ねた。
「あの、こちらって営業してます?お茶をしに来たのですが、お店が開いてないなら」
とここまで言った。
その途端、警戒しているかの如く身を低くしていた二人は突然背筋を伸ばした。接客の姿勢に切り替えたのだろうか?
そして第一声、客商売なら『いらっしゃいませ』もしくは『大変失礼しました。』『申し訳ありません、営業はしていないのですよ』ぐらいの事を言うのかと思っていた。
マリセウスも会頭とはいえ、客商売並びに接客業を多少なりともこなしているので、そういうマニュアルがあるのをしっている。だからきっと『そうなのだろう』と考えていた……が、まるで違った。それは未確認生命体を発見と確保をしようとするハンターの目になっていたのだった。
「おおおおおお客さんだぁあああ!!!!」
「ついに来たぁあああああああ!!!!!」
「!」
「!」
客、とわかると疾風の如くこちらへ走り出してきたのをパーテーション越しとはいえ見てしまった二人は、同じ事を同じタイミングで思ったのだろう。開いていた扉を引いて思わず閉じて入るのをやめたのだ。
「……今の、何?」
マリセウスは驚きと少しの恐怖を覚えた。ハンターというより肉食獣、それも人間を捕食するタイプの生物に見えなくもないと小さく溢す。
「……噂に聞く擬態型、ですかね?」
ヘルメスはその溢した言葉の返しにまた怖さを覚える。擬態型ってなんの生物が人間に化けているの?まだ初夏すら来ないのに薄らホラーさが滲み出てくる。
捕食されたりするのは少し勘弁だなぁ~と頭をかいていると扉がバーン!っと音を立てて開かれた。
その勢いに驚いたヘルメスは「うひゃっ!」と声を上げて尻餅をついてしまう。
それを見たマリセウスはすぐに手を差し出そうとしようとするも、中から飛び出してきた彼らの間に割って入ってきたのだ。
「待って待って!帰らないで!!」
「このお店を開店させて、ようやく来た初めてのお客さんなんだもの!お願い帰らないでーっ!!」
……あまりにも必死な形相になっている男女の店員は、半泣き状態で懇願していた。そんな必死すぎるオーラに気圧されて、尻餅をついた状態のヘルメスはポカンとしたまま立ち上がれずにそれらをずっと見ていた。
「ね?ね?サービスしますから、帰らずに寄っていってくだ」
「おい。」
座ったまま呆然とするヘルメスを視界に入れぬまま、店員二人はマリセウスに語りかけるも、その彼はいつもは心地よい低音と高音の丁度あいだくらいの声を出すというのに、かつてないほど低い声で店員たちの言葉を遮った。
ヘルメスは店員越しに彼の顔を覗き込んだ。酷く眉間に皺を寄せている……怒っている顔だ。穏やかで紳士的な人なのに、その片鱗を初めて見たせいで背筋が凍る感覚が走る。
「はい?どうしまし、」
「私の!彼女に!!怪我をさせる気かぁっ!!!」
店員二人の顔に絵に描いたような見事なアイアンクローを入れた。
アイアンクローとは鉄の爪などの暗器を差す名前のようだが、実はプロレス技のひとつである。正式名称はブレーン・クローもしくは脳天締め。
手のひら全体で相手の顔を掴み、指先の力で締め上げる。これが見た目以上に痛い。握力次第では、相手の頭蓋骨にヒビを入れるのではないかと受けてる側に不安を増長をさせるので、飽くまでもこの技は『ギブアップ狙い』の技である。
マリセウスは右手は男性、左手は女性にそれを決めている。しかも両者、宙ぶらりんである。
「おぎゃぁああああ!!!」
「ぎょぇえええええ!!!」
「本当に接客業のプロなら!客引きばかりに力を入れずに、来客を大切に出来ないのかぁああ!!!」
「ま、マリス様!ダメ!それ以上はいけない!!」
聞こえるはずもないメキメキと破壊音が聞こえてきたり、おかしなことにマリセウスの両手が光って唸っているようにも見えてしまっている。強めの幻聴と幻覚なのはわかっているが、このままでは傷害の罪になってしまうのでヘルメスは必死に制止するのであった。
まだ四月の後半だと言うのに、二人は汗を流して肩で息をしながら、残りの距離をゆっくり歩いて呼吸を整えていた。急に座り込んで休まないあたりがスポーツマンとして立派すぎる心掛けである。
「はぁ……はぁ、久々にいいダッシュになりました。」
「私もだよ。次からは坂路でのダッシュを取り入れるとしようかな。」
先程までの甘いやり取りはどこへやら。苦しい道での走り込みはそんなのを投げ捨てていつも通りの彼らに戻っていたのであった。ある意味二人らしいといえばそうなのだが、それにしても爽やかな顔をする。
息がだんだんと落ち着いてくる頃、二人の目的地であるレストランテが視界に入ってきた。そこから百数メートルほど離れた所には畑と鶏小屋があり、どうやら一部は自家製の素材を使っているのがわかる。立地が丘の上という事だけはあり、遮蔽物は何もなくそこから見下ろす海と丘の草原の緑との色合いが映えており、この場所は喧騒もなく長閑で穏やかな空気が流れていた。
カートン領で生まれ育ったヘルメスにとっては新鮮ながらも懐かしい気分になれた。まだ故郷を離れて一月も経っていないのに、と思ってはいるが不思議なものだ。潮風は少々冷たいながらも、熱っていた二人にとっては心地よく気持ちがいい。
「こんなにいい場所なのだから、きっとお客さんもいるでしょうね。」
「美術館から距離があるけど、帰り際にお茶をしにやってくるだろうしね。」
あんなに手の込んだ舗装、急な坂に対して階段も作ってくれている。ここまでやっているのだからさぞ賑わっているだろうと店舗の木製階段を踏み締めた。両開きの扉のノブに手をかけたとき、ちょっとした違和感に気がついた。
静かだ。
今日は定休日なのだろうかと思った二人は立札を探した。ヘルメスは『open』と書かれている札が扉の窓に下げられているのを発見。じゃあ営業しているのかな?
二人は疑問に思いながらも同時に扉を開けてみた……。
明かりはついている。仕切りとなっているパーテーションの隙間からテーブルが配置されているのが見えるが、誰もいない。扉を開けたときになったベルが虚しく響き渡るくらいにガランとしているのがわかる。
「……お店、開けたばかりでしょうか?」
「でももうお茶をする時間だよ?」
お昼時はとうに過ぎ去った。ならば逆に、お客さんが途切れた時に来たのかもと二人は話していた。すると、奥から誰か出てきたのがわかった。
パーテーション越しにどうやらこちらを確認しているようで、出てきた人物とはまた別に一人出てきて凝視している。……もしやランチタイムとディナータイムのみの営業の店だったのかな?とまたヘルメスとマリセウスは首を傾げた。
「……お客さん?」
「お客さんかしら?」
……若干、不可思議な単語を耳にする。一体どんな状況なのかマリセウスにはさっぱり理解出来ずにいると、ヘルメスが切り込むように尋ねた。
「あの、こちらって営業してます?お茶をしに来たのですが、お店が開いてないなら」
とここまで言った。
その途端、警戒しているかの如く身を低くしていた二人は突然背筋を伸ばした。接客の姿勢に切り替えたのだろうか?
そして第一声、客商売なら『いらっしゃいませ』もしくは『大変失礼しました。』『申し訳ありません、営業はしていないのですよ』ぐらいの事を言うのかと思っていた。
マリセウスも会頭とはいえ、客商売並びに接客業を多少なりともこなしているので、そういうマニュアルがあるのをしっている。だからきっと『そうなのだろう』と考えていた……が、まるで違った。それは未確認生命体を発見と確保をしようとするハンターの目になっていたのだった。
「おおおおおお客さんだぁあああ!!!!」
「ついに来たぁあああああああ!!!!!」
「!」
「!」
客、とわかると疾風の如くこちらへ走り出してきたのをパーテーション越しとはいえ見てしまった二人は、同じ事を同じタイミングで思ったのだろう。開いていた扉を引いて思わず閉じて入るのをやめたのだ。
「……今の、何?」
マリセウスは驚きと少しの恐怖を覚えた。ハンターというより肉食獣、それも人間を捕食するタイプの生物に見えなくもないと小さく溢す。
「……噂に聞く擬態型、ですかね?」
ヘルメスはその溢した言葉の返しにまた怖さを覚える。擬態型ってなんの生物が人間に化けているの?まだ初夏すら来ないのに薄らホラーさが滲み出てくる。
捕食されたりするのは少し勘弁だなぁ~と頭をかいていると扉がバーン!っと音を立てて開かれた。
その勢いに驚いたヘルメスは「うひゃっ!」と声を上げて尻餅をついてしまう。
それを見たマリセウスはすぐに手を差し出そうとしようとするも、中から飛び出してきた彼らの間に割って入ってきたのだ。
「待って待って!帰らないで!!」
「このお店を開店させて、ようやく来た初めてのお客さんなんだもの!お願い帰らないでーっ!!」
……あまりにも必死な形相になっている男女の店員は、半泣き状態で懇願していた。そんな必死すぎるオーラに気圧されて、尻餅をついた状態のヘルメスはポカンとしたまま立ち上がれずにそれらをずっと見ていた。
「ね?ね?サービスしますから、帰らずに寄っていってくだ」
「おい。」
座ったまま呆然とするヘルメスを視界に入れぬまま、店員二人はマリセウスに語りかけるも、その彼はいつもは心地よい低音と高音の丁度あいだくらいの声を出すというのに、かつてないほど低い声で店員たちの言葉を遮った。
ヘルメスは店員越しに彼の顔を覗き込んだ。酷く眉間に皺を寄せている……怒っている顔だ。穏やかで紳士的な人なのに、その片鱗を初めて見たせいで背筋が凍る感覚が走る。
「はい?どうしまし、」
「私の!彼女に!!怪我をさせる気かぁっ!!!」
店員二人の顔に絵に描いたような見事なアイアンクローを入れた。
アイアンクローとは鉄の爪などの暗器を差す名前のようだが、実はプロレス技のひとつである。正式名称はブレーン・クローもしくは脳天締め。
手のひら全体で相手の顔を掴み、指先の力で締め上げる。これが見た目以上に痛い。握力次第では、相手の頭蓋骨にヒビを入れるのではないかと受けてる側に不安を増長をさせるので、飽くまでもこの技は『ギブアップ狙い』の技である。
マリセウスは右手は男性、左手は女性にそれを決めている。しかも両者、宙ぶらりんである。
「おぎゃぁああああ!!!」
「ぎょぇえええええ!!!」
「本当に接客業のプロなら!客引きばかりに力を入れずに、来客を大切に出来ないのかぁああ!!!」
「ま、マリス様!ダメ!それ以上はいけない!!」
聞こえるはずもないメキメキと破壊音が聞こえてきたり、おかしなことにマリセウスの両手が光って唸っているようにも見えてしまっている。強めの幻聴と幻覚なのはわかっているが、このままでは傷害の罪になってしまうのでヘルメスは必死に制止するのであった。
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