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私は知らないニャ☆
第四十七話 仲間の匂いと危険な香り
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「ふんす!私だってこう見えてソノノ村のお姉ちゃんでした!まだ何か役立つアイテムはあります!」「どーせまたよくわからない古風な物だろ?」「分かっていませんねぇ。次はコレですよ!」
「ハイウルフの魔石核か?カブラバーン人の時みたいに生き返らせるのは良いとして匂いはどうするんだ?仲間は6人だろ、この先にいるのは1人だ」「ハイウルフに頼る気はありませんよ?これを食べてっと」
掌程度の魔石核を砕いて貪る。魔力が高まり肉体が性質変化していく。嗅覚が異常に高まっていく、洞窟内の激臭が鼻に突き刺さるのを我慢して香りを辿る。
「この匂いはサナサナですね。匂いが滞留している方にドウクツモウドクツメトカゲの気配が沢山ある、ん?増えるたび消えていく」
「っ、もしかしたら争っている可能性が高いな。とっとと行くぞ!怪我したり死なれたら我が父様に踏み殺される」「でしたら私に乗ってください。四足歩行最速で向かいます!」
地面に手、元いい前足を付き背中にシュジョウを載せる。魔力を込めて走り出す。
「はやっヘイティア流石だな。けむくじゃらだとは思ったがケモノヒトモノドキだったとは驚きだが」「なんですか?!その怪しい名前は!私の種族は獣人ですよ?!」「そうなのか、人ってそんなに種類があったとは」
匂いの糸を辿る。嗅覚を視覚する特殊な魔術だが激臭は色が悪い、目にまで嫌な感覚を覚えさせるとは。
「ヘイティア止まれ。この先を曲がるとドウクツモウドクツメトカゲが沢山いる。いや、それよりヤバいのがある。ここまで近付かないと気付けないほど隠すのが上手いようだが、あれはなんだ?サナサナという者以外にもう1人とんでもない奴がいる!我らはその間合いに入ってしまったようだ」
「へっ?別にそんな気配私には分かりませんが。一応強さとか分かりますか?」「父様クラスかもしれない、いやこの隠蔽精度は父様以上」
ゆっくりと角を曲がり、先へ走っていくドウクツモウドクツメトカゲを見る。
「ちっ、不服だが行くしかない。ヘイティア!絶対に我から離れるなよ!」「はい!分かりました」
眼前にいるドウクツモウドクツメトカゲたちは私たちを無視して向こう側へと侵略を続けている。今が好機だ。
「行くぞヘイティア。我竜なれば人ならざる獣なり!」「分かりましたシュジョウ!簡易魔術-速度超過!」
シュジョウが私の上で両手の爪を振るう。ドウクツモウドクツメトカゲは無惨に斬り裂かれ、無機質な石の通路を紅く染め上げる。
「まずはイッピキィ!!次どんどん行くぞ!!」「はい!前進しまーす!!」
洞窟の通路に蔓延るドウクツモウドクツメトカゲを一掃しながら進むと開けた場所へ出た。どうやら私が最初に流れ着いた砂浜みたいになった場所があるようだ。
寝ていて動かないサナサナと、それを守るように刀を振るう古風な鎧を見に纏った人物?
「どうやらサナサナが無事だったのはあの鎧武者が守ってくれていたからですね!」「おい!ヘイティア近付くな。ソイツだ、ソイツが父様より危険なオーラを発するモノダ」
さかのぼること数時間前。ガーディアンズ第三十回目の会議、勇者一行が崖から転落したことを夢幻鐙戒神が告げた。正確にはメモだが。ダンジョン40階以降から様子が見れなくなっていたのだ。唯一行き来できるのはリンクを持つ夢幻鐙戒神とその配下クズオレノホロビトヌシ、サズケホロビトヌシだけ。
「状況を詳しく教えてもらえるかしら?」「安否はわかるがどんな状況か見えないと不安になるじゃろ」「イ、マハモン、ダイナイ?どういうことだ?おい!あ、消えやがった」「リンクがあっても行き来がつらいほどの場所と考えた方がよさそうじゃな。初めて奴が意思を出した」
見る手立てを失った、ガーディアンズ達は明らかに動揺をしている。魔王とオオカは顔を見合わせる。
「俺のミーヤに何かあったら……俺もダンジョンに降りる。任せろ!」「だめじゃ、ダンジョンは危険すぎる。今は夢幻鐙戒神に任せるしかない」「そうだなもどかしいが」
夢幻鐙戒神はメモを残してサナサナのもとへ現れた。かなり強力な結界が張られていて安堵するが、それと同時に現状の危うさを理解した。
いつだれが張ったものかわからない。だから刀を抜き常に警戒する。
寝ている少女は小さく声を出すが、目を覚まさない。それがいいことなのか悪いことなのかはわからない。
しばらく見ている、巫女のリンクで彼女の夢に入ってみようと試みるが、頑丈に守られているため入れない。
それからかなりの時間が経過した。突然強大な魔力が出現し結界が破られた。どうやら愛しき信徒の睡眠状態は結界の上に貼られていた結界により幻覚夢を見ているようだ。だが幸いなことに敵を寄せ付ける隔離結界はまだ残っている。
それからさらに時間経過した。ついに愛しき信徒を守る結界が崩落した。術者が意図的に解いた、実力は相応だろう。
それからもう一人いる、あれはガーディアンズのケモノシンとかいう大きな怖い獅子型獣人の配下だろう。向こうはいいが、一緒にいる方は危険だ。獣人は知恵が足りないと聞く、きっと騙されているに違いない。
ガーディアンズとして他の者が選定したスキル持ちも守るのがセオリーだろう。
む、何やつ。大きなトカゲがいる。これは危険だ、いざ夢幻鐙戒神。参ろうぞ!!!
「ハイウルフの魔石核か?カブラバーン人の時みたいに生き返らせるのは良いとして匂いはどうするんだ?仲間は6人だろ、この先にいるのは1人だ」「ハイウルフに頼る気はありませんよ?これを食べてっと」
掌程度の魔石核を砕いて貪る。魔力が高まり肉体が性質変化していく。嗅覚が異常に高まっていく、洞窟内の激臭が鼻に突き刺さるのを我慢して香りを辿る。
「この匂いはサナサナですね。匂いが滞留している方にドウクツモウドクツメトカゲの気配が沢山ある、ん?増えるたび消えていく」
「っ、もしかしたら争っている可能性が高いな。とっとと行くぞ!怪我したり死なれたら我が父様に踏み殺される」「でしたら私に乗ってください。四足歩行最速で向かいます!」
地面に手、元いい前足を付き背中にシュジョウを載せる。魔力を込めて走り出す。
「はやっヘイティア流石だな。けむくじゃらだとは思ったがケモノヒトモノドキだったとは驚きだが」「なんですか?!その怪しい名前は!私の種族は獣人ですよ?!」「そうなのか、人ってそんなに種類があったとは」
匂いの糸を辿る。嗅覚を視覚する特殊な魔術だが激臭は色が悪い、目にまで嫌な感覚を覚えさせるとは。
「ヘイティア止まれ。この先を曲がるとドウクツモウドクツメトカゲが沢山いる。いや、それよりヤバいのがある。ここまで近付かないと気付けないほど隠すのが上手いようだが、あれはなんだ?サナサナという者以外にもう1人とんでもない奴がいる!我らはその間合いに入ってしまったようだ」
「へっ?別にそんな気配私には分かりませんが。一応強さとか分かりますか?」「父様クラスかもしれない、いやこの隠蔽精度は父様以上」
ゆっくりと角を曲がり、先へ走っていくドウクツモウドクツメトカゲを見る。
「ちっ、不服だが行くしかない。ヘイティア!絶対に我から離れるなよ!」「はい!分かりました」
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「行くぞヘイティア。我竜なれば人ならざる獣なり!」「分かりましたシュジョウ!簡易魔術-速度超過!」
シュジョウが私の上で両手の爪を振るう。ドウクツモウドクツメトカゲは無惨に斬り裂かれ、無機質な石の通路を紅く染め上げる。
「まずはイッピキィ!!次どんどん行くぞ!!」「はい!前進しまーす!!」
洞窟の通路に蔓延るドウクツモウドクツメトカゲを一掃しながら進むと開けた場所へ出た。どうやら私が最初に流れ着いた砂浜みたいになった場所があるようだ。
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「状況を詳しく教えてもらえるかしら?」「安否はわかるがどんな状況か見えないと不安になるじゃろ」「イ、マハモン、ダイナイ?どういうことだ?おい!あ、消えやがった」「リンクがあっても行き来がつらいほどの場所と考えた方がよさそうじゃな。初めて奴が意思を出した」
見る手立てを失った、ガーディアンズ達は明らかに動揺をしている。魔王とオオカは顔を見合わせる。
「俺のミーヤに何かあったら……俺もダンジョンに降りる。任せろ!」「だめじゃ、ダンジョンは危険すぎる。今は夢幻鐙戒神に任せるしかない」「そうだなもどかしいが」
夢幻鐙戒神はメモを残してサナサナのもとへ現れた。かなり強力な結界が張られていて安堵するが、それと同時に現状の危うさを理解した。
いつだれが張ったものかわからない。だから刀を抜き常に警戒する。
寝ている少女は小さく声を出すが、目を覚まさない。それがいいことなのか悪いことなのかはわからない。
しばらく見ている、巫女のリンクで彼女の夢に入ってみようと試みるが、頑丈に守られているため入れない。
それからかなりの時間が経過した。突然強大な魔力が出現し結界が破られた。どうやら愛しき信徒の睡眠状態は結界の上に貼られていた結界により幻覚夢を見ているようだ。だが幸いなことに敵を寄せ付ける隔離結界はまだ残っている。
それからさらに時間経過した。ついに愛しき信徒を守る結界が崩落した。術者が意図的に解いた、実力は相応だろう。
それからもう一人いる、あれはガーディアンズのケモノシンとかいう大きな怖い獅子型獣人の配下だろう。向こうはいいが、一緒にいる方は危険だ。獣人は知恵が足りないと聞く、きっと騙されているに違いない。
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む、何やつ。大きなトカゲがいる。これは危険だ、いざ夢幻鐙戒神。参ろうぞ!!!
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【作者より、感謝を込めて】
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本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
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