私の中の日常が終わりを告げる

ライ

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選択の時偏

間違った選択肢

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私が駄々をこねた子供のような振る舞いをしていた時。
祖父は白く生えそろった白ひげを触りながら、何かを考えていた。
「ふむお前はどうしてそうまでして、私の後を継ぐのを拒否するのだ?」
祖父は地べたに転がる私をその金色の瞳で見つめながらそう聞きました。
どうして嫌かって?そんなのとてつもなくめんどくさそうだからに、きまっているじゃないか。
誰が好き好んで、知識も何も無いのに、旧家のようにバカでかい家の当主になるって言うんだ。
金持ちになれるからやりたいなんて、そんな考えは馬鹿のすることだ。
金持ちなんて、ドロドロでねっとりとした人間ばっかだ。
そうでない人間も確かにいるだろう。
でもそれはほんの一握りだけだ。
そんな人間とだましあいなんて御免被る。
私は祖父に洗いざらい自分の気持ちをぶちまけた。
これで祖父も諦めるだろう。
このような貧弱な考えの持ち主だったとはとか、言いながら私を追い返してくれるに違いない。
そう考えた私の判断は、特大の間違いだった。
「あははっその年でそこまで分析できるとは、やはり私の孫のようだ。くくっ」
祖父は大笑いしながらそう言って私の前に向かってきました。
その顔は私には、恐ろしい悪魔のように見えました。
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