私の中の日常が終わりを告げる

ライ

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当主偏

新当主誕生

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祖父との初対面からかれこれ、一年。
私は祖父の教育もあってか一年で当主に必要な知識のほとんどを習得し、早々に祖父からの太鼓判もあってか、祖父から私への代替わりが完了してしまった。
私はあえて言おう。
私の頭はどうなっている?と
確かに興味のあることについては、吸収が早いのは認めよう。
だか、一年で全ての知識を吸収するなどと誰が想像する?
当の本人ですら驚きの渦中にいるというのに。
まあ、お祖父様は分かっていたような顔をしていてムカついたが。
そんなこんなで大きな組織の新当主になるわけだが、ここで一つ問題が浮上した。
前当主であるお祖父様は私の当主就任を喜んでいるが、他の親族や組織の幹部連中の一部は、私のようなまだ幼い子供が当主になるのを拒んでいた。
そんな状況にありながらお祖父様は無理矢理私を当主に据えた。
私の能力はお祖父様のせいで、当主になっても問題ないくらいになってしまった。
(ナルシストでは断じてない)
その能力を知っている私と関わりの深いものたちは、私が当主になるのを喜んでいる。
だが、反対するもののほうが断然多かった。
つまり、私にとって居心地の悪い当主生活が始まるわけだ。
面倒くさいことになった。
ため息を吐きながらそう思った。
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