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王子はお嫁様にぞっこんです1
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数刻前のこと、王宮に古くから仕えている医師が僕にこう言った。
『マーガレット様は恋の痛みで泣いた訳です。』
『恋の痛み?なんだいそれ。』
『苦しい恋をしているのですよ。王子も女遊びは程々にしなければ。過ぎると本当にマーガレット様が病んでしまわれますから。』
『僕にそんな女はいない。』
『……。妻の心に別の男が居たとしても、許すのが男ですよ。叶わぬ恋ならマーガレット様は胸の内に秘めるお方。王族は政略結婚なのですからそのくらいは良くある事です。』
『全くもって余計なお世話だよ。マーガレットは僕の事をちゃんと愛しているはずだ。』
(毎夜『愛してる』と伝えるとそれは嬉しそうに、幸せそうに笑うしね。)
ー・だけど、確かにマーガレットは辺境伯を探していたし、そして辺境伯…。
あの時、微笑んだマーガレットに頬を朱く染めていた辺境伯の姿が癇に障ったのも事実だ。
思い出すだけで、心穏やかでいられない。
(…あんな状況はもう無いと思うけど。忠告だけはしておこうかな。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
そして現在、王子はマーガレットの口から指を抜くと、ちゅぽんと音がなる。
左手でマーガレットの後頭部を掴んで引き寄せ、まだ物欲しげにしている唇に深く口付けた。
右腕を腰に回して抱きしめながらマーガレットの舌にじゅるじゅると音を立てて吸い付けば、ビクビクと身体がわななく。
(これは、途中で止められないかな。)
「んふぅ…ちゅっ」
王子は口内を蹂躙されて可愛く鳴く愛しい人の声を聞きながら、先程唾液で濡れた右手を今度は下着の上から擦りつけると、マーガレットの下の口から溢れた液体が指に絡みつく。
「もうこんなにぐちょぐちょにして、どうして欲しい?」
下着の上から突起をシュッと何度も擦ると、マーガレットは湧き上がる熱にもどかしくなり耐えて小さく震えながらも、身を捩っている
「下着の中に手を入れて欲しい?」
マーガレットは物欲しそうな顔をして苦しそうに眉を切なく寄せているのに、首をふるふる横に振った。
すると、素直にならないマーガレットに王子は液体によって布が張り付き浮き出ていた突起をクニクニとコネ始めた。
「や…ん、やッやめて、くだ……」
マーガレットの声を聞いて、王子が手をとめると、
ホゥっと息を吐きながらも、発散されなかった熱が身体の中で激しく続きを求めゾクリと疼いている。
今まで当然のように与えられ続けてきた快楽を、身体が覚えているのだ。
「~…っすみませ…いじって、ください。」
「……。」
「直接、弄ってくださ…い。」
耐えきれずに強請ったマーガレットに王子は笑みを浮かべた。
「いい子だね、マーガレット。」
愛しさ溢れた王子は、下着をずらして長い指をツプリと入れると中にあるマーガレットの弱いツボをグリっと弄り始めた。
マーガレットは目尻に涙をためながら喘ぎ、一際大きな声をだす。
「んあっああぁっ」
再度口付けながら、2本の指で穴の中をグチュグチュとかき回す。回されるたびに弱い所に交互にコリっコリっと触れられて、身体が不規則に跳ねた。
「も、んあっ、だいじょ…です。あんっ。クリスっ…っやめてっ…あっ。ダメなんです。」
僕の名前に敬称をつける余裕もなく、そう叫びながらも腰を自ら動かしている事にも気付いていない彼女が愛しい。
「いやなの?本当にやめて良い?
もうこんなにぐちょぐちょで中身はひくついてるのに。」
わざと2本指を反対に動かして小さな穴をぬちゃっと音をさせながら広げて言うと、マーガレットは自分でもそこがヒクリと求めているのがよく分かる。
「ぁ…ぁあ…」と感じている己を恥じている声がして、それが王子の加虐心をくすぐった。
グチュグチュグチュと音を立て、マーガレットの弱いところを執拗に突きつづけながら、舌に吸い付くと。
マーガレットの身体がビクンビクンと激しく揺れた。
「……っあっぁああんッ!」
その瞬間、コルセットを抑えていた手の力は無くなり、ずり落ちたコルセットから薄ピンクの頂が露わになる。
果てたマーガレットはくたりと王子に身を預けた。
身体を持ち上げて王子の足を跨がされ、向かい合う態勢にされる。
「く、クリス殿下?これは…足が開いてしまって……」
片手で乳房を隠し、もじもじしながら、降りようとしてベッドに両膝をつくと、お尻を持ち上げられて、ズボンをくつろげた事で出てきた王子の熱を持った半身が、穴に当たる。
慌てたマーガレットは両手を王子の肩に置いて、離れようとすると、胸の先端をちゅうっと吸われてピクンと反応した。
その間にお尻にあてがわれていた王子の手が腰に移動して、押さえつけられ王子の熱い楔がマーガレットの中にゆっくりと侵入してくる。
「………っっ」
吸われた胸の先端はそのまま王子の口の中で舌に嬲られ
王子の大きく成長している物は、小さい入り口ながら、愛液の溢れ出るマーガレットの中に沈んでいき、蜜口を熱いものが押し広げてゆく。
最後まで隙間なく入った熱を持ち膣内を圧迫する塊に、フルフルと震えた。
(この体勢、いつもよりふか…い。)
「……っ……っ。」
マーガレットは感じないようにしようとしても、もう無理だった。
身体は正直に加え込んだ熱く反り返った楔をきゅうっと離すまいと締め付けて、形がより明確にわかる。
「……っはぁ。」王子の切なく漏れでた声に、余計膣の中はうねり、反応している。
室内にはパンパンと腰を打ち付ける音や愛液の絡まるグチュグチュという卑猥な音で満たされた。
下から突き上げられて、何度も数倍感じてしまう奥をゴンゴン突かれて全身が甘く痺れる。
「あっ、あっ、ああぁん。んぁあ…っ…。や……てんんっ」
マーガレットは心の中での葛藤が飛んでいきそうになるほど、目の前がチカチカしてくる。
『マーガレット様は恋の痛みで泣いた訳です。』
『恋の痛み?なんだいそれ。』
『苦しい恋をしているのですよ。王子も女遊びは程々にしなければ。過ぎると本当にマーガレット様が病んでしまわれますから。』
『僕にそんな女はいない。』
『……。妻の心に別の男が居たとしても、許すのが男ですよ。叶わぬ恋ならマーガレット様は胸の内に秘めるお方。王族は政略結婚なのですからそのくらいは良くある事です。』
『全くもって余計なお世話だよ。マーガレットは僕の事をちゃんと愛しているはずだ。』
(毎夜『愛してる』と伝えるとそれは嬉しそうに、幸せそうに笑うしね。)
ー・だけど、確かにマーガレットは辺境伯を探していたし、そして辺境伯…。
あの時、微笑んだマーガレットに頬を朱く染めていた辺境伯の姿が癇に障ったのも事実だ。
思い出すだけで、心穏やかでいられない。
(…あんな状況はもう無いと思うけど。忠告だけはしておこうかな。)
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そして現在、王子はマーガレットの口から指を抜くと、ちゅぽんと音がなる。
左手でマーガレットの後頭部を掴んで引き寄せ、まだ物欲しげにしている唇に深く口付けた。
右腕を腰に回して抱きしめながらマーガレットの舌にじゅるじゅると音を立てて吸い付けば、ビクビクと身体がわななく。
(これは、途中で止められないかな。)
「んふぅ…ちゅっ」
王子は口内を蹂躙されて可愛く鳴く愛しい人の声を聞きながら、先程唾液で濡れた右手を今度は下着の上から擦りつけると、マーガレットの下の口から溢れた液体が指に絡みつく。
「もうこんなにぐちょぐちょにして、どうして欲しい?」
下着の上から突起をシュッと何度も擦ると、マーガレットは湧き上がる熱にもどかしくなり耐えて小さく震えながらも、身を捩っている
「下着の中に手を入れて欲しい?」
マーガレットは物欲しそうな顔をして苦しそうに眉を切なく寄せているのに、首をふるふる横に振った。
すると、素直にならないマーガレットに王子は液体によって布が張り付き浮き出ていた突起をクニクニとコネ始めた。
「や…ん、やッやめて、くだ……」
マーガレットの声を聞いて、王子が手をとめると、
ホゥっと息を吐きながらも、発散されなかった熱が身体の中で激しく続きを求めゾクリと疼いている。
今まで当然のように与えられ続けてきた快楽を、身体が覚えているのだ。
「~…っすみませ…いじって、ください。」
「……。」
「直接、弄ってくださ…い。」
耐えきれずに強請ったマーガレットに王子は笑みを浮かべた。
「いい子だね、マーガレット。」
愛しさ溢れた王子は、下着をずらして長い指をツプリと入れると中にあるマーガレットの弱いツボをグリっと弄り始めた。
マーガレットは目尻に涙をためながら喘ぎ、一際大きな声をだす。
「んあっああぁっ」
再度口付けながら、2本の指で穴の中をグチュグチュとかき回す。回されるたびに弱い所に交互にコリっコリっと触れられて、身体が不規則に跳ねた。
「も、んあっ、だいじょ…です。あんっ。クリスっ…っやめてっ…あっ。ダメなんです。」
僕の名前に敬称をつける余裕もなく、そう叫びながらも腰を自ら動かしている事にも気付いていない彼女が愛しい。
「いやなの?本当にやめて良い?
もうこんなにぐちょぐちょで中身はひくついてるのに。」
わざと2本指を反対に動かして小さな穴をぬちゃっと音をさせながら広げて言うと、マーガレットは自分でもそこがヒクリと求めているのがよく分かる。
「ぁ…ぁあ…」と感じている己を恥じている声がして、それが王子の加虐心をくすぐった。
グチュグチュグチュと音を立て、マーガレットの弱いところを執拗に突きつづけながら、舌に吸い付くと。
マーガレットの身体がビクンビクンと激しく揺れた。
「……っあっぁああんッ!」
その瞬間、コルセットを抑えていた手の力は無くなり、ずり落ちたコルセットから薄ピンクの頂が露わになる。
果てたマーガレットはくたりと王子に身を預けた。
身体を持ち上げて王子の足を跨がされ、向かい合う態勢にされる。
「く、クリス殿下?これは…足が開いてしまって……」
片手で乳房を隠し、もじもじしながら、降りようとしてベッドに両膝をつくと、お尻を持ち上げられて、ズボンをくつろげた事で出てきた王子の熱を持った半身が、穴に当たる。
慌てたマーガレットは両手を王子の肩に置いて、離れようとすると、胸の先端をちゅうっと吸われてピクンと反応した。
その間にお尻にあてがわれていた王子の手が腰に移動して、押さえつけられ王子の熱い楔がマーガレットの中にゆっくりと侵入してくる。
「………っっ」
吸われた胸の先端はそのまま王子の口の中で舌に嬲られ
王子の大きく成長している物は、小さい入り口ながら、愛液の溢れ出るマーガレットの中に沈んでいき、蜜口を熱いものが押し広げてゆく。
最後まで隙間なく入った熱を持ち膣内を圧迫する塊に、フルフルと震えた。
(この体勢、いつもよりふか…い。)
「……っ……っ。」
マーガレットは感じないようにしようとしても、もう無理だった。
身体は正直に加え込んだ熱く反り返った楔をきゅうっと離すまいと締め付けて、形がより明確にわかる。
「……っはぁ。」王子の切なく漏れでた声に、余計膣の中はうねり、反応している。
室内にはパンパンと腰を打ち付ける音や愛液の絡まるグチュグチュという卑猥な音で満たされた。
下から突き上げられて、何度も数倍感じてしまう奥をゴンゴン突かれて全身が甘く痺れる。
「あっ、あっ、ああぁん。んぁあ…っ…。や……てんんっ」
マーガレットは心の中での葛藤が飛んでいきそうになるほど、目の前がチカチカしてくる。
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