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一章 番外編
書籍化記念番外編『憧れのシェーンハイト』※アルフレッド視点
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「アルフレッド。ほら、シェーンハイトが見えてきましたよ」
馬車に揺られながらうとうととしていた少年は、母親のその言葉に窓から身を乗り出すようにして外を見た。
冷涼な空気がアルフレッドの黒髪を揺らし、その丸い瞳にはシェーンハイトの強固な城壁が映る。
「わああ……っ、やっぱりめちゃくちゃかっこいいな!」
金色の双眸をきらきらと輝かせながら、アルフレッドは喜色に満ちた声をあげた。
アルフレッドはクロウリー伯爵家の次男であり、王都の生まれだ。
母のアルストロメリアがこのシェーンハイト辺境伯の妹であるため、夏になると毎年のように避暑を兼ねてこの地を訪ねている。
雪に覆われることの多い北方のシェーンハイトでは、夏は一年の中で最も気持ちのいい季節だ。
日照時間も長く、湿気もない程よい暑さが続く。
大地に葉が生い茂り、白一色だった世界が緑に変わる。光を反射して美しく輝く湖や川の澄みきった空の青さとの対比が最高に美しい季節だ。
母アルストロメリアの話によれば、アルフレッドが五歳の頃からずっとそうしているらしく、今年で六年目。アルフレッドは十一歳になった。
兄と父は今年は伯爵領に行くとのことで、今回は二人旅となった。
「ねえ母上。おれ、伯父上に稽古をつけてもらえるでしょうか……!?」
アルストロメリアの方を振り返った少年の瞳は期待に燃えていた。
伯父のウルズスは巨木のように体が大きく、強い。この世の誰よりも強いのではないかとアルフレッドは思っている。
将来、彼のように強い男になりたいと心から憧れる人物だ。
期待に胸を膨らませる息子に、アルストロメリアは優しく微笑んだ。
「ええ、兄さんはきっと喜んで手合わせをすると思いますよ。母の目から見ても、お前は立派な戦士になれると思いますから」
「本当ですか?」
「このまま鍛錬を怠らず、真っ直ぐにその道を突き進めばですが。出来ますか?」
母の言葉に、アルフレッドは自分の両手をじっと見つめた。今年から騎士団の見習いとして通い始めたところで、まだまだなことは分かっている。
でも、頑張ればあれほどまでに強くなれる未来があると母は言う。
「はい、鍛錬に励みます! 母上のことも、おれが守ります」
「まあ、それは楽しみですね。ふふ」
ギュッと拳を握りしめると、熱い気持ちがどんどんのアルフレッドの胸の奥底から湧き上がってくる。
息子のそんな様子を見て、向かいの席のアルストロメリアはじんわりと目を細めた。
◇◇◇
一年ぶりの夏のシェーンハイトは、相変わらずのどかで活気に満ちていた。
未だこの地で冬を越した事のないアルフレッドは、この気持ちのいい季節しか知らない。王都のように暑さで茹ることもなく、鍛錬にも最適だ。
「うむ、アルフレッドは筋がいいな!! よく身体が動いている」
「! 伯父上、ありがとうございます」
シェーンハイトの軍人たちに交ざって朝の鍛錬に励んでいたところ、後ろから来たウルズスに褒められてアルフレッドは元気に返事をする。
後で手合わせをしてもらう約束もしていて、ホクホクとした気持ちでいっぱいだ。
そんなアルフレッドの前を、道着姿の少女が通り過ぎた。
高い位置で一つ結びにした黒髪が揺れている。ぱっちりとした桃色の瞳に白い滑らかな頬、愛らしい容貌の彼女は、このシェーンハイト伯の娘であるクラウディアだ。
最近、シェーンハイト武道の最終関門を史上最年少で突破し、熊を倒してクマバッジを手に入れたらしい。武門最大級の栄誉だという。
「ではみなさま、よろしくお願いします」
鈴を鳴らすような声でそう言ったクラウディアは、軍人たちに向けてぺこりと頭を下げる。
アルフレッドの三歳年下であるクラウディアは八歳。背丈は大きいとはいえず、どちらかといえば小柄だ。現に目の前にいる軍の体格は彼女の一回りも二回りも大きい。
軍人たちの列から前に出てきたのは二人だった。どうやらこれから手合わせが始まるらしい。
八歳の少女の前に、大柄の軍人が二人。
とんでもない絵面だが、それでも少女は怯まず凛と前を向いている。
対峙する軍人の方が、どこか緊張した面持ちをしているように思え、場には張り詰めた空気が流れた。
「──アルフレッド、あれの動きをよく見ておれ」
「は、はいっ!」
アルフレッドの横にウルズスが立つ。
慌てて背筋を伸ばしたアルフレッドは、跳ねるような勢いで立ち上がるとその隣に並んだ。
あれというのはクラウディアの事だ。
元よりじっと見ていたのだが、アルフレッドは一層目に力を入れてクラウディアを見た。
「……では、参ります!」
その掛け声と共に、地面を蹴ってクラウディアは消えた──そう思ってしまうほど、素早く跳躍した。
注視していたおかげでギリギリその姿を捉えることができたが、相手はそうはいかなかったらしい。
次の瞬間にはクラウディアは彼らの後ろに回っていて、油断した膝裏に鋭い蹴りを入れて――……
あとはもう、クラウディアの独壇場だった。
息をする隙もないほどあっという間に、軍人二人をのしてしまったのだ。
「クラウディア……ますます強くなりましたね」
「ガハハ! そうであろう。あれの成長には舌を巻いておる!!」
アルフレッドが目を丸くしながら言うと、ウルズスはそう嬉しそうに笑いながら、アルフレッドの背をバシバシと叩く。痛い。
「お父さま、アルフにいさま!」
ボロボロの軍人にぺこりと礼をしたクラウディアが、二人の元へとぴょんと駆けてくる。
クラウディアの弾ける笑顔の眩しさに、アルフレッドは思わず真昼の太陽を見る時のように目を細めた。
「見てくださいましたか? どうでしたか?」
クラウディアは少しだけ息が上がっていて、頬は桃色に上気している。
「うむ。よい跳躍であった!」
「えへへ」
ぐりぐりと頭を撫でるウルズスに、クラウディアは嬉しそうな声をあげている。まるで熊と子兎のようであるが、確かに親子だ。
(強いな、クラウディアは)
きっと今手合わせを申し込んでも、この子には勝てないとアルフレッドは直感で分かった。
(それに……かわいいし……)
加えてこれである。絶対に勝てない。
まんまるの桃色の瞳と、ぱちりと目があった。彼女はそのままアルフレッドを見上げている。
今のアルフレッドの実力では、あの軍人ふたりを同時に倒すなんてことは出来ない。
「クラウディア、すっごくかっこよかった。おれもいっぱい鍛えて、みんなを守れるようになりたい」
口を開いたアルフレッドは、そのまま素直な気持ちを伝えた。
体格や性別をものともしない天賦の才。そして、彼女が毎日懸命に鍛錬に励んでいることも知っている。
「ありがとう、にいさま!」
アルフレッドの言葉に、クラウディアは花がほころぶように笑んだ。
「にいさまなら、絶対に強くなれますわ」
「そう……かな?」
「ええ。絶対です」
「大きくなったら、シェーンハイトに来い! バシバシ鍛えてやるぞ」
憧れの人と憧れの女の子。二人に言葉をかけられて、奮い立つ立つ気持ちが止まらない。
(いつか……いつか絶対に、シェーンハイトの軍に入りたい!)
いつか来るその日のために、王都に戻っても日々精進してゆこうとアルフレッド少年は心に誓ったのだった。
__________
ʕ•̫͡•ʕ*̫͡*ʕ•͓͡•ʔ-̫͡-ʕ•ʔ*̫͡*ʔ-̫͡-ʔʕ•̫͡•ʕ*̫͡*ʕ•͓͡•
本日、書籍の出荷日となりました。
電子書籍はもう配信開始されています。
番外編として、アルフレッド少年の決意をお送りします…!!!!
本編も続きを徐々に書いていきますね。
いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。ミズメ
馬車に揺られながらうとうととしていた少年は、母親のその言葉に窓から身を乗り出すようにして外を見た。
冷涼な空気がアルフレッドの黒髪を揺らし、その丸い瞳にはシェーンハイトの強固な城壁が映る。
「わああ……っ、やっぱりめちゃくちゃかっこいいな!」
金色の双眸をきらきらと輝かせながら、アルフレッドは喜色に満ちた声をあげた。
アルフレッドはクロウリー伯爵家の次男であり、王都の生まれだ。
母のアルストロメリアがこのシェーンハイト辺境伯の妹であるため、夏になると毎年のように避暑を兼ねてこの地を訪ねている。
雪に覆われることの多い北方のシェーンハイトでは、夏は一年の中で最も気持ちのいい季節だ。
日照時間も長く、湿気もない程よい暑さが続く。
大地に葉が生い茂り、白一色だった世界が緑に変わる。光を反射して美しく輝く湖や川の澄みきった空の青さとの対比が最高に美しい季節だ。
母アルストロメリアの話によれば、アルフレッドが五歳の頃からずっとそうしているらしく、今年で六年目。アルフレッドは十一歳になった。
兄と父は今年は伯爵領に行くとのことで、今回は二人旅となった。
「ねえ母上。おれ、伯父上に稽古をつけてもらえるでしょうか……!?」
アルストロメリアの方を振り返った少年の瞳は期待に燃えていた。
伯父のウルズスは巨木のように体が大きく、強い。この世の誰よりも強いのではないかとアルフレッドは思っている。
将来、彼のように強い男になりたいと心から憧れる人物だ。
期待に胸を膨らませる息子に、アルストロメリアは優しく微笑んだ。
「ええ、兄さんはきっと喜んで手合わせをすると思いますよ。母の目から見ても、お前は立派な戦士になれると思いますから」
「本当ですか?」
「このまま鍛錬を怠らず、真っ直ぐにその道を突き進めばですが。出来ますか?」
母の言葉に、アルフレッドは自分の両手をじっと見つめた。今年から騎士団の見習いとして通い始めたところで、まだまだなことは分かっている。
でも、頑張ればあれほどまでに強くなれる未来があると母は言う。
「はい、鍛錬に励みます! 母上のことも、おれが守ります」
「まあ、それは楽しみですね。ふふ」
ギュッと拳を握りしめると、熱い気持ちがどんどんのアルフレッドの胸の奥底から湧き上がってくる。
息子のそんな様子を見て、向かいの席のアルストロメリアはじんわりと目を細めた。
◇◇◇
一年ぶりの夏のシェーンハイトは、相変わらずのどかで活気に満ちていた。
未だこの地で冬を越した事のないアルフレッドは、この気持ちのいい季節しか知らない。王都のように暑さで茹ることもなく、鍛錬にも最適だ。
「うむ、アルフレッドは筋がいいな!! よく身体が動いている」
「! 伯父上、ありがとうございます」
シェーンハイトの軍人たちに交ざって朝の鍛錬に励んでいたところ、後ろから来たウルズスに褒められてアルフレッドは元気に返事をする。
後で手合わせをしてもらう約束もしていて、ホクホクとした気持ちでいっぱいだ。
そんなアルフレッドの前を、道着姿の少女が通り過ぎた。
高い位置で一つ結びにした黒髪が揺れている。ぱっちりとした桃色の瞳に白い滑らかな頬、愛らしい容貌の彼女は、このシェーンハイト伯の娘であるクラウディアだ。
最近、シェーンハイト武道の最終関門を史上最年少で突破し、熊を倒してクマバッジを手に入れたらしい。武門最大級の栄誉だという。
「ではみなさま、よろしくお願いします」
鈴を鳴らすような声でそう言ったクラウディアは、軍人たちに向けてぺこりと頭を下げる。
アルフレッドの三歳年下であるクラウディアは八歳。背丈は大きいとはいえず、どちらかといえば小柄だ。現に目の前にいる軍の体格は彼女の一回りも二回りも大きい。
軍人たちの列から前に出てきたのは二人だった。どうやらこれから手合わせが始まるらしい。
八歳の少女の前に、大柄の軍人が二人。
とんでもない絵面だが、それでも少女は怯まず凛と前を向いている。
対峙する軍人の方が、どこか緊張した面持ちをしているように思え、場には張り詰めた空気が流れた。
「──アルフレッド、あれの動きをよく見ておれ」
「は、はいっ!」
アルフレッドの横にウルズスが立つ。
慌てて背筋を伸ばしたアルフレッドは、跳ねるような勢いで立ち上がるとその隣に並んだ。
あれというのはクラウディアの事だ。
元よりじっと見ていたのだが、アルフレッドは一層目に力を入れてクラウディアを見た。
「……では、参ります!」
その掛け声と共に、地面を蹴ってクラウディアは消えた──そう思ってしまうほど、素早く跳躍した。
注視していたおかげでギリギリその姿を捉えることができたが、相手はそうはいかなかったらしい。
次の瞬間にはクラウディアは彼らの後ろに回っていて、油断した膝裏に鋭い蹴りを入れて――……
あとはもう、クラウディアの独壇場だった。
息をする隙もないほどあっという間に、軍人二人をのしてしまったのだ。
「クラウディア……ますます強くなりましたね」
「ガハハ! そうであろう。あれの成長には舌を巻いておる!!」
アルフレッドが目を丸くしながら言うと、ウルズスはそう嬉しそうに笑いながら、アルフレッドの背をバシバシと叩く。痛い。
「お父さま、アルフにいさま!」
ボロボロの軍人にぺこりと礼をしたクラウディアが、二人の元へとぴょんと駆けてくる。
クラウディアの弾ける笑顔の眩しさに、アルフレッドは思わず真昼の太陽を見る時のように目を細めた。
「見てくださいましたか? どうでしたか?」
クラウディアは少しだけ息が上がっていて、頬は桃色に上気している。
「うむ。よい跳躍であった!」
「えへへ」
ぐりぐりと頭を撫でるウルズスに、クラウディアは嬉しそうな声をあげている。まるで熊と子兎のようであるが、確かに親子だ。
(強いな、クラウディアは)
きっと今手合わせを申し込んでも、この子には勝てないとアルフレッドは直感で分かった。
(それに……かわいいし……)
加えてこれである。絶対に勝てない。
まんまるの桃色の瞳と、ぱちりと目があった。彼女はそのままアルフレッドを見上げている。
今のアルフレッドの実力では、あの軍人ふたりを同時に倒すなんてことは出来ない。
「クラウディア、すっごくかっこよかった。おれもいっぱい鍛えて、みんなを守れるようになりたい」
口を開いたアルフレッドは、そのまま素直な気持ちを伝えた。
体格や性別をものともしない天賦の才。そして、彼女が毎日懸命に鍛錬に励んでいることも知っている。
「ありがとう、にいさま!」
アルフレッドの言葉に、クラウディアは花がほころぶように笑んだ。
「にいさまなら、絶対に強くなれますわ」
「そう……かな?」
「ええ。絶対です」
「大きくなったら、シェーンハイトに来い! バシバシ鍛えてやるぞ」
憧れの人と憧れの女の子。二人に言葉をかけられて、奮い立つ立つ気持ちが止まらない。
(いつか……いつか絶対に、シェーンハイトの軍に入りたい!)
いつか来るその日のために、王都に戻っても日々精進してゆこうとアルフレッド少年は心に誓ったのだった。
__________
ʕ•̫͡•ʕ*̫͡*ʕ•͓͡•ʔ-̫͡-ʕ•ʔ*̫͡*ʔ-̫͡-ʔʕ•̫͡•ʕ*̫͡*ʕ•͓͡•
本日、書籍の出荷日となりました。
電子書籍はもう配信開始されています。
番外編として、アルフレッド少年の決意をお送りします…!!!!
本編も続きを徐々に書いていきますね。
いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。ミズメ
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確かに冬支度は手間のかかる仕事ですもんね。しかし人妻になっても姫様と呼ばれるクラウディアは領民からしたらずっと姫様なのか🤭ご飯のあとには、2人仲良く仕事をして周りをほっこりさせるんでしょうね💕
感想ありがとうございます〜!!!
めちゃくちゃ久しぶりになってしまい申し訳ありません…すぐ感想いただけてとっても嬉しかったです😭😭😭頑張ります〜!
感想ありがとうございます。
いろいろとご意見もあるかと思いますが、私なりの考えがあって展開しておりますのでご容赦くださいませ。描写を省いた部分など、イライラさせてしまう流れになってしまった点について今後の参考にさせていただきます!ありがとうございます。