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3章 いざ王都へ
幕間 王太子の憂鬱 ~ユーリウスside3~
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◇
サーシャに似た人物に会うことができないまま、その日は城へ帰った。
翌日、例の客人が来るということで少しでも会えないか、顔だけでも確認できないかと思い、いけないことだとわかりつつも二人が案内された貴賓室にアルバート共に向かう。
案内した者から、父上の客人が黒いローブの男性と白いローブの女性と聞き、昨日会えなかった二人ではないかと予想した。
中を覗くことができないか、アルバートがドアに張り付いているときに、彼が急にドアを開け放ち突入してしまった。いったい何をやってるんだっ!!
「きっ、貴様ら!こんな、白昼堂々、くっ、く・・・口づけをし、し、し・・・昨日だってっ・・・」
口づけ・・・?アルバートが何を言いたいのかはわからないが、単語からこの部屋で二人は口づけをしようとしていたのかと推測する。
昨日のことと言い、この二人には節度というものはないのか?ここは王城だぞ?!
「俺達は王の貴賓として呼ばれてここで待っているだけだが、主らは誰だ?」
「アルバート、君が話すと場が混乱するだけだから少し黙っていてくれ。
申し訳ない、客人の方々。私はこの国の王太子、ユーリウス=ルド=ガルドニアです。」
声をかけてきた男性は、漆黒の長い黒髪をしたエルフだった。
黒髪は魔力が高く、不幸の象徴とも呼ばれており、対面したのは初めてだが見れば見るほど恐ろしい。
一緒にいた女性はこの男性に抱きかかえられており顔が見えない。
「この国の王太子が俺達に何の用だ?・・・昨日からうっとおしくて仕方なかったぞ」
「貴様っ」
「アル!!」
「っ、申し訳、ありません・・・」
「昨日から貴殿らへの非礼、申し訳ない」
「別にこちらは謝罪を要求していない。なぜ俺達に付きまとう」
「・・・それは、貴殿の連れの女性が・・・俺の知り合いに似ていて・・・」
「ほぅ、似ているだけで付きまとうのか。ずいぶんとご執心だな、その知り合いとやらに」
昨日のドレスショップのオーナーと言い、弟であるという目の前の男性と言い、王族に対しての態度が不敬すぎではないか?アルが口を出すとややこしいので止めたが、いい加減裁いた方がいいような気がする。
「元婚約者で・・・大事な人、だったのです。今はもう会えませんが・・・」
「「?!」」
相手が驚いているのが見える。
そして、抱きかかえられている彼女とようやく目が合った。
「・・・ユーリ・・・殿下・・・」
「・・・サー、シャ?」
彼女の訳がないと思っていたのに、目の前の女性は、オレの愛称を呼んだ。サーシャと同じように・・・。
「っ!!!!」
「!!」
「サーヤ!!」
彼女がいきなり頭を抱えて苦しみ始めた。
黒髪の男性が何度呼び掛けても応える様子がない。どうした?何があった?
彼女は本当にサーシャなのか??
どれくらいそうしていたのか、彼女が何かを呟き始めた。
「・・・ゃ、いやっ・・・あ、あぁ、や、助、けて・・・」
「っ、サーヤ?!」
「・・・大丈夫か?」
再び彼女と目が合い、心配になってそばに近づいた。
だが・・・-
「や、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!来ないでぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「サーヤ!!!」
「・・・サー、シャ?」
彼女はより錯乱状態となってしまった。どうして?オレと目が合ったから?
オレが以前彼女に取り返しのつかない酷い事をしてしまったから・・・?
「ちっ、魔力暴走かっ・・・」
「やぁぁぁっ、ん、んん~~~~~~」
魔力暴走?そんな、こんな室内で魔力暴走なんて・・・
黒髪の男性が舌打ちをしながらいきなり彼女に口づけた。は?なぜ今そんなことを??!!
「んっ、んぁっ・・・エ、ふぁっ・・・んんんっ」
少々艶っぽい声にドキッとしながらも、彼女はだんだん落ち着いてきたようだ。
目の前で見せられた二人の長い口づけがようやく終わったころ、おれは恐る恐る声をかけた。
「・・・あ、の・・・」
「お前は“元婚約者”と言ったな。なぜ今になってこいつに会おうと接触してきた。」
「それは、ひどい事をしてしまったと・・・謝罪を・・・」
「こいつは、俺に会う前の記憶を失っている。
それでも、お前からの謝罪を望んでいると思うのか?」
「!!」
「髪色を変えているが、こいつは確かにお前の元婚約者かもしれない。だが、こいつの反応はどうだ?
お前の顔を見て喜んだか?むしろフラッシュバックにより魔力暴走を起こして死にかけるくらいお前を拒否したぞ。・・・余程のことをされたんだろうな」
「っ!!」
改めて、オレが彼女にしてしまったことの重大さを痛感する。
記憶を失っている・・・?それだけショックなことがあったということだ。しかも、魔力暴走を起こしてまで拒否・・・。
オレが彼女の謝罪をしたいという気持ちは間違っているんだろうか・・・。
オレがショックで呆然としている間、突如空間が歪んでナニカがここに来たようだった。
アルバートが反応してオレを護るようにしているが、正直今の俺にはそれどころではなかった。
「ままっ!サーヤまま!!だいじょうぶ??!!」
は?まま??
「サーヤ、まま?・・・え?」
「エルぱぱ、サーヤまま、だいじょうぶ?」
「サーヤは今魔力暴走を起こして疲労と魔力不足でこの状態だ。ミナト、癒しを与えてやれ」
「あいっ!」
急にあらわれた水色の髪の美少女とエメラルドグリーンの長い髪をした中世的な男性。
見た目と言い魔力と言いどこか人間離れしている気がする。
美少女がサーシャに何かを飲ませてからこちらに向かってきた。
「サーヤままに、ひどいことしたの、お前?」
「キミは、サーシャの・・・」
「さっき、サーヤまま、すっごくくるしいって、こころ、しんじゃいそうだった」
「・・・っ」
「・・・サーヤまま、きずつけるの、ゆる、さない・・・」
心が、死んでしまいそうだった・・・?そんなに・・・
「おまえら、いらない・・・きえて。」
「「!!??」」
感傷に浸る間もなく、目の前の殺気とこの部屋・・・いや、へたすれば城まで吹っ飛ぶんじゃないかという攻撃魔法を、至近距離で自分よりも遥かに小さな子供から向けられる。
不気味さにも似た途方もない恐怖で声すらも出なかった。
「ダメだよっ!やめなさい、ミナトちゃん!!」
「いやっ!こいつら、サーヤままに、ひどいこと・・・」
「こらこらこら!”こいつら”だなんて、可愛い女の子が言う言葉じゃありませんっ!ダメです!!
それに、そんなどうでもいい人達を殺して、ミナトちゃんが人殺しになる方があたしはもっとイヤだよ!!!」
「だって、まま、きずつけた・・・」
「あたしが傷ついたと思ったなら、さっきみたいにミナトちゃんに癒して欲しい。
そんな人達放っておいて、いつもみたいにあたしにぎゅってして!
あたしは今、ものすごーく傷ついてるから大好きなミナトちゃんにぎゅってして欲しいの!
お願い、ミナトちゃん!!」
「!!・・・っまま、サーヤままぁぁぁ!!ぎゅ~~」
回復した彼女が少女を説得して難を逃れたものの、「どうでもいい人達」とか「そんな人達放っておいて」とか、所々ショックなことを言われてしまい、別の意味で言葉がでない。
「うゎ・・・強大な魔力を感じると思って来てみたら・・・なんだい、この状況。
いったい何があったんだい?」
強大な魔力を感じたからだろう。王である父上自らがこの部屋にきてしまった。
「父上」
「陛下」
呆然と立ちすくむ中、黒髪の男性が父上にとっての大事な客人であることがわかり、自分がその客人に対し大変失礼なことをしてしまったことも自覚する。
でも、父上の客人の連れの女性は間違いなくサーシャだ、それだけは確信した。
「さて、部外者は退席願おうか。ユーリ、アルバート」
「っ、部外者・・・ですか?オレっ、私は・・・」
「あぁ、部外者だよ。このお嬢さんがサーシャ嬢であったとしてもなかったとしても、すでに婚約者でもなんでもないお前は部外者だ。これは公務ではなく、オレ個人の客人であって、お前にはまったく関係がない。
わかったら早く出て行って、側近の再教育でもしていなさい。
随分と迷惑をかけたようだからね・・・」
「は、はい。では失礼します」
サーシャであったとしても、なかったとしても・・・か。
確かに彼女はもうオレの婚約者ではないので関係ないと言われればそれまでだ。
サーシャに対しての過ちをあれだけ叱った父上が、ここまでオレを部外者と言い張るのは、「もう彼女と関わるな」とも言われているようだった。
サーシャに似た人物に会うことができないまま、その日は城へ帰った。
翌日、例の客人が来るということで少しでも会えないか、顔だけでも確認できないかと思い、いけないことだとわかりつつも二人が案内された貴賓室にアルバート共に向かう。
案内した者から、父上の客人が黒いローブの男性と白いローブの女性と聞き、昨日会えなかった二人ではないかと予想した。
中を覗くことができないか、アルバートがドアに張り付いているときに、彼が急にドアを開け放ち突入してしまった。いったい何をやってるんだっ!!
「きっ、貴様ら!こんな、白昼堂々、くっ、く・・・口づけをし、し、し・・・昨日だってっ・・・」
口づけ・・・?アルバートが何を言いたいのかはわからないが、単語からこの部屋で二人は口づけをしようとしていたのかと推測する。
昨日のことと言い、この二人には節度というものはないのか?ここは王城だぞ?!
「俺達は王の貴賓として呼ばれてここで待っているだけだが、主らは誰だ?」
「アルバート、君が話すと場が混乱するだけだから少し黙っていてくれ。
申し訳ない、客人の方々。私はこの国の王太子、ユーリウス=ルド=ガルドニアです。」
声をかけてきた男性は、漆黒の長い黒髪をしたエルフだった。
黒髪は魔力が高く、不幸の象徴とも呼ばれており、対面したのは初めてだが見れば見るほど恐ろしい。
一緒にいた女性はこの男性に抱きかかえられており顔が見えない。
「この国の王太子が俺達に何の用だ?・・・昨日からうっとおしくて仕方なかったぞ」
「貴様っ」
「アル!!」
「っ、申し訳、ありません・・・」
「昨日から貴殿らへの非礼、申し訳ない」
「別にこちらは謝罪を要求していない。なぜ俺達に付きまとう」
「・・・それは、貴殿の連れの女性が・・・俺の知り合いに似ていて・・・」
「ほぅ、似ているだけで付きまとうのか。ずいぶんとご執心だな、その知り合いとやらに」
昨日のドレスショップのオーナーと言い、弟であるという目の前の男性と言い、王族に対しての態度が不敬すぎではないか?アルが口を出すとややこしいので止めたが、いい加減裁いた方がいいような気がする。
「元婚約者で・・・大事な人、だったのです。今はもう会えませんが・・・」
「「?!」」
相手が驚いているのが見える。
そして、抱きかかえられている彼女とようやく目が合った。
「・・・ユーリ・・・殿下・・・」
「・・・サー、シャ?」
彼女の訳がないと思っていたのに、目の前の女性は、オレの愛称を呼んだ。サーシャと同じように・・・。
「っ!!!!」
「!!」
「サーヤ!!」
彼女がいきなり頭を抱えて苦しみ始めた。
黒髪の男性が何度呼び掛けても応える様子がない。どうした?何があった?
彼女は本当にサーシャなのか??
どれくらいそうしていたのか、彼女が何かを呟き始めた。
「・・・ゃ、いやっ・・・あ、あぁ、や、助、けて・・・」
「っ、サーヤ?!」
「・・・大丈夫か?」
再び彼女と目が合い、心配になってそばに近づいた。
だが・・・-
「や、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!来ないでぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「サーヤ!!!」
「・・・サー、シャ?」
彼女はより錯乱状態となってしまった。どうして?オレと目が合ったから?
オレが以前彼女に取り返しのつかない酷い事をしてしまったから・・・?
「ちっ、魔力暴走かっ・・・」
「やぁぁぁっ、ん、んん~~~~~~」
魔力暴走?そんな、こんな室内で魔力暴走なんて・・・
黒髪の男性が舌打ちをしながらいきなり彼女に口づけた。は?なぜ今そんなことを??!!
「んっ、んぁっ・・・エ、ふぁっ・・・んんんっ」
少々艶っぽい声にドキッとしながらも、彼女はだんだん落ち着いてきたようだ。
目の前で見せられた二人の長い口づけがようやく終わったころ、おれは恐る恐る声をかけた。
「・・・あ、の・・・」
「お前は“元婚約者”と言ったな。なぜ今になってこいつに会おうと接触してきた。」
「それは、ひどい事をしてしまったと・・・謝罪を・・・」
「こいつは、俺に会う前の記憶を失っている。
それでも、お前からの謝罪を望んでいると思うのか?」
「!!」
「髪色を変えているが、こいつは確かにお前の元婚約者かもしれない。だが、こいつの反応はどうだ?
お前の顔を見て喜んだか?むしろフラッシュバックにより魔力暴走を起こして死にかけるくらいお前を拒否したぞ。・・・余程のことをされたんだろうな」
「っ!!」
改めて、オレが彼女にしてしまったことの重大さを痛感する。
記憶を失っている・・・?それだけショックなことがあったということだ。しかも、魔力暴走を起こしてまで拒否・・・。
オレが彼女の謝罪をしたいという気持ちは間違っているんだろうか・・・。
オレがショックで呆然としている間、突如空間が歪んでナニカがここに来たようだった。
アルバートが反応してオレを護るようにしているが、正直今の俺にはそれどころではなかった。
「ままっ!サーヤまま!!だいじょうぶ??!!」
は?まま??
「サーヤ、まま?・・・え?」
「エルぱぱ、サーヤまま、だいじょうぶ?」
「サーヤは今魔力暴走を起こして疲労と魔力不足でこの状態だ。ミナト、癒しを与えてやれ」
「あいっ!」
急にあらわれた水色の髪の美少女とエメラルドグリーンの長い髪をした中世的な男性。
見た目と言い魔力と言いどこか人間離れしている気がする。
美少女がサーシャに何かを飲ませてからこちらに向かってきた。
「サーヤままに、ひどいことしたの、お前?」
「キミは、サーシャの・・・」
「さっき、サーヤまま、すっごくくるしいって、こころ、しんじゃいそうだった」
「・・・っ」
「・・・サーヤまま、きずつけるの、ゆる、さない・・・」
心が、死んでしまいそうだった・・・?そんなに・・・
「おまえら、いらない・・・きえて。」
「「!!??」」
感傷に浸る間もなく、目の前の殺気とこの部屋・・・いや、へたすれば城まで吹っ飛ぶんじゃないかという攻撃魔法を、至近距離で自分よりも遥かに小さな子供から向けられる。
不気味さにも似た途方もない恐怖で声すらも出なかった。
「ダメだよっ!やめなさい、ミナトちゃん!!」
「いやっ!こいつら、サーヤままに、ひどいこと・・・」
「こらこらこら!”こいつら”だなんて、可愛い女の子が言う言葉じゃありませんっ!ダメです!!
それに、そんなどうでもいい人達を殺して、ミナトちゃんが人殺しになる方があたしはもっとイヤだよ!!!」
「だって、まま、きずつけた・・・」
「あたしが傷ついたと思ったなら、さっきみたいにミナトちゃんに癒して欲しい。
そんな人達放っておいて、いつもみたいにあたしにぎゅってして!
あたしは今、ものすごーく傷ついてるから大好きなミナトちゃんにぎゅってして欲しいの!
お願い、ミナトちゃん!!」
「!!・・・っまま、サーヤままぁぁぁ!!ぎゅ~~」
回復した彼女が少女を説得して難を逃れたものの、「どうでもいい人達」とか「そんな人達放っておいて」とか、所々ショックなことを言われてしまい、別の意味で言葉がでない。
「うゎ・・・強大な魔力を感じると思って来てみたら・・・なんだい、この状況。
いったい何があったんだい?」
強大な魔力を感じたからだろう。王である父上自らがこの部屋にきてしまった。
「父上」
「陛下」
呆然と立ちすくむ中、黒髪の男性が父上にとっての大事な客人であることがわかり、自分がその客人に対し大変失礼なことをしてしまったことも自覚する。
でも、父上の客人の連れの女性は間違いなくサーシャだ、それだけは確信した。
「さて、部外者は退席願おうか。ユーリ、アルバート」
「っ、部外者・・・ですか?オレっ、私は・・・」
「あぁ、部外者だよ。このお嬢さんがサーシャ嬢であったとしてもなかったとしても、すでに婚約者でもなんでもないお前は部外者だ。これは公務ではなく、オレ個人の客人であって、お前にはまったく関係がない。
わかったら早く出て行って、側近の再教育でもしていなさい。
随分と迷惑をかけたようだからね・・・」
「は、はい。では失礼します」
サーシャであったとしても、なかったとしても・・・か。
確かに彼女はもうオレの婚約者ではないので関係ないと言われればそれまでだ。
サーシャに対しての過ちをあれだけ叱った父上が、ここまでオレを部外者と言い張るのは、「もう彼女と関わるな」とも言われているようだった。
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