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9章 帰郷!エルフの里へ ~悪戦苦闘の子育て編~
お家で暮らそう ~初めてのお出かけとお友達2~
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◇
「お久しぶりです。本日はご足労いただきありがとうございます」
「お久しぶりですわ。お互い無事に元気な子が産まれて嬉しい限りですわね」
応接室に通されると、屋敷の主人であるシュナイゼルさんと娘さんを抱っこしたレミールさんが、あたし達を出迎えてくれた。
「こちらこそ、招待していただきありがとうございます。わぁ・・・娘さん、可愛いですね」
「ふふっ、ルミエールと申しますの。そちらは男女の双子ですわよね?」
「あぁ、兄がレオン、妹がサクラだ」
「まぁ、素敵な名前ですわね」
「男女の双子とは賑やかで良いですね」
娘のルミエールちゃんは、レミールさんのパステルピンクの髪色と、シュナイゼルさんの淡いグレーの瞳を引き継いでいて、パッチリお目目の可愛らしい女の子だった。
お互い授乳中という事もあり、応接室内に授乳スペースを用意してくれているのはありがたい。
「お互いまだ子が小さいから、あまり長居しない方が良いだろう。サーヤ、デザインはこの中か?」
「うん。そのスケッチブックだよ」
「セバスチャン、僕達にはアールグレイを。連れの方々には好きなジュースと茶菓子を選んでいただくように」
「かしこまりました」
レミールさんもルミエールちゃんをベビーベッドに寝かせ、少しの間だけミナトちゃん達とメイドさんに赤ちゃんをお願いし、あたし達はテーブルの上にデザイン画を広げてさっそく話し合いをした。
「まぁまぁっ、素敵なデザインばかりですわね!」
「今付けているのが、以前素材を提供させていただいた試作品ですか?」
「あぁ、俺が作ったモノだ」
あたしのリクエストで結婚指輪はピンクゴールドの指輪になった。
エルの指輪は、あたしの指輪と同じように優雅な曲線を描いたデザインで、白銀の指輪の中央部分だけラインを引くようにピンクゴールドに切り替わっていて、中央に虹色の石を1つだけ埋め込み、指輪の内側に互いのイニシャルを刻印している。
・・・でも、一度つけると外れないので外すことはできない。
「すみません。一度つけると外せない仕様なんです・・・」
「・・・自分で作ったのでいろいろ仕込んでしまった」
「ふふっ、結婚指輪が旦那様の手作りだなんて素敵ですわね」
「おぉ、この土台はミスリルですか?!まさか金とこのように組み合わせるとは・・・え?この虹色の石はもしや・・・」
「俺が元々持っている素材や魔石も多少使っているが、俺は仕事であろうが他人のために同じような指輪を作るつもりはない」
「そ、そうですか・・・それは残念です」
多少どころかふんだんに自分の持っているとっておきの素材や、あたしも知らない魔法付与がいくつもされているとはとても言えない・・・
確かにエルの作るモノは前にもらったブレスレットやネックレス、指輪もすべてすごく素敵なデザインだけど、いろんな効果が付与された魔道具でもある。あたしへのプレゼントは自分から作ってくれたのに、他の人には作らないというのが改めて特別なんだと実感してすごく嬉しい。
・・・今夜双子が眠ったら、改めてお礼しようかな。
結局あたしとエルの結婚指輪は特殊過ぎて広告にならないので、レミールさん達は自分達を広告塔にする意味も兼ねて、あたしの考えたデザインから結婚指輪を選び作ることにした。
もちろんオーダーメイドの件も採用され、どんなものが良いかイメージを持ち込みしてもらい作成可否を職人と話し合ってもらう。その際の仲介や仲介役の手配はもちろんシュナイゼルさんかレミールさんにお願いした。
どうしてもオーダーメイドでデザインを考えて欲しい人は時間をもらい、あたしがその指輪を見せてもらってデザインを考える方向となった。
そろそろ話し合いを終えて、そろそろお互いの子供達の元へ行こうと思った時、メイドさんの悲鳴が応接室に響き渡った。
「きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」
「「「「!!!!」」」」
メイドさんの声にすぐさま反応したのは4人。
まず家令であるセバスチャンさんが、ルミエールちゃんを守るように立ちはだかり、それに対峙するようにミナトちゃんとカイトくん、そして今まで姿を隠して護衛していたベルナートさんが向き合っている。
そして、対峙しているピリピリとした緊張感を台無しにしているのが、ふわふわと宙を浮いている可愛らしい人形やおもちゃたち・・・犯人は言わずと知れた双子達だ。
「・・・貴殿は何者ですかな?いつからこの部屋に?」
「俺はサーヤ達の護衛だ。ずっとこの部屋にいた」
「べーたん、ぷっちんなの?」
「ミナト、レオンやサクラの前ではダメだよ」
いやいやいや、皆ちょっと待って!!
そもそもこうなったのは、双子の魔法にメイドさんが驚いただけなの!!!
セバスチャンさんは敵でも何でもないからぁぁぁぁっ!!!!!
「こらこらっ!ここはあたし達を招待してくれた人様のお家であって、悪い人達じゃないの!!」
「でもサーヤ・・・コイツ、できる・・・!」
「ふぉっふぉっ、私もまだまだ若い者には負けませんよ」
「ふむ、確かに年齢の割にはなかなかやるようだな」
「エルまで何言ってるの??!!ちょっと、止めようよ!!!」
「ははっ、セバスチャンは先代から我が家の護衛兼家令だからね。エリュシオン殿の護衛とどっちが強いかな?」
「ふっ、駄犬。勝ったら“褒美”をやるぞ」
「!!・・・俺、頑張る!サーヤ、見てて!!」
・・・なんか展開がおかしい。どうしてこうなった??
レミールさんも何か言って・・・あ、なんか諦めたような半目になってる。
不謹慎だけど、あたしはこれからもレミールさんと仲良くやっていける気がしてきた。
さて、ちゃんと現実に目を向けよう。
今は、なぜかセバスチャンさんとベルナートさんが勝負する話になっていて、エルとシュナイゼルさんは止めるどころか“いいぞ、もっとやれ”状態で、誰も止める人がいない。
・・・そして、今もなお可愛い人形やおもちゃはふわふわと浮いたままだ。なぜか誰もそこには未だに突っ込まない。
双子達よ、さっきよりおもちゃや人形が楽しそうに動いてるけど、それは“もっとやれ”って意味かな??そもそもの原因は君達なんだけど??!!
・・・決めた。今日はもう魔力含んだ母乳はあげない。魔力が欲しくても回復薬入りのミルクのみです!
あたしが心の中で思った事が双子達に伝わったのか、ふわふわと楽しそうに浮いていたおもちゃや人形が、急に止まってボトボトとその場に落ち始めた。
そして、同時に双子が泣き始めてしまい、今度はその泣き声でルミエールちゃんまで泣き始めてしまった。
正直泣きたいのはこっちである。
とりあえず、我に返った大人達とあたし達は、慌ててそれぞれの子供達の元へ駆けつけた。
「サクラ、お友達を楽しませたかったんだよね?偉いね~、でも魔法はお家以外で使っちゃダメよ~」
「レオン。ほら、お前の好きなおもちゃはここにあるぞ。それともそろそろミルクか?」
あたしはサクラにさりげなく魔法を禁止させ、レオンに消費した魔力を補給させようと自然と回復薬入りのミルクをあげようとするエル。相談しなくてもできてしまうのは、我ながら見事な連係プレーだね。
レミールさん達もルミエールちゃんをあやしながら、向こうはおむつを替えるらしい。
落ちていたおもちゃや人形は、さりげなくメイドさん達がすべて拾ってくれた。さすがですね。
ちなみにセバスチャンさんは、あたし達が子供の相手をしている間に飲み物を新しく入れ直し、先程まで対峙していたベルナートさんまでも客人としておもてなししていた。
この家の人達プロフェッショナル過ぎない??
とりあえず、さらっとさっきのおもちゃや人形は双子の魔法が原因である事を伝えて丁重にお詫びし、深く突っ込まれる前にあたし達は早々にお暇することにした。
「お久しぶりです。本日はご足労いただきありがとうございます」
「お久しぶりですわ。お互い無事に元気な子が産まれて嬉しい限りですわね」
応接室に通されると、屋敷の主人であるシュナイゼルさんと娘さんを抱っこしたレミールさんが、あたし達を出迎えてくれた。
「こちらこそ、招待していただきありがとうございます。わぁ・・・娘さん、可愛いですね」
「ふふっ、ルミエールと申しますの。そちらは男女の双子ですわよね?」
「あぁ、兄がレオン、妹がサクラだ」
「まぁ、素敵な名前ですわね」
「男女の双子とは賑やかで良いですね」
娘のルミエールちゃんは、レミールさんのパステルピンクの髪色と、シュナイゼルさんの淡いグレーの瞳を引き継いでいて、パッチリお目目の可愛らしい女の子だった。
お互い授乳中という事もあり、応接室内に授乳スペースを用意してくれているのはありがたい。
「お互いまだ子が小さいから、あまり長居しない方が良いだろう。サーヤ、デザインはこの中か?」
「うん。そのスケッチブックだよ」
「セバスチャン、僕達にはアールグレイを。連れの方々には好きなジュースと茶菓子を選んでいただくように」
「かしこまりました」
レミールさんもルミエールちゃんをベビーベッドに寝かせ、少しの間だけミナトちゃん達とメイドさんに赤ちゃんをお願いし、あたし達はテーブルの上にデザイン画を広げてさっそく話し合いをした。
「まぁまぁっ、素敵なデザインばかりですわね!」
「今付けているのが、以前素材を提供させていただいた試作品ですか?」
「あぁ、俺が作ったモノだ」
あたしのリクエストで結婚指輪はピンクゴールドの指輪になった。
エルの指輪は、あたしの指輪と同じように優雅な曲線を描いたデザインで、白銀の指輪の中央部分だけラインを引くようにピンクゴールドに切り替わっていて、中央に虹色の石を1つだけ埋め込み、指輪の内側に互いのイニシャルを刻印している。
・・・でも、一度つけると外れないので外すことはできない。
「すみません。一度つけると外せない仕様なんです・・・」
「・・・自分で作ったのでいろいろ仕込んでしまった」
「ふふっ、結婚指輪が旦那様の手作りだなんて素敵ですわね」
「おぉ、この土台はミスリルですか?!まさか金とこのように組み合わせるとは・・・え?この虹色の石はもしや・・・」
「俺が元々持っている素材や魔石も多少使っているが、俺は仕事であろうが他人のために同じような指輪を作るつもりはない」
「そ、そうですか・・・それは残念です」
多少どころかふんだんに自分の持っているとっておきの素材や、あたしも知らない魔法付与がいくつもされているとはとても言えない・・・
確かにエルの作るモノは前にもらったブレスレットやネックレス、指輪もすべてすごく素敵なデザインだけど、いろんな効果が付与された魔道具でもある。あたしへのプレゼントは自分から作ってくれたのに、他の人には作らないというのが改めて特別なんだと実感してすごく嬉しい。
・・・今夜双子が眠ったら、改めてお礼しようかな。
結局あたしとエルの結婚指輪は特殊過ぎて広告にならないので、レミールさん達は自分達を広告塔にする意味も兼ねて、あたしの考えたデザインから結婚指輪を選び作ることにした。
もちろんオーダーメイドの件も採用され、どんなものが良いかイメージを持ち込みしてもらい作成可否を職人と話し合ってもらう。その際の仲介や仲介役の手配はもちろんシュナイゼルさんかレミールさんにお願いした。
どうしてもオーダーメイドでデザインを考えて欲しい人は時間をもらい、あたしがその指輪を見せてもらってデザインを考える方向となった。
そろそろ話し合いを終えて、そろそろお互いの子供達の元へ行こうと思った時、メイドさんの悲鳴が応接室に響き渡った。
「きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」
「「「「!!!!」」」」
メイドさんの声にすぐさま反応したのは4人。
まず家令であるセバスチャンさんが、ルミエールちゃんを守るように立ちはだかり、それに対峙するようにミナトちゃんとカイトくん、そして今まで姿を隠して護衛していたベルナートさんが向き合っている。
そして、対峙しているピリピリとした緊張感を台無しにしているのが、ふわふわと宙を浮いている可愛らしい人形やおもちゃたち・・・犯人は言わずと知れた双子達だ。
「・・・貴殿は何者ですかな?いつからこの部屋に?」
「俺はサーヤ達の護衛だ。ずっとこの部屋にいた」
「べーたん、ぷっちんなの?」
「ミナト、レオンやサクラの前ではダメだよ」
いやいやいや、皆ちょっと待って!!
そもそもこうなったのは、双子の魔法にメイドさんが驚いただけなの!!!
セバスチャンさんは敵でも何でもないからぁぁぁぁっ!!!!!
「こらこらっ!ここはあたし達を招待してくれた人様のお家であって、悪い人達じゃないの!!」
「でもサーヤ・・・コイツ、できる・・・!」
「ふぉっふぉっ、私もまだまだ若い者には負けませんよ」
「ふむ、確かに年齢の割にはなかなかやるようだな」
「エルまで何言ってるの??!!ちょっと、止めようよ!!!」
「ははっ、セバスチャンは先代から我が家の護衛兼家令だからね。エリュシオン殿の護衛とどっちが強いかな?」
「ふっ、駄犬。勝ったら“褒美”をやるぞ」
「!!・・・俺、頑張る!サーヤ、見てて!!」
・・・なんか展開がおかしい。どうしてこうなった??
レミールさんも何か言って・・・あ、なんか諦めたような半目になってる。
不謹慎だけど、あたしはこれからもレミールさんと仲良くやっていける気がしてきた。
さて、ちゃんと現実に目を向けよう。
今は、なぜかセバスチャンさんとベルナートさんが勝負する話になっていて、エルとシュナイゼルさんは止めるどころか“いいぞ、もっとやれ”状態で、誰も止める人がいない。
・・・そして、今もなお可愛い人形やおもちゃはふわふわと浮いたままだ。なぜか誰もそこには未だに突っ込まない。
双子達よ、さっきよりおもちゃや人形が楽しそうに動いてるけど、それは“もっとやれ”って意味かな??そもそもの原因は君達なんだけど??!!
・・・決めた。今日はもう魔力含んだ母乳はあげない。魔力が欲しくても回復薬入りのミルクのみです!
あたしが心の中で思った事が双子達に伝わったのか、ふわふわと楽しそうに浮いていたおもちゃや人形が、急に止まってボトボトとその場に落ち始めた。
そして、同時に双子が泣き始めてしまい、今度はその泣き声でルミエールちゃんまで泣き始めてしまった。
正直泣きたいのはこっちである。
とりあえず、我に返った大人達とあたし達は、慌ててそれぞれの子供達の元へ駆けつけた。
「サクラ、お友達を楽しませたかったんだよね?偉いね~、でも魔法はお家以外で使っちゃダメよ~」
「レオン。ほら、お前の好きなおもちゃはここにあるぞ。それともそろそろミルクか?」
あたしはサクラにさりげなく魔法を禁止させ、レオンに消費した魔力を補給させようと自然と回復薬入りのミルクをあげようとするエル。相談しなくてもできてしまうのは、我ながら見事な連係プレーだね。
レミールさん達もルミエールちゃんをあやしながら、向こうはおむつを替えるらしい。
落ちていたおもちゃや人形は、さりげなくメイドさん達がすべて拾ってくれた。さすがですね。
ちなみにセバスチャンさんは、あたし達が子供の相手をしている間に飲み物を新しく入れ直し、先程まで対峙していたベルナートさんまでも客人としておもてなししていた。
この家の人達プロフェッショナル過ぎない??
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