442 / 512
13章 初めての家族旅行兼新婚旅行 ~お米をGetするために~
予期せぬ来客は傍若無人2
しおりを挟む
◇
ノルンさんに抱きつき癒されてたら、ベリっとはがされ逆側にいたエルに抱きつく体勢にさせられた。
ノルンさんもノルンさんで、先代様に後ろから抱きしめられる体勢となっている。
「俺達は暇ではない。これから大事な話し合いをせねばならぬ。部外者はさっさと帰れ」
「そうだ。この話し合いが終わらねば、ノルンを連れて帰れぬではないか」
エルと先代様の意見が珍しく合い、ライムントさんに帰れって言ってるけど、あたしやノルンさんを抱えながら言っても説得力ないんじゃ・・・?
先代様なんてモロ本音を言っちゃってるし。
「話し合い・・・先ほどサーヤが言っていた“家探し”というやつか?」
「そうよん♡この国にいつでも買い物しに来れるような拠点にするのん♡♡メラニウムにあるみたいに、大きくて庭付きの家が良いわん♡」
「それに、近くに森や自然があると嬉しいわね」
「庭は薬草農園と離れとして研究室を作るくらい広くて、何より強固な結界を張れないとダメだ」
「ん~、でも結界を張り過ぎて見えなくしちゃうと、前みたいに変な奴らが捜しに来ちゃうかもよ☆」
「すべての条件を満たす家を探すより、作った方が早いのではないか?我なら魔法ですぐに空き地を作れるぞ」
「先代様、それは悪目立ちしてしまいますから、めっです」
ライムントさんの一言をきっかけに、皆で家の条件を出し合っている。
でも、改めて考えるとなかなか難しい条件だよね。
とりあえず先代様の言う”作る”は却下だ。
家を作るために空き地作るって、間違いなく焼け野原にしかならない気がする。
ノルンさん、先代様を止めてくれてありがとうございます!
新しい家の条件をまとめて見ると・・・
・皆が寝泊まりできるような大きい家
・適度に自然もあって、エルの薬草農園や研究室を作れるほどの大きな庭がある
・厳重な結界を張っても人間に干渉されない
うん。そんな家、なかなかない・・・――――――
「・・・あるぞ。その条件の揃った家」
「え?」
「・・・どういうことだ?」
「え?ライムントって意外とこの国に詳しいの??どこの町?」
「我はこの国の事など興味はないし、町の事も知らぬ」
「あらん?じゃあライムントが言ってる条件の合った家と言うのはどこにあるのかしらん?」
ライムントさんの言ってる事がいまいちわからない。
自信満々に言ってるけど、ホントにそんな家なんてあるんだろうか?
「薬草や珍しい調味料を栽培している薬草農園、簡単な実験や研究ができる離れ、自然に囲まれ結界を張っても他の人間に干渉されることもない場所にある広い家・・・これらは全て該当する」
「すごいっ、そんな家あるんですね!どこですか??」
「??・・・何を言っておる。サーヤは一度来た事があるではないか」
「・・・へ?」
あたし、そんな場所に行ったことあったっけ?
あたしが言ったことある場所で、ライムントさんも行ってる場所って・・・―――――
「・・・――――――!!え、ちょっと待って!それってもしかして・・・」
「あぁ。我が条件に合うと言ったのは、タモツの家だ」
「!!!」
あたしとしては、サクラやリリアと共にライムントさんに攫われた場所で、できれば二度と行きたくない場所だった。
そしてエルも同様に、条件に合っているからと言ってあたしやサクラ達が誘拐されていた場所だから複雑な気持ちだろう。
でも、セイルやノルンさんは「あ、あそこかぁ☆」とか「確かに良い場所よね」などと普通にしていて、さほど気にしている様子はない。
あたし達が気にし過ぎなんだろうか?
「でも、あの場所は・・・」
「うむ・・・」
「あの家の薬草農園は、タモツが見つけたこの国でも希少な薬草や、調味料に使える“はーぶ”も育てていて、台所にはタモツがよく料理に使っていた“はーぶそると”もあるぞ」
「希少な、薬草・・・だと?!」
「ハーブにハーブソルトまで??!!」
「あ、二人とも食いついた☆」
確かに、ちらっと見えたあの台所は、懐かしい調理器具もチラホラ見えたし使い勝手も良さそうだった。
それだけじゃなくタモツさんが作ったハーブにハーブソルトまであるだって?!
なんとなくだけど、きっと他にも色々あるはず!!
正直トラウマになるほど嫌なことはなかったし、それ以上にタモツさんが残したモノというのがめっちゃ気になる。
・・・“行ってみたい”って言ったら、エルは怒るかな?
エルの方を見てみると、眉間にしわを寄せながら本気で悩んでいた。
どうやら“希少な薬草”というのに惹かれたらしい。
「・・・エル、もし迷ってるならとりあえず実際に見に行ってみない?」
「!!・・・っ、だが、そこは以前お前が・・・」
「気が付いたら家の中だったし、確かにアレの解体・・・いや、調理については思い出したくもないけど・・・でも、それ以外に嫌なことは特になかったよ?」
「・・・サクラやリリアは?」
「あたしが目を覚ました時、サクラはライムントさんに変なポーズを教わってたけど、リリアは特に変わらな・・・」
「何を言う!あの幼子は目についたものを何でも口に入れたがる魔物のような生き物ではないかっ!!我の髪が涎まみれにしおって・・・何度髪を洗う羽目になった事か・・・」
「えっと・・・なんか、うちの娘がすみません・・・」
「ふふっ☆さすがはリアだね♪」
少し青ざめた顔でそう話すライムントさん、リリアの事が若干トラウマになっているようだ。
リリアは長くて綺麗な髪が大好きだから・・・髪の長い方は誰もが通る道みたいなモノなんだよね。
ライムントさんが片方に髪の毛をまとめてるのって、もしかしてそれが理由なのかな?
「だが、お前としては大切な者との思い出の家なのだろう?なぜ俺達に見せようとする?もし住むことになれば、中の家具を買い替えたり内装を変える可能性だってあるのだぞ?」
確かに、タモツさんをとても大切にしてるのに、その思い出の場所をあたし達に提供しちゃったら、すべてをそのまま使うなんてことは絶対ないし、そもそもそんな場所に他人であるあたし達が足を踏み入れて良いんだろうか?
ライムントさんは、お茶を一口飲んで一息ついてから静かに語り始めた。
「・・・確かに、お前達の言うとおりだ。あの家をお前達に提供すれば、改装したり家具を買い替える場所が多々あるだろう。だが、我はもうあの家を残し思い出に浸る生活をすでに何百年と続けてきた。・・・続け過ぎたのだ」
「ライムントさん・・・」
「あの家をどれだけ残していても、タモツはいないし帰ってくるわけでもない。たとえ面影があっても、カケルはタモツではない・・・家主のいない家や薬草農園を維持し続けるのに、我は少々疲れたのだ」
「なるほど、な・・・」
「だったら、せめてタモツの作る味を限りなく近く再現できるサーヤに・・・そう思ったのだ」
「・・・そう、だったんですね」
場が少しだけしんみりとしてしまう。
大切な人を失った悲しみは計り知れないものなんだろう。
・・・あたしだって、エルがいなくなってしまったら・・・なんて考えたくもないもの。
「ねぇねぇ、だいぶ絆されて忘れちゃってるみたいだけどさ、ライムントは最初、サーヤを誘拐してその家に拉致監禁しようとしてたんだよ☆」
「!!!」
「何を言う、セイル。拉致監禁などではない。我の眷属にしてやろうと・・・――――――」
「いやいや、そんなの望んでませんから!セイルの言うとおり、あれは立派な誘拐っ、拉致監禁です!!無理矢理、ダメっ、絶対!!!」
危ない危ない。
切ない話で流されかけたけど、ライムントさんはこの部屋に来てからもかなり自分勝手で防着武人だったじゃないか。
信用するのはまだ早い!
「・・・お前の目的は何だ?今の話、俺達には確かに好条件だが、”思い出に浸るのに疲れたから”という理由だけで提案したとは思えぬ」
エルの質問に、”そう言えばそうだよね”と内心納得しながら会話に耳を傾ける。
ライムントさんは聞かれるとわかっていたらしく、動じることもなく淡々と”目的”を話し始めた。
「我の目的は・・・サーヤ、お前の料理だ」
「・・・え?あたしの、料理??」
「”落ち人”であるお前は、元はタモツと同じ異世界から来たのであろう?我に、タモツと同じモノを・・・とは言わぬ。タモツの故郷の味を我に食べさせてくれ。家にあるものは何を使ってもかまわぬ」
「ライムントさん・・・」
「家を維持し続けるより、タモツが作ったモノを生かし、それを食しながら生きていくのが我の望みだ・・・頼む、サーヤ。タモツの味を、我に思い出させてくれ・・・」
「・・・」
そう言って、あたしに軽く頭を下げるライムントさん。
今言ったことはきっと本音だろう。
信用はできないけど、タモツさんを大切にしていた気持ちは信じても良いと思う・・・そう感じた。
エルもあたしと同じ気持ちだったのか、目を合わせると軽く頷きすぐにライムントさんに家を見せてもらう日程や、見に行く際の約束事などを話し始めていた。
さりげなく”こちらの仲間に、今後一切危害を与えないこと”と約束させているエルは、やっぱり素晴らしい旦那様だなと思い、惚れ直したのは言うまでもない。
ノルンさんに抱きつき癒されてたら、ベリっとはがされ逆側にいたエルに抱きつく体勢にさせられた。
ノルンさんもノルンさんで、先代様に後ろから抱きしめられる体勢となっている。
「俺達は暇ではない。これから大事な話し合いをせねばならぬ。部外者はさっさと帰れ」
「そうだ。この話し合いが終わらねば、ノルンを連れて帰れぬではないか」
エルと先代様の意見が珍しく合い、ライムントさんに帰れって言ってるけど、あたしやノルンさんを抱えながら言っても説得力ないんじゃ・・・?
先代様なんてモロ本音を言っちゃってるし。
「話し合い・・・先ほどサーヤが言っていた“家探し”というやつか?」
「そうよん♡この国にいつでも買い物しに来れるような拠点にするのん♡♡メラニウムにあるみたいに、大きくて庭付きの家が良いわん♡」
「それに、近くに森や自然があると嬉しいわね」
「庭は薬草農園と離れとして研究室を作るくらい広くて、何より強固な結界を張れないとダメだ」
「ん~、でも結界を張り過ぎて見えなくしちゃうと、前みたいに変な奴らが捜しに来ちゃうかもよ☆」
「すべての条件を満たす家を探すより、作った方が早いのではないか?我なら魔法ですぐに空き地を作れるぞ」
「先代様、それは悪目立ちしてしまいますから、めっです」
ライムントさんの一言をきっかけに、皆で家の条件を出し合っている。
でも、改めて考えるとなかなか難しい条件だよね。
とりあえず先代様の言う”作る”は却下だ。
家を作るために空き地作るって、間違いなく焼け野原にしかならない気がする。
ノルンさん、先代様を止めてくれてありがとうございます!
新しい家の条件をまとめて見ると・・・
・皆が寝泊まりできるような大きい家
・適度に自然もあって、エルの薬草農園や研究室を作れるほどの大きな庭がある
・厳重な結界を張っても人間に干渉されない
うん。そんな家、なかなかない・・・――――――
「・・・あるぞ。その条件の揃った家」
「え?」
「・・・どういうことだ?」
「え?ライムントって意外とこの国に詳しいの??どこの町?」
「我はこの国の事など興味はないし、町の事も知らぬ」
「あらん?じゃあライムントが言ってる条件の合った家と言うのはどこにあるのかしらん?」
ライムントさんの言ってる事がいまいちわからない。
自信満々に言ってるけど、ホントにそんな家なんてあるんだろうか?
「薬草や珍しい調味料を栽培している薬草農園、簡単な実験や研究ができる離れ、自然に囲まれ結界を張っても他の人間に干渉されることもない場所にある広い家・・・これらは全て該当する」
「すごいっ、そんな家あるんですね!どこですか??」
「??・・・何を言っておる。サーヤは一度来た事があるではないか」
「・・・へ?」
あたし、そんな場所に行ったことあったっけ?
あたしが言ったことある場所で、ライムントさんも行ってる場所って・・・―――――
「・・・――――――!!え、ちょっと待って!それってもしかして・・・」
「あぁ。我が条件に合うと言ったのは、タモツの家だ」
「!!!」
あたしとしては、サクラやリリアと共にライムントさんに攫われた場所で、できれば二度と行きたくない場所だった。
そしてエルも同様に、条件に合っているからと言ってあたしやサクラ達が誘拐されていた場所だから複雑な気持ちだろう。
でも、セイルやノルンさんは「あ、あそこかぁ☆」とか「確かに良い場所よね」などと普通にしていて、さほど気にしている様子はない。
あたし達が気にし過ぎなんだろうか?
「でも、あの場所は・・・」
「うむ・・・」
「あの家の薬草農園は、タモツが見つけたこの国でも希少な薬草や、調味料に使える“はーぶ”も育てていて、台所にはタモツがよく料理に使っていた“はーぶそると”もあるぞ」
「希少な、薬草・・・だと?!」
「ハーブにハーブソルトまで??!!」
「あ、二人とも食いついた☆」
確かに、ちらっと見えたあの台所は、懐かしい調理器具もチラホラ見えたし使い勝手も良さそうだった。
それだけじゃなくタモツさんが作ったハーブにハーブソルトまであるだって?!
なんとなくだけど、きっと他にも色々あるはず!!
正直トラウマになるほど嫌なことはなかったし、それ以上にタモツさんが残したモノというのがめっちゃ気になる。
・・・“行ってみたい”って言ったら、エルは怒るかな?
エルの方を見てみると、眉間にしわを寄せながら本気で悩んでいた。
どうやら“希少な薬草”というのに惹かれたらしい。
「・・・エル、もし迷ってるならとりあえず実際に見に行ってみない?」
「!!・・・っ、だが、そこは以前お前が・・・」
「気が付いたら家の中だったし、確かにアレの解体・・・いや、調理については思い出したくもないけど・・・でも、それ以外に嫌なことは特になかったよ?」
「・・・サクラやリリアは?」
「あたしが目を覚ました時、サクラはライムントさんに変なポーズを教わってたけど、リリアは特に変わらな・・・」
「何を言う!あの幼子は目についたものを何でも口に入れたがる魔物のような生き物ではないかっ!!我の髪が涎まみれにしおって・・・何度髪を洗う羽目になった事か・・・」
「えっと・・・なんか、うちの娘がすみません・・・」
「ふふっ☆さすがはリアだね♪」
少し青ざめた顔でそう話すライムントさん、リリアの事が若干トラウマになっているようだ。
リリアは長くて綺麗な髪が大好きだから・・・髪の長い方は誰もが通る道みたいなモノなんだよね。
ライムントさんが片方に髪の毛をまとめてるのって、もしかしてそれが理由なのかな?
「だが、お前としては大切な者との思い出の家なのだろう?なぜ俺達に見せようとする?もし住むことになれば、中の家具を買い替えたり内装を変える可能性だってあるのだぞ?」
確かに、タモツさんをとても大切にしてるのに、その思い出の場所をあたし達に提供しちゃったら、すべてをそのまま使うなんてことは絶対ないし、そもそもそんな場所に他人であるあたし達が足を踏み入れて良いんだろうか?
ライムントさんは、お茶を一口飲んで一息ついてから静かに語り始めた。
「・・・確かに、お前達の言うとおりだ。あの家をお前達に提供すれば、改装したり家具を買い替える場所が多々あるだろう。だが、我はもうあの家を残し思い出に浸る生活をすでに何百年と続けてきた。・・・続け過ぎたのだ」
「ライムントさん・・・」
「あの家をどれだけ残していても、タモツはいないし帰ってくるわけでもない。たとえ面影があっても、カケルはタモツではない・・・家主のいない家や薬草農園を維持し続けるのに、我は少々疲れたのだ」
「なるほど、な・・・」
「だったら、せめてタモツの作る味を限りなく近く再現できるサーヤに・・・そう思ったのだ」
「・・・そう、だったんですね」
場が少しだけしんみりとしてしまう。
大切な人を失った悲しみは計り知れないものなんだろう。
・・・あたしだって、エルがいなくなってしまったら・・・なんて考えたくもないもの。
「ねぇねぇ、だいぶ絆されて忘れちゃってるみたいだけどさ、ライムントは最初、サーヤを誘拐してその家に拉致監禁しようとしてたんだよ☆」
「!!!」
「何を言う、セイル。拉致監禁などではない。我の眷属にしてやろうと・・・――――――」
「いやいや、そんなの望んでませんから!セイルの言うとおり、あれは立派な誘拐っ、拉致監禁です!!無理矢理、ダメっ、絶対!!!」
危ない危ない。
切ない話で流されかけたけど、ライムントさんはこの部屋に来てからもかなり自分勝手で防着武人だったじゃないか。
信用するのはまだ早い!
「・・・お前の目的は何だ?今の話、俺達には確かに好条件だが、”思い出に浸るのに疲れたから”という理由だけで提案したとは思えぬ」
エルの質問に、”そう言えばそうだよね”と内心納得しながら会話に耳を傾ける。
ライムントさんは聞かれるとわかっていたらしく、動じることもなく淡々と”目的”を話し始めた。
「我の目的は・・・サーヤ、お前の料理だ」
「・・・え?あたしの、料理??」
「”落ち人”であるお前は、元はタモツと同じ異世界から来たのであろう?我に、タモツと同じモノを・・・とは言わぬ。タモツの故郷の味を我に食べさせてくれ。家にあるものは何を使ってもかまわぬ」
「ライムントさん・・・」
「家を維持し続けるより、タモツが作ったモノを生かし、それを食しながら生きていくのが我の望みだ・・・頼む、サーヤ。タモツの味を、我に思い出させてくれ・・・」
「・・・」
そう言って、あたしに軽く頭を下げるライムントさん。
今言ったことはきっと本音だろう。
信用はできないけど、タモツさんを大切にしていた気持ちは信じても良いと思う・・・そう感じた。
エルもあたしと同じ気持ちだったのか、目を合わせると軽く頷きすぐにライムントさんに家を見せてもらう日程や、見に行く際の約束事などを話し始めていた。
さりげなく”こちらの仲間に、今後一切危害を与えないこと”と約束させているエルは、やっぱり素晴らしい旦那様だなと思い、惚れ直したのは言うまでもない。
10
あなたにおすすめの小説
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。
そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。
相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。
トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。
あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。
ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。
そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが…
追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。
今更ですが、閲覧の際はご注意ください。
わたしのヤンデレ吸引力が強すぎる件
こいなだ陽日
恋愛
病んだ男を引き寄せる凶相を持って生まれてしまったメーシャ。ある日、暴漢に襲われた彼女はアルと名乗る祭司の青年に助けられる。この事件と彼の言葉をきっかけにメーシャは祭司を目指した。そうして二年後、試験に合格した彼女は実家を離れ研修生活をはじめる。しかし、そこでも彼女はやはり病んだ麗しい青年たちに淫らに愛され、二人の恋人を持つことに……。しかも、そんな中でかつての恩人アルとも予想だにせぬ再会を果たして――!?
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる