【R18】無能王子の傀儡計画 怠惰に寵姫たちと暮らしたいだけです

白鷺雨月

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第十九話 ジルとの絆

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 ムーンウィ邸自慢の大浴場で汗と汚れ、疲れをおとした僕はセリーナの用意した部屋で休むことにした。
 もちろん夜のお供を連れてである。
 こんなときでも下半身の熱が抑えられないのはもはや宿命というかなんというか。
 今宵はそのお供をジルに頼んだ。
 ジルはいつものように快く受けてくれる。
 この非常事態こんなことをしていて良いわけないけど、やらずには追えないんだよね。

 セリーナが用意した部屋はビジネスホテルのような造りで、ベッドにサイドテーブル、クローゼットと実用重視の造りだ。豪華な部屋もいいけど、こういうのも落ち着くな。これはきっと前世の僕の趣味による所が大きいと思う。

 すでにベッドの上ではジルが全裸で待っていた。
 足をくずしてベッドの上に座り、僕のことを待っている。この健気さがまた愛おしい。

 僕はベッドに上がり、ジルの前に座る。
 僕はジルの白い肩を抱きしめる。
「ジル、心配させたね」
 ジルの左目周囲に生える銀の鱗にキスをする。
 この鱗の部分は冷たくて気持ち良いんだよな。火照った体にひんやり冷たさが唇に伝わる。
「う、うん……」
 目をつむり、ジルは感じてくれている。
 僕の舌と指がジルの体で触れていない場所はない。ジルの体全体がキスと同時に性感帯に変化していく。

「で、殿下……」
 ジルの言葉を防ぐようにキスをする。すぐにジルの分厚くて長い舌が僕の口腔内をなめ尽くす。唾液を貯めてジルの口腔内に流すと彼女はそれを飲み干す。僕もジルの唾液で乾きを潤す。

「ごめんねジル。心配させたよね」
 わずかの時間といはいえ、ジルと離れ、彼女に心配させた事を僕は後悔している。
「いえ、殿下。わたくしは殿下が無事でいらしたことがなにより嬉しいのです」
 ジルの忠誠心にはなんとかして報いないといけないな。僕が彼女を専属メイドにしたのだから、僕が責任を取らないとね。

 僕はジルの巨乳に手を伸ばして、優しく揉む。この指と指の間に肉がはさまる感覚がたまらない。いい感じに肉が詰まったおっぱいは揉み心地抜群だ。
 既にビンビンに立つジルの乳首をつまむと彼女は体をびくんっと震わせた。
 ジルの体がだんだんと熱くなる。
「あっあんっあんっ……」
 甘い吐息と喘ぎ声を聞き、僕の下半身に熱と力がこもる。
 ジルの柔らかな手が伸びて、僕の剛直している肉棒をつかむ。リズミカルにしごき出した。
 カウパー液がすぐにほとばしり、ジルの手をねっとりと濡らす。それを潤滑油にしてジルは激しくしごく。
 ジルの手コキは気持ち良い。僕の気持ち良くなるポイントを知り尽くした彼女の手によって絶頂に導かれる。
「ジル、で、射精そうだ」
 睾丸がひきしまり、射精感がこみ上げる。
 ジルはおもむろに僕の肉棒にキスをする。
 ぞくりとする唇の感覚が下半身から脳天にかけぬける。
 ジルは舌先を僕の尿道口に射し込む。こんなことをためらわずにしてくれるジルには感謝しかない。
 僕の肉棒は意志とは関係なくなり、びくんびくんとけいれんする。さらに肉棒のはらに浮かぶ青い血管を舐められ、暴発寸前だ。
「殿下、いきそうてやすか?」
 ちゅぱちゅぱねちょねちょと僕の肉棒にキスを繰り返すジルはそうきく。
「ああっ、ジル気持ちいいよ」
 僕が言うとジルは大きく口を開けて、肉棒を飲み込んだ。僕のものは太くて長い。おおよそだけど三十センチメートル近くある。
 ジルはそれをまったくためらわう事なく、根本まで呑み込む。先端がジルの食道まで達しているのがわかる。ジルに喉奥までつかってしめあげられ、僕はがまん出来ずに射精した。
 どくんどくんっと肉棒が脈打ち、ジルの口腔内に精液が流し込まれる。止めることなどができずに僕は口腔内射精する。
「んぐっんぐっ……ごくっごくっんっんっ……」 
 白い喉を上下させ、ジルは吐き出された精液をすべて飲み込んだ。尚且つ、尿道に残るわずかな精液も絞り取ってくれる。
 口腔内射精の快感に頭がまっしろになる。
 幾度となくジルに精飲してもらっているが、格別に気持ちいい。
 性的快感だけでなく支配欲や征服欲も満たしてくれる。
「ありがとうジル」
 僕はお礼に彼女の頭をなでる。そうするとジルはうれしそうに微笑む。

「殿下、殿下のたくましいものをわたくしの中に入れてくださいませ」
 ジルは自ら四つん這いになり、その桃尻を僕にむける。臀部右側には鎖で囲まれた子宮の淫紋が淡く浮かんでいる。
 ジルは後ろから貫かれるのを好む。支配される感覚がたまらなく気持ち良いのだという。
 一度射精したぐらいでは僕の肉棒は固さを衰えさすことは出来ない。まだまだギンギンに勃起している。
 本当にこんな精力絶倫に生まれて良かった。
 前世で叶えられなかったことが叶えられる。

 僕は自らの巨根の根元をつかみ、ジルの蜜壺の入り口にあてがう。もうそこは洪水が起きたかのようにびちょびちょにぬれている。
 ゆっくりと腰を動かし、前進する。
 ぬるりと簡単にジルは僕のものを受入た。
 柔らかな女肉が僕の肉棒をしめつける。
 肉棒の先端がジルの子宮口を押し上げる。
 ジルの子宮口はすでに開いていて、僕の精液を物欲しそうに吸いついてきた。
「あんっあはん……う、あんっはあっはあっ……ら、らめっ…殿下、い、いくっ!!」
 一度入れただけなのにジルは絶頂に達した。
 ジルのヒップに浮かぶ淫紋が淡く光る。
 もしかしてジルって感度指数をかなり上げていないか。
「ジル、感度指数何倍にしてる?」
「しゃ、三千倍にしゅてひまふ。はあはあっまたいくっ!!」
 ジルは大きく背をのけぞらせる。
 ジルは目から涙を流し、口からはヨダレを垂らしている。
「あはっあはっぎ、気持ちいい……」
 ジルの呂律がすでにあやしい。
 よし、もっと気持ちよくしてあげよう。
 僕はゆっくりと腰を前後させる。
 ジルの膣肉が僕のものを絞りとろうとさらに締め上げる。やはりジルの中は僕専用なだけあって、気持ちよさは抜群だ。
「ジル、大丈夫かい?」
 三千倍の感度なんてあ頭がどうかなってしまうかもしれない。
「はい、殿下の愛をわたくしはより強く感じたいのです。はあっはあっ……おほっおほっあはんおっおっあんっあはんっ……い、いぐうっ♡♡」
 またジルは絶頂に達した。きつく僕のものを締め上げるので彼女の体内に射精した。
 二度目の射精だが、その量は一回目よりもはるかに多い。どくんっどくんっと僕の肉棒は跳ねる。
 腟内射精の快感に頭がまた真っ白になる。
「殿下、腟内射精感謝ありがとうございます♡♡」
 ジルは僕に腟内射精されて、また絶頂に達した。
 ジルがアクメを味あう度に淫紋の光はましていった。
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