8 / 19
2-2
しおりを挟む
少しだけ頭を横にすると頭痛が和らぐ気がする。
ゆっくりと空気を吸い込み、ゆっくり息を吐く。
-ガチャッ-
「…はっ?」
裏の扉が開く音。
朝は基本俺しかいないのに、オーナーも来るって言ってたっけ…?
身体を起こし裏口の方を見る。
-コツっ、コツっ-と近づく足音。
その音はなんだか不安そうな音。
そんなに慎重に近づかれると俺も身構えて。
椅子から立ち上がり一歩下がった。
もしかして強盗…!
こんな朝っぱらから!?
疲れすぎてて変な方向にしか考えられず、変な汗まで背中に流れてる。
近づく足音。
すぐ側まで来てるのが分かる。
お店と裏を繋ぐカーテンを“そいつ”が開けようと手が見えた。
ビビってる俺。
気付けば壁際に身体を付けて息を潜めて開けられるとこを見てた。
「…あの…誰か居ますか?」
カーテンを少し開け顔を覗かせる“そいつ”
その顔は不安そうで…。
そんな顔されても俺は“そいつ”の事を見たことがなく。
「だ…誰だ…?」
ビビりながらも声を出して“そいつ”に伝えた。
俺の声に“そいつ”は安心した顔をしながら、カーテンを勢いよく開け飛び出てきた。
あまりの勢いのよさに俺は背中を壁に付けて、手で身体を隠そうとした。
「だ、だから、誰だよ!」
「おはようございます。今日からお世話になります。
金守 湊です」
体育会系のように俺に頭を下げる彼。
「へっ…?は?…お世話になりますって…?何?」
俺の間抜けな声が部屋に響く。
彼は下げていた頭を上げて、困った顔をしていた。
首をかしげ頭をかいてる。
「あれ…聞かれてませんか?安達さんから」
「オーナーから?…いや、何も」
「安達さんに2日前に面接していただいて、採用されたんですけど…」
「…面接?採用?」
ゆっくりと空気を吸い込み、ゆっくり息を吐く。
-ガチャッ-
「…はっ?」
裏の扉が開く音。
朝は基本俺しかいないのに、オーナーも来るって言ってたっけ…?
身体を起こし裏口の方を見る。
-コツっ、コツっ-と近づく足音。
その音はなんだか不安そうな音。
そんなに慎重に近づかれると俺も身構えて。
椅子から立ち上がり一歩下がった。
もしかして強盗…!
こんな朝っぱらから!?
疲れすぎてて変な方向にしか考えられず、変な汗まで背中に流れてる。
近づく足音。
すぐ側まで来てるのが分かる。
お店と裏を繋ぐカーテンを“そいつ”が開けようと手が見えた。
ビビってる俺。
気付けば壁際に身体を付けて息を潜めて開けられるとこを見てた。
「…あの…誰か居ますか?」
カーテンを少し開け顔を覗かせる“そいつ”
その顔は不安そうで…。
そんな顔されても俺は“そいつ”の事を見たことがなく。
「だ…誰だ…?」
ビビりながらも声を出して“そいつ”に伝えた。
俺の声に“そいつ”は安心した顔をしながら、カーテンを勢いよく開け飛び出てきた。
あまりの勢いのよさに俺は背中を壁に付けて、手で身体を隠そうとした。
「だ、だから、誰だよ!」
「おはようございます。今日からお世話になります。
金守 湊です」
体育会系のように俺に頭を下げる彼。
「へっ…?は?…お世話になりますって…?何?」
俺の間抜けな声が部屋に響く。
彼は下げていた頭を上げて、困った顔をしていた。
首をかしげ頭をかいてる。
「あれ…聞かれてませんか?安達さんから」
「オーナーから?…いや、何も」
「安達さんに2日前に面接していただいて、採用されたんですけど…」
「…面接?採用?」
0
あなたにおすすめの小説
黒獅子の愛でる花
なこ
BL
レノアール伯爵家次男のサフィアは、伯爵家の中でもとりわけ浮いた存在だ。
中性的で神秘的なその美しさには、誰しもが息を呑んだ。
深い碧眼はどこか憂いを帯びており、見る者を惑わすと言う。
サフィアは密かに、幼馴染の侯爵家三男リヒトと将来を誓い合っていた。
しかし、その誓いを信じて疑うこともなかったサフィアとは裏腹に、リヒトは公爵家へ婿入りしてしまう。
毎日のように愛を囁き続けてきたリヒトの裏切り行為に、サフィアは困惑する。
そんなある日、複雑な想いを抱えて過ごすサフィアの元に、幼い王太子の世話係を打診する知らせが届く。
王太子は、黒獅子と呼ばれ、前国王を王座から引きずり降ろした現王と、その幼馴染である王妃との一人息子だ。
王妃は現在、病で療養中だという。
幼い王太子と、黒獅子の王、王妃の住まう王城で、サフィアはこれまで知ることのなかった様々な感情と直面する。
サフィアと黒獅子の王ライは、二人を取り巻く愛憎の渦に巻き込まれながらも、密かにゆっくりと心を通わせていくが…
孤独な蝶は仮面を被る
緋影 ナヅキ
BL
とある街の山の中に建っている、小中高一貫である全寮制男子校、華織学園(かしきのがくえん)─通称:“王道学園”。
全学園生徒の憧れの的である生徒会役員は、全員容姿や頭脳が飛び抜けて良く、運動力や芸術力等の他の能力にも優れていた。また、とても個性豊かであったが、役員仲は比較的良好だった。
さて、そんな生徒会役員のうちの1人である、会計の水無月真琴。
彼は己の本質を隠しながらも、他のメンバーと各々仕事をこなし、極々平穏に、楽しく日々を過ごしていた。
あの日、例の不思議な転入生が来るまでは…
ーーーーーーーーー
作者は執筆初心者なので、おかしくなったりするかもしれませんが、温かく見守って(?)くれると嬉しいです。
学生のため、ストック残量状況によっては土曜更新が出来ないことがあるかもしれません。ご了承下さい。
所々シリアス&コメディ(?)風味有り
*表紙は、我が妹である あくす(Twitter名) に描いてもらった真琴です。かわいい
*多少内容を修正しました。2023/07/05
*お気に入り数200突破!!有難う御座います!2023/08/25
*エブリスタでも投稿し始めました。アルファポリス先行です。2023/03/20
寂しいを分け与えた
こじらせた処女
BL
いつものように家に帰ったら、母さんが居なかった。最初は何か厄介ごとに巻き込まれたのかと思ったが、部屋が荒れた形跡もないからそうではないらしい。米も、味噌も、指輪も着物も全部が綺麗になくなっていて、代わりに手紙が置いてあった。
昔の恋人が帰ってきた、だからその人の故郷に行く、と。いくらガキの俺でも分かる。俺は捨てられたってことだ。
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
公爵家の五男坊はあきらめない
三矢由巳
BL
ローテンエルデ王国のレームブルック公爵の妾腹の五男グスタフは公爵領で領民と交流し、気ままに日々を過ごしていた。
生母と生き別れ、父に放任されて育った彼は誰にも期待なんかしない、将来のことはあきらめていると乳兄弟のエルンストに語っていた。
冬至の祭の夜に暴漢に襲われ二人の運命は急変する。
負傷し意識のないエルンストの枕元でグスタフは叫ぶ。
「俺はおまえなしでは生きていけないんだ」
都では次の王位をめぐる政争が繰り広げられていた。
知らぬ間に巻き込まれていたことを知るグスタフ。
生き延びるため、グスタフはエルンストとともに都へ向かう。
あきらめたら待つのは死のみ。
試情のΩは番えない
metta
BL
発情時の匂いが強すぎる体質のフィアルカは、オメガであるにもかかわらず、アルファに拒絶され続け「政略婚に使えないオメガはいらない」と家から放逐されることになった。寄る辺のなかったフィアルカは、幼い頃から主治医だった医師に誘われ、その強い匂いを利用して他のアルファとオメガが番になる手助けをしながら暮らしていた。
しかし医師が金を貰って、オメガ達を望まない番にしていたいう罪で捕まり、フィアルカは自分の匂いで望まない番となってしまった者がいるということを知る。
その事実に打ちひしがれるフィアルカに命じられた罰は、病にかかったアルファの青年の世話、そして青年との間に子を設けることだった。
フィアルカは青年に「罪びとのオメガ」だと罵られ拒絶されてしまうが、青年の拒絶は病をフィアルカに移さないためのものだと気づいたフィアルカは献身的に青年に仕え、やがて心を通わせていくがー一
病の青年α×発情の強すぎるΩ
紆余曲折ありますがハピエンです。
imooo(@imodayosagyo )さんの「再会年下攻め創作BL」の1次創作タグ企画に参加させていただいたツイノベをお話にしたものになります。素敵な表紙絵もimoooさんに描いていただいております。
血のつながらない弟に誘惑されてしまいました。【完結】
まつも☆きらら
BL
突然できたかわいい弟。素直でおとなしくてすぐに仲良くなったけれど、むじゃきなその弟には実は人には言えない秘密があった。ある夜、俺のベッドに潜り込んできた弟は信じられない告白をする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる