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幕間 少女の夢(1)
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私は大草原に立っていた。
見渡す限り薄緑色の草、草、草。目印となる物が一切無いので何処へ向かえば良いのか判らない。そもそも私は何故こんな場所に居るのだろう?
変化の無い前方の景色に見切りをつけて、私は後ろを振り返った。すると少し離れた所で黒い塊が動いた。一瞬自分の影かと思ったが違った。それは簡素なワンピースを着た、長い黒髪を持つ少女だった。
うずくまる少女に私は近付き、手を差し出した。
「あの……、具合でも悪いんですか?」
顔を上げた少女は弱々しく、しかしハッキリとした敵意を持って私を睨んだ。このコは誰だろう? 知っているような、知らないような……。
「思い出さないで」
「………………え?」
「私を、思い出さないで」
それだけ言うと少女は立ち上がり、草に覆われた大地を駆けて私から離れた。
「待って、急に走っちゃ駄目!」
どうして私はそう思ったのだろう?少女はただ走っているだけだ。でも止めなければ。あなたは走ってはいけないの。どうか人の目の届く範囲で大人しくしていて。
そんな私の願い虚しく、少女は遠ざかりやがて私の視界から消えた。
☆☆☆
代わりに私の眼前に現れたのは、よく知るルパートの顔のドアップだった。何事?
「おら起きろ! 何時だと思ってんだ!」
「ふぇ?」
「朝だってんだよ!! この寝ぼすけが、朝メシ食いっぱぐれるぞ!?」
窓に掛かるカーテンの隙間から明るい陽が部屋に差し込んでいた。なるほど、朝だ。そして私は自室のベッドに横たわっていた。そうかさっきまでの景色は夢だったのか。
状況としてはなかなか食堂に姿を現さない私を、ルパートがわざわざ部屋まで起こしに来てくれたらしい。珍しく親切だな。ん? 部屋……?
「うっきゃあぁぁぁぁぁ!!」
「うおっ!? 何だぁ!?」
私の上げた悲鳴で仰け反ったルパートに、私はドスの効いた声で怒鳴りつけた。
「何だはこっちの台詞です!! どうして先輩が私に部屋に居るんですか?」
「起こしに来たからだろーが!」
「女の! 部屋なんです! しかも寝てる最中! 許可無く男が入っていい所じゃありません!!」
「あん? もう七年も一つ屋根の下で暮らしてきて何を今更言ってんだ」
誤解の無いように説明しておく。私とルパートは同棲している訳ではなく、お互い冒険者ギルドの独身寮に入っているだけだ。広いとは言えないが各々一人部屋を与えられている。扉には当然昨夜も、しっかり内鍵をかけておいたはずなのだが……。
「……先輩、ピッキングしましたね?」
ルパートはいろいろなスキルを持つ器用な男だったりする。鍵開けもできたはずだ。
「ノックしても反応が無かったからな。何か遭ったのかと一応心配したんだぞ?」
「それについてはありがとうございます。でも見たら寝坊しているだけだと判ったでしょう? その時点で部屋から出ていって欲しかったです。すっぴんで髪の毛もクシャクシャで、おまけに……」
ほとんど下着姿だったことを思い出して、私は慌ててブランケットにくるまった。
ルパートはニヤニヤしながら私を見下ろした。
「ふーん、ウィーは俺のこと、男として意識しちゃっている訳か」
鳥肌が立った。相手が誰であろうと、寝起き姿は見られたくないという羞恥心くらい私だって持ち合わせているんだよ。死ね。
「エリアスさんなら、絶対にこんなことしないのに」
私は紳士的なエリアスを例に挙げてルパートに当て付けた。ウンコ先輩は明らかに不機嫌な表情となった。
「あいつとの契約が切れて残念だったな!」
本当だよ。昨日で約束の一週間が終わってしまった。楽しい日々はあっという間に過ぎ去るんだな。
エリアスは嬉しいことに私との別れを惜しみ、契約期間の延長を申し出てくれたのだが、職員を長い期間専属にはできないとギルドマスターに断られてしまった。パーティメンバーが必要なら冒険者達の中から斡旋すると言われたら、もうエリアスは引き下がるしかなかった。
「仕方無いですよね。私達には他にも仕事が有るんだし……」
溜め息交じりに愚痴た私へ、ルパートが渋い顔のまま尋ねた。
「アイツに惚れたのか?」
私は頭を左右に振った。
「……そうなる前に、お別れが来てしまいました。でもきっとこれでいいんです。貴族様と私じゃあ住む世界が違いますから」
「ま、そうだな。おまえじゃ頑張っても、せいぜい聖騎士レベルが関の山だな」
聖騎士? どっから出てきた。
「聖騎士って魔法も使える騎士のことですよね? 騎士の中でもエリートだって聞いたことが有ります。憧れる気持ちは持ってますけど、彼らだって私にとっては雲の上の人達ですよ」
「え、おまえ聖騎士に憧れてたのか? まぁそうだな、聖騎士はエリートっちゃあエリートだからな……」
おや? ルパートの口の端が微妙に上がっている。
「聖騎士大好きなウィーにお得な情報を授けてやろう」
大好きとまでは言っていない。
「一般騎士の役職はいいトコ出の坊ちゃんに占領されちまっているが、聖騎士に関しては完全に能力のみで選抜されているんだ。だから聖騎士の中には庶民出がけっこう居るんだぞ? おまえだって頑張れば落とせるかもな?」
「いやいや、エリート騎士は家柄の良いお嬢さんと結婚するんでしょう? 私なんか眼中に入れてもらえませんよ」
「いやいやいや。そこは頑張ろうや」
「やけに聖騎士を押しますね。何か有るんですか?」
「えっ、いや、何でもねーし」
ルパートの目が泳いだのを私は見逃さなかった。
「何か企んでいますね?」
「ちげーし。な・ん・で・も・有りません。解ったらさっさと服着て食堂に来いよ?」
言いたいことだけ言ってルパートは部屋から出て行った。何アイツ。情緒不安定?
でも時計を見るともう8時をとうに過ぎていた。9時から始業だから早く朝食を摂って支度をしないと。寮では7時半に目覚まし用の鐘を鳴らしてくれるのだけれど、今朝は鐘の音に気づかないほどに熟睡してしまったらしい。いつもは何も無くても7時前に目覚める私なのに。
見渡す限り薄緑色の草、草、草。目印となる物が一切無いので何処へ向かえば良いのか判らない。そもそも私は何故こんな場所に居るのだろう?
変化の無い前方の景色に見切りをつけて、私は後ろを振り返った。すると少し離れた所で黒い塊が動いた。一瞬自分の影かと思ったが違った。それは簡素なワンピースを着た、長い黒髪を持つ少女だった。
うずくまる少女に私は近付き、手を差し出した。
「あの……、具合でも悪いんですか?」
顔を上げた少女は弱々しく、しかしハッキリとした敵意を持って私を睨んだ。このコは誰だろう? 知っているような、知らないような……。
「思い出さないで」
「………………え?」
「私を、思い出さないで」
それだけ言うと少女は立ち上がり、草に覆われた大地を駆けて私から離れた。
「待って、急に走っちゃ駄目!」
どうして私はそう思ったのだろう?少女はただ走っているだけだ。でも止めなければ。あなたは走ってはいけないの。どうか人の目の届く範囲で大人しくしていて。
そんな私の願い虚しく、少女は遠ざかりやがて私の視界から消えた。
☆☆☆
代わりに私の眼前に現れたのは、よく知るルパートの顔のドアップだった。何事?
「おら起きろ! 何時だと思ってんだ!」
「ふぇ?」
「朝だってんだよ!! この寝ぼすけが、朝メシ食いっぱぐれるぞ!?」
窓に掛かるカーテンの隙間から明るい陽が部屋に差し込んでいた。なるほど、朝だ。そして私は自室のベッドに横たわっていた。そうかさっきまでの景色は夢だったのか。
状況としてはなかなか食堂に姿を現さない私を、ルパートがわざわざ部屋まで起こしに来てくれたらしい。珍しく親切だな。ん? 部屋……?
「うっきゃあぁぁぁぁぁ!!」
「うおっ!? 何だぁ!?」
私の上げた悲鳴で仰け反ったルパートに、私はドスの効いた声で怒鳴りつけた。
「何だはこっちの台詞です!! どうして先輩が私に部屋に居るんですか?」
「起こしに来たからだろーが!」
「女の! 部屋なんです! しかも寝てる最中! 許可無く男が入っていい所じゃありません!!」
「あん? もう七年も一つ屋根の下で暮らしてきて何を今更言ってんだ」
誤解の無いように説明しておく。私とルパートは同棲している訳ではなく、お互い冒険者ギルドの独身寮に入っているだけだ。広いとは言えないが各々一人部屋を与えられている。扉には当然昨夜も、しっかり内鍵をかけておいたはずなのだが……。
「……先輩、ピッキングしましたね?」
ルパートはいろいろなスキルを持つ器用な男だったりする。鍵開けもできたはずだ。
「ノックしても反応が無かったからな。何か遭ったのかと一応心配したんだぞ?」
「それについてはありがとうございます。でも見たら寝坊しているだけだと判ったでしょう? その時点で部屋から出ていって欲しかったです。すっぴんで髪の毛もクシャクシャで、おまけに……」
ほとんど下着姿だったことを思い出して、私は慌ててブランケットにくるまった。
ルパートはニヤニヤしながら私を見下ろした。
「ふーん、ウィーは俺のこと、男として意識しちゃっている訳か」
鳥肌が立った。相手が誰であろうと、寝起き姿は見られたくないという羞恥心くらい私だって持ち合わせているんだよ。死ね。
「エリアスさんなら、絶対にこんなことしないのに」
私は紳士的なエリアスを例に挙げてルパートに当て付けた。ウンコ先輩は明らかに不機嫌な表情となった。
「あいつとの契約が切れて残念だったな!」
本当だよ。昨日で約束の一週間が終わってしまった。楽しい日々はあっという間に過ぎ去るんだな。
エリアスは嬉しいことに私との別れを惜しみ、契約期間の延長を申し出てくれたのだが、職員を長い期間専属にはできないとギルドマスターに断られてしまった。パーティメンバーが必要なら冒険者達の中から斡旋すると言われたら、もうエリアスは引き下がるしかなかった。
「仕方無いですよね。私達には他にも仕事が有るんだし……」
溜め息交じりに愚痴た私へ、ルパートが渋い顔のまま尋ねた。
「アイツに惚れたのか?」
私は頭を左右に振った。
「……そうなる前に、お別れが来てしまいました。でもきっとこれでいいんです。貴族様と私じゃあ住む世界が違いますから」
「ま、そうだな。おまえじゃ頑張っても、せいぜい聖騎士レベルが関の山だな」
聖騎士? どっから出てきた。
「聖騎士って魔法も使える騎士のことですよね? 騎士の中でもエリートだって聞いたことが有ります。憧れる気持ちは持ってますけど、彼らだって私にとっては雲の上の人達ですよ」
「え、おまえ聖騎士に憧れてたのか? まぁそうだな、聖騎士はエリートっちゃあエリートだからな……」
おや? ルパートの口の端が微妙に上がっている。
「聖騎士大好きなウィーにお得な情報を授けてやろう」
大好きとまでは言っていない。
「一般騎士の役職はいいトコ出の坊ちゃんに占領されちまっているが、聖騎士に関しては完全に能力のみで選抜されているんだ。だから聖騎士の中には庶民出がけっこう居るんだぞ? おまえだって頑張れば落とせるかもな?」
「いやいや、エリート騎士は家柄の良いお嬢さんと結婚するんでしょう? 私なんか眼中に入れてもらえませんよ」
「いやいやいや。そこは頑張ろうや」
「やけに聖騎士を押しますね。何か有るんですか?」
「えっ、いや、何でもねーし」
ルパートの目が泳いだのを私は見逃さなかった。
「何か企んでいますね?」
「ちげーし。な・ん・で・も・有りません。解ったらさっさと服着て食堂に来いよ?」
言いたいことだけ言ってルパートは部屋から出て行った。何アイツ。情緒不安定?
でも時計を見るともう8時をとうに過ぎていた。9時から始業だから早く朝食を摂って支度をしないと。寮では7時半に目覚まし用の鐘を鳴らしてくれるのだけれど、今朝は鐘の音に気づかないほどに熟睡してしまったらしい。いつもは何も無くても7時前に目覚める私なのに。
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