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調合

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「ねぇ?甘いの。」


俺の言いたい事  解るの?♡


 頷いて  メモ紙を出す  君

 俺の言葉を 待ってる  君♡


            やっぱ俺  幸せ♡



いや とりあえず  えーと

 まとめて?



「夢の中とかでもいんだけど。いい夢観れる、やつない?カラフルな、幸せな景色とか。可愛い動物出てきたりとか。森の中も、いいな?」

「とりあえず夢で楽しめる映画、みたいなやつ?あ、映画って言うのはね…………。」



あーだ

こーだと

色 色  言ってみる 俺

結構 散らかってる  内容


   兎に角  キラキラ  綺麗

   景色  可愛い もの

   ストーリーあるといいかも?

   沢山の  自然

   美味しい  食べ物とか?

   あとは


       「お母さん、ね。」



そればっかりは  ちゃんと

       
         ちゃんと。





  俺は   初めて


       昼間の  窓


彼女の側   抱き寄せ  お願い

     少し  ゆっくり  頭に手を 添え

 正面から   


   閉じている    窓に おねがいした。



「ねえ?お母さんの、顔だけ。見てきて?それだけでいいから。はリアルでお願い。」


  俺の額を  窓に コツン

  聞いてくれるか わかんない

  わかんないけど  頼む

               頼むだけ タダ



そうして

そっと  離した 君は


     どちらの目も 閉じたまま


      「 わかった 」


と 言った。





………………………………………






いつもの様に  アレコレ

瓶を持ってくる  君


壁の棚は  スカスカ

今日は  材料 多いな??



「オートムギ 」

「 マジョラム」

「 パッションフラワー 」

「バーベイン 」

               「ディル」

               「ステビア 」

「 コモンマロウ」


少しずつ 匂いを嗅ぎながら

それぞれの分量を 調整してる

 甘いの  真剣♡


俺は  その 真剣な顔 と

沢山のハーブたちを  眺めていて

 至福♡          の  時を 過ごしていたんだけど


指令が  キタ

  急に。


しかも、なんか  ヤバそうな やつ。


「あれ オネガイ  マンド レイク」

えっ

あの  ジイさん みてーな顔する


アイツ????




ちょ   甘いのさんよ?

アレ   抜いたら  俺


    オネンネ        なんだけど??



すると 君は  俺に

「一杯の ミルク」を差し出した。


「これ 」

「えっ?これ?やればいいの?」

コクリ

          え  ナニソレ 可愛♡


「抜いたら  すぐ 」

「オッケーオッケー、ガブリと飲ませてやんわ。」



そうして  俺は

意気  揚々 と  庭へ

      
             向かったのだ。
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