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強制力という運命なら、私は邪魔をしない
強制力という運命なら、私は邪魔をしない 六
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<主人公・ティルザ・アマースト>
「どうして? ゲーム通り悪役令嬢の断罪して、私が婚約者になったのに……」
ティルザ・アマーストは転生者だった。
前世の記憶を使って攻略対象全員を手に入れた。
ゲームとは微妙に違うも、筋書き通りの展開。
王子と悪役令嬢は婚約解消。
攻略対象の次期宰相も悪役令嬢に苦しめられた護衛騎士も私の物になった。
「なのに、どうして幸せじゃないの?」
卒業式の断罪はかなり問題となった。
公爵令嬢と王子の婚約は国王陛下の決定。
いくら二人の関係が良好ではないからと言って、無断で解消していいものではない。
王命を軽んじた行為ということで、私達は課題を言い渡された。
「一年以内に王妃教育を修了させ、貴族からの信頼を取り戻せ」
私からすると定番といえる課題。
王妃教育は真実の愛を手にしたヒロインの最後の試練。
これさえクリアすれば、完璧なハッピーエンドを迎えられる。
「ヒロインの私なら、余裕よ」
ヒロインチートで王妃教育は熟せるはず。
今までのストーリーのように。
だけど、学園とは違い王宮ではおかしな事ばかり。
「それは昨日、お教えしました。覚えていらっしゃらないのですか?」
王妃教育が全く進まない。
教育を担当する者からの信頼を得る事が出来なければ、王宮に仕える使用人からも蔑むような視線。
気分転換に、令嬢を集めて私主催のお茶会を開催。
「……フフッ。アマースト様、最近王妃教育が行われていると聞きました」
「そうなの。婚約者として認められ、王妃教育を王宮で学んでいるのよ」
「……では、最近の礼儀作法は変更になったのでしょうか?」
「え?」
「令嬢の礼儀作法は、私の知るものではなく驚いております」
「まぁ、侯爵令嬢のあなたも知らないのね。私が教えて差し上げるわ」
私の勉強会が始まった。
高位貴族でも王宮の礼儀作法は知らない様子。
私が皆に教えてあげた……
翌日。
「アマースト様。先日お茶会を主催されたと聞きますが、その時の様子をお伺いしてもよろしいですか?」
講師に尋ねられお茶会での出来事を話してあげた。
「……っていう事があり、私が皆さんに教えてさしあげたんですよ」
「そうですか。その時はどのような事をお話されたのですか?」
「あの時は……」
私の素晴らしい礼儀作法を皆、興味深く聞いていたのを思い出す。
同じことを講師に伝える。
「まさか、本当にそのようなことをお伝えしたのですか?」
「そうよ? どうかしたの?」
講師は慌てた様子。
「その作法は間違っております。お茶会で令嬢達に間違った作法を伝授するなんて……しかも、それを王妃教育で学んだと吹聴するなんて……」
「えっ? 私の作法、間違っていたんですか?」
「違います。それを令嬢達に教えるだなんて……」
「だけど、皆間違っているなんて言わなかった……」
あっ……
そういえば、作法について『私の知るものではなく……』と発言した令嬢がいた。
まさか、それは私の間違いを指摘していたの?
「良いですか? お茶会の作法は家門でも学んでいるはずですよ。貴方はそれ以下、平民と同じです」
「私が平民と同じだなんて酷いです」
「酷いと思うなら、真面目に学んでください」
「私、真面目に学んでます」
「……私が教えているのは王妃教育以前の、淑女教育です。貴族の令嬢が身に付けていて当然の礼儀作法」
「えっ? 私が学んでいたのは王妃教育じゃないんですか? もしかして私への嫌がらせですか?」
男爵令嬢が王子の婚約者になった事への嫉妬?
嫌がらせを私は受けていたのね。
これは王子に報告して、この講師を解雇してもらわないと。
「貴方ねぇ。王妃教育を学ぶ以前の問題なんです。この程度の事、貴族であれば子供でも出来る事を貴方は今学んでいるんです」
「必要のない事を教えて『一年以内に王妃教育を終えよ』という王様との約束を破らせる気なんでしょう」
卑怯な人。
もしかして、この人は王子の元婚約者に依頼されているのかもしれない。
「そんな事、本気で思っているんですか?」
やっぱり言い逃れしようとしてる。
すぐにでも報告してやるんだから。
「貴方を解雇します」
「構いません。私も、貴方に王妃教育をしていたなんて知られたら恥でしかありません。それでは、私は失礼させていただきます」
講師は私に反論できずに去って行った。
「もう一度チャンスをくれって言っても遅いんだから」
私は、今日の事を王子に報告。
「……講師を受けてくれた伯爵夫人を勝手に解雇したのか?」
「はい。あの人、酷いんです。関係のない事を教えて、私の貴重な時間を奪おうとクリスティン様に依頼されていたんです。私が気が付かなかったら、王様との約束守れなかったかもしれないんです」
「……はぁ。アマースト嬢」
「もう、私の事はティルザって呼んで」
「……そんな事より、なんの証拠もなく人を陥れるような発言は控えてくれ」
「証拠はあるじゃない。あの講師はクリスティン様に依頼されて……」
「依頼されたと夫人は言ったのか?」
「クリスティン様が恐ろしくて言えなかった様子ですが、私が見る限りクリスティン様の差し金ですね」
あれは確実にそう。
真実の愛の私達を認めたくなくて、私に嫌がらせを計画したに違いない。
流石悪役令嬢。
これからも、色々嫌がらせをされるのかもしれない。
「……憶測で決めつけるな。講師はこちらで新しい人を探す。だが、今後は勝手に解雇する事は許さない」
「はい。私が酷い目に遭ったら、直ぐに相談しますね」
王子は本当に私の事が好きみたい。
私が直接動くのではなく、王子が男らしく解決したいみたい。
可愛い。
王子の方も忙しいのか、お茶会の頻度が減少。
その間、私は新しい講師に作法を学ぶ……のだが……
「違います。そのようにするのは下品です。もう一度」
嫌がらせを受けている。
新しい講師も悪役令嬢の知り合いらしい。
王子自ら選出した講師なので、変更してほしいと言ったら彼は傷付いてしまうに違いない。
私は一人、健気に耐えることにした。
そして、私の味方になりたいと思っている令嬢達にお茶会の招待状を送る。
「……え? 欠席?」
多くの令嬢から欠席の連絡が届く。
「……もしかして、令嬢達も悪役令嬢に圧力を掛けられてるの?」
私にはまだ味方と呼べる人がいない。
色んな人に招待状を送ると、ようやく出席の返事をくれる令嬢達が現れる。
「……子爵令嬢に男爵令嬢……下位貴族だけ……」
高位貴族の令嬢は既に悪役令嬢に屈してしまったらしい。
「はぁ……仕方ないよね。いずれ、皆私のお茶会に参加してくれるわよね」
王子がその事に気が付き何とかしてくれるはず。
「その時の為に、私は主催者としての経験を積まないと」
下位貴族相手にお茶会を主催。
だけど、誰も私に贈り物を準備しない。
こういう時、贈り物を主催者に送るのが礼儀でしょ。
下位貴族は礼儀を知らないんだから……
その後、いくら待っても高位貴族が私のお茶会にさんかすることはなく。
気が付けば一年。
「ティルザ・アマースト。講師からの報告によると王妃教育を行っていないそうだな」
「えっ? 私は毎日教育を受けていました」
どうしてそんな嘘を?
王宮で受けているんだから、学んでいないなんて嘘通用しないのに。
「そなたが受けていたのは淑女教育だ。まさか淑女教育すらまともに習得していないとは……」
王子に選出された講師もまた、王妃教育を教えてくれていなかったなんて……
やられた。
「それは、悪役……クリスティン様の嫌がらせで……」
「どんな嫌がらせを受けたというんだ?」
「私は毎日真剣に授業を受けていました。まさか、関係のない授業だったなんて気づきもしませんでした」
私の失態だ。
「淑女教育は必要なかったと?」
「私が本来受けるべき教育は王妃教育ですから」
「……ティルザ・アマースト。そなたの一年間の報告は受けている」
「はいっ」
王妃教育は出来ていなかったけど、私の努力は伝わったはず。
これで私が正真正銘、未来の王妃に決定ね。
「そなたに王妃は難しいと判断。フィリベールの王位継承権は剥奪が決定」
「剥奪……えっ? どうして?」
その後、難しい言葉を並べられ追い出された。
「どういうこと?」
私が理解できないまま、王宮を追い出された。
「どうして? ゲーム通り悪役令嬢の断罪して、私が婚約者になったのに……」
ティルザ・アマーストは転生者だった。
前世の記憶を使って攻略対象全員を手に入れた。
ゲームとは微妙に違うも、筋書き通りの展開。
王子と悪役令嬢は婚約解消。
攻略対象の次期宰相も悪役令嬢に苦しめられた護衛騎士も私の物になった。
「なのに、どうして幸せじゃないの?」
卒業式の断罪はかなり問題となった。
公爵令嬢と王子の婚約は国王陛下の決定。
いくら二人の関係が良好ではないからと言って、無断で解消していいものではない。
王命を軽んじた行為ということで、私達は課題を言い渡された。
「一年以内に王妃教育を修了させ、貴族からの信頼を取り戻せ」
私からすると定番といえる課題。
王妃教育は真実の愛を手にしたヒロインの最後の試練。
これさえクリアすれば、完璧なハッピーエンドを迎えられる。
「ヒロインの私なら、余裕よ」
ヒロインチートで王妃教育は熟せるはず。
今までのストーリーのように。
だけど、学園とは違い王宮ではおかしな事ばかり。
「それは昨日、お教えしました。覚えていらっしゃらないのですか?」
王妃教育が全く進まない。
教育を担当する者からの信頼を得る事が出来なければ、王宮に仕える使用人からも蔑むような視線。
気分転換に、令嬢を集めて私主催のお茶会を開催。
「……フフッ。アマースト様、最近王妃教育が行われていると聞きました」
「そうなの。婚約者として認められ、王妃教育を王宮で学んでいるのよ」
「……では、最近の礼儀作法は変更になったのでしょうか?」
「え?」
「令嬢の礼儀作法は、私の知るものではなく驚いております」
「まぁ、侯爵令嬢のあなたも知らないのね。私が教えて差し上げるわ」
私の勉強会が始まった。
高位貴族でも王宮の礼儀作法は知らない様子。
私が皆に教えてあげた……
翌日。
「アマースト様。先日お茶会を主催されたと聞きますが、その時の様子をお伺いしてもよろしいですか?」
講師に尋ねられお茶会での出来事を話してあげた。
「……っていう事があり、私が皆さんに教えてさしあげたんですよ」
「そうですか。その時はどのような事をお話されたのですか?」
「あの時は……」
私の素晴らしい礼儀作法を皆、興味深く聞いていたのを思い出す。
同じことを講師に伝える。
「まさか、本当にそのようなことをお伝えしたのですか?」
「そうよ? どうかしたの?」
講師は慌てた様子。
「その作法は間違っております。お茶会で令嬢達に間違った作法を伝授するなんて……しかも、それを王妃教育で学んだと吹聴するなんて……」
「えっ? 私の作法、間違っていたんですか?」
「違います。それを令嬢達に教えるだなんて……」
「だけど、皆間違っているなんて言わなかった……」
あっ……
そういえば、作法について『私の知るものではなく……』と発言した令嬢がいた。
まさか、それは私の間違いを指摘していたの?
「良いですか? お茶会の作法は家門でも学んでいるはずですよ。貴方はそれ以下、平民と同じです」
「私が平民と同じだなんて酷いです」
「酷いと思うなら、真面目に学んでください」
「私、真面目に学んでます」
「……私が教えているのは王妃教育以前の、淑女教育です。貴族の令嬢が身に付けていて当然の礼儀作法」
「えっ? 私が学んでいたのは王妃教育じゃないんですか? もしかして私への嫌がらせですか?」
男爵令嬢が王子の婚約者になった事への嫉妬?
嫌がらせを私は受けていたのね。
これは王子に報告して、この講師を解雇してもらわないと。
「貴方ねぇ。王妃教育を学ぶ以前の問題なんです。この程度の事、貴族であれば子供でも出来る事を貴方は今学んでいるんです」
「必要のない事を教えて『一年以内に王妃教育を終えよ』という王様との約束を破らせる気なんでしょう」
卑怯な人。
もしかして、この人は王子の元婚約者に依頼されているのかもしれない。
「そんな事、本気で思っているんですか?」
やっぱり言い逃れしようとしてる。
すぐにでも報告してやるんだから。
「貴方を解雇します」
「構いません。私も、貴方に王妃教育をしていたなんて知られたら恥でしかありません。それでは、私は失礼させていただきます」
講師は私に反論できずに去って行った。
「もう一度チャンスをくれって言っても遅いんだから」
私は、今日の事を王子に報告。
「……講師を受けてくれた伯爵夫人を勝手に解雇したのか?」
「はい。あの人、酷いんです。関係のない事を教えて、私の貴重な時間を奪おうとクリスティン様に依頼されていたんです。私が気が付かなかったら、王様との約束守れなかったかもしれないんです」
「……はぁ。アマースト嬢」
「もう、私の事はティルザって呼んで」
「……そんな事より、なんの証拠もなく人を陥れるような発言は控えてくれ」
「証拠はあるじゃない。あの講師はクリスティン様に依頼されて……」
「依頼されたと夫人は言ったのか?」
「クリスティン様が恐ろしくて言えなかった様子ですが、私が見る限りクリスティン様の差し金ですね」
あれは確実にそう。
真実の愛の私達を認めたくなくて、私に嫌がらせを計画したに違いない。
流石悪役令嬢。
これからも、色々嫌がらせをされるのかもしれない。
「……憶測で決めつけるな。講師はこちらで新しい人を探す。だが、今後は勝手に解雇する事は許さない」
「はい。私が酷い目に遭ったら、直ぐに相談しますね」
王子は本当に私の事が好きみたい。
私が直接動くのではなく、王子が男らしく解決したいみたい。
可愛い。
王子の方も忙しいのか、お茶会の頻度が減少。
その間、私は新しい講師に作法を学ぶ……のだが……
「違います。そのようにするのは下品です。もう一度」
嫌がらせを受けている。
新しい講師も悪役令嬢の知り合いらしい。
王子自ら選出した講師なので、変更してほしいと言ったら彼は傷付いてしまうに違いない。
私は一人、健気に耐えることにした。
そして、私の味方になりたいと思っている令嬢達にお茶会の招待状を送る。
「……え? 欠席?」
多くの令嬢から欠席の連絡が届く。
「……もしかして、令嬢達も悪役令嬢に圧力を掛けられてるの?」
私にはまだ味方と呼べる人がいない。
色んな人に招待状を送ると、ようやく出席の返事をくれる令嬢達が現れる。
「……子爵令嬢に男爵令嬢……下位貴族だけ……」
高位貴族の令嬢は既に悪役令嬢に屈してしまったらしい。
「はぁ……仕方ないよね。いずれ、皆私のお茶会に参加してくれるわよね」
王子がその事に気が付き何とかしてくれるはず。
「その時の為に、私は主催者としての経験を積まないと」
下位貴族相手にお茶会を主催。
だけど、誰も私に贈り物を準備しない。
こういう時、贈り物を主催者に送るのが礼儀でしょ。
下位貴族は礼儀を知らないんだから……
その後、いくら待っても高位貴族が私のお茶会にさんかすることはなく。
気が付けば一年。
「ティルザ・アマースト。講師からの報告によると王妃教育を行っていないそうだな」
「えっ? 私は毎日教育を受けていました」
どうしてそんな嘘を?
王宮で受けているんだから、学んでいないなんて嘘通用しないのに。
「そなたが受けていたのは淑女教育だ。まさか淑女教育すらまともに習得していないとは……」
王子に選出された講師もまた、王妃教育を教えてくれていなかったなんて……
やられた。
「それは、悪役……クリスティン様の嫌がらせで……」
「どんな嫌がらせを受けたというんだ?」
「私は毎日真剣に授業を受けていました。まさか、関係のない授業だったなんて気づきもしませんでした」
私の失態だ。
「淑女教育は必要なかったと?」
「私が本来受けるべき教育は王妃教育ですから」
「……ティルザ・アマースト。そなたの一年間の報告は受けている」
「はいっ」
王妃教育は出来ていなかったけど、私の努力は伝わったはず。
これで私が正真正銘、未来の王妃に決定ね。
「そなたに王妃は難しいと判断。フィリベールの王位継承権は剥奪が決定」
「剥奪……えっ? どうして?」
その後、難しい言葉を並べられ追い出された。
「どういうこと?」
私が理解できないまま、王宮を追い出された。
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