男子校に入学しても絶対そっち側には行かないって思っていたのに、助けてくれた先輩が気になってます

天冨 七緒

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これからは

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今日も先輩を探してあの空き部屋に。
昨日と違い今日は部屋の中で先輩を待った。

三分程たって先輩が入ってきた。
視線は合うも先輩は俺の事なんて特別なんて想っていないことが分かる。

「俺を抱いてください」

「…んあ?」

驚いた顔の先輩。

「これから毎日先輩にお願いします。他の誰かとする暇がなくなるくらい。ダメですか」
 
「……お前初めてか?」

「えっあ、はい」

やっぱり初めては面倒くさいのかな?
恋人でもないし。

「…俺ん家に来るか?今日はバイトも無い」

「せ、先輩の家?良いの?」

「ああ」

「い、行きます」



帰りは校門で待ってろと言われ教室に戻った。
その後の授業は当然ながら頭には入ってこず、放課後までずっとソワソワしてしまった。

先輩と待ち合わせて、来るまでずっと緊張していた。
校舎から先輩が見えた。
沢山いる生徒の中ですぐに先輩を見つけることが出きるくらい、俺は先輩の事が。

「……」

「行くぞ」

先輩の後ろ姿を追っていく。
先輩足が長いから歩くの早い。
先輩の隣ちょっと後ろを歩く。
緊張なのか早歩きの所為なのか心臓がバクバクする。

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