男子校に入学しても絶対そっち側には行かないって思っていたのに、助けてくれた先輩が気になってます

天冨 七緒

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あっという間

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特別。
特別。
特別。
俺先輩の特別なんだ。
…特別。

授業が終わり空き部屋に寄ってみた。
当然だけと誰もいなかった。
放課後ここで先輩と会ったことは一度もない。
今日は水曜日だから先輩はバイト。
本当はさっきのもう一度確認したかったな。
せめて、帰る前に少しだけ会いたかったな。
ちょっぴり寂しい、家に帰ったら少し凛に構ってもらおうかな。
校舎をでると校門の所に背の高い人が。
見間違いかな?
だって先輩は今日バイトのはず。
早足で駆け寄る。

「先輩、今日バイトなんじゃ?」

「代わってもらった。今日来いよ」

「うん」

先輩に会いたいって思ったら先輩がいた。
先輩も俺に逢いたいって思ってくれたのかな?
嬉しい。
気のせいか先輩との距離がいつもより近い気がする。
足もなんだかおかしい。
ふかふかの絨毯の上を歩いているような感覚。
あれ?もうここ?
先輩の家って学校からこんなに近かったかな?
あっという間に先輩のマンションに着いた気がする。
玄関を開け扉が閉まりきる前に抱き締められキスされた。
噛みつくような激しいキス。
俺も必死に先輩のキスに応えた。
あまりの激しさに立っていられず先輩にしがみついた。
唇が離れると同時に膝が崩れ、先輩に支えられた。
行儀悪く靴を脱ぎ先輩の部屋へ向かった。
ベッドに押し倒され、覆い被さるように再びキスが始まった。
その間先輩によってボタンが器用に外されていく。
ぎこちない手で俺も先輩のボタンを外す。
相手の手によってお互い裸になっていく。
露になった肌に唇が落とされる。
首筋から肩に。

「んぁああー」

噛まれた。
肩に強い衝撃が走った。
不意に噛まれた為、自分でも驚くような声が上がった。
先輩は噛み後をペロペロと舐めた後きつく吸われた。
先輩に翻弄されまくりで刺激を受け入れるのに必死だった。
心臓がもたないんじゃないかってくらい脈打ち息遣いも荒くなる。
俺の状態を解っていてなのか、先輩は左胸を執拗に攻め始めた。
口に含んだり舌で転がして時には軽く噛んでみたりと刺激しつつ、右胸は先輩の手に弄ばれている。
声も我慢出来なくなり指を噛んで耐える。
俺、胸でこんなに感じるのかってくらい先輩の愛撫に感じた。
左胸には沢山のキスマークが生まれていた。
胸を充分に堪能すると、徐々に下へ降りていった。
下腹部も何度も吸われた。
先輩に俺のを握られヤワヤワと扱かれ始めた。
既に先走りがタラタラと伝い流れる。
先輩の手は強くなったり弱くなったりと俺を追い上げていく。
そして、指ではない何かに拭われた。
生暖かい何かに。
俺の先走りを先輩の舌が丹念に舐めとる。
先端ではチュッと音を立てられ吸われる。
焦れったくなるような刺激から離れ、付け根や太ももを刺激される。
直接的な刺激から焦らされ腰が勝手に揺れ始め、先輩の体を無意識に足で挟んでいた。
我慢できず抗議しようと視線を落とすと、先輩が俺のを口に含む瞬間を目撃した。
待ち望んだ刺激に息を積める、何度かされたけど緊張する。
先輩に俺のを舐められるのには抵抗がある。
嫌とかじゃなくて、俺ばっかりで。
俺もしたいのに。

「んぁっ、んんん」

強く吸われ過敏に反応してしまう。
もっとして欲しい。
吸われつつ舌も動かされ手とは比べ物になら無い刺激。

「せんぱっ…もう出ちゃうぅ…はなじっ」

更に強く吸われ、あっという間に達してしまった。
達したばかりで敏感になっているソコを先輩は綺麗に舐めとる。
優しい刺激なのに過剰に反応してしまう。
徐々に俺のが回復してくる。
先輩はローションを手に取り、先輩を受け入れる場所に塗り込む。
ローションの冷たさにヒヤッとするも直ぐに馴染んだ。
先輩の指が俺の中にすんなり入る。
先輩の指の受け入れ方を俺より身体が知っていた。
指一本だと物足りない。
もっともっと…先輩の…。
二本に増やされても中の疼きは収まらない。
もっと太くて長いのが欲しい。
俺の奥をもっと刺激して欲しい。
二本の指はバラバラに動かされ開かれていく。

「ひゃっあっんんん」

三本に増やされたとき今までに無い強烈な刺激が走る。
先輩が執拗にソコを刺激してくる。
だ、駄目ソコをを刺激される度にびくびくと痙攣する。
いつの間にかシーツを握りしめ快感に耐える。
既に俺のアレはドロドロになってた。

「はっはっはぁああん…駄…目、先輩っんん…ソコやめて」

もう耐えられない。
先輩の指で達しちゃう。
俺の反応を確認しているように動く指。
俺もう、いっちゃ………。
すんでの所で指が引き抜かれた。
もうちょっとだったのに。
恨みがましく先輩を睨む。
けど意地悪な顔を予想していたが、切羽詰まったような本気の顔。
一瞬にして胸を締め付けられた。
指を受け入れていた場所に先輩のが当たった。
自分でも分かる、先輩のが欲しくて蠢いているのが。
早く欲しい。

「ヴヴん゛んー」

やっと、やっと来た。
先輩のが先だけ入った。
もっと、もっと欲しい、奥まで来て。
シーツから手を離し先輩の首に腕を回す。
もっと近くに来て欲しい。

「もっともっと頂戴」

吐息混じりに、先輩の耳元で囁く。

「お願い、はやく」

先輩の顎や頬にキスを贈る。
唇に届くと先輩のが一気に入ってるく。

「っうぁあっ」

唇が離れると悲鳴にも似た喘ぎ声が響き渡る。
今までに無いぐらい先輩を感じる。
わずかな隙間もないほど先輩と密着している。
幸福で涙が溢れる。

「泣きすぎ」

「だって嬉しくて」

微笑みあえば、唇が合わさる。
深い口付けが交わされる。
先輩が動き始め、喘ぎ声は全て先輩に食べられた。
先輩の腰が動く度、俺のが反応し露が溢れる。
また俺一人で達しちゃう。
先輩と一緒が良い。

「先輩、もうダメ。イッちゃう」

「いいよ、いけよ」

「やぁっ、先輩と一緒がいいよ」

先輩のっ大きくなった。
腰を抱えられ角度をつけ先程より深く入ってくる。
も…もう奥、無理だよっ。
指で刺激されておかしくなった場所を先輩ので何度も何度も刺激される。
もう我慢出来ないよ。
先輩。
無理っと同時に先輩のをギュッと締め付けていた。
俺が達すると先輩のが俺の中で弾けた。
正確には同時ではなかったが、それでも嬉しかった。

その後も何度もした。
何回したかは数えてない。
お互い貪りあうように体力が尽きるまで繰り返した。
いつ終わったのか覚えてない。
すーっと意識が持っていかれた。
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