THE NEW GATE

風波しのぎ

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3巻

3-11

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「1つだけ、確認しておきたいことがある」

 その目は、シンとの決闘について話していたときよりも真剣だった。向き合うシンも、自然と緊張してくる。

「もうシュニーが聞いたかもしれんが、シンは帰る方法が見つかったら、帰るのか?」

 シュニーを置いて?
 言葉にこそしなかったが、ジラートの瞳は、はっきりとそう告げていた。

「………………ああ、帰るよ。それが、俺の戦い続けてきた理由だから」

 待っている家族がいる。友人がいる。仲間がいる。
 ゲームをクリアしたら終わりではない。その先を生きることが大切な人と交わした約束であり、シン自身が決めた誓いなのだ。
 異世界に飛ばされたからといって、易々と諦められるような安いものではない。

「……そうか」

 シンの返答を聞いて、ジラートは一瞬何かを言いかけるが、それを言葉にすることはなかった。

「悪い」
「いや、謝るのはワシだろう。当事者の方がよっぽど理解していることだった。年寄りが余計なことを言うものではないな」

 自分がわざわざ言うことでもなかったと、ジラートは首を振った。
 シンとて、ジラートの言いたいことはわかる。いくら国のために奔走してきたと言っても、同じサポートキャラ同士、情報交換はしていたようだし、互いの動向くらい気にはしていただろう。
 シュニーの様子やティエラの話、そして今回のジラートの物言いから推測するに、シュニーはずっとシンを探し回っていたに違いない。
 そんな彼女をおいて、帰ってしまうのか。
 そう聞きたかった、いや、聞く気だったのだ。ジラートは。
 仲間として、シュニーの行動を見てきた身としては、そう言わずにはいられなかったのだろう。

「ワシらにはワシらの、シンにはシンの都合がある。難儀なものだ……」

 そう言って、ジラートはため息をつく。
 ハッキリと言葉にしなかったのは、シンの瞳に様々な色を見たからだ。
 そこに映るのは、迷い、戸惑い、悲しみといった負の色。喜びや慈しみといった正の色。そして、それらを包み込むような意志の色。
 ジラートのよく知る、もがきながらも前に進む戦士の色だ。
 それを見れば、シンがシュニーのことも考えていることはわかる。むしろ考えていないはずがないと断言できる。とはいえ、ハッキリとした答えはまだ出ていないのだろう。
 ジラートが聞いた答えにも、まだ迷いがあった。
 元の世界と今いる世界。今はまだ元の世界への思いが強いが、この先どうなるかなどわからない。

「俺のこともシュニーのことも、纏めて解決できる方法があったらって考えるのは、都合がよすぎるかね?」
「いや、ワシも今さっき、それを考えたばかりだ。ご都合主義、というんだったか」
「ああ、何もかもがうまくいってハッピーエンド。皆で幸せ、めでたしめでたしってな」

 訪れるのは、誰もが笑い、誰も欠けることのない、幸せあふれる結末。降りかかる不幸など、幸せをより強調するための脇役でしかないような。

「なんとも、ワシにはついぞ縁のないものだな」
「それについちゃ、俺も同感だよ」

 考えずにはいられないが、同時に信じられもしない。理不尽な別れを数多く経験している2人は、揃って苦笑した。

「余計な時間をとらせて悪かったな、シン。夕食まで少し時間がある。ゆっくり休んでくれ」
「そうさせてもらうよ」

 別れを告げて、それぞれが自分の部屋へと戻る。
 シンは部屋で待っていたユズハの相手をしながら時間をつぶす。ジラートの武器や防具の修復に入るには、さすがに時間が足りなかった。
 夕食では豪勢な料理に舌鼓したつづみを打ちながら過ごし、風呂に入って汗を流す。その後は大きなイベントもなく、ファルニッド1日目の夜は、静かにけていった。


 夕食後シンたちが寝室に向かった後、ジラートは私室にヴァン、ラジム、ウォルフガング、クオーレの4人を呼び出していた。

「おう、疲れているところ悪いな」
「何か、話し合うべきことでも?」

 ジラートの様子から何かを感じたのだろう、ウォルフガングが4人を代表して尋ねる。

「いや何、死に場所が見つかったんでな。お前たちには伝えておこうと思ったわけだ」

 ちょっとそこまで、とでもいうような軽い口調でジラートは言った。もちろん内容は気軽さとは程遠い。

「…………は?」

 あまりにも唐突な発言に、ウォルフガングは気の抜けた返事をした。
 当然だろう。いきなり死に場所が見つかったなどと言われて、はいそうですかと返せるわけがない。

「どういう、意味でしょうか」
「そのままの意味だ。ワシの寿命が終わろうとしているのは教えたな? その前にシンと決闘を行う。そこがワシの死に場所だ」
「なぜ、今なのですか」
「ワシの力を最大限発揮できるのが1週間後なのだ。それを過ぎれば、あとは老いさらばえていくしかない。そんな状態で決着をつけるなど、戦士の矜持きょうじが許さん」

 最後は戦士として死ぬ。そう告げるジラートに、ウォルフガングは何も言えなくなる。
 家族を守り、子を残し、全てをなした後、未練を残すことなく戦いの中で果てる。
 それは戦士の一族である狼人族――狼型タイプ・ウルフはそう呼ばれている――にとって、最高の死に様なのだ。
 ましてやその相手が伝説の種族であるハイヒューマンとくれば、誰もが羨むことだろう。

「来るべき時が来た、というところですな」

 沈黙するウォルフガングに代わり、ラジムが納得したようにつぶやく。

「うむ、王から寿命の話を聞いたとき、このまま終わるとはついぞ思えなかったが、そういうことであったか」

 ラジムの言葉に続くように、ヴァンも頷きながら心情を吐露した。
 こちらはウォルフガングのような悲壮感はなく、微かな安堵を感じさせた。

「なんで、そんなに落ち着いているの?」

 そんな2人に疑問を投げかけたのは、クオーレだ。普段の形式ばった口調を維持できないほど、動揺している。

「お嬢、生涯最後の戦いをハイヒューマンと死合しあえるなど、これ以上の栄誉はない。王の直系であるなら、それはわかるだろう?」
「わかるよ! わかるけど、ヴァンたちみたいに落ち着いてはいられないよ……」

 さとすように言うヴァンに、混乱気味のクオーレは反論する。理解していても、納得できないのだ。
 その強さを身近で感じてきた分だけ、ジラートがすんなりと死ぬところなど、クオーレには想像できなかった。

「クオーレよ」
「……はい」
「お前は少々ワシを美化しすぎているな」
「そんなことは――」
「ないとは言えまい?」

 先ほどの軽いノリを消し去り、威厳を持ってクオーレに話しかけるジラート。だが、その姿はどこか、孫を可愛がる祖父のように、様子を見守る3人の目に映っていた。

「ワシは長く生きた。同胞が倒れ、その息子が逝き、残された孫を看取みとったこともある。何故ワシは死なんのか、晩年はよく考えるようになった。その答えが1週間後にやってくる」
「…………」
「これはな、クオーレ。ワシがシンを、自らの主と決めた者を一度見送ったときに、唯一残した未練なのだ」
「み、れん……」
「ああ、ついぞ叶うことのなかった、願いでもある」
「……はい」

 ジラートの言葉には悲壮感など微塵みじんもなく、ただ静かに燃える戦いへの意志が宿っていた。
 部屋の中にいる誰もがその熱を感じている。
 止めることなどできはしない。戦士として一流であるが故に、誰もがそれを理解できてしまった。それを止めるのは、むしろ侮辱ぶじょくなのだ。
 感情をあらわにしていたクオーレも、今ではただ頷くことしかできない。

「場所はラルア大森林。我が最後にして最大の戦いだ。見届けよ!」
「はっ!!」

 初代獣王としての最後のめい
 腹心の部下と直系の子孫たちは、声をそろえてそれを受け入れた。




「シン殿! お迎えにあがりました!」
「ん?」

 翌朝。シンがユズハとともに身支度を整えていると、部屋の外から声がかかった。
 どこかで聞いたような、と思いながらシンが障子を開けると、そこには居住いずまいを正したクオーレがいた。


「朝食の用意ができております。どうぞこちらへ!」
「あ、ああ。ありがとう」

 夕食の席ではあまりしゃべっていなかったので、声だけでは誰かわからなかったのだが、侍女じじょではなくクオーレがいるというのは、どういうことだろうか。

「えーと、なぜにクオーレが迎えに? 昨日、夕食を伝えてくれたのは侍女さんだったよな」

 建前上、シンはウォルフガングの客人ということになっていた。

「私から言って代わってもらいました」

 それこそなぜに? と思うシンだが、同時に昨日の夕食時もこんな雰囲気だったなと思い直す。
 どうもクオーレの中でハイヒューマン、とりわけシンの存在というのはかなり美化されているようなのだ。シンに対する態度や視線が、雄弁にそう語っていた。
 シンがジラートの主だというのもあるのだろう。どうやら幼いころから聞かされてきた逸話いつわの数々に、強い憧れを抱いているらしかった。
 シンからすれば、恥ずかしい過去を脚色されて伝えられているのは罰ゲームでしかないわけだが。

(なんだか、イメージが先行しすぎてるような気がする)

 しかも、今日のクオーレは昨日よりもテンションが高い気がした。
 少し心配になってしまう。
 ジラートが決闘のことを伝えたのか、どこか無理やりテンションを上げているようにも見えた。
 さてどうしたものかと思いながら、歩いているルートを確認すると、夕食時とは違う場所へ向かっていることに気づく。

「行先は昨日の広間じゃないのか?」
「はい、ジラート様の私室の方に案内するようにとのことです」

 夕食は宴会状態だったので、朝は落ち着いて食べようということだろうか。
 仕事の都合上、クオーレは先に済ませているらしい。

「こちらです。お連れ様ももうすぐ来ると思います。では、私はこれで」
「わざわざありがとな」

 一礼して去っていくクオーレに礼を言って部屋に入る。中にはジラートとヴァン、ラジムがいた。
 しばらくして、ティエラとシュニーもやってくる。

「では、いただくとしよう」

 あいさつを済ませて朝食を食べ始める。白米、みそ汁、焼き魚に漬物と、どこかで見たような献立こんだてだ。
 朝食を食べ終えると、今後のことについて話す。

「シンには装備の修繕を頼むが、ほかには特に、これといってやってもらいたいことはない。観光でもしてのんびりしていてくれ」
「じゃあ、図書館のある場所を教えてくれないか? 過去の資料がある場所でもいい」
「ふむ、わかった。許可のいるところもある。それも含めて手配しておこう」
「助かる」

 ベイルリヒトではわからなかったことが何か判明するかもしれない。
 ジラートの許可があれば、禁書のたぐいも見られるだろう。

「シュニーとティエラはどうする?」
「私はシンの手伝いをします」

 当然とでもいうようにシュニーが即答する。のんびりするとか、観光するといった選択肢はないようだ。

「えっと、私も図書館について行っていいかしら? 興味があるんだけど」
「一緒だとジラートの装備を直してからになるぞ?」
「かまわないわ。装備を直すってことは、古代エンシェント級の武器を扱うんでしょう? そっちも興味があるわ」

 以前渡したメッセージカードの研究を進めていたティエラだが、それはそれとして、シンのする作業にも興味があるらしい。
 いまだ仕組みの一部を解読できていない研究の方は、急ぐことでもないので後回しにするそうだ。

「じゃあ決まりだな。ジラートたちはどうするんだ?」
「ワシはまあ、身辺整理というやつだな。ついでに伝え損ねていたスキルをウォルフガングに伝えるつもりだ」
「昨日の話だと、秘伝に至ってるくらいか?」
「奥伝まではほぼ習得している。秘伝書も確実性が失われているからな。どうなるかはあやつ次第だ」

 ステータスの話を聞いていたので、習得している武芸スキルのランクを予想するシン。
【THE NEW GATE】において、武芸スキルのランクは5つの段位に分かれている。
 基本技中心の初伝。
 レベルアップで覚える技が多い中伝。
 初伝と中伝をきたえることで覚える奥伝。
 特別なクエストをこなしたり、通常とは違う行動をすることで身につける秘伝。
 そして初伝から秘伝までのすべてのスキルを最大まで鍛えることで覚える、至伝しでん
 ステータスの数値にも条件があるので、至伝に至っているプレイヤーは皆上級プレイヤーばかり。ウォルフガングのステータスでも、秘伝がやっとといったところだった。
 そこは納得したシンだったが、最後にジラートが口にした言葉に眉をひそめる。

「秘伝書を使って失敗することがあるのか?」

 条件さえ満たしていれば失敗することなどなかったはずなので、その情報にシンは驚いた。何か、別のファクターが出現しているというのだろうかと、思考を巡らせる。

「武芸スキルと魔術スキル。どちらも使い手の精神状態に左右されることがわかっている。早い話が、精神的に未熟な奴には、たとえステータスが高くても覚えられないってことだ」
「……なるほど。心身ともに強くしろってことなのか」

 武道においては当然の話だ。高校時代に弓道部に所属していたシンとしては、違和感を覚えようもない。武道とはそういうものだ。
 心と体を鍛え、技をみがく。戦う技術を身につける者の当然の務めだろう。

「そういうことだ。まあ、ウォルフガングについちゃあ心配はしていないがな」
「確かに、真面目そうだったからな。いかにも武人って感じだったし」

 シンは元の世界で本物の達人や武人と呼ばれる人物に会ったことがあるわけではないが、それでもウォルフガングからは、清廉せいれんな気配とでもいうようなものを感じていた。
 心の未熟な者に、あの気配は纏えないだろう。

「一応自慢の子孫だからな。そう言ってもらえるのは嬉しいもんだよ」
「孫を自慢する爺さんになってるぞ。さて、腹ごしらえもすんだことだし、俺は準備を始める。月の祠を出したいんだが、どこか開けた場所はあるか?」
「鍛練用の広場がある。そこなら大丈夫だろう。ヴァンは案内を、ラジムは資料閲覧の許可証を頼む。ワシはウォルフガングのところに行く」
「承知」


 ヴァンの案内でシン、シュニー、ティエラの3人は、屋敷の裏手にある広場へ移動した。
 ちなみにユズハはシンの頭上、カゲロウはティエラの足元をトコトコ歩いて移動している。

「ちょっと下がっててくれ」

 ヴァンを後ろに下がらせ、シンは三日月型のネックレスを外す。そして、それを広場に投げると同時に、キーワードを口にした。

「『解放リリース』!!」

 途端にネックレスが光を放った。
 ネックレスの形をしていた光は、次の瞬間には大きく膨張し、家の形になる。
 光が消えると、そこには月の祠が出現していた。

「ふむ、これが店主のみが行使できるという技ですか。見ると聞くとでは大違いですな」

 ヴァンは感心した様子で月の祠を眺めている。
 しまうところを見ていたはずのティエラも、あらためてその出鱈目でたらめさに顔をひきつらせていた。
 当たり前のことのように、まったく反応を示さなかったのはシュニーだけである。

「さ、入るぞ。ヴァンはどうする?」
「もし可能でしたら、武具を直す工程を見せていただきたい。このような機会、もうないでしょうからな」
「オーケー。普段は見せないが、ジラートの側近ならいいだろう。ついてきてくれ」

 そう言ってシンは月の祠の中に入る。カウンターを抜けて、一直線に鍛冶場へ。
 他のメンバーも、なんだかんだで全員がついてきていた。

「なんだか見学会みたいだな」
「そりゃそうでしょ。鍛冶を極めたって人の技を見れるなんて、二度とないかもしれないのよ? 誰だって見たいわよ」
「くぅ、見てるのおもしろい」
「グル」

 ティエラの言葉に続くように、ユズハとカゲロウも声を上げる。
 ユズハが言葉を発したとき、ヴァンが「えっ……?」とでも言いたげな顔をしていた。
 そういえば、しゃべれることを伝えてなかったなと、今さらながら思い出す。
 エレメントテイルなので普通のモンスターと違って話せるんです、と少々強引にヴァンを納得させ、シンは作業を始める。
 神獣だからさもありなん、と納得したヴァンは、特に追及せず、シンの作業に目を凝らした。

「まずは、状態の把握から」

 カードを実体化させ、両手で抱えるように防具を持つ。
 シンが魔力を走らせると、防具自体も7色に輝き出した。それに合わせて、シンの脳内に足りない物がリストアップされていく。

「……オリハルコンだけでいけるな」

 リストを確認してから、シンは防具から片手を離してアイテムボックスを操作する。
 左手だけで抱えられることになった防具だが、光を発したまま、両手で抱えられていたときと変わらずに空中で保持されていた。
 足りない素材を取り出し、具現化させるシン。出現したのはクリスタルのように透き通った透明な金属塊、オリハルコンだ。
 シンが右手をかざして軽く動かすと、オリハルコンは端の方からほどけるように、細い糸に変化していった。

「これが……御技…………なるほど、誰も習得できぬはずだ」

 摩訶まか不思議としか形容できない現象を前に、ヴァンがぼそりとつぶやく。
 ヴァンはもともと、ゲーム時代に鍛冶担当として作成されたキャラクターだった。それゆえ、一般の鍛冶師程度の技量はある。
 だからこそ、目の前で起こっていることの異常さが、この場にいる誰よりも理解できた。
 オリハルコンが自らその形を変えていく光景を、ただ呆然と見続けるしかない。

「破れた部分を補修。全体にオリハルコンを行き渡らせて強度を回復。魔力を馴染ませて――」

 当のシンはと言えば、作業に集中していてヴァンたちの様子には気づいていなかった。
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