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5.手合わせ
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「姫さま!?」
アネモネがあわててローズを止めようとする。
「だって私より弱い男と結婚なんて嫌なんだもん!」
ローズは両手でドンとテーブルを叩いた。
「どうせこの結婚は断れないんだから理由なんてもう良いわ。それより私が勝ったら妃の仕事はちゃんとするからそれ以外の時間は自由をちょうだい。あなたが勝ったらあなたの言うことなんでも聞くから」
ブランはローズの言葉にピクリと眉を上げた。
「ふむ、それは負けられないな」
「やった!」
ローズは椅子から立ち上がると庭園の少し開けたところまで移動して、手のひらを上に向けてクイと指を曲げてブランを挑発する。
ブランは立ち上がって上着をノワールに渡すと、シャツの袖のボタンを外して腕まくりしながらローズに近づいてきた。
ブランが目の前に立った瞬間、ローズはドレスのウエストのリボンを一気にほどき、巻きついていたスカート部分をバサリとブランの方に投げつけた。
ドレスの下に着込んでいた丈の短いズボン姿になったローズは、スカートでブランの視線を遮った隙をついてブランの死角に回り込むと後ろから回し蹴りをお見舞いする。
ブランはローズの蹴りをしゃがんでかわすと、片足を伸ばしてローズの軸足を刈り取ろうとした。
ローズは地面に手をついて回転してブランの蹴りをかわす。
ローズが起き上がったところをブランが素早く襲いかかってきた。
先ほどのように手を取られて投げられては敵わない、と警戒するとブランの姿がローズの目の前から消えた。
ブランはローズの足元に沈みこみながら両足を抱えるようにタックルをしてローズを引き倒した。
(まずい、受け身が取れない!)
予想外の動きについていけず地面に頭を打ちそうになるところを、ブランが上手く向きを変えてローズの頭を守った。
そしてそのまま地面に倒したローズを押さえ込んだ。
寝技のスペシャリストのブランにグランド勝負に出られては敵わない。
ローズは潔くブランの腕をタップした。
「参った! 参りました!!」
アネモネがあわててローズを止めようとする。
「だって私より弱い男と結婚なんて嫌なんだもん!」
ローズは両手でドンとテーブルを叩いた。
「どうせこの結婚は断れないんだから理由なんてもう良いわ。それより私が勝ったら妃の仕事はちゃんとするからそれ以外の時間は自由をちょうだい。あなたが勝ったらあなたの言うことなんでも聞くから」
ブランはローズの言葉にピクリと眉を上げた。
「ふむ、それは負けられないな」
「やった!」
ローズは椅子から立ち上がると庭園の少し開けたところまで移動して、手のひらを上に向けてクイと指を曲げてブランを挑発する。
ブランは立ち上がって上着をノワールに渡すと、シャツの袖のボタンを外して腕まくりしながらローズに近づいてきた。
ブランが目の前に立った瞬間、ローズはドレスのウエストのリボンを一気にほどき、巻きついていたスカート部分をバサリとブランの方に投げつけた。
ドレスの下に着込んでいた丈の短いズボン姿になったローズは、スカートでブランの視線を遮った隙をついてブランの死角に回り込むと後ろから回し蹴りをお見舞いする。
ブランはローズの蹴りをしゃがんでかわすと、片足を伸ばしてローズの軸足を刈り取ろうとした。
ローズは地面に手をついて回転してブランの蹴りをかわす。
ローズが起き上がったところをブランが素早く襲いかかってきた。
先ほどのように手を取られて投げられては敵わない、と警戒するとブランの姿がローズの目の前から消えた。
ブランはローズの足元に沈みこみながら両足を抱えるようにタックルをしてローズを引き倒した。
(まずい、受け身が取れない!)
予想外の動きについていけず地面に頭を打ちそうになるところを、ブランが上手く向きを変えてローズの頭を守った。
そしてそのまま地面に倒したローズを押さえ込んだ。
寝技のスペシャリストのブランにグランド勝負に出られては敵わない。
ローズは潔くブランの腕をタップした。
「参った! 参りました!!」
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