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第342話 ゴーストタウン攻防戦2ラウンド
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「さぁ気を引き締めていこうか。音を聞く限りこの通路にもう入り込んでると思うから、まずは通路の敵を排除してゴーストタウンのある空間に出るよ。そこである程度時間をかけて苦戦している風を装う。
知能のあるノーライフキングだから乗ってくれるといいんだけど、上手くいけばレギオンの本体が少しずつ前に出てきて、俺たちの後方にも雑魚を生み出してくるから、苦戦している風でゆっくりと後退してあの広間に来てもらおう。
もし乗ってこなかったら、合図を出すからそうしたら攻撃に転じて昨日みたいにレギオン本体を狙おう」
俺の説明で全員が気を引き締めて、戦闘態勢をとる。
「では、私から行きます。シュリ、魔法を撃ち終わったらあれお願いしますね」
人が三人並べば窮屈な通路なので、ライムが魔力を圧縮して【ファイアボール】を唱えた。圧縮されたファイアボールは、ライムの制御を離れ通路の奥に消えていく。何かにぶつかりはじける。
シュリはその間に、ライムの前に出て【シールドウォール】を使用する。
シールドウォールは、使用者本人の筋力や体力に影響して強度や耐久力が変わる防壁のスキルである。盾はスキル効果中、任意の大きさに変えられ接触したすべての攻撃を、耐久力の許す限り吸収する感じのスキルだ。
シールドウォールに阻まれたファイアボールの爆風は、押し返されゴーストタウン側に勢いを増して駆け抜けていく。目の前で燃え盛る炎が透明な壁で押し返される光景なんて、普通見ることできないよな。不思議な光景だ!
「気を引き締めていこうか」
掛け声とともにゴーストタウンのある入り口に飛び込んでいく。相変わらず昨日と同じように入り口を囲むように、スケルトンやゾンビが取り巻いていた。メンバー全員がそれぞれアイコンタクトをして作戦開始となる。
昨日と同じように戦闘しているが、気持ち殲滅速度は下げているので、瞬間的にもレギオン二体の生み出す敵の量を上回る事が無い。常にマックスに近い敵を相手にしている状態だ。二時間くらい戦線を維持していたが、
「みんな、いったん引くぞ! 今の状態で大魔法は危険だから、通路に入って態勢を立て直す!」
うん、俺は演技に向いてないと思った。ほとんど棒読みだった俺のセリフは、ノーライフキングに通じたのだろうか? 今の所レギオンに生み出されたスケルトンとゾンビは、順調に呼び込めている。みんなには後退しながら戦闘を行ってもらい、俺はマップ先生で敵の情報を確認している。
俺が用意した広い空間に着く頃に、やっとスカルレギオンの存在を表す光点が表示された。
「よっしゃ! スカルレギオンが釣れた! マークしておいたから後衛は余裕がある時に確認してくれ! 手筈通り分断するよ……あれ? まさかの三体全員入ってきてた。余分に大きい空間作っててよかった。せめてノーライフキングとレギオン二体は分断したい。広間に入って左側の通路を使うよ」
予想外にも三体がまとめて入ってきてしまったので、撤退と見せかけた釣り作戦二ラウンドを開始する。
今回は俺らにはアドバンテージがある! マップ先生にノーライフキングとスカルレギオンとゾンビレギオンが映っているのだ。これをうまくつかって、ノーライフキングとレギオン本体たちを分断させる計画だ。
「ちょっとロックオンを使って、ノーライフキングをけん制するよ」
実戦でアンチマテリアルライフルのロックオンを使う事になった。今まで実戦で銃器類はいまいち不発に終わっているので頑張ってもらいたいところだ。
けん制が一先ずの目標なので、弾丸はノーマルの物を使う。ターゲットを中心に収めて……撃つ!
ノーライフキングが吹っ飛んだ! あれ? これってもしかして倒しちゃったんじゃない? 吹っ飛んだノーライフキングを見ていると、何事もなかったかのように起き上がった。やっぱりそんなに甘くないですよね、まさかのノーダメージ?
二発三発と当てていくが、今度は吹っ飛ばずにその場で耐えられてしまう。
「クックック、お前はまだこの世界の事を知らないんだな、良い事を教えてやろう。この世界である一定以上の強さの魔物や人間には、銃器はほとんど役に立たないぞ! 以前に銃器で無双したダンマスがいて、そのおかげで銃器に神たちの力で規制がかかっているのだよ。
どんな形にしても銃器と認められれば、対人、対魔物に対しては効果が下がるのだよ。Sランク以上のノーライフキングとなった私には、その銃弾なぞ衝撃の強い物が、体にぶつかった程度の効果しかないぞ。それがお前の切り札だったのだろう。こんな空間まで用意したのに残念だったな!」
ふ~ん、銃ってそんな効果があったんだな。ただ単にSランクが強いだけじゃなくて、効果が下がってるならしょうがないよな。でも強い衝撃は与えられるんだよな……
分断させるには十分効果があるだろ? ノーライフキングになった哀れな人間よ。自分で死亡フラグたてちゃうなんて、ってもう死んでたか? 死んでると言っていいのか? 生き返った? くっそややこしいな!
「くそ! もう一部屋後退するぞ!」
またもや棒読みの俺のセリフを聞いた妻たちは、笑いをこらえながら通路を撤退していく。ノーライフキングが不敵な笑みをしているような感じがする。骸骨の顔だから笑ってるか分からないんだけど、そんな感じがするんだよ! 何かムカつくわ!
俺は撤退しながら、効果のないと言われたロックオンをしつこくノーライフキングに撃ち込んでいく。効果がなくてもしつこく狙われればイライラしてくるのだろう、遠くで叫んでいる声が聞こえる。
マップ先生を確認しているが、ノーライフキングとレギオンたちは若干距離が開いており、このままいけば分断ができる! このまま撃ち続けてやるぜ!
三……二……一……今!
「よっしゃー! ノーライフキングとの分断には成功した! しかも向こう側からは解除できない位置にスイッチがあるから、後は倒すだけだな。本体はそこまで強くないとはいえ、Sランクの魔物だ。油断しないためにも同じ方法でスカルとゾンビも分断してやるぞ!」
ノーライフキングの時と同じように、スカルの方をしつこく狙ってこっちに近付けなくして、ゾンビの方だけがこれるように誘導していく。俺たちの思惑通り運んだ事が少し怖い所だが、レギオン系のSランクは頭が悪いのか? でも今の所問題もないし各個撃破していこう!
知能のあるノーライフキングだから乗ってくれるといいんだけど、上手くいけばレギオンの本体が少しずつ前に出てきて、俺たちの後方にも雑魚を生み出してくるから、苦戦している風でゆっくりと後退してあの広間に来てもらおう。
もし乗ってこなかったら、合図を出すからそうしたら攻撃に転じて昨日みたいにレギオン本体を狙おう」
俺の説明で全員が気を引き締めて、戦闘態勢をとる。
「では、私から行きます。シュリ、魔法を撃ち終わったらあれお願いしますね」
人が三人並べば窮屈な通路なので、ライムが魔力を圧縮して【ファイアボール】を唱えた。圧縮されたファイアボールは、ライムの制御を離れ通路の奥に消えていく。何かにぶつかりはじける。
シュリはその間に、ライムの前に出て【シールドウォール】を使用する。
シールドウォールは、使用者本人の筋力や体力に影響して強度や耐久力が変わる防壁のスキルである。盾はスキル効果中、任意の大きさに変えられ接触したすべての攻撃を、耐久力の許す限り吸収する感じのスキルだ。
シールドウォールに阻まれたファイアボールの爆風は、押し返されゴーストタウン側に勢いを増して駆け抜けていく。目の前で燃え盛る炎が透明な壁で押し返される光景なんて、普通見ることできないよな。不思議な光景だ!
「気を引き締めていこうか」
掛け声とともにゴーストタウンのある入り口に飛び込んでいく。相変わらず昨日と同じように入り口を囲むように、スケルトンやゾンビが取り巻いていた。メンバー全員がそれぞれアイコンタクトをして作戦開始となる。
昨日と同じように戦闘しているが、気持ち殲滅速度は下げているので、瞬間的にもレギオン二体の生み出す敵の量を上回る事が無い。常にマックスに近い敵を相手にしている状態だ。二時間くらい戦線を維持していたが、
「みんな、いったん引くぞ! 今の状態で大魔法は危険だから、通路に入って態勢を立て直す!」
うん、俺は演技に向いてないと思った。ほとんど棒読みだった俺のセリフは、ノーライフキングに通じたのだろうか? 今の所レギオンに生み出されたスケルトンとゾンビは、順調に呼び込めている。みんなには後退しながら戦闘を行ってもらい、俺はマップ先生で敵の情報を確認している。
俺が用意した広い空間に着く頃に、やっとスカルレギオンの存在を表す光点が表示された。
「よっしゃ! スカルレギオンが釣れた! マークしておいたから後衛は余裕がある時に確認してくれ! 手筈通り分断するよ……あれ? まさかの三体全員入ってきてた。余分に大きい空間作っててよかった。せめてノーライフキングとレギオン二体は分断したい。広間に入って左側の通路を使うよ」
予想外にも三体がまとめて入ってきてしまったので、撤退と見せかけた釣り作戦二ラウンドを開始する。
今回は俺らにはアドバンテージがある! マップ先生にノーライフキングとスカルレギオンとゾンビレギオンが映っているのだ。これをうまくつかって、ノーライフキングとレギオン本体たちを分断させる計画だ。
「ちょっとロックオンを使って、ノーライフキングをけん制するよ」
実戦でアンチマテリアルライフルのロックオンを使う事になった。今まで実戦で銃器類はいまいち不発に終わっているので頑張ってもらいたいところだ。
けん制が一先ずの目標なので、弾丸はノーマルの物を使う。ターゲットを中心に収めて……撃つ!
ノーライフキングが吹っ飛んだ! あれ? これってもしかして倒しちゃったんじゃない? 吹っ飛んだノーライフキングを見ていると、何事もなかったかのように起き上がった。やっぱりそんなに甘くないですよね、まさかのノーダメージ?
二発三発と当てていくが、今度は吹っ飛ばずにその場で耐えられてしまう。
「クックック、お前はまだこの世界の事を知らないんだな、良い事を教えてやろう。この世界である一定以上の強さの魔物や人間には、銃器はほとんど役に立たないぞ! 以前に銃器で無双したダンマスがいて、そのおかげで銃器に神たちの力で規制がかかっているのだよ。
どんな形にしても銃器と認められれば、対人、対魔物に対しては効果が下がるのだよ。Sランク以上のノーライフキングとなった私には、その銃弾なぞ衝撃の強い物が、体にぶつかった程度の効果しかないぞ。それがお前の切り札だったのだろう。こんな空間まで用意したのに残念だったな!」
ふ~ん、銃ってそんな効果があったんだな。ただ単にSランクが強いだけじゃなくて、効果が下がってるならしょうがないよな。でも強い衝撃は与えられるんだよな……
分断させるには十分効果があるだろ? ノーライフキングになった哀れな人間よ。自分で死亡フラグたてちゃうなんて、ってもう死んでたか? 死んでると言っていいのか? 生き返った? くっそややこしいな!
「くそ! もう一部屋後退するぞ!」
またもや棒読みの俺のセリフを聞いた妻たちは、笑いをこらえながら通路を撤退していく。ノーライフキングが不敵な笑みをしているような感じがする。骸骨の顔だから笑ってるか分からないんだけど、そんな感じがするんだよ! 何かムカつくわ!
俺は撤退しながら、効果のないと言われたロックオンをしつこくノーライフキングに撃ち込んでいく。効果がなくてもしつこく狙われればイライラしてくるのだろう、遠くで叫んでいる声が聞こえる。
マップ先生を確認しているが、ノーライフキングとレギオンたちは若干距離が開いており、このままいけば分断ができる! このまま撃ち続けてやるぜ!
三……二……一……今!
「よっしゃー! ノーライフキングとの分断には成功した! しかも向こう側からは解除できない位置にスイッチがあるから、後は倒すだけだな。本体はそこまで強くないとはいえ、Sランクの魔物だ。油断しないためにも同じ方法でスカルとゾンビも分断してやるぞ!」
ノーライフキングの時と同じように、スカルの方をしつこく狙ってこっちに近付けなくして、ゾンビの方だけがこれるように誘導していく。俺たちの思惑通り運んだ事が少し怖い所だが、レギオン系のSランクは頭が悪いのか? でも今の所問題もないし各個撃破していこう!
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