スキルが覚醒してパーティーに貢献していたつもりだったが、追放されてしまいました ~今度から新たに出来た仲間と頑張ります~

黒色の猫

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11話・真の覚醒

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 朝、目が覚めると、強烈な頭痛に襲われていた。
 頭痛は、いつもの事なのに何だか久しぶりな感じがする。俺は、体を起こし、辺りを確認する。

「どこだここ?」

 俺の住んである部屋でもないし、会社でもない。

「ってか、この宙に浮いてある文字はなんだ? 立体映像か?」

 目の前には、文字が浮いていた。

『スキル:眠るの最終覚醒条件をみたしました。最終スロットが解放され、以下の能力が使用できます。また、今までの寝ている間に獲得した経験値(寝値)を全て能力値へ振り分けます』

・ 睡眠シュラーフ ・・・ 超回復。自身のHP・MPを完全回復出来る。1時間寝る度に、1回分としてストックされます。[使用回数:0回](能力値:Lv1)

          ↓ (経験値振り分け後)

眠れスリープ ・・・ 視認できる相手を完全に、眠らせる事が出来る。また、1度で視認できる複数人にも効果あり。魔法・スキルにも使用可能。(能力値:LvMAX)

眠れる力ソーン ・・・ 能力向上(最大5倍)、能力覚醒(生物のみに、使用可能。今後覚える可能性のあるスキルをランダムで、1つ取得可能)、武具覚醒(武具など、物全般に使用可能。その物の持っていたかもしれない可能性を一定時間実現にする。その場合、可能性の発言をしないといけない)。(能力値:LvMAX)

眠るヒュプノス ・・・ 自身及び相手の睡眠時、回復速度が特大アップする。また、経験値(固定値)も獲得出来る。(能力値:LvMAX)

・ 睡眠シュラーフ ・・・ 超回復。[使用回数:0回]、また常時発動の睡眠の霧を纏う。[睡眠の霧:体から30cm程を覆う見えない霧。害意のある攻撃を無効化睡眠させる。物理攻撃→威力を殺す睡眠、魔法攻撃→消滅睡眠、スキル攻撃→無効睡眠させる。](能力値:LvMAX)

「何だこれ… いや、俺の能力なのか…」

 起きた時に、感じていた頭痛が治まりつつ、今までの出来事が、頭の中に流れ込んでくる。

「ここは… 別の世界なのか… なら、あの時のあれは気のせいじゃ無かったのか…」

 俺は、あの時の事を思い返す。





 意識が薄れていく中、誰かの声が聞こえてきた。

『転生のチャンスが与えられました。転生しますか?』

 転生の… チャンス… 何だよそれ…

『転生のチャンスが与えられました。転生しますか?』

 まぁ… どうせあいつを殴ったせいで、俺はクビになるだろうし… 転生してみてもいいかもな…
 俺がいなくなっても、困る相手もいないしな…

『転生のチャンスが与えられました。転生しますか?』

 あぁ、やってやろうじゃないか!!

『了解しました。特典として、スキルを1つ取得出来ます。希望スキルはありますか?』

 スキル… やばいもう、意識が… 薄れて… 眠気も…

『了解しました。ユニークスキル:眠るを取得しました。』

 俺の意識は、そこで途絶えていった…

『肉体の構築開始… 完了… 精神の構築開始… 完了… 記憶の引き継ぎ開始… 失敗… 記憶の引き継ぎに時間がかかります…』





 回想している間に、転生してからの記憶を全て思い返した。

「今の、俺の名前は、セウン… ユーベルってやつらとパーティーを組んで冒険者をしている。けど、こいつらって…」

 ドンドンドン

 勢い良く、扉が叩かれる。
 考える事を止め、扉を開ける。
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