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25話・成果
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ブラックエルダートレントは、武具覚醒の効果が消えると同時に、黒い粒子になって消えていった。
消えた場所には、魔石と黒色の木材そして、もう1つあったドロップ品を持ち上げる。
「これって、エリクサーだよな?」
アイテムボックスから、エリクサーを取り出して、見比べてみるが、違いはないように見える。
「まぁ、後で、調べて貰えばいいか…」
2つとも、アイテムボックスにいれた後、魔石や黒い木材を入れていると、先程同様に、
ポンッ
軽快な音と共に、宝箱が現れる。
俺は、ドロップ品を全てアイテムボックスにいれた後、宝箱に、近づき蓋に手を置く。
「眠れる力・武具覚醒」
宝箱が淡く光だす。
「エリクサー」
そう発言した後、宝箱を開けてから、エリクサーを取り出してから、地上に戻る。
その後も、何度か続け、合計で、5本のエリクサーを入手する事が出来た。余談だが、あの後はレアモンスターのブラックエルダートレントは出ず、俺に絡んできた奴は、気づいたら、消えていた。
◆
5本目のエリクサーを入手した後、アイテムを売却する為、ギルドへ戻った。
ギルドに戻ると、入り口の近くに、馬車が1台止まっていた。まぁ、気にしても仕方がないので、そのまま素通りして、ギルドの中に入っていく。
ギルド内は、変わらず騒がしかった。僕は、受付の列に加わり、順番を待つ。待つ事数十分、俺の番が回ってきた。
「あ、セウンさん。今回は、どうしました?」
「ダンジョンでの素材やアイテムを売却しに来ました」
「売却ですね… もしかして、素材やアイテムが多かったりしますか?」
「多いいかどうかは、分かりませんが、木材がかなりありますね」
エルダートレントだけでなく、普通のトレントの木材もある。
「木材と言いますと、もしかして、トレントですか?」
「まぁ、そうですね。後、エルダートレントの木材ですね」
ブラックエルダートレントの木材は、何となく自分で持っておく。
「!? エルダートレントって、森林系ダンジョンの10階層のボスですよね。どこかの冒険者様とパーティーを組まれたんですか?」
「いや、ソロですけど、どうしてそんな事を聞くんですか?」
「セウンさんは、一応Fランクの冒険者でしたので聞いたのですが… そうでした。セウンさんは、スタッフさんにも勝ったんでしたね… では、ここでは無理なので、奥の部屋で移動してもいいですか?」
「はい、大丈夫です。その前に、これの売却も出来ますか?」
俺は、アイテムボックスからエリクサーを1本取り出してから、リセさんに渡す。
「フル・ポーションですか?」
「いえ、たぶんエリクサーです」
「え… エリクサー!!」
リセさんは、目を見開き、これでもかと言うほど大きな声を出していた。だけどすぐに、大きな声を出した自覚があったのか、
「す… すみません!!」
慌てて、すぐ謝ってきた。
「別に、いいですよ。それより、どうですか?」
リセさんは、手招きをする。俺が顔を近づけると、リセさんも、少し顔を寄せてきて、
「たぶん、ここで売るより、豪商や貴族様に、直接売った方が、高く売れると思うわよ?」
と、小声で教えてくれる。
「そうなんですか?」
「えぇ、そうよ!!」
「分かりました。なら、他の素材などを…」
「少し、宜しいでしょうか?」
突然、後ろから声をかけられる。
消えた場所には、魔石と黒色の木材そして、もう1つあったドロップ品を持ち上げる。
「これって、エリクサーだよな?」
アイテムボックスから、エリクサーを取り出して、見比べてみるが、違いはないように見える。
「まぁ、後で、調べて貰えばいいか…」
2つとも、アイテムボックスにいれた後、魔石や黒い木材を入れていると、先程同様に、
ポンッ
軽快な音と共に、宝箱が現れる。
俺は、ドロップ品を全てアイテムボックスにいれた後、宝箱に、近づき蓋に手を置く。
「眠れる力・武具覚醒」
宝箱が淡く光だす。
「エリクサー」
そう発言した後、宝箱を開けてから、エリクサーを取り出してから、地上に戻る。
その後も、何度か続け、合計で、5本のエリクサーを入手する事が出来た。余談だが、あの後はレアモンスターのブラックエルダートレントは出ず、俺に絡んできた奴は、気づいたら、消えていた。
◆
5本目のエリクサーを入手した後、アイテムを売却する為、ギルドへ戻った。
ギルドに戻ると、入り口の近くに、馬車が1台止まっていた。まぁ、気にしても仕方がないので、そのまま素通りして、ギルドの中に入っていく。
ギルド内は、変わらず騒がしかった。僕は、受付の列に加わり、順番を待つ。待つ事数十分、俺の番が回ってきた。
「あ、セウンさん。今回は、どうしました?」
「ダンジョンでの素材やアイテムを売却しに来ました」
「売却ですね… もしかして、素材やアイテムが多かったりしますか?」
「多いいかどうかは、分かりませんが、木材がかなりありますね」
エルダートレントだけでなく、普通のトレントの木材もある。
「木材と言いますと、もしかして、トレントですか?」
「まぁ、そうですね。後、エルダートレントの木材ですね」
ブラックエルダートレントの木材は、何となく自分で持っておく。
「!? エルダートレントって、森林系ダンジョンの10階層のボスですよね。どこかの冒険者様とパーティーを組まれたんですか?」
「いや、ソロですけど、どうしてそんな事を聞くんですか?」
「セウンさんは、一応Fランクの冒険者でしたので聞いたのですが… そうでした。セウンさんは、スタッフさんにも勝ったんでしたね… では、ここでは無理なので、奥の部屋で移動してもいいですか?」
「はい、大丈夫です。その前に、これの売却も出来ますか?」
俺は、アイテムボックスからエリクサーを1本取り出してから、リセさんに渡す。
「フル・ポーションですか?」
「いえ、たぶんエリクサーです」
「え… エリクサー!!」
リセさんは、目を見開き、これでもかと言うほど大きな声を出していた。だけどすぐに、大きな声を出した自覚があったのか、
「す… すみません!!」
慌てて、すぐ謝ってきた。
「別に、いいですよ。それより、どうですか?」
リセさんは、手招きをする。俺が顔を近づけると、リセさんも、少し顔を寄せてきて、
「たぶん、ここで売るより、豪商や貴族様に、直接売った方が、高く売れると思うわよ?」
と、小声で教えてくれる。
「そうなんですか?」
「えぇ、そうよ!!」
「分かりました。なら、他の素材などを…」
「少し、宜しいでしょうか?」
突然、後ろから声をかけられる。
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