スキルが覚醒してパーティーに貢献していたつもりだったが、追放されてしまいました ~今度から新たに出来た仲間と頑張ります~

黒色の猫

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38話・罰… どうするか?

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「はっ!! わ… 私の名前は、シエル・フォン・スヴィエートです!! こ… この度は、本当にすみませんでした!!」

 シエルも、マオのように頭を下げてきた。
 スヴィエート? これも、どこかで聞いたことあるような…
 一瞬記憶を遡ろうかと思ったが、シエルが不安そうな顔で俺を見てきたので、遡るのをやめてから、返事をする。

「…分かった。とりあえず、むこうに行こうか?」

 まぁ、後で罰は与える予定だけどな…

「は… はい!!」

 俺は、シエルを連れてから、2人のもとに戻る。

「シェーン。説明は、任せた」

「分かりました!!」

 俺は、シエルへの説明をシェーンに任せる。
 決して、説明をするのが面倒になったとか、お腹が空いたからという訳ではない… だけど、時間も出来たので、そっと残っているシチューもどきを温めなおす。
 丁度、温め終えた所で、

「あ… あの、セウンさん… シェーンに、全てを聞きました。改めて、すみませんでした!!」

「すみませんでした!!」「すまんかったのじゃ!!」

 3人は、頭を下げてくる。

「…謝罪を受け入れる。あ、でも、シエルとマオには、後でそれ相応の罰を受けて貰うからな?」

「はい…」 「分かったのじゃ…」

「あの、私は?」

「シェーンは、俺に攻撃してきた訳ではないし、子供たちも見て貰ったから、それで大丈夫だろ?」

「ですか…」

「…もし、それでも気になるのなら、2人が罰を受けた後、自分も受けるか決めればいい」

「分かりました…」

 あんまり、納得してなさそうだけど、まぁそれは後でいいだろう。

「それよりも、今からご飯を食べるけど、3人はどうする? あぁ、でもシェーンは、もう食べたか?」

「…いえ、私もまだですね」

「そっか。なら、一緒に食べるか?」

 3人は、少し葛藤した後首を縦に振った。
 俺は、アイテムボックスから4人分の食器を取り出してから、手渡す。

「「ありがとうございます!!」」

「ありがとなのじゃ!!」

 その後、3人と色々な話をしながら食べた。

「え… すまん、シエルもう1度言ってくれないか?」

「はい。国に帰ったら、改めてお詫びの品を送らせて貰います。王家の名にかけて、必ずです!!」

 聞き間違いではなかった…
 そういえば、スヴィエートって、どこかで聞いた事があると思ったら、この国の事だった…

「…なら、シエルは王女様なのか?」

「はい。これでも、第2王女になります!!」

「…口調改めた方がいいか?」

「いえ、セウンさんには、迷惑をかけましたし、畏まれるのもあまり好きではないので、そのままで大丈夫です」

「…分かった」

 まさか、シエルが王女様とはねぇ… ん、待てよ…

「なぁ、まさかとは思うがシェーンとマオもまさか王女とか言わないよな?」

「一応私は、アラガーナ神聖国教皇の娘ではありますが、王女ではないですね」

「儂も、昔エルフの国を治めていた時期もあったのじゃが、今はただの冒険者じゃな」

「・・・」

 シェーンよ、それはもう王女と変わらないじゃないか?
 マオに至っては、それって元女王じゃないか…
 何で、そんな3人が冒険者なんかやってんだよ…
 てか、これ罰とか与えたら逆に、俺の首が物理的に飛ぶんじゃないのか?

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作者より(捕捉)

シエルは、セウンに少しびびっているので口調は、丁寧?になってます
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