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閑話・ユーベル 6
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俺たちは、宿屋に行ったのだが既に、あいつはいなかった。ベンが宿屋のババアに聞いた所、村に帰る事が分かった。
「どうしますか、ユーベル?」
「当然、後を追うぞ!!」
「おう」 「分かりました」
俺たちは、町を出てあいつの後を追った。
◆
思ったより、すぐにあいつに追い付いた。
「おい、止まれ!!」
俺は、呼び止める。
あいつは、立ち止まり振り返った。
「何のようだ?」
「いや、お前からお金を回収しようと思ってな」
「何の事だ? マジックバックのお金なら渡しただろ?」
「それじゃねぇ。お前、公爵にエリクサーを渡してお金貰っただろ?」
「それが、どうかしたのか?」
「それは、本来俺たちが貰う予定だった金だ。だから、それを、回収しに来たんだよ」
「…それを、俺が渡すとでも?」
「渡すさ…」
少し、痛い目に合わないと解らないようだ。
俺は、躊躇わず剣を抜く。
「ユーベル、ロン、ベン… お前たち、何やっているのか分かっているのか?」
「分かっているさ… ロン、焼いてやれ」
「■■ ■■■■■ ■■■■■■■■ ファイヤージャベリン!!」
ロンの魔法が、あいつめがけて飛んでいく。
炎の槍は、あいつを素通りしていく。
チッ… ロンの調子はまだ戻っていないようだ。
「なっ!!」
「おい、ロン何してる。当たってないぞ!!」
「いや、当たった筈だ!! どうして…」
「眠れる力・能力向上」
どうやら、抵抗するらしいな…
「チッ… 俺がやる。神聖剣!!」
書くの違いを思い知らせてやる。
「くらえ!!」
俺は、あいつの頭目掛けて、振りおろす。
「!?」
俺の神聖剣が、あいつに当たる前に止まってしまった。それ所か、俺の剣を手で払られる。
「一応、幼なじみのよしみだ…」
あいつが、そう言うと同時に、強い衝撃が走り目の前が暗くなった。
◆
「…ル …ーベル …ユーベル!!」
誰かの声で、目が覚める。
「痛っ!!」
頬に、痛みが走る。
「ユーベル、大丈夫ですか?」
「ベンか… ここはいったい…」
周りを見ると、見に覚えのある草原… 確か、おう都近くの草原だった筈だ。何故こんな所に…
「!? あいつはどこ行った!!」
思い出した俺は、あいつの居場所を聞く。
「村に帰る為、既に旅立ちました…」
「何!! お前たちは、何していたんだ!!」
「「・・・」」
2人とも、顔を反らし何も言わない。
「クソ!!」
何が、どうなってやがる。何であいつの攻撃が、俺に効くんだよ。確か、あいつとは、倍近いLV差があった筈だ。
「!?」
まさか、マジックアイテムか… いや、そうとしか考えられない。そう俺は、結論付けた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者より(捕捉)
・ セウンの攻撃がユーベルへダメージを与えた理由
是低) ステータスの上がり幅→0~5(ランダム)
・ ユーベルのLV68(12話時点)→LV70(29話時点)
LV70 防御力→だいたい168くらい
・ セウンのLV30(14話時点)→LV45(29話時点)
普通ならセウンがユーベルに与えるダメージ量は、微々たるものです。
だけど、能力向上(2倍)した場合LV90相当のステータスになる訳ではありません。ステータスはそのまま2倍になります。
ですから、下手したらLV90より能力値は高くなる事や逆に、低くなる事もあります。下を参考にして下さい。
LV45 攻撃力→97→194(能力向上2倍時)
例) LV90 最低攻撃力97(全て0)
平均攻撃力187(全て2)
最高攻撃力322(全て5)
今回は、セウンの攻撃力が194、ユーベル防御力168なのでダメージが入ってます。
セウンは感覚でこの事を悟っていたので、能力向上(2倍)に止めたりしてます。
ちなみに、能力向上(10倍)の場合、セウンの攻撃力は970になり、その状態攻撃した場合、ユーベルの頭は、パンッときれいな赤い花が咲く事になってましたね。
「どうしますか、ユーベル?」
「当然、後を追うぞ!!」
「おう」 「分かりました」
俺たちは、町を出てあいつの後を追った。
◆
思ったより、すぐにあいつに追い付いた。
「おい、止まれ!!」
俺は、呼び止める。
あいつは、立ち止まり振り返った。
「何のようだ?」
「いや、お前からお金を回収しようと思ってな」
「何の事だ? マジックバックのお金なら渡しただろ?」
「それじゃねぇ。お前、公爵にエリクサーを渡してお金貰っただろ?」
「それが、どうかしたのか?」
「それは、本来俺たちが貰う予定だった金だ。だから、それを、回収しに来たんだよ」
「…それを、俺が渡すとでも?」
「渡すさ…」
少し、痛い目に合わないと解らないようだ。
俺は、躊躇わず剣を抜く。
「ユーベル、ロン、ベン… お前たち、何やっているのか分かっているのか?」
「分かっているさ… ロン、焼いてやれ」
「■■ ■■■■■ ■■■■■■■■ ファイヤージャベリン!!」
ロンの魔法が、あいつめがけて飛んでいく。
炎の槍は、あいつを素通りしていく。
チッ… ロンの調子はまだ戻っていないようだ。
「なっ!!」
「おい、ロン何してる。当たってないぞ!!」
「いや、当たった筈だ!! どうして…」
「眠れる力・能力向上」
どうやら、抵抗するらしいな…
「チッ… 俺がやる。神聖剣!!」
書くの違いを思い知らせてやる。
「くらえ!!」
俺は、あいつの頭目掛けて、振りおろす。
「!?」
俺の神聖剣が、あいつに当たる前に止まってしまった。それ所か、俺の剣を手で払られる。
「一応、幼なじみのよしみだ…」
あいつが、そう言うと同時に、強い衝撃が走り目の前が暗くなった。
◆
「…ル …ーベル …ユーベル!!」
誰かの声で、目が覚める。
「痛っ!!」
頬に、痛みが走る。
「ユーベル、大丈夫ですか?」
「ベンか… ここはいったい…」
周りを見ると、見に覚えのある草原… 確か、おう都近くの草原だった筈だ。何故こんな所に…
「!? あいつはどこ行った!!」
思い出した俺は、あいつの居場所を聞く。
「村に帰る為、既に旅立ちました…」
「何!! お前たちは、何していたんだ!!」
「「・・・」」
2人とも、顔を反らし何も言わない。
「クソ!!」
何が、どうなってやがる。何であいつの攻撃が、俺に効くんだよ。確か、あいつとは、倍近いLV差があった筈だ。
「!?」
まさか、マジックアイテムか… いや、そうとしか考えられない。そう俺は、結論付けた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者より(捕捉)
・ セウンの攻撃がユーベルへダメージを与えた理由
是低) ステータスの上がり幅→0~5(ランダム)
・ ユーベルのLV68(12話時点)→LV70(29話時点)
LV70 防御力→だいたい168くらい
・ セウンのLV30(14話時点)→LV45(29話時点)
普通ならセウンがユーベルに与えるダメージ量は、微々たるものです。
だけど、能力向上(2倍)した場合LV90相当のステータスになる訳ではありません。ステータスはそのまま2倍になります。
ですから、下手したらLV90より能力値は高くなる事や逆に、低くなる事もあります。下を参考にして下さい。
LV45 攻撃力→97→194(能力向上2倍時)
例) LV90 最低攻撃力97(全て0)
平均攻撃力187(全て2)
最高攻撃力322(全て5)
今回は、セウンの攻撃力が194、ユーベル防御力168なのでダメージが入ってます。
セウンは感覚でこの事を悟っていたので、能力向上(2倍)に止めたりしてます。
ちなみに、能力向上(10倍)の場合、セウンの攻撃力は970になり、その状態攻撃した場合、ユーベルの頭は、パンッときれいな赤い花が咲く事になってましたね。
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