スキルが覚醒してパーティーに貢献していたつもりだったが、追放されてしまいました ~今度から新たに出来た仲間と頑張ります~

黒色の猫

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閑話・ユーベル 6

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 俺たちは、宿屋に行ったのだが既に、あいつはいなかった。ベンが宿屋のババアに聞いた所、村に帰る事が分かった。

「どうしますか、ユーベル?」

「当然、後を追うぞ!!」

「おう」 「分かりました」

 俺たちは、町を出てあいつの後を追った。





 思ったより、すぐにあいつに追い付いた。

「おい、止まれ!!」

 俺は、呼び止める。
 あいつは、立ち止まり振り返った。 

「何のようだ?」

「いや、お前からお金を回収しようと思ってな」

「何の事だ? マジックバックのお金なら渡しただろ?」

「それじゃねぇ。お前、公爵にエリクサーを渡してお金貰っただろ?」

「それが、どうかしたのか?」

「それは、本来俺たちが貰う予定だった金だ。だから、それを、回収しに来たんだよ」

「…それを、俺が渡すとでも?」

「渡すさ…」

 少し、痛い目に合わないと解らないようだ。
 俺は、躊躇わず剣を抜く。

「ユーベル、ロン、ベン… お前たち、何やっているのか分かっているのか?」

「分かっているさ… ロン、焼いてやれ」

「■■ ■■■■■ ■■■■■■■■ ファイヤージャベリン!!」

 ロンの魔法が、あいつめがけて飛んでいく。

 炎の槍は、あいつを素通りしていく。
 チッ… ロンの調子はまだ戻っていないようだ。

「なっ!!」

「おい、ロン何してる。当たってないぞ!!」

「いや、当たった筈だ!! どうして…」

眠れる力ソーン・能力向上」

 どうやら、抵抗するらしいな…

「チッ… 俺がやる。神聖剣!!」

 書くの違いを思い知らせてやる。

「くらえ!!」

 俺は、あいつの頭目掛けて、振りおろす。

「!?」

 俺の神聖剣が、あいつに当たる前に止まってしまった。それ所か、俺の剣を手で払られる。

「一応、幼なじみのよしみだ…」

 あいつが、そう言うと同時に、強い衝撃が走り目の前が暗くなった。





「…ル …ーベル …ユーベル!!」

 誰かの声で、目が覚める。

「痛っ!!」

 頬に、痛みが走る。

「ユーベル、大丈夫ですか?」

「ベンか… ここはいったい…」

 周りを見ると、見に覚えのある草原… 確か、おう都近くの草原だった筈だ。何故こんな所に…

「!? あいつはどこ行った!!」

 思い出した俺は、あいつの居場所を聞く。

「村に帰る為、既に旅立ちました…」

「何!! お前たちは、何していたんだ!!」 

「「・・・」」

 2人とも、顔を反らし何も言わない。

「クソ!!」

 何が、どうなってやがる。何であいつの攻撃が、俺に効くんだよ。確か、あいつとは、倍近いLV差があった筈だ。

「!?」

 まさか、マジックアイテムか… いや、そうとしか考えられない。そう俺は、結論付けた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者より(捕捉)

・ セウンの攻撃がユーベルへダメージを与えた理由
是低) ステータスの上がり幅→0~5(ランダム)

・ ユーベルのLV68(12話時点)→LV70(29話時点)
LV70 防御力→だいたい168くらい

・ セウンのLV30(14話時点)→LV45(29話時点)
普通ならセウンがユーベルに与えるダメージ量は、微々たるものです。
だけど、能力向上(2倍)した場合LV90相当のステータスになる訳ではありません。ステータスはそのまま2倍になります。
ですから、下手したらLV90より能力値は高くなる事や逆に、低くなる事もあります。下を参考にして下さい。

LV45 攻撃力→97→194(能力向上2倍時)
例) LV90 最低攻撃力97(全て0) 
       平均攻撃力187(全て2)
       最高攻撃力322(全て5)

今回は、セウンの攻撃力が194、ユーベル防御力168なのでダメージが入ってます。
セウンは感覚でこの事を悟っていたので、能力向上(2倍)に止めたりしてます。
ちなみに、能力向上(10倍)の場合、セウンの攻撃力は970になり、その状態攻撃した場合、ユーベルの頭は、パンッときれいな赤い花が咲く事になってましたね。
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