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64話・準備
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私の甘ったれた考えを正してくれたフィアンマさんは、再びまっすぐ私にむかってきた。
考えを改め、気合いを再度入れ直してからむかってきたフィアンマさんの攻撃を対処していく。
だけど先程よりも攻撃スピードが早くなっており、対処できずに少し攻撃を受けてしまう時もある。それに、1発1発に込められている力も上がっている為、対処するだけでも腕が痺れそうになる。
「くっ…」
このままだと先程となにも変わっていない。
私は、何か糸口がないか必死に考え、フィアンマさんのある言葉を思い出す。
『実戦だと更に魔法やスキルなんかを使って今以上に激しいやりあいをしないといけない』
スキル…
セウンさんのおかげで新しく増えたスキル以外にも、私にも持っているスキルがあった。
私は、フィアンマさんの攻撃をしゃがんで躱すと同時に前に出て、攻撃するふりしてそのまま横を素通りしていきフィアンマさんとの距離をとる。
距離をとってからすぐにある事を確認する。
「今のはまぁまぁいい動きじゃないかい。それで、その顔はいい作戦でも思いついたのかい?」
「…一か八かですけどね」
「戦っている時に考えた作戦ってのは、大抵そんなもさ。それじゃあ、その作戦とやらをみせて貰おうかね」
そう言い、フィアンマさんは模擬戦が開始してから初めて拳を構えた。
フィアンマさんが構えた時には、既に確認を終えていた。
「怒り」
とりあえず、今の状態だと思うように動けそうにもない為、まずは回復速度を早める。
「怒る力」
次に、フィアンマさんの攻撃に備え、耐性を上げておく。
「スキルって言った所かい?」
「そんな所です」
「そうかい。それで、準備は整ったのかい?」
「いえ、まだです。怒れ・2倍」
能力を向上させる。
だけど初めて使う事もあり、まずは2倍で試す。
「それじゃあ行きます!!」
「遠慮せずにかかって来な」
既に疲れていた体も、怒りのおかげで回復したので、今度は私からフィアンマさんにむかっていく。
◆
ラスが私の攻撃を避けてから横を通りすぎていき、そのまま距離をとった。
距離をとったラスは、先程と違い何かしら作戦でも思い付いたのか、表情が少し変化していた。
私から見たら隙だらけではあるが、何をしてくるのか興味が湧いてきたので、ラスの準備が整うのを構えをとりながら待つ。
すると、ラスが何かを唱えると、あがっていた息が回復していく。
一瞬、徐々に回復しているように見えたので、回復魔法にある継続回復のようにも見えるが唱えた魔法名が違うし、回復効果も違うように見えるので、私は、スキルだと判断した。
考えを改め、気合いを再度入れ直してからむかってきたフィアンマさんの攻撃を対処していく。
だけど先程よりも攻撃スピードが早くなっており、対処できずに少し攻撃を受けてしまう時もある。それに、1発1発に込められている力も上がっている為、対処するだけでも腕が痺れそうになる。
「くっ…」
このままだと先程となにも変わっていない。
私は、何か糸口がないか必死に考え、フィアンマさんのある言葉を思い出す。
『実戦だと更に魔法やスキルなんかを使って今以上に激しいやりあいをしないといけない』
スキル…
セウンさんのおかげで新しく増えたスキル以外にも、私にも持っているスキルがあった。
私は、フィアンマさんの攻撃をしゃがんで躱すと同時に前に出て、攻撃するふりしてそのまま横を素通りしていきフィアンマさんとの距離をとる。
距離をとってからすぐにある事を確認する。
「今のはまぁまぁいい動きじゃないかい。それで、その顔はいい作戦でも思いついたのかい?」
「…一か八かですけどね」
「戦っている時に考えた作戦ってのは、大抵そんなもさ。それじゃあ、その作戦とやらをみせて貰おうかね」
そう言い、フィアンマさんは模擬戦が開始してから初めて拳を構えた。
フィアンマさんが構えた時には、既に確認を終えていた。
「怒り」
とりあえず、今の状態だと思うように動けそうにもない為、まずは回復速度を早める。
「怒る力」
次に、フィアンマさんの攻撃に備え、耐性を上げておく。
「スキルって言った所かい?」
「そんな所です」
「そうかい。それで、準備は整ったのかい?」
「いえ、まだです。怒れ・2倍」
能力を向上させる。
だけど初めて使う事もあり、まずは2倍で試す。
「それじゃあ行きます!!」
「遠慮せずにかかって来な」
既に疲れていた体も、怒りのおかげで回復したので、今度は私からフィアンマさんにむかっていく。
◆
ラスが私の攻撃を避けてから横を通りすぎていき、そのまま距離をとった。
距離をとったラスは、先程と違い何かしら作戦でも思い付いたのか、表情が少し変化していた。
私から見たら隙だらけではあるが、何をしてくるのか興味が湧いてきたので、ラスの準備が整うのを構えをとりながら待つ。
すると、ラスが何かを唱えると、あがっていた息が回復していく。
一瞬、徐々に回復しているように見えたので、回復魔法にある継続回復のようにも見えるが唱えた魔法名が違うし、回復効果も違うように見えるので、私は、スキルだと判断した。
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