スキルが覚醒してパーティーに貢献していたつもりだったが、追放されてしまいました ~今度から新たに出来た仲間と頑張ります~

黒色の猫

文字の大きさ
331 / 453

特別閑話・くりすます 8

しおりを挟む
 食材の買い物事態は、買う物を粗方決めていたので、それ程時間はかからなかったのだが、挨拶相手へと持っていく手土産を選ぶ方が時間を要した。
 思っていたより買い物に時間がかかった為、少し駆け足ぎみに、挨拶周りへと向かった。
 冒険者ギルドに寄ってリセさんや他の職員たちに対しては、お菓子の詰め合わせを渡す。
 ガルさん・ナーナ夫妻には、高級なお酒とおつまみセット。
 マレンとルナには、珍しい書籍と山盛りのポテチ。
 その他の人の所にもより、挨拶を済ませ、その日は解散となった。





 次の日、朝からパーティーをする為、孤児院へ集合していた。
 集合して、再度自分たちの役割を確認する。

「じゃあ、俺・ラス・シェーンは料理担当。シエルは小さい子供たちの相手を。マオは、話した通り、例のあれを頼むな」

「「はい」」

「了解」

「頑張るのじゃ」

「よし、じゃあ始めようか」

 その掛け声で、各々準備をする。
 一応、料理は、シビルさんや比較的歳の高い子供たちも手伝ってくれるので、ひとまずシェーンたちに任せてから、俺は、マオと一緒に庭の端に移動する。

「マオ。準備はいいか?」

「バッチリじゃ!! この為に、シェーンたちと練習もしたのじゃ!!」

「そう言ってたな。じゃあ、大丈夫そうだな」

「任せるのじゃ!!」

 早速マオは、アースウォールで台を作って貰い、それを覆うようにドーム型の壁を作って貰う。
 簡易的なピザ窯のような物だ。
 俺は、その出来たばかりの台の上に鉄板を置き、俺がとってきたツインヘッドコカトリスのお肉(塊の中に、色々な食材は詰め込み済み)を置く。更に、その時に採取したコカトリスの主食である石化草で、その肉を包み込む。
 石化草とは、石化解除薬に使われる素材でもあり、ハーブの代わりとしても使える薬草の1つである。
 コカトリスの肉にはドロップ品でも、微量に石化効果が含まれている。それを完全に除去する為に、石化解除薬に1度浸け丸洗いしてから様々な料理として使用できる。
 だけど今回は丸焼きなので、石化解除薬ではなく、ハーブとしてもそうだが、包んで焼けば、殆ど同じ効果をえられる石化草と一緒に丸焼きにする。

「よし。準備は出来たから、頼むマオ」

「分かったのじゃ」

 ドーム型の上に煙突を、台の下に火を出す空間を作って、入り口を塞いで貰う。
 作ったばかりの空間に、アイテムボックスから取り出した薪をくべ、火魔法を発動して貰う。

「じゃあ、ちょくちょく見に来るから、悪いけどここはお願いな」

「了解じゃ!!」

 ここの見張りをマオに任せ、俺はシェーンたちの元へむかう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー作者より(謝辞と挨拶)

 今年も、残り僅かになりましたが、皆様は、いかがお過ごしですか?
 私は、とりあえず仕事ですね…
 今年も大変お世話になり、ありがとうございました。
 来年も、宜しくお願いします。
 また、話の途中で尚且つ、かなり日が過ぎてますが、もう少しだけ続きますが、年始より数日間、のんびりしてから、投稿を再開しようと思ってます。
 では最後に、良いお年をお迎え下さい。
しおりを挟む
感想 105

あなたにおすすめの小説

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

スキルが農業と豊穣だったので追放されました~辺境伯令嬢はおひとり様を満喫しています~

白雪の雫
ファンタジー
「アールマティ、当主の名において穀潰しのお前を追放する!」 マッスル王国のストロング辺境伯家は【軍神】【武神】【戦神】【剣聖】【剣豪】といった戦闘に関するスキルを神より授かるからなのか、代々優れた軍人・武人を輩出してきた家柄だ。 そんな家に産まれたからなのか、ストロング家の者は【力こそ正義】と言わんばかりに見事なまでに脳筋思考の持ち主だった。 だが、この世には例外というものがある。 ストロング家の次女であるアールマティだ。 実はアールマティ、日本人として生きていた前世の記憶を持っているのだが、その事を話せば病院に送られてしまうという恐怖があるからなのか誰にも打ち明けていない。 そんなアールマティが授かったスキルは【農業】と【豊穣】 戦いに役に立たないスキルという事で、アールマティは父からストロング家追放を宣告されたのだ。 「仰せのままに」 父の言葉に頭を下げた後、屋敷を出て行こうとしているアールマティを母と兄弟姉妹、そして家令と使用人達までもが嘲笑いながら罵っている。 「食糧と食料って人間の生命活動に置いて一番大事なことなのに・・・」 脳筋に何を言っても無駄だと子供の頃から悟っていたアールマティは他国へと亡命する。 アールマティが森の奥でおひとり様を満喫している頃 ストロング領は大飢饉となっていた。 農業系のゲームをやっていた時に思い付いた話です。 主人公のスキルはゲームがベースになっているので、作物が実るのに時間を要しないし、追放された後は現代的な暮らしをしているという実にご都合主義です。 短い話という理由で色々深く考えた話ではないからツッコミどころ満載です。

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~

ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。 彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。 敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。 この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。 「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」 無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。 正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。

魔法筆職人の俺が居なくなったら、お前ら魔法使えないけど良いんだよな?!

川井田ナツナ
ファンタジー
俺は慈悲深い人間だ。 だから、魔法の『ま』の字も理解していない住民たちに俺の作った魔法筆を使わせてあげていた。 だが、国の総意は『国家転覆罪で国外追放』だとよ。 馬鹿だとは思っていたが、俺の想像を絶する馬鹿だったとはな……。 俺が居なくなったら、お前ら魔法使えなくて生活困るだろうけど良いってことだよな??

公爵家三男に転生しましたが・・・

キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが… 色々と本当に色々とありまして・・・ 転生しました。 前世は女性でしたが異世界では男! 記憶持ち葛藤をご覧下さい。 作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。

屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。

彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。 父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。 わー、凄いテンプレ展開ですね! ふふふ、私はこの時を待っていた! いざ行かん、正義の旅へ! え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。 でも……美味しいは正義、ですよね? 2021/02/19 第一部完結 2021/02/21 第二部連載開始 2021/05/05 第二部完結 新作 【あやかしたちのとまり木の日常】 連載開始しました。

処理中です...