スキルが覚醒してパーティーに貢献していたつもりだったが、追放されてしまいました ~今度から新たに出来た仲間と頑張ります~

黒色の猫

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特別閑話・くりすます 8

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 食材の買い物事態は、買う物を粗方決めていたので、それ程時間はかからなかったのだが、挨拶相手へと持っていく手土産を選ぶ方が時間を要した。
 思っていたより買い物に時間がかかった為、少し駆け足ぎみに、挨拶周りへと向かった。
 冒険者ギルドに寄ってリセさんや他の職員たちに対しては、お菓子の詰め合わせを渡す。
 ガルさん・ナーナ夫妻には、高級なお酒とおつまみセット。
 マレンとルナには、珍しい書籍と山盛りのポテチ。
 その他の人の所にもより、挨拶を済ませ、その日は解散となった。





 次の日、朝からパーティーをする為、孤児院へ集合していた。
 集合して、再度自分たちの役割を確認する。

「じゃあ、俺・ラス・シェーンは料理担当。シエルは小さい子供たちの相手を。マオは、話した通り、例のあれを頼むな」

「「はい」」

「了解」

「頑張るのじゃ」

「よし、じゃあ始めようか」

 その掛け声で、各々準備をする。
 一応、料理は、シビルさんや比較的歳の高い子供たちも手伝ってくれるので、ひとまずシェーンたちに任せてから、俺は、マオと一緒に庭の端に移動する。

「マオ。準備はいいか?」

「バッチリじゃ!! この為に、シェーンたちと練習もしたのじゃ!!」

「そう言ってたな。じゃあ、大丈夫そうだな」

「任せるのじゃ!!」

 早速マオは、アースウォールで台を作って貰い、それを覆うようにドーム型の壁を作って貰う。
 簡易的なピザ窯のような物だ。
 俺は、その出来たばかりの台の上に鉄板を置き、俺がとってきたツインヘッドコカトリスのお肉(塊の中に、色々な食材は詰め込み済み)を置く。更に、その時に採取したコカトリスの主食である石化草で、その肉を包み込む。
 石化草とは、石化解除薬に使われる素材でもあり、ハーブの代わりとしても使える薬草の1つである。
 コカトリスの肉にはドロップ品でも、微量に石化効果が含まれている。それを完全に除去する為に、石化解除薬に1度浸け丸洗いしてから様々な料理として使用できる。
 だけど今回は丸焼きなので、石化解除薬ではなく、ハーブとしてもそうだが、包んで焼けば、殆ど同じ効果をえられる石化草と一緒に丸焼きにする。

「よし。準備は出来たから、頼むマオ」

「分かったのじゃ」

 ドーム型の上に煙突を、台の下に火を出す空間を作って、入り口を塞いで貰う。
 作ったばかりの空間に、アイテムボックスから取り出した薪をくべ、火魔法を発動して貰う。

「じゃあ、ちょくちょく見に来るから、悪いけどここはお願いな」

「了解じゃ!!」

 ここの見張りをマオに任せ、俺はシェーンたちの元へむかう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー作者より(謝辞と挨拶)

 今年も、残り僅かになりましたが、皆様は、いかがお過ごしですか?
 私は、とりあえず仕事ですね…
 今年も大変お世話になり、ありがとうございました。
 来年も、宜しくお願いします。
 また、話の途中で尚且つ、かなり日が過ぎてますが、もう少しだけ続きますが、年始より数日間、のんびりしてから、投稿を再開しようと思ってます。
 では最後に、良いお年をお迎え下さい。
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