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小悪魔の微笑み
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「おはようー!奏汰さん。今日もよろしくね!」
「あっ...はい。おはようございます」
「大丈夫?なんか体調悪そうだけど」
「今日一日中、心配しかないんですよ」
「まあ...私を頼らないからだよね」
「すみません」
なんだかトイレに行きたいな。トイレの場所はっと......昨日行った所は一階だから二階のトイレの場所を案内板で探して......
そんな事を考えながらベットからゆっくり降りていると。
「待って。何しようとしてるの?」
「トイレに行こうかなと」
「はいダメー!」
「え?トイレに行っちゃダメなの?」
「そこじゃない!なんで一人で行こうとしてるの?私を頼ってって」
「ベットから降りるのも、車椅子に乗るのも、トイレの場所も、全部一人でやるつもり?今の体じゃ絶対痛いし大変だよ?」
「それに、今日は私を頼る日だよね?」
「あ......忘れてました」
「私が手伝ってあげるから。はい降りて」
「ありがとうございます」
「じゃあ車椅子乗ってー」
「はい」
「じゃあトイレ行くねー」
「はい!着いたよー。一番近い所がここね」
「じゃあ、行ってきますのでちょっと待ってて下さい」
「ついて行かなくて大丈夫ー?」
「大丈夫です。昨日ので学びました」
「何かあったらすぐ呼ぶんだよー!」
「今度は大丈夫です」
「ホントかなー?」
「ホントです。すぐ出てきますから」
「はーい」
そう、僕は学んだ。あの時何故こんなことをしたのか、疑問でならなかった。最も簡単な事を僕は見落としていた。
病院のトイレは普通の家にあるトイレと違って、手すりがいっぱいある。だから掴まっていれば、片足骨折していても立っていられる。
だから......立ったままトイレをすればいいのだと思った。
だから僕は一度、壁にもたれてズボンを脱ぎ、手すりを持って左足で移動し、トイレをした。
し終わった後はもう一度壁にもたれ、ズボンを履いて個室から出た。
「大丈夫だったー?」
「ほら慣れない片足での移動辛いでしょ?早く車椅子乗って」
「ありがとうございます」
「さっ!戻って朝ご飯だよー」
「今日の朝ご飯ってなんですか?」
「うーん......内緒♪」
「内緒にする必要ありますか?」
「じゃあ一つだけ。奏汰さんの好きな食べ物があるよ!」
「僕、看護師さんに好きな食べ物教えた記憶無いんだけど」
「一つだけ見れば分かる食べ物があるでしょ?」
「──まさか!」
今日の朝ご飯の献立。
ご飯、お味噌汁、玉子焼きとおろしポン酢。
そして......デザートのいちご。
それを見た僕は...
「イチゴ!」
「好きでしょ?イチゴ」
「めっちゃ好き!先に食べてもいい?」
「いいよー♪」
「やったー!いただきます!」
奏汰はイチゴに刺さった爪楊枝を手に取り、口にイチゴを持っていこうとすると、奏汰は肋骨が折れているのを忘れていて...
「痛った!!」
「奏汰さん!大丈夫!?」
「大丈夫です、イチゴを食べるのに夢中で痛くなるの忘れてました」
「今思ったんだけど、奏汰さん呼吸してるだけでもちょっと痛いよね?」
「いや...まあちょっと痛いですけどそんなに心配するような事じゃ」
「呼吸するだけで痛いなら、無理に動かしたらもっと痛いじゃん!」
「だから......」
静華さんは奏汰の持っているイチゴを取って、奏汰の口の前に持ってきた。
「はい、あーん」
「──え?」
「ほら、私を頼る日でしょ?今日は」
「そうですけど......」
「それに、そのままじゃイチゴ食べれないよ?」
「うっ......」
「ほら、あーん」
「あっ...あーん」
静華さんは、奏汰に微笑みながらイチゴを差し出し、奏汰は不服そうにイチゴを食べた。
「おいし!」
奏汰は満面の笑みを浮かべ、次のイチゴへと手が伸びた。
「待ってまだ痛いでしょ」
「いや、もう大丈夫だよ」
「嘘」
「──嘘じゃないよ」
「いいから私に任せて!」
「......はぁい」
「はい...あーん」
「──あーん」
「やっぱり美味しい!」
子供の笑顔ってなんでこんなに可愛いのかな!
ずっと見てられる!
イチゴ食べるまではあんまり乗り気じゃないのに、食べた後は一瞬であんなに笑顔になっちゃってまあ。
あーんする時の顔も可愛い!ずっとあーんしてたいわ!
「まだ痛いでしょ?これからご飯は私が食べさせてあげるから!」
「そこまでしなくても大丈夫ですよ!」
「うーん......じゃあ、私とゲームをしよう!」
「ゲーム?」
「あっ...はい。おはようございます」
「大丈夫?なんか体調悪そうだけど」
「今日一日中、心配しかないんですよ」
「まあ...私を頼らないからだよね」
「すみません」
なんだかトイレに行きたいな。トイレの場所はっと......昨日行った所は一階だから二階のトイレの場所を案内板で探して......
そんな事を考えながらベットからゆっくり降りていると。
「待って。何しようとしてるの?」
「トイレに行こうかなと」
「はいダメー!」
「え?トイレに行っちゃダメなの?」
「そこじゃない!なんで一人で行こうとしてるの?私を頼ってって」
「ベットから降りるのも、車椅子に乗るのも、トイレの場所も、全部一人でやるつもり?今の体じゃ絶対痛いし大変だよ?」
「それに、今日は私を頼る日だよね?」
「あ......忘れてました」
「私が手伝ってあげるから。はい降りて」
「ありがとうございます」
「じゃあ車椅子乗ってー」
「はい」
「じゃあトイレ行くねー」
「はい!着いたよー。一番近い所がここね」
「じゃあ、行ってきますのでちょっと待ってて下さい」
「ついて行かなくて大丈夫ー?」
「大丈夫です。昨日ので学びました」
「何かあったらすぐ呼ぶんだよー!」
「今度は大丈夫です」
「ホントかなー?」
「ホントです。すぐ出てきますから」
「はーい」
そう、僕は学んだ。あの時何故こんなことをしたのか、疑問でならなかった。最も簡単な事を僕は見落としていた。
病院のトイレは普通の家にあるトイレと違って、手すりがいっぱいある。だから掴まっていれば、片足骨折していても立っていられる。
だから......立ったままトイレをすればいいのだと思った。
だから僕は一度、壁にもたれてズボンを脱ぎ、手すりを持って左足で移動し、トイレをした。
し終わった後はもう一度壁にもたれ、ズボンを履いて個室から出た。
「大丈夫だったー?」
「ほら慣れない片足での移動辛いでしょ?早く車椅子乗って」
「ありがとうございます」
「さっ!戻って朝ご飯だよー」
「今日の朝ご飯ってなんですか?」
「うーん......内緒♪」
「内緒にする必要ありますか?」
「じゃあ一つだけ。奏汰さんの好きな食べ物があるよ!」
「僕、看護師さんに好きな食べ物教えた記憶無いんだけど」
「一つだけ見れば分かる食べ物があるでしょ?」
「──まさか!」
今日の朝ご飯の献立。
ご飯、お味噌汁、玉子焼きとおろしポン酢。
そして......デザートのいちご。
それを見た僕は...
「イチゴ!」
「好きでしょ?イチゴ」
「めっちゃ好き!先に食べてもいい?」
「いいよー♪」
「やったー!いただきます!」
奏汰はイチゴに刺さった爪楊枝を手に取り、口にイチゴを持っていこうとすると、奏汰は肋骨が折れているのを忘れていて...
「痛った!!」
「奏汰さん!大丈夫!?」
「大丈夫です、イチゴを食べるのに夢中で痛くなるの忘れてました」
「今思ったんだけど、奏汰さん呼吸してるだけでもちょっと痛いよね?」
「いや...まあちょっと痛いですけどそんなに心配するような事じゃ」
「呼吸するだけで痛いなら、無理に動かしたらもっと痛いじゃん!」
「だから......」
静華さんは奏汰の持っているイチゴを取って、奏汰の口の前に持ってきた。
「はい、あーん」
「──え?」
「ほら、私を頼る日でしょ?今日は」
「そうですけど......」
「それに、そのままじゃイチゴ食べれないよ?」
「うっ......」
「ほら、あーん」
「あっ...あーん」
静華さんは、奏汰に微笑みながらイチゴを差し出し、奏汰は不服そうにイチゴを食べた。
「おいし!」
奏汰は満面の笑みを浮かべ、次のイチゴへと手が伸びた。
「待ってまだ痛いでしょ」
「いや、もう大丈夫だよ」
「嘘」
「──嘘じゃないよ」
「いいから私に任せて!」
「......はぁい」
「はい...あーん」
「──あーん」
「やっぱり美味しい!」
子供の笑顔ってなんでこんなに可愛いのかな!
ずっと見てられる!
イチゴ食べるまではあんまり乗り気じゃないのに、食べた後は一瞬であんなに笑顔になっちゃってまあ。
あーんする時の顔も可愛い!ずっとあーんしてたいわ!
「まだ痛いでしょ?これからご飯は私が食べさせてあげるから!」
「そこまでしなくても大丈夫ですよ!」
「うーん......じゃあ、私とゲームをしよう!」
「ゲーム?」
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