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本編
後編
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静まり返った寝室に、衣擦れの音が響く。
リチャードはゆっくりとアマリーの肌を露わにしていく。
宝物に触れるかのような、彼の優しい手つきに、アマリーは涙を堪えた。そこに愛はなくとも、彼の優しい手は、彼女を大切に思ってくれていることを伝えてくれる。
全てを露わにされたとき、彼の熱い囁きがアマリーを包んだ。
「綺麗だ…」
堪えきれない涙を隠そうと、アマリーはリチャードの首元に視線を移し、彼のシャツのボタンに手を伸ばした。
彼はその手を捉え、指先に口づけた。
愛があると夢を見てしまえる程の彼の優しさが、ありがたくて、申し訳なくて、――切なくて――、アマリーの涙を溢れさせる。
アマリーは、この束の間の夢に水を差すまいと、微笑みを作った。
「服をお脱がせいたしましょうか?」
「嫌だ。待てない」
彼女の軽口に間髪入れず答え、リチャードは性急に自分の衣服を脱ぎ捨て、均整の取れた美しい身体を彼女の前に晒した。
彫像のような美しさに見惚れながらも、羞恥を覚え、アマリーが目を逸らすと、大きな手が彼女の両頬を包み、熱を帯びた青の瞳を見るように顔を戻された。
それでも、羞恥にアマリーが瞳を閉じると、唇に熱いものが触れる。
熱い口づけは、アマリーの唇を存分に味わうと、彼女の首筋を伝い、鎖骨をゆっくりとなぞる。
彼の熱に侵され、彼女がその熱さに喘ぐ間に、リチャードの大きな手は彼女の胸を探り当て、包み込み、揉みしだいた。
初めて与えられた感覚に彼女が息を呑むと、リチャードは鎖骨から唇を離し、宥めるように軽くアマリーの唇を食んだ。その優しい口づけにアマリーの身体から力が抜けると、リチャードは口づけたまま、再び彼女の胸をそっと攻める。
優しく、けれども容赦なく胸を撫でられ、揉まれ続けるうちに、アマリーにもどかしいような快感が芽生え、彼女は僅かにのけ反った。
リチャードは彼女の反応を見過ごすことはなく、息を乱すアマリーの唇を自由にすると、立ち上がっていた彼女の胸の頂を口に含んだ。
一瞬走った甘い感覚に、ピクリとアマリーの身体が身じろぐと、リチャードの熱い舌は胸の頂を味わう。
「あっ……」
彼の舌が頂きを味わうたびに、彼女から微かな喘ぎが漏れた。
まるで喘がせるために味わうかのように、リチャードは何度も舌で胸の頂を弄ぶ。
繰り返し押し寄せる快感に、アマリーが身を捩ろうとすると、リチャードの右手は彼女の滑らかな肌を滑り降り、脚の付け根の隠された場所にたどり着いた。
誰にも触れられたことのない秘された場所を彼の長い指が暴こうとする。
「やっ…」
思わず叫んだ声は小さなものだったが、その声はリチャードの動きを止めた。
彼は胸の頂から顔を上げると、眼差し一つでアマリーを捕らえた。
その瞳にはっきりと浮かぶ、炎のような情欲に、アマリーは鼓動が止まる気がした。
「止めてあげないと言ったはずだよ」
甘く、艶を含んだ声は、彼女の中に入り込み、もどかしい熱を生む。
「アマリー。君が欲しい」
低く囁かれた彼の言葉は、彼女の鼓動を強め、彼女の熱を激しいものにする。
自分の熱に戸惑う彼女は逃げる間もなく再び口づけに呑み込まれ、アマリーがその熱に囚われる間に、リチャードの指は彼女の秘所を撫でていく。
撫でられて初めてアマリーは自分が濡れていることに気づき、羞恥に頬を染めると、リチャードの顔は情欲の中に喜びが混じった。
「感じてくれるんだね」
頬が熱を持つほどの羞恥を覚えながらも、こんな時にすら彼の喜びがうれしく思えたとき、彼の長い指は彼女の知らなかった小さな芽を探り当てた。
「あぁっ…!」
駆け抜けた強い快感に、アマリーは大きくのけ反った。
「もっと感じて。何も考えられなくなるまで」
リチャードは長い指で何度も彼女の芽を撫で、アマリーの胸の頂を舌で弄びながら、彼女に休む間もなく快感を与え続ける。
過ぎる快感から逃れたくて、彼女が涙を浮かべてリチャードを見つめても、彼は口づけでアマリーを封じ、彼の手と指は彼女を高みへと押しやる。
押し寄せる快感だけが彼女の全てになったころ、十分に解された場所へ、リチャードは自身を宛がい、ゆっくりとアマリーの中に入り始めた。
どれだけ解されても、逃れられなかった痛みと圧迫に、アマリーは声も出せず、息が浅いものになると、リチャードは動きを一度止めて、アマリーの髪を撫でた。
「すまない。もう止めてあげられない」
苦しそうに眉を寄せるリチャードを見上げ、アマリーは浅い息の下で笑顔を作り、囁いた。
「…止めないで…」
「…!アマリー…!」
彼は一気にアマリーを貫いた。痛みで涙が零れた眦に、リチャードはそっと口づける。
彼女の痛みを紛らわそうと、彼はアマリーの顔にいくつも口づけを落とし、幾度も彼女の名を囁いた。その優しさにアマリーはまた涙が零れた。
同時に、初めての痛みよりも大きく彼女の胸に広がる思いも零れ出る。
「リチャード。うれしい…」
彼と一つになれたこの瞬間、アマリーは誰より彼の近くにいた。
彼の鼓動も、乱れた息も、彼の熱さも、彼女は感じることができた。
これまでのどの瞬間よりも彼を全身で感じていた。
彼女の感じるものは彼しかなかった。
二人の立場も、未来のこともなく、ただ彼を感じていた。
この瞬間、リチャードは確かに、アマリーの、彼女だけのリチャードだった。
眩しい程の歓喜に満たされた瞬間だった。
「うれしいの…」
涙と共に零れ出た想いは、彼を衝き動かした。
リチャードは堪えきれないといったように眉を寄せると、それまでの優しさを消し去り、激しく腰を打ち付けアマリーを揺さぶる。
そして、一際激しく打ち付けられた後、彼の呻きと共に、アマリーの中に熱いものが広がった。
自分の中に彼が広がっていくような心地がして、アマリーは幸せに目を閉じた。
自身の熱を全てアマリーに注ぎ込んだリチャードは、彼女の頬を撫でながら掬い上げ、口づけの合間に感に堪えないように囁いた。
「アマリー。僕のものだ…」
アマリーは彼を抱きしめながら、頷いた。
どれだけ遠くに行こうとも、どれだけ時が経とうとも、この一夜を胸に、リチャードだけを想い続けていくだろう。
それはアマリーには息をするように自然で、幸せな事実だった。
幸せな事実を噛みしめたアマリーの意識が、初めての疲れにまどろみ始めたとき、優しく髪を撫でられ、「愛している」と、甘く、幸せな、儚い睦言を囁かれた気がした。
◇
翌朝、アマリーは寝室に僅かに日が差す時間に目を覚ました。
長年、執事として起きてきた時間だ。一日で抜ける習慣ではない。一瞬、いつものように支度を始めようとして、隣に気配を感じてアマリーは現実を思い出した。
ゆっくりと身を起こし、隣で静かに寝ているリチャードを眺めた。
艶やかな金の髪は、夜の光より朝の光の方が輝いて見えた。
整った顔は、哀しみよりも穏やかな表情の方が似合う。
今は閉じられて隠れてしまった濃い青の瞳を恋しく思いながら、アマリーは長い金の睫毛に目を留めていた。
たとえ、瞳が現れたとしても、昨晩、アマリーを翻弄した激しさはもうどこにもないだろう。
その事実に微かに胸が疼くものの、アマリーは満ち足りていた。
リチャードの穏やかな寝顔に、彼女の守りたかった彼の幸せを感じたのだ。
穏やかな寝息を立てる満ち足りた彼の寝顔に可愛さすら覚えて、アマリーの目元は緩んだ。
彼の幸せを祈り、額に口づけを落とすと、彼女は音もなく寝台から降りた。
そして、彼女は10年以上暮らした屋敷から、立ち去った。
アマリーは用意されていた馬車の窓から、遠ざかる屋敷を滲む視界の中に必死に焼き付け、心の中でリチャードに別れを告げていた。
リチャードはゆっくりとアマリーの肌を露わにしていく。
宝物に触れるかのような、彼の優しい手つきに、アマリーは涙を堪えた。そこに愛はなくとも、彼の優しい手は、彼女を大切に思ってくれていることを伝えてくれる。
全てを露わにされたとき、彼の熱い囁きがアマリーを包んだ。
「綺麗だ…」
堪えきれない涙を隠そうと、アマリーはリチャードの首元に視線を移し、彼のシャツのボタンに手を伸ばした。
彼はその手を捉え、指先に口づけた。
愛があると夢を見てしまえる程の彼の優しさが、ありがたくて、申し訳なくて、――切なくて――、アマリーの涙を溢れさせる。
アマリーは、この束の間の夢に水を差すまいと、微笑みを作った。
「服をお脱がせいたしましょうか?」
「嫌だ。待てない」
彼女の軽口に間髪入れず答え、リチャードは性急に自分の衣服を脱ぎ捨て、均整の取れた美しい身体を彼女の前に晒した。
彫像のような美しさに見惚れながらも、羞恥を覚え、アマリーが目を逸らすと、大きな手が彼女の両頬を包み、熱を帯びた青の瞳を見るように顔を戻された。
それでも、羞恥にアマリーが瞳を閉じると、唇に熱いものが触れる。
熱い口づけは、アマリーの唇を存分に味わうと、彼女の首筋を伝い、鎖骨をゆっくりとなぞる。
彼の熱に侵され、彼女がその熱さに喘ぐ間に、リチャードの大きな手は彼女の胸を探り当て、包み込み、揉みしだいた。
初めて与えられた感覚に彼女が息を呑むと、リチャードは鎖骨から唇を離し、宥めるように軽くアマリーの唇を食んだ。その優しい口づけにアマリーの身体から力が抜けると、リチャードは口づけたまま、再び彼女の胸をそっと攻める。
優しく、けれども容赦なく胸を撫でられ、揉まれ続けるうちに、アマリーにもどかしいような快感が芽生え、彼女は僅かにのけ反った。
リチャードは彼女の反応を見過ごすことはなく、息を乱すアマリーの唇を自由にすると、立ち上がっていた彼女の胸の頂を口に含んだ。
一瞬走った甘い感覚に、ピクリとアマリーの身体が身じろぐと、リチャードの熱い舌は胸の頂を味わう。
「あっ……」
彼の舌が頂きを味わうたびに、彼女から微かな喘ぎが漏れた。
まるで喘がせるために味わうかのように、リチャードは何度も舌で胸の頂を弄ぶ。
繰り返し押し寄せる快感に、アマリーが身を捩ろうとすると、リチャードの右手は彼女の滑らかな肌を滑り降り、脚の付け根の隠された場所にたどり着いた。
誰にも触れられたことのない秘された場所を彼の長い指が暴こうとする。
「やっ…」
思わず叫んだ声は小さなものだったが、その声はリチャードの動きを止めた。
彼は胸の頂から顔を上げると、眼差し一つでアマリーを捕らえた。
その瞳にはっきりと浮かぶ、炎のような情欲に、アマリーは鼓動が止まる気がした。
「止めてあげないと言ったはずだよ」
甘く、艶を含んだ声は、彼女の中に入り込み、もどかしい熱を生む。
「アマリー。君が欲しい」
低く囁かれた彼の言葉は、彼女の鼓動を強め、彼女の熱を激しいものにする。
自分の熱に戸惑う彼女は逃げる間もなく再び口づけに呑み込まれ、アマリーがその熱に囚われる間に、リチャードの指は彼女の秘所を撫でていく。
撫でられて初めてアマリーは自分が濡れていることに気づき、羞恥に頬を染めると、リチャードの顔は情欲の中に喜びが混じった。
「感じてくれるんだね」
頬が熱を持つほどの羞恥を覚えながらも、こんな時にすら彼の喜びがうれしく思えたとき、彼の長い指は彼女の知らなかった小さな芽を探り当てた。
「あぁっ…!」
駆け抜けた強い快感に、アマリーは大きくのけ反った。
「もっと感じて。何も考えられなくなるまで」
リチャードは長い指で何度も彼女の芽を撫で、アマリーの胸の頂を舌で弄びながら、彼女に休む間もなく快感を与え続ける。
過ぎる快感から逃れたくて、彼女が涙を浮かべてリチャードを見つめても、彼は口づけでアマリーを封じ、彼の手と指は彼女を高みへと押しやる。
押し寄せる快感だけが彼女の全てになったころ、十分に解された場所へ、リチャードは自身を宛がい、ゆっくりとアマリーの中に入り始めた。
どれだけ解されても、逃れられなかった痛みと圧迫に、アマリーは声も出せず、息が浅いものになると、リチャードは動きを一度止めて、アマリーの髪を撫でた。
「すまない。もう止めてあげられない」
苦しそうに眉を寄せるリチャードを見上げ、アマリーは浅い息の下で笑顔を作り、囁いた。
「…止めないで…」
「…!アマリー…!」
彼は一気にアマリーを貫いた。痛みで涙が零れた眦に、リチャードはそっと口づける。
彼女の痛みを紛らわそうと、彼はアマリーの顔にいくつも口づけを落とし、幾度も彼女の名を囁いた。その優しさにアマリーはまた涙が零れた。
同時に、初めての痛みよりも大きく彼女の胸に広がる思いも零れ出る。
「リチャード。うれしい…」
彼と一つになれたこの瞬間、アマリーは誰より彼の近くにいた。
彼の鼓動も、乱れた息も、彼の熱さも、彼女は感じることができた。
これまでのどの瞬間よりも彼を全身で感じていた。
彼女の感じるものは彼しかなかった。
二人の立場も、未来のこともなく、ただ彼を感じていた。
この瞬間、リチャードは確かに、アマリーの、彼女だけのリチャードだった。
眩しい程の歓喜に満たされた瞬間だった。
「うれしいの…」
涙と共に零れ出た想いは、彼を衝き動かした。
リチャードは堪えきれないといったように眉を寄せると、それまでの優しさを消し去り、激しく腰を打ち付けアマリーを揺さぶる。
そして、一際激しく打ち付けられた後、彼の呻きと共に、アマリーの中に熱いものが広がった。
自分の中に彼が広がっていくような心地がして、アマリーは幸せに目を閉じた。
自身の熱を全てアマリーに注ぎ込んだリチャードは、彼女の頬を撫でながら掬い上げ、口づけの合間に感に堪えないように囁いた。
「アマリー。僕のものだ…」
アマリーは彼を抱きしめながら、頷いた。
どれだけ遠くに行こうとも、どれだけ時が経とうとも、この一夜を胸に、リチャードだけを想い続けていくだろう。
それはアマリーには息をするように自然で、幸せな事実だった。
幸せな事実を噛みしめたアマリーの意識が、初めての疲れにまどろみ始めたとき、優しく髪を撫でられ、「愛している」と、甘く、幸せな、儚い睦言を囁かれた気がした。
◇
翌朝、アマリーは寝室に僅かに日が差す時間に目を覚ました。
長年、執事として起きてきた時間だ。一日で抜ける習慣ではない。一瞬、いつものように支度を始めようとして、隣に気配を感じてアマリーは現実を思い出した。
ゆっくりと身を起こし、隣で静かに寝ているリチャードを眺めた。
艶やかな金の髪は、夜の光より朝の光の方が輝いて見えた。
整った顔は、哀しみよりも穏やかな表情の方が似合う。
今は閉じられて隠れてしまった濃い青の瞳を恋しく思いながら、アマリーは長い金の睫毛に目を留めていた。
たとえ、瞳が現れたとしても、昨晩、アマリーを翻弄した激しさはもうどこにもないだろう。
その事実に微かに胸が疼くものの、アマリーは満ち足りていた。
リチャードの穏やかな寝顔に、彼女の守りたかった彼の幸せを感じたのだ。
穏やかな寝息を立てる満ち足りた彼の寝顔に可愛さすら覚えて、アマリーの目元は緩んだ。
彼の幸せを祈り、額に口づけを落とすと、彼女は音もなく寝台から降りた。
そして、彼女は10年以上暮らした屋敷から、立ち去った。
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