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二章
10 ファーストエンカウント
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アギ族の集落までのルートは、昨晩ミナナゴに教えてもらった。
俺は先日死にかけた場所――薫丘樹の脇を抜けて森の奥へ進む。
アルトゥーサ近郊の森林地帯は深い。
奥には山岳地帯も連なっていて、俺を含む地元の人間でも滅多に深部にはいかない。
俺はコンパスを頼りに、周囲や足元に注意しながら進んでいく。
「――エンよ」
昨晩の、偉そうなミナナゴの言葉が脳裏をかすめる。
ミナナゴに教わったのは、集落への行き方、アギ族の言語、そして大まかにアギ族がどういう部族なのか、だ。
「そんなにたくさんのこと一晩で理解できるわけないだろ」
「心配するな。なにせここは現実ではない。時間の流れも現実とは違う」
マジでアギ族の知識を一晩でたたき込まれた。
明らかに付け焼刃だが、キアラヴェアラに出会えれば、それでいい。
太陽の光さえ満足に届かない深い森林の道なき道を行く。
道がわからなくなってしまったら死しか待っていないこんな場所を、アギ族は迷うことなく自在に行動する。
しかも足跡など、敵に追跡される要素を消して動いている。
俺もミナナゴから習ってそうしてはいるが。
彼らが迷わずに動けるのは、太陽が傾く方向から方角を割り出しつつ、自然物を目印に進む道を判断しているからだ。あとは単純な土地勘だろう。
「あった。広葉樹林の中に、一本だけ生えている低木の枯れ木」
足元には、薄紫の花が群生している。
たぶん、アギ族が目印にしているチェックポイント。
俺はそこから、西に進路を変えて進む。
これは知らない奴が頼りにするには、あまりに不確かな道しるべだ。
森の中を歩きなれている同族にしかわからない目印。
しかも目印は一か月に一度程度変わるので、一度目印を覚えても次来るときは目印が変わって迷ってしまう、ということが起きる。
たぶんこの群生している花も、もう少ししたら消えているだろう。
ゆえに見つからないし、よそ者を寄せ付けない。
寄ってくるとしたら――
「……この岩肌、わずかに刃物で削ったような跡があるな」
歩いている途中、俺は苔むした一枚岩に一筋傷が入っているのを見つけた。
戦った痕跡、だろうか?
深い森林の中には、まだ未開の部族が多く潜んでいる可能性がある。
敵対する部族との抗争でもあったのか。
とにかく目標は近い。自分の命を守る準備を始める。
手のひらから黒い靄を出現させ、白い花弁の花を形作る。
ゲッカレイメイ。
自分を守るための唯一の頼りがこの異端の花だ。
「それ。それがそもそも気に食わん」
と、昨晩のミナナゴはぼやいていた。
「ミナナゴは本来《失わせる》ことに特化している力を使うんじゃが……なんでそんなプロヴィデンスになってしまったんじゃ」
「知るか。じつはお前じゃない、どっかべつの神と契約したんじゃないか?」
「そんなわけあるか」
ミナナゴによれば、プロヴィデンスは形や要素はその者の魂や精神に依存するが、力そのものは契約した神の力に近くなるらしい。
亡失の悪魔ミナナゴの能力。それは何かを《失わせる》――つまり剣や槍みたいな、命を奪ったり物を破壊したりするような能力に寄らないと本来ならおかしい。
それがなぜ防御特化の盾になるのかという話だ。
気に食わんとかいわれても困るんだけどな。
俺が決めたんじゃないし。
とにかく、近く他部族との抗争が起こったなら、侵入者には敏感になっているはずだ。気をつけねば。
まあもっとも、そうなっても俺のプロヴィデンスが守ってくれるし、ファイドから買った傷薬もある。
そうそう死ぬことはな――
「――!」
視界の隅にわずかに見えた黒い何かに、俺は反応した。
視線は反応できたが、体が反応できなかった。
俺の首元に振るわれたのが長くて黒いまっすぐな刃だとわかったときには、もう遅かった。
どうにか反応しようとした体がうまく噛み合わず、驚いてびくりとなった拍子に足先がつんのめった。
慣れない土の上で、動くのがうまくいかなかったゆえに、躓いた形になった。
倒れるように俺はその場にしりもちをついて、刃は俺の頭上をかすめていった。
「!?」
かすめていったのは、黒い石の刃で作った槍の穂先だった。
風圧でさわさわと前髪が翻っている。
誤って転ばなければ、俺の首筋は槍で貫かれていた。
目の前には、いつの間に近づいていたのか、筋肉質の若い男がいた。
木の繊維でできた布地に青と緑で染めた簡素な羽織のような服。
肌は浅黒く、髪は黒い。手には柄の短い槍を持っている。
石刃のショートスピア。
俺を攻撃してきたのはこの男の槍だ。
「おいこいつ避けやがったぞ!」
アギ族の言語で、男は口惜し気に叫んだ。
それからにわかに、引き戻した槍で尻もちをつく俺に追撃を加える。
だが、さすがに俺もそれには反応している。
花弁の盾となったプロヴィデンスが、男の槍を防いだ。
「!」
男は目をむいて、すぐさま俺から距離をとる。
「なんだ? 見えないなにかが阻んだ?」
男が手に持つショートスピア、柄は槍にしては短いが刃渡りは通常のそれよりはやや長めか。
木々の生い茂る森林の中でも振るえるように工夫してある槍だ。
腰には、刃を木製のグリップに括りつけた簡素なナイフが数本。
槍もナイフも、刃は真っ黒に光っている。
アギ族に製鉄の技術はない。
すべて自然石由来の黒い刃だ。
ただし靭性のある――つまり衝撃に強い刃だ。それを砥石のような性質のある岩で研いで鋭く尖らせている。
それにしても、やはりこの盾は他のものには見えないらしい。
「おい、ちゃんと仕留めろダバルガ」
男の背後から、ひょろっとした男が歩いてくる。
同じように、短い槍にナイフを数本装備した戦士。
「うるっせえ! だったらお前も奇襲すればよかったんだよ!」
「こんなひ弱そうなやつ正面からでも殺せる」
――まずい。
冷汗が背中を流れていくのがわかった。心臓が早鐘を打つ。
「…………」
二対一で、相手はおそらく戦いなれている。
おまけに俺は慣れない道を歩き疲れて、体力が削られている。
まともに戦闘して勝てるとは思えない。
俺は攻撃を警戒しながら、ミナナゴの言葉を思い出す。
「アギ族な、もし襲われても、なるべく手を出すな」
ミナナゴは厳格な口調で言った。
「戦うなってことか?」
「そうじゃ」
「たとえこのプロヴィデンスがあっても?」
「たとえプロヴィデンスがあってもじゃ。なぜならば――」
甘い考えの俺をたしなめるように、ミナナゴは続ける。
「なぜならばあの一族は、生粋の戦闘民族。男女問わず全員が幼少期から外敵を殺すための訓練を受けて育ってきておる。奴らは敵はどんな相手でもためらいなく全力で殺しにかかる。経験と覚悟が違うし地の利もある。戦いなれていないおぬしなぞひとたまりもないぞ」
「じゃあどうしろっていうんだ」
「説得せよ」
説得。
いきなり殺しにかかってくるやつらに説得。
生唾を飲み込む。
生き残る道を思案して、それから、
「待て!」
俺はアギ族の言語で、男たちに声をかけた。
俺は先日死にかけた場所――薫丘樹の脇を抜けて森の奥へ進む。
アルトゥーサ近郊の森林地帯は深い。
奥には山岳地帯も連なっていて、俺を含む地元の人間でも滅多に深部にはいかない。
俺はコンパスを頼りに、周囲や足元に注意しながら進んでいく。
「――エンよ」
昨晩の、偉そうなミナナゴの言葉が脳裏をかすめる。
ミナナゴに教わったのは、集落への行き方、アギ族の言語、そして大まかにアギ族がどういう部族なのか、だ。
「そんなにたくさんのこと一晩で理解できるわけないだろ」
「心配するな。なにせここは現実ではない。時間の流れも現実とは違う」
マジでアギ族の知識を一晩でたたき込まれた。
明らかに付け焼刃だが、キアラヴェアラに出会えれば、それでいい。
太陽の光さえ満足に届かない深い森林の道なき道を行く。
道がわからなくなってしまったら死しか待っていないこんな場所を、アギ族は迷うことなく自在に行動する。
しかも足跡など、敵に追跡される要素を消して動いている。
俺もミナナゴから習ってそうしてはいるが。
彼らが迷わずに動けるのは、太陽が傾く方向から方角を割り出しつつ、自然物を目印に進む道を判断しているからだ。あとは単純な土地勘だろう。
「あった。広葉樹林の中に、一本だけ生えている低木の枯れ木」
足元には、薄紫の花が群生している。
たぶん、アギ族が目印にしているチェックポイント。
俺はそこから、西に進路を変えて進む。
これは知らない奴が頼りにするには、あまりに不確かな道しるべだ。
森の中を歩きなれている同族にしかわからない目印。
しかも目印は一か月に一度程度変わるので、一度目印を覚えても次来るときは目印が変わって迷ってしまう、ということが起きる。
たぶんこの群生している花も、もう少ししたら消えているだろう。
ゆえに見つからないし、よそ者を寄せ付けない。
寄ってくるとしたら――
「……この岩肌、わずかに刃物で削ったような跡があるな」
歩いている途中、俺は苔むした一枚岩に一筋傷が入っているのを見つけた。
戦った痕跡、だろうか?
深い森林の中には、まだ未開の部族が多く潜んでいる可能性がある。
敵対する部族との抗争でもあったのか。
とにかく目標は近い。自分の命を守る準備を始める。
手のひらから黒い靄を出現させ、白い花弁の花を形作る。
ゲッカレイメイ。
自分を守るための唯一の頼りがこの異端の花だ。
「それ。それがそもそも気に食わん」
と、昨晩のミナナゴはぼやいていた。
「ミナナゴは本来《失わせる》ことに特化している力を使うんじゃが……なんでそんなプロヴィデンスになってしまったんじゃ」
「知るか。じつはお前じゃない、どっかべつの神と契約したんじゃないか?」
「そんなわけあるか」
ミナナゴによれば、プロヴィデンスは形や要素はその者の魂や精神に依存するが、力そのものは契約した神の力に近くなるらしい。
亡失の悪魔ミナナゴの能力。それは何かを《失わせる》――つまり剣や槍みたいな、命を奪ったり物を破壊したりするような能力に寄らないと本来ならおかしい。
それがなぜ防御特化の盾になるのかという話だ。
気に食わんとかいわれても困るんだけどな。
俺が決めたんじゃないし。
とにかく、近く他部族との抗争が起こったなら、侵入者には敏感になっているはずだ。気をつけねば。
まあもっとも、そうなっても俺のプロヴィデンスが守ってくれるし、ファイドから買った傷薬もある。
そうそう死ぬことはな――
「――!」
視界の隅にわずかに見えた黒い何かに、俺は反応した。
視線は反応できたが、体が反応できなかった。
俺の首元に振るわれたのが長くて黒いまっすぐな刃だとわかったときには、もう遅かった。
どうにか反応しようとした体がうまく噛み合わず、驚いてびくりとなった拍子に足先がつんのめった。
慣れない土の上で、動くのがうまくいかなかったゆえに、躓いた形になった。
倒れるように俺はその場にしりもちをついて、刃は俺の頭上をかすめていった。
「!?」
かすめていったのは、黒い石の刃で作った槍の穂先だった。
風圧でさわさわと前髪が翻っている。
誤って転ばなければ、俺の首筋は槍で貫かれていた。
目の前には、いつの間に近づいていたのか、筋肉質の若い男がいた。
木の繊維でできた布地に青と緑で染めた簡素な羽織のような服。
肌は浅黒く、髪は黒い。手には柄の短い槍を持っている。
石刃のショートスピア。
俺を攻撃してきたのはこの男の槍だ。
「おいこいつ避けやがったぞ!」
アギ族の言語で、男は口惜し気に叫んだ。
それからにわかに、引き戻した槍で尻もちをつく俺に追撃を加える。
だが、さすがに俺もそれには反応している。
花弁の盾となったプロヴィデンスが、男の槍を防いだ。
「!」
男は目をむいて、すぐさま俺から距離をとる。
「なんだ? 見えないなにかが阻んだ?」
男が手に持つショートスピア、柄は槍にしては短いが刃渡りは通常のそれよりはやや長めか。
木々の生い茂る森林の中でも振るえるように工夫してある槍だ。
腰には、刃を木製のグリップに括りつけた簡素なナイフが数本。
槍もナイフも、刃は真っ黒に光っている。
アギ族に製鉄の技術はない。
すべて自然石由来の黒い刃だ。
ただし靭性のある――つまり衝撃に強い刃だ。それを砥石のような性質のある岩で研いで鋭く尖らせている。
それにしても、やはりこの盾は他のものには見えないらしい。
「おい、ちゃんと仕留めろダバルガ」
男の背後から、ひょろっとした男が歩いてくる。
同じように、短い槍にナイフを数本装備した戦士。
「うるっせえ! だったらお前も奇襲すればよかったんだよ!」
「こんなひ弱そうなやつ正面からでも殺せる」
――まずい。
冷汗が背中を流れていくのがわかった。心臓が早鐘を打つ。
「…………」
二対一で、相手はおそらく戦いなれている。
おまけに俺は慣れない道を歩き疲れて、体力が削られている。
まともに戦闘して勝てるとは思えない。
俺は攻撃を警戒しながら、ミナナゴの言葉を思い出す。
「アギ族な、もし襲われても、なるべく手を出すな」
ミナナゴは厳格な口調で言った。
「戦うなってことか?」
「そうじゃ」
「たとえこのプロヴィデンスがあっても?」
「たとえプロヴィデンスがあってもじゃ。なぜならば――」
甘い考えの俺をたしなめるように、ミナナゴは続ける。
「なぜならばあの一族は、生粋の戦闘民族。男女問わず全員が幼少期から外敵を殺すための訓練を受けて育ってきておる。奴らは敵はどんな相手でもためらいなく全力で殺しにかかる。経験と覚悟が違うし地の利もある。戦いなれていないおぬしなぞひとたまりもないぞ」
「じゃあどうしろっていうんだ」
「説得せよ」
説得。
いきなり殺しにかかってくるやつらに説得。
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