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「勝手に話を進めるな」
「なに、今さらあんたを殺そうなんて思っちゃいねぇよ。攻撃が弾かれたということは俺が来たのは殺しのためではなく、聖女様に出会い仕えるためだろうからな」
「私の命を狙っておいてそれで済むと思ってるのか」
「俺は無の聖女様に認めてもらえればそれでいい」
「なっ!」
ケウロス陛下の表情はみるみるうちに歪んでいく。
私の力によって弾かれたらしいとはいえ、彼がしようとしたことは殺害未遂である。それも一国の長を殺めようとした。
これは帝国でもシャンスティ王国でも大罪と呼ばれるものの一つだ。
姉の代わりに嫁いできたという身元不明の女を一時的に城に滞在させるのとは訳が違う。
そんなの少し考えれば分かることなのに、私はこの旅で大きな役目があったことに浮かれてしまった。肩を落とし、顔をうつむける。恥ずかしくて彼の顔を見れそうもない。
けれどいつのまにか移動した男が、そんな私の両肩をガッと掴んだ。
「俺が従うのは奇跡を起こす無の聖女様と彼女が信じる神、自分の力で仕入れた情報だけだ。それにここに来てから仕入れた情報によると、聖女様は国に返されるって話じゃないか。なら俺はここに残るつもりはない。この国さえ離れてしまえば許すつもりはなくとも、あんたはほぼ確実に俺を忘れる」
「なんだと?」
「なんだ、無の聖女様の能力を知らずに滞在させていたのか? 帝国の長というのも案外大したことないな」
「私の能力って他者からの攻撃や毒・病気から自分を守る、自衛に特化した能力じゃないの? さっきも悪意を無に還すとか言っていたけど……」
本人も知らないとなると、周りが意図的に隠していたのか? とボソッと呟く。
だが彼はニコリと微笑むと、私の知らない私の能力について教えてくれた。
「確かにあなた本人と一部の人間、おそらくあなたが大切に思っている存在に向けられた攻撃を弾くのはあなたの能力です。だがあくまで一部に過ぎない。俺があなたを通して神の存在を確信したのは、あなたに悪意を持った者全てからあなたに関する記憶と、その周辺の情報の一切が消えているからです。初めから悪意をなかったことにするーーそれがあなたの能力です」
「記憶が、消える?」
「そうです。だからどんな情報屋も凄腕暗殺者もあなたの情報を知ることはできない。いや、知ったところで身体的情報も目撃場所も忘れてしまう。ただ一つ、その存在が聖女だという事実以外は」
それはつまりケウロス陛下が私を敵だと認識すれば、このひと月ほどがなかったことになるということ?
嘘だと思いたい。けれど彼の話が本当なら、ケウロス陛下が私のことを知らなかったことも、社交界に参加せずとも何も言われなかったのも、謎が解けるのだ。
優しい人に囲まれて育ったのは、優しい人しか残らなかったから。
目の前の彼が私を『神の愛子』と称したのは、童話に出てくる少女と同じ道を辿らないように神が与えた能力だと思ったからかもしれない。
そう、これは神から授けられた大事な力。歩いてきた道の一部がなくなることに嘆いてはいけない。
私は神に感謝すべきなのだ。だって神はいつだって正しいのだから。
「私は彼女を忘れない」
「忘れたくなかったらさっさと俺を殺しておくんだったな」
「なに!?」
「各国が必死になって探している北の大聖女は今、シャンスティ王国のとある貴族の元で乳母をやっている。おそらく無の聖女様の元でな」
「なっ!」
「探せばいい。聖女様を目印に利用しようとした時点で彼女に関する記憶は消えるがな。さて行きましょうか」
「行くってどこへ!?」
「少し旅に。大丈夫です、少ししたらちゃんとシャンスティに戻りますから」
男はそう告げると私を抱きかかえて、窓から飛び降りた。
「待て!」
ケウロス陛下は何か叫んでいるようだが、風を切る音で聞こえない。
降ろしてと必死で訴えても彼はそのまま走り続けた。そしてようやく発した言葉は謝罪の言葉。それを最後に私の意識はプツリと切れた。
再び意識が浮上した時にはベッドの上で寝かされていた。
視線を横に向ければ、私を城から連れ出した男が本を読んでいた。表紙に書かれている文字は初めて見る。シャンスティでも帝国でもない、どこかの国の本なのだろう。
「お目覚めになりましたか」
「ここは?」
「城から少し離れた場所にある宿です。明日にはまた移動します」
「なぜあんなことをしたの」
「あなたがあの人を大切に思っていたとしても、隣にはいられない。守ることは出来ても、一部の人間の記憶から消える人間が妃になることは出来ない。正妃でも側妃でも同じことです。それに俺が言わなくとも、あの人だっていつか異変に気付いたはずだ。実際、城の中で情報収集をした時、あなたを覚えていないものも多かった。異変に気づけば今までのようにはいられない」
「そう、ね」
「長らく姿を消していた北の大聖女を引きずり出すことで、多くの人間からあなたの記憶は消えます。あなたは俺を恨むかもしれませんが、それでも俺はやっと見つけた神と唯一の聖女に雲がかかって欲しくなかった」
「雲は嫌い?」
「嫌いです。雲は青空を隠してしまうから」
北の大聖女はばあやのことらしい。そんな有名な人がずっと側にいてくれていたなんて全く気付かなかった。ばあやは私の能力を知っていたのだろうか。知っていて、私達の乳母となった?
ばあやのことは大好きだ。
けれどケウロス陛下がばあやを探せば、彼から私の記憶は消えてしまう。陛下だけではなく、教会で優しくしてくれた聖女や神官の方達の記憶からも。
家族も私を忘れてしまったら……。そう思うと怖くてたまらない。
「なに、今さらあんたを殺そうなんて思っちゃいねぇよ。攻撃が弾かれたということは俺が来たのは殺しのためではなく、聖女様に出会い仕えるためだろうからな」
「私の命を狙っておいてそれで済むと思ってるのか」
「俺は無の聖女様に認めてもらえればそれでいい」
「なっ!」
ケウロス陛下の表情はみるみるうちに歪んでいく。
私の力によって弾かれたらしいとはいえ、彼がしようとしたことは殺害未遂である。それも一国の長を殺めようとした。
これは帝国でもシャンスティ王国でも大罪と呼ばれるものの一つだ。
姉の代わりに嫁いできたという身元不明の女を一時的に城に滞在させるのとは訳が違う。
そんなの少し考えれば分かることなのに、私はこの旅で大きな役目があったことに浮かれてしまった。肩を落とし、顔をうつむける。恥ずかしくて彼の顔を見れそうもない。
けれどいつのまにか移動した男が、そんな私の両肩をガッと掴んだ。
「俺が従うのは奇跡を起こす無の聖女様と彼女が信じる神、自分の力で仕入れた情報だけだ。それにここに来てから仕入れた情報によると、聖女様は国に返されるって話じゃないか。なら俺はここに残るつもりはない。この国さえ離れてしまえば許すつもりはなくとも、あんたはほぼ確実に俺を忘れる」
「なんだと?」
「なんだ、無の聖女様の能力を知らずに滞在させていたのか? 帝国の長というのも案外大したことないな」
「私の能力って他者からの攻撃や毒・病気から自分を守る、自衛に特化した能力じゃないの? さっきも悪意を無に還すとか言っていたけど……」
本人も知らないとなると、周りが意図的に隠していたのか? とボソッと呟く。
だが彼はニコリと微笑むと、私の知らない私の能力について教えてくれた。
「確かにあなた本人と一部の人間、おそらくあなたが大切に思っている存在に向けられた攻撃を弾くのはあなたの能力です。だがあくまで一部に過ぎない。俺があなたを通して神の存在を確信したのは、あなたに悪意を持った者全てからあなたに関する記憶と、その周辺の情報の一切が消えているからです。初めから悪意をなかったことにするーーそれがあなたの能力です」
「記憶が、消える?」
「そうです。だからどんな情報屋も凄腕暗殺者もあなたの情報を知ることはできない。いや、知ったところで身体的情報も目撃場所も忘れてしまう。ただ一つ、その存在が聖女だという事実以外は」
それはつまりケウロス陛下が私を敵だと認識すれば、このひと月ほどがなかったことになるということ?
嘘だと思いたい。けれど彼の話が本当なら、ケウロス陛下が私のことを知らなかったことも、社交界に参加せずとも何も言われなかったのも、謎が解けるのだ。
優しい人に囲まれて育ったのは、優しい人しか残らなかったから。
目の前の彼が私を『神の愛子』と称したのは、童話に出てくる少女と同じ道を辿らないように神が与えた能力だと思ったからかもしれない。
そう、これは神から授けられた大事な力。歩いてきた道の一部がなくなることに嘆いてはいけない。
私は神に感謝すべきなのだ。だって神はいつだって正しいのだから。
「私は彼女を忘れない」
「忘れたくなかったらさっさと俺を殺しておくんだったな」
「なに!?」
「各国が必死になって探している北の大聖女は今、シャンスティ王国のとある貴族の元で乳母をやっている。おそらく無の聖女様の元でな」
「なっ!」
「探せばいい。聖女様を目印に利用しようとした時点で彼女に関する記憶は消えるがな。さて行きましょうか」
「行くってどこへ!?」
「少し旅に。大丈夫です、少ししたらちゃんとシャンスティに戻りますから」
男はそう告げると私を抱きかかえて、窓から飛び降りた。
「待て!」
ケウロス陛下は何か叫んでいるようだが、風を切る音で聞こえない。
降ろしてと必死で訴えても彼はそのまま走り続けた。そしてようやく発した言葉は謝罪の言葉。それを最後に私の意識はプツリと切れた。
再び意識が浮上した時にはベッドの上で寝かされていた。
視線を横に向ければ、私を城から連れ出した男が本を読んでいた。表紙に書かれている文字は初めて見る。シャンスティでも帝国でもない、どこかの国の本なのだろう。
「お目覚めになりましたか」
「ここは?」
「城から少し離れた場所にある宿です。明日にはまた移動します」
「なぜあんなことをしたの」
「あなたがあの人を大切に思っていたとしても、隣にはいられない。守ることは出来ても、一部の人間の記憶から消える人間が妃になることは出来ない。正妃でも側妃でも同じことです。それに俺が言わなくとも、あの人だっていつか異変に気付いたはずだ。実際、城の中で情報収集をした時、あなたを覚えていないものも多かった。異変に気づけば今までのようにはいられない」
「そう、ね」
「長らく姿を消していた北の大聖女を引きずり出すことで、多くの人間からあなたの記憶は消えます。あなたは俺を恨むかもしれませんが、それでも俺はやっと見つけた神と唯一の聖女に雲がかかって欲しくなかった」
「雲は嫌い?」
「嫌いです。雲は青空を隠してしまうから」
北の大聖女はばあやのことらしい。そんな有名な人がずっと側にいてくれていたなんて全く気付かなかった。ばあやは私の能力を知っていたのだろうか。知っていて、私達の乳母となった?
ばあやのことは大好きだ。
けれどケウロス陛下がばあやを探せば、彼から私の記憶は消えてしまう。陛下だけではなく、教会で優しくしてくれた聖女や神官の方達の記憶からも。
家族も私を忘れてしまったら……。そう思うと怖くてたまらない。
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