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第8話:エリザには僕と生きる未来しかないはずだ~イライジャ視点~
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僕がエリザと婚約したのは8歳の時。母上がどうしてもブレィテレス侯爵家から僕のお嫁さんを貰いたいと言ったからだ。でも本当は、僕自身がエリザの事が大好きだったのだ。だから母上から婚約の話を聞いた時、嬉しくてたまらなかった。
エリザは少しどんくさい所があるが、それでも何事も一生懸命で、それでいてとても優しい女性だ。彼女が怪我をした動物を、こっそり手当しているところを何度も見た事がある。自分より弱い者にも優しく手を差し伸べる、そんなエリザが愛おしくて仕方ない。
そして無事婚約を済ませたのだが、いざエリザと婚約したと思うとなんだか緊張してしまい、いつもの様に話せなくなってしまった。他の令嬢ならこんな事はないのだが、どうしてもエリザの前に出ると緊張して、思う様に話せないのだ。
もちろん、触れる事も出来ずにいた。本当は触れたくてたまらないのに…
そんな僕達も気が付けば婚約して7年が経とうとしていた。少し物覚えが悪いエリザが気に入らない母上。僕に事ある事に
「あんなどんくさい娘だなんて思わなかったわ!でも、一度婚約を結んでしまったのだから、そう簡単に婚約破棄は出来ないものね!いい、イライジャ、優秀な側室を見つけて、その令嬢に子供を産ませなさい!あんなどんくさい子の血を引く子供なんて、まっぴらごめんよ!」
そんな事を言うのだ。そもそも、僕とエリザを婚約させたのは母上なのに…
僕は側室なんて持つつもりはない!そもそもここ何代も国王は側室を持ってこなかったんだ。それなのに、僕の代になって側室を持てと言うなんて!とにかく母上の事は無視しておく事にした。
そんなある日、母上が令嬢を連れて来た。
「イライジャ、あなたの側室候補よ!どう?エリザなんかとは比べ物にならない程可愛いでしょう?それに気立てもいいのよ」
得意そうにそう言ったのだ。その日から、毎日違う令嬢を僕の部屋に連れて来る様になった。ふざけるな!そう思っていたが…
「イライジャ殿下はエリザ譲との初夜、どう考えているのですか?まさか、ぶっつけ本番という事はないですわよね?令嬢は殿方にリードしてもらえると思っていますわ!初夜で失敗しない為にも、練習をしておいた方がよろしいのではなくって?」
1人の令嬢が僕にその様な提案をして来たのだ。確かにぶっつけ本番で失敗しては大変だ。でも…
「心配いりませんわ。私は殿下と関係を持ったからと言って、側室にしろ!だなんて迫りませんから!お互い気持ちよくなりましょう」
この女の甘い言葉に流され、その日初めて令嬢を抱いた!初めて感じる快感に、僕は夢中になって行った。その結果、何人もの女性と関係を持つ様になっていった。
そう、これはエリザとの初夜を失敗しない為の練習だ!だから僕は悪い事はしていない!むしろエリザの為にやっているのだ!そう自分に言い聞かせた。
そしてこの日も、エリザが王妃教育が休みという事をいい事に、令嬢を抱いていた。そこにやって来たのが、エリザだ。裸で令嬢と抱き合っている僕を見たエリザは、大きく目を見開き固まっていた。
しまった!エリザに見られた!
その場から立ち去るエリザを追いかける為、急いで服を着た。そしてエリザを追いかけた。必死に言い訳をしようとした僕にエリザは
「大丈夫ですわ!私の事をお嫌いなのは分かっておりましたので!あの方をいずれ側室として迎えられるのでしょう?この国の王族は、側室を持つ事が出来る事は、私も理解しておりますので」
そうはっきりと僕に向かって叫んだのだ。でもその瞳からは、今にも涙が溢れそうになっている。その涙を見た瞬間、物凄く後悔した!僕は何をやっているのだ!快楽におぼれ、大切なエリザを傷つけてしまった。そして何より、エリザが僕に嫌われているという、とんでもない勘違いをしている事も、この時初めて知ったのだ。
令嬢を追い返し1人で頭を抱えていると、やって来たのは母上だ。
「イライジャ、話しは令嬢から聞いたわ。エリザに令嬢との密会場面を見られたそうじゃない!でも、気にする事はないわ。あなたは王太子なのよ!そもそも、側室を持つ事も許されている身!だからあなたが他の令嬢を抱こうがその令嬢が妊娠しようが、エリザにとやかく言われる筋合いはないのよ!エリザがこの国で生きている限り、あなたから離れる事はないのだから」
そう言って僕を優しく抱きしめてくれた母上。そうか、僕は王太子なんだ。そう、この国の王族なのだ。僕の婚約者である限り、エリザは僕から逃げる事はない。そうだ、もう二度と他の令嬢を抱く事は止めよう。そしてこれからは、エリザを抱けばいいんだ!
大好きなエリザを抱けば…
婚前前だけれど、別に僕達は婚約しているのだから問題はないだろう。現に母上は父上と結婚する前に僕を身ごもっていたと言うし…
正直エリザを前にすると、物凄く緊張して思う様に話せなくなる。でも、このままでは駄目だもんな。少しずつ慣れて行かないと!そもそもエリザには、僕と共に生きて行く未来しかないのだから…
エリザは少しどんくさい所があるが、それでも何事も一生懸命で、それでいてとても優しい女性だ。彼女が怪我をした動物を、こっそり手当しているところを何度も見た事がある。自分より弱い者にも優しく手を差し伸べる、そんなエリザが愛おしくて仕方ない。
そして無事婚約を済ませたのだが、いざエリザと婚約したと思うとなんだか緊張してしまい、いつもの様に話せなくなってしまった。他の令嬢ならこんな事はないのだが、どうしてもエリザの前に出ると緊張して、思う様に話せないのだ。
もちろん、触れる事も出来ずにいた。本当は触れたくてたまらないのに…
そんな僕達も気が付けば婚約して7年が経とうとしていた。少し物覚えが悪いエリザが気に入らない母上。僕に事ある事に
「あんなどんくさい娘だなんて思わなかったわ!でも、一度婚約を結んでしまったのだから、そう簡単に婚約破棄は出来ないものね!いい、イライジャ、優秀な側室を見つけて、その令嬢に子供を産ませなさい!あんなどんくさい子の血を引く子供なんて、まっぴらごめんよ!」
そんな事を言うのだ。そもそも、僕とエリザを婚約させたのは母上なのに…
僕は側室なんて持つつもりはない!そもそもここ何代も国王は側室を持ってこなかったんだ。それなのに、僕の代になって側室を持てと言うなんて!とにかく母上の事は無視しておく事にした。
そんなある日、母上が令嬢を連れて来た。
「イライジャ、あなたの側室候補よ!どう?エリザなんかとは比べ物にならない程可愛いでしょう?それに気立てもいいのよ」
得意そうにそう言ったのだ。その日から、毎日違う令嬢を僕の部屋に連れて来る様になった。ふざけるな!そう思っていたが…
「イライジャ殿下はエリザ譲との初夜、どう考えているのですか?まさか、ぶっつけ本番という事はないですわよね?令嬢は殿方にリードしてもらえると思っていますわ!初夜で失敗しない為にも、練習をしておいた方がよろしいのではなくって?」
1人の令嬢が僕にその様な提案をして来たのだ。確かにぶっつけ本番で失敗しては大変だ。でも…
「心配いりませんわ。私は殿下と関係を持ったからと言って、側室にしろ!だなんて迫りませんから!お互い気持ちよくなりましょう」
この女の甘い言葉に流され、その日初めて令嬢を抱いた!初めて感じる快感に、僕は夢中になって行った。その結果、何人もの女性と関係を持つ様になっていった。
そう、これはエリザとの初夜を失敗しない為の練習だ!だから僕は悪い事はしていない!むしろエリザの為にやっているのだ!そう自分に言い聞かせた。
そしてこの日も、エリザが王妃教育が休みという事をいい事に、令嬢を抱いていた。そこにやって来たのが、エリザだ。裸で令嬢と抱き合っている僕を見たエリザは、大きく目を見開き固まっていた。
しまった!エリザに見られた!
その場から立ち去るエリザを追いかける為、急いで服を着た。そしてエリザを追いかけた。必死に言い訳をしようとした僕にエリザは
「大丈夫ですわ!私の事をお嫌いなのは分かっておりましたので!あの方をいずれ側室として迎えられるのでしょう?この国の王族は、側室を持つ事が出来る事は、私も理解しておりますので」
そうはっきりと僕に向かって叫んだのだ。でもその瞳からは、今にも涙が溢れそうになっている。その涙を見た瞬間、物凄く後悔した!僕は何をやっているのだ!快楽におぼれ、大切なエリザを傷つけてしまった。そして何より、エリザが僕に嫌われているという、とんでもない勘違いをしている事も、この時初めて知ったのだ。
令嬢を追い返し1人で頭を抱えていると、やって来たのは母上だ。
「イライジャ、話しは令嬢から聞いたわ。エリザに令嬢との密会場面を見られたそうじゃない!でも、気にする事はないわ。あなたは王太子なのよ!そもそも、側室を持つ事も許されている身!だからあなたが他の令嬢を抱こうがその令嬢が妊娠しようが、エリザにとやかく言われる筋合いはないのよ!エリザがこの国で生きている限り、あなたから離れる事はないのだから」
そう言って僕を優しく抱きしめてくれた母上。そうか、僕は王太子なんだ。そう、この国の王族なのだ。僕の婚約者である限り、エリザは僕から逃げる事はない。そうだ、もう二度と他の令嬢を抱く事は止めよう。そしてこれからは、エリザを抱けばいいんだ!
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