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第59話:心がざわつきます
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メアリー達と初めて街に出たあの日、レオナルド様とメアリーの姿を見た私は、それ以降なぜか心穏やかではない。
レオナルド様は今まで通り私を大切にしてくれるし、メアリーも私に優しく接してくれる。それなのに、2人が楽しそうに話していると、なぜか胸が張り裂けそうになるのだ。
もちろん2人きりで話すことはなく、生徒会の集まりの時に話すだけなのだが。それでもなぜか心がざわつくのだ。今までこんな事はなかったのに、私ったら一体どうしてしまったのだろう…
そんなモヤモヤした日々を送っているうちに、気が付けば宿泊研修当日を迎えていた。
「それではお父様、お母様、シャルル、行ってきます」
馬車の前で見送りをしてくれている3人に挨拶をする。
「私の可愛いオリビア。泊りで出かけるだなんて、やっぱり危険だ。いくら学院の行事だからって、王都から飛行船で1時間もかかる場所に行くなんて。何かあってもすぐに駆け付けられないではないか!やっぱり行くのを止めた方が…」
「あなた、いい加減にしてください!オリビア、お父様の事は気にしなくてもいいから、たくさん思い出を作ってくるのよ。後半年もすれば、あなたはレオナルド様の元に嫁がないといけないのだし。次期公爵夫人になった時、苦労しない様友人たちとの仲を深めてきなさい」
次期公爵夫人か…
そうよね、私は半年もすれば、レオナルド様と結婚する。それに私は、レオナルド様の婚約者だ。堂々としていればいいのよね。
「ありがとうございます、お母様。それでは行って参ります」
傍にいるレオナルド様にエスコートされ、馬車に乗り込んだ。
「オリビア、いいかい?今日は初めての外泊だ。一応貴族学院の生徒が来るとあって、警備も厳重だが、それでも油断は出来ない。いいね、僕の傍から離れてはいけないよ!それにしても、どうして男性と女性の泊るホテルの建屋が別なんだろう。これじゃあ、頻繁にオリビアの様子を確認できないではないか!」
相変わらず心配性のレオナルド様。でもその姿を見ると、最近はホッとする。無意識にレオナルド様にすり寄った。レオナルド様の匂い…落ち着くわ。
「どうしたんだい?オリビア、急に甘えだして。オリビアは可愛いね」
私の唇に口づけをするレオナルド様。その温もりが温かくて、なんだか離れたくない。でも、あっという間に貴族学院に着いてしまった。
貴族学院には、既に飛行船が止まっている。どうやらあの飛行船に乗って行く様だ。
「おはよう、オリビア、レオナルド様。あの飛行船に乗っていくのよね。私、飛行船の乗るのって初めてなの。楽しみだわ」
「嬉しそうにこちらにやって来たのは、メアリーだ」
「僕も初めてだよ。オリビアは、この国に来るときに乗ったのだよね」
笑顔で話を振ってくれるレオナルド様。
「ええ、本当に空に浮かんでいて、なんだか不思議な感じだったわ」
「そうなのね。不思議な感じか…私、楽しみすぎて昨日は寝られなかったわ。でも飛行船の旅は、1時間なのよね。残念だわ…」
「1時間だけでも十分楽しめると思うわ。さあ、皆も集合しているし、私たちも行きましょう」
メアリーに声を掛け、集合場所へと集まった。今回3基の飛行船で南を目指す。先生の指示に従って、飛行船に乗り込んだ。席に付いて窓の外を覗いていると、ゆっくりと浮き上がり、空高く上がっていく飛行船。
「オリビア、浮いたわよ。こんなにも大きな機体が浮くなんて、不思議ね」
いつも冷静なメアリーが、目を輝かせて窓の外を見ている。
「いつもクールなメアリー嬢も、こうやってはしゃぐことがあるんだね」
レオナルド様が、クスクスと笑っている。
「もう、レオナルド様ったら」
そう言って頬を膨らませるメアリー。2人は普通の話をしているだけなのに、やっぱり胸が痛い。
「オリビア、どうしたんだい?体調でも悪いのかい?」
「俯いて動かない私を、心配そうな顔で覗き込んできたレオナルド様。
「何でもないわ。心配かけてごめんなさい。この感じ、懐かしいわ。なんだか鳥になったみたいな感じがするのよね」
レオナルド様に心配をかけてしまうなんて、私ったら何をしているのかしら?そんな思いから、明るく振舞う。
その後も窓の外を見ながら、話をする。でも…レオナルド様とメアリーが話すだけで、胸が押しつぶされそうになるのだ。
そんな気持ちを抱えているうちに、目的地に着いた。この国の最南端にあるとあって、外は暑い。
「ここは暑いね。オリビアも上着を脱ぐといい。荷物を持ってあげるから」
すぐにレオナルド様が、私を気使ってくれる。いつも一番に私の事を考えてくれるのに、どうして私はこんな気持ちになるのかしら?なんだかレオナルド様に申し訳なくなってしまう。
「君たち、集まってくれ。今からホテルで昼食を食べたのち、ツアーに参加する者は、ロビーに集合してくれ。それ以外の者は、夕方6時にホールに集まる様に。以上だ」
先生の指示に従い、昼食を食べに行く事に。すると窓の外からは、真っ青な海が広がっていた。
「なんて綺麗な海なのかしら…」
綺麗な海を見ていたら、少しだけ心が落ち着いた。そもそも、レオナルド様もメアリーも、ただの友達として接しているだけだろうし…
そうよね、悩んでいても仕方がない。せっかくここまで来たのだから、目いっぱい楽しもう。
レオナルド様は今まで通り私を大切にしてくれるし、メアリーも私に優しく接してくれる。それなのに、2人が楽しそうに話していると、なぜか胸が張り裂けそうになるのだ。
もちろん2人きりで話すことはなく、生徒会の集まりの時に話すだけなのだが。それでもなぜか心がざわつくのだ。今までこんな事はなかったのに、私ったら一体どうしてしまったのだろう…
そんなモヤモヤした日々を送っているうちに、気が付けば宿泊研修当日を迎えていた。
「それではお父様、お母様、シャルル、行ってきます」
馬車の前で見送りをしてくれている3人に挨拶をする。
「私の可愛いオリビア。泊りで出かけるだなんて、やっぱり危険だ。いくら学院の行事だからって、王都から飛行船で1時間もかかる場所に行くなんて。何かあってもすぐに駆け付けられないではないか!やっぱり行くのを止めた方が…」
「あなた、いい加減にしてください!オリビア、お父様の事は気にしなくてもいいから、たくさん思い出を作ってくるのよ。後半年もすれば、あなたはレオナルド様の元に嫁がないといけないのだし。次期公爵夫人になった時、苦労しない様友人たちとの仲を深めてきなさい」
次期公爵夫人か…
そうよね、私は半年もすれば、レオナルド様と結婚する。それに私は、レオナルド様の婚約者だ。堂々としていればいいのよね。
「ありがとうございます、お母様。それでは行って参ります」
傍にいるレオナルド様にエスコートされ、馬車に乗り込んだ。
「オリビア、いいかい?今日は初めての外泊だ。一応貴族学院の生徒が来るとあって、警備も厳重だが、それでも油断は出来ない。いいね、僕の傍から離れてはいけないよ!それにしても、どうして男性と女性の泊るホテルの建屋が別なんだろう。これじゃあ、頻繁にオリビアの様子を確認できないではないか!」
相変わらず心配性のレオナルド様。でもその姿を見ると、最近はホッとする。無意識にレオナルド様にすり寄った。レオナルド様の匂い…落ち着くわ。
「どうしたんだい?オリビア、急に甘えだして。オリビアは可愛いね」
私の唇に口づけをするレオナルド様。その温もりが温かくて、なんだか離れたくない。でも、あっという間に貴族学院に着いてしまった。
貴族学院には、既に飛行船が止まっている。どうやらあの飛行船に乗って行く様だ。
「おはよう、オリビア、レオナルド様。あの飛行船に乗っていくのよね。私、飛行船の乗るのって初めてなの。楽しみだわ」
「嬉しそうにこちらにやって来たのは、メアリーだ」
「僕も初めてだよ。オリビアは、この国に来るときに乗ったのだよね」
笑顔で話を振ってくれるレオナルド様。
「ええ、本当に空に浮かんでいて、なんだか不思議な感じだったわ」
「そうなのね。不思議な感じか…私、楽しみすぎて昨日は寝られなかったわ。でも飛行船の旅は、1時間なのよね。残念だわ…」
「1時間だけでも十分楽しめると思うわ。さあ、皆も集合しているし、私たちも行きましょう」
メアリーに声を掛け、集合場所へと集まった。今回3基の飛行船で南を目指す。先生の指示に従って、飛行船に乗り込んだ。席に付いて窓の外を覗いていると、ゆっくりと浮き上がり、空高く上がっていく飛行船。
「オリビア、浮いたわよ。こんなにも大きな機体が浮くなんて、不思議ね」
いつも冷静なメアリーが、目を輝かせて窓の外を見ている。
「いつもクールなメアリー嬢も、こうやってはしゃぐことがあるんだね」
レオナルド様が、クスクスと笑っている。
「もう、レオナルド様ったら」
そう言って頬を膨らませるメアリー。2人は普通の話をしているだけなのに、やっぱり胸が痛い。
「オリビア、どうしたんだい?体調でも悪いのかい?」
「俯いて動かない私を、心配そうな顔で覗き込んできたレオナルド様。
「何でもないわ。心配かけてごめんなさい。この感じ、懐かしいわ。なんだか鳥になったみたいな感じがするのよね」
レオナルド様に心配をかけてしまうなんて、私ったら何をしているのかしら?そんな思いから、明るく振舞う。
その後も窓の外を見ながら、話をする。でも…レオナルド様とメアリーが話すだけで、胸が押しつぶされそうになるのだ。
そんな気持ちを抱えているうちに、目的地に着いた。この国の最南端にあるとあって、外は暑い。
「ここは暑いね。オリビアも上着を脱ぐといい。荷物を持ってあげるから」
すぐにレオナルド様が、私を気使ってくれる。いつも一番に私の事を考えてくれるのに、どうして私はこんな気持ちになるのかしら?なんだかレオナルド様に申し訳なくなってしまう。
「君たち、集まってくれ。今からホテルで昼食を食べたのち、ツアーに参加する者は、ロビーに集合してくれ。それ以外の者は、夕方6時にホールに集まる様に。以上だ」
先生の指示に従い、昼食を食べに行く事に。すると窓の外からは、真っ青な海が広がっていた。
「なんて綺麗な海なのかしら…」
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そうよね、悩んでいても仕方がない。せっかくここまで来たのだから、目いっぱい楽しもう。
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