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第55話:4人でお団子を食べに出掛けます
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会議も終わったし、帰ろうと思った時、ソフィー様に呼び止められた。
「ミレニア様、私とマシュー様は、明後日にはファーム王国に帰らなければいけません。その前に、また4人でお出掛けをしたいのですが、よろしいでしょうか?」
「ええ、いいわよ!そう言えば、前約束していたお団子を食べに行くって言う話、まだ実現できていなかったものね。ぜひ行きましょう!クラウド様もよろしいわよね」
「ああ、もちろんだよ!」
「それじゃあ、早速今から行きましょう」
「え?今から?」
「はい、だってまだ午前中ですよ。会議も早く終わったし!さあ、早速行きましょう」
ソフィー様に腕を掴まれ、王宮の門へとやって来た。
「クラウド殿下、今日は皆で乗りますからね。いいですよね!」
「前回も一緒だったじゃないか」
そう言ったクラウド様。でも、確かにソフィー様が言ったように、行きは別々だったわよね…
4人で王宮の馬車へと乗り込んだ。
「マシュー様、今日行くお団子のお店は、甘辛いタレと中の柔らかい餅と呼ばれる物が物凄く合うのですのよ。一度食べたら病みつきになりますわ」
「へ~、そんなに美味しいのか。それは楽しみだな!そうだ、店の責任者に作り方を聞いてファーム王国でも食べられるようにするといいかもしれないな」
「それは良いですわね!マシュー様、私との結婚を決意してくれて、ありがとうございます」
「お礼を言うのは俺の方だ。母上達にまで気遣ってくれて、本当にソフィーは女神だ!」
「マシュー様!」
「ソフィー!」
「ストーーップ。イチャイチャは2人きりの時にやって下さい!」
見ているこっちが恥ずかしくなるわよ。今まで我慢していた分、ここにきて一気に爆発したって感じね。
「ごめんなさい。つい…」
2人共恥ずかしかったのか、俯いてしまった。
「でも、2人がくっ付いて本当に良かったわ!周りから見たらどう見てもお互い好き合っていたのに、全然くっ付かないのですもの!こっちがハラハラしていたのよ。ねぇ、クラウド様」
「確かにね。兄上もソフィー嬢も頑固なんだから。ソフィー嬢、どうか兄上の事、よろしくお願いします」
そう言って頭を下げたクラウド様。
「クラウド殿下、頭を上げてください!マシュー様は私が絶対に幸せにしますから、大丈夫ですわ!」
力強く言ったソフィー様のその目には、強い思いが込められているのがよく分かる。きっとソフィー様とマシュー様なら幸せな家庭を築けるだろう。そんな気がする。
そんな話をしている間に、街についた。
「まずはお昼ご飯ですよね。でも、まだお昼には早いわ。そうだ、いつも服を買うお店に行きましょう。オーナーに挨拶もしたいですし!」
ソフィー様の希望通り、いつも行くお店に足を運んだ。私たちの姿を見て、慌てて出てきてくれたオーナー。
いつも通り服を選んだ後、ソフィー様がオーナーに話しかけた。
「オーナー、いつも素敵なお洋服をありがとうございます。実は明後日、私とマシュー様はファーム王国に行く事になりましたので、挨拶に参りましたの」
「え…ファーム王国ですか?」
何が何だかさっぱり分からないと言った表情のオーナー。そりゃそうだろう、まだ市民には何も教えられていないのだから。まあ、そのうち情報は入って来るだろう。
オーナーに挨拶をした後は、以前クラウド様と行った、創作料理のお店へと向かう。
今日は4人いるから、いろいろ頼んでシェアする事にした。
「ミレニア様、この野菜がカリカリに揚げてあるお料理、凄く美味しいです」
「こっちの野菜にお肉が巻いてあって、特製のソースがかかっているものも美味しいわよ」
今日も珍しい料理を皆で食べる。やっぱりワイワイ言いながら食べるご飯はまた格別に美味しいわ。
食後は再びショッピングだ。
「ねえ、せっかくだから4人でお揃いの何かを買わない?これから別々の国で暮らす事になるから、中々会えなくなってしまうのですもの。お揃いのものを付けていたら、離れていても寂しくない気がして」
「それいいですわね。それならやっぱりアクセサリーが良いですわ。早速行きましょう!」
私の提案にかなり乗り気のソフィー様。クラウド様やマシュー様も了承してくれたので、早速前回アクセサリーを買った宝石のお店へと向かう。
「う~ん、どれが良いかしら?」
お店に着くと早速色々なアクセサリーを見て回った。でも、これというものが見つからない。
「なあ、この店、特注も出来るらしいぞ!せっかくなら4人全員の瞳の色の宝石を付けたブレスレットにしないかい?」
「それは素敵ね。そうしましょう!」
マシュー様の提案に皆が乗った。早速お店の人に頼んで、4種類の宝石をブレスレットに付けて貰う事にした。有難い事に明日には出来るとの事。
ちなみに私がエメラルド(緑)、ソフィー様がアクアマリン(水色)、クラウド様がルビー(赤)、マシュー様がサファイア(青)の宝石だ。
何だかんだで結構時間が掛かってしまったので、早速今日の目的でもある、お団子のお店へと向かう。
今日は平日という事もあり、前回に比べると並んでいる人が少ない。これはラッキーだ。
「なあ、まさか並ぶのか?」
嫌そうな顔のマシュー様。
「マシュー様、お団子は並んで買ってこそ本来の旨味を楽しめるのです!さあ、並びますよ」
早速4人で並ぶ。有難い事に、今回は30分ほどでお団子が買えた。
「これ、本当にうまいな!中の白いものとタレがよく合う!」
「そうでしょう!特にこの甘辛いタレがたまらないですわよね」
確かにこのタレが美味しい!4人でお団子を食べた後、なぜか再びお店に入って行ったマシュー様。どうやらファーム王国でも食べられる様、レシピを教えて欲しいと交渉している様だ。ただやはり断られた様で、落ち込んで帰って来た。まあ、当然と言えば当然だろう。
その後は、皆で海へと向かった。
「ミレニア様、奇麗な貝殻が沢山ありますわ!こっちにも!」
嬉しそうに貝殻を拾うソフィー様。しばらく海で遊んだ後は、浜辺に4人並んで座った。
「前回ここに来たときは、母上の問題とか色々あって、正直心から楽しむ事が出来なかった。でも今は全てが解決して、今日という日をめいっぱい楽しむ事が出来たよ。それもこれも、皆のおかげだ。本当にありがとう」
そう言って頭を下げたマシュー様。
「マシュー様、頭を上げてください!今回全て解決できたのは、あなた自身の強い思いと決断力があったからだと私は思います。どうかソフィー様と2人で手を取り合って、ファーム王国を盛り立てて行ってくださいね」
「ありがとう、ミレニア。君には本当に酷い事をしてすまなかった。クラウドの事をよろしく頼むぞ!」
「もちろんです!任せてください!」
私の言葉を聞き、嬉しそうに笑うマシュー様。隣でソフィー様とクラウド様も微笑んでいる。私たちは今後、別々の国で生きて行かなければいけない。でも、私達4人の絆はきっと切れる事はないだろう。皆の顔を見ていたら、そんな気がした。
「さあ、そろそろ日も落ちて来たし帰ろうか」
クラウド様の言葉で、皆が立ち上がる。再び4人で馬車に乗り込み、公爵家へと向かった。
公爵家に着くと、なぜか私と一緒に降りて来たソフィー様。
「今日は公爵家に泊ってもいいですか?」
「もちろんよ!」
ソフィー様の言葉に、自然と頬が緩む。まさかまたソフィー様と、またこの家で過ごせるなんて!そう思ったら嬉しくてたまらないのだ!
「今日は楽しかったよ!ありがとう。それじゃあ、ソフィーの事をよろしく」
「こちらこそありがとうございました!お気を付けて」
クラウド様とマシュー様を見送り、ソフィー様と一緒に屋敷に入る。きっと公爵家で過ごすのは今日が最後だろうという事で、急遽晩ご飯の時にソフィー様のお別れパーティーを開いた。
いつの間にか家族の一員になっていたソフィー様。使用人たちも一緒に別れを惜しんだ。そして夜は、ソフィー様と一緒に眠った。クラウド様からは禁止されていたが、最後ぐらいいいだろう。そう思ったのだ。
「今日はミレニア様と一緒に寝られるなんて嬉しいです!」
なんて可愛い事を言ってくれるソフィー様。明後日にはお別れなのね…そう思ったら、チクリと胸が痛んだ。最後にソフィー様の温もりを感じたくて、手を繋いで眠った。おやすみ、ソフィー様。この温もりは、一生忘れないからね!
「ミレニア様、私とマシュー様は、明後日にはファーム王国に帰らなければいけません。その前に、また4人でお出掛けをしたいのですが、よろしいでしょうか?」
「ええ、いいわよ!そう言えば、前約束していたお団子を食べに行くって言う話、まだ実現できていなかったものね。ぜひ行きましょう!クラウド様もよろしいわよね」
「ああ、もちろんだよ!」
「それじゃあ、早速今から行きましょう」
「え?今から?」
「はい、だってまだ午前中ですよ。会議も早く終わったし!さあ、早速行きましょう」
ソフィー様に腕を掴まれ、王宮の門へとやって来た。
「クラウド殿下、今日は皆で乗りますからね。いいですよね!」
「前回も一緒だったじゃないか」
そう言ったクラウド様。でも、確かにソフィー様が言ったように、行きは別々だったわよね…
4人で王宮の馬車へと乗り込んだ。
「マシュー様、今日行くお団子のお店は、甘辛いタレと中の柔らかい餅と呼ばれる物が物凄く合うのですのよ。一度食べたら病みつきになりますわ」
「へ~、そんなに美味しいのか。それは楽しみだな!そうだ、店の責任者に作り方を聞いてファーム王国でも食べられるようにするといいかもしれないな」
「それは良いですわね!マシュー様、私との結婚を決意してくれて、ありがとうございます」
「お礼を言うのは俺の方だ。母上達にまで気遣ってくれて、本当にソフィーは女神だ!」
「マシュー様!」
「ソフィー!」
「ストーーップ。イチャイチャは2人きりの時にやって下さい!」
見ているこっちが恥ずかしくなるわよ。今まで我慢していた分、ここにきて一気に爆発したって感じね。
「ごめんなさい。つい…」
2人共恥ずかしかったのか、俯いてしまった。
「でも、2人がくっ付いて本当に良かったわ!周りから見たらどう見てもお互い好き合っていたのに、全然くっ付かないのですもの!こっちがハラハラしていたのよ。ねぇ、クラウド様」
「確かにね。兄上もソフィー嬢も頑固なんだから。ソフィー嬢、どうか兄上の事、よろしくお願いします」
そう言って頭を下げたクラウド様。
「クラウド殿下、頭を上げてください!マシュー様は私が絶対に幸せにしますから、大丈夫ですわ!」
力強く言ったソフィー様のその目には、強い思いが込められているのがよく分かる。きっとソフィー様とマシュー様なら幸せな家庭を築けるだろう。そんな気がする。
そんな話をしている間に、街についた。
「まずはお昼ご飯ですよね。でも、まだお昼には早いわ。そうだ、いつも服を買うお店に行きましょう。オーナーに挨拶もしたいですし!」
ソフィー様の希望通り、いつも行くお店に足を運んだ。私たちの姿を見て、慌てて出てきてくれたオーナー。
いつも通り服を選んだ後、ソフィー様がオーナーに話しかけた。
「オーナー、いつも素敵なお洋服をありがとうございます。実は明後日、私とマシュー様はファーム王国に行く事になりましたので、挨拶に参りましたの」
「え…ファーム王国ですか?」
何が何だかさっぱり分からないと言った表情のオーナー。そりゃそうだろう、まだ市民には何も教えられていないのだから。まあ、そのうち情報は入って来るだろう。
オーナーに挨拶をした後は、以前クラウド様と行った、創作料理のお店へと向かう。
今日は4人いるから、いろいろ頼んでシェアする事にした。
「ミレニア様、この野菜がカリカリに揚げてあるお料理、凄く美味しいです」
「こっちの野菜にお肉が巻いてあって、特製のソースがかかっているものも美味しいわよ」
今日も珍しい料理を皆で食べる。やっぱりワイワイ言いながら食べるご飯はまた格別に美味しいわ。
食後は再びショッピングだ。
「ねえ、せっかくだから4人でお揃いの何かを買わない?これから別々の国で暮らす事になるから、中々会えなくなってしまうのですもの。お揃いのものを付けていたら、離れていても寂しくない気がして」
「それいいですわね。それならやっぱりアクセサリーが良いですわ。早速行きましょう!」
私の提案にかなり乗り気のソフィー様。クラウド様やマシュー様も了承してくれたので、早速前回アクセサリーを買った宝石のお店へと向かう。
「う~ん、どれが良いかしら?」
お店に着くと早速色々なアクセサリーを見て回った。でも、これというものが見つからない。
「なあ、この店、特注も出来るらしいぞ!せっかくなら4人全員の瞳の色の宝石を付けたブレスレットにしないかい?」
「それは素敵ね。そうしましょう!」
マシュー様の提案に皆が乗った。早速お店の人に頼んで、4種類の宝石をブレスレットに付けて貰う事にした。有難い事に明日には出来るとの事。
ちなみに私がエメラルド(緑)、ソフィー様がアクアマリン(水色)、クラウド様がルビー(赤)、マシュー様がサファイア(青)の宝石だ。
何だかんだで結構時間が掛かってしまったので、早速今日の目的でもある、お団子のお店へと向かう。
今日は平日という事もあり、前回に比べると並んでいる人が少ない。これはラッキーだ。
「なあ、まさか並ぶのか?」
嫌そうな顔のマシュー様。
「マシュー様、お団子は並んで買ってこそ本来の旨味を楽しめるのです!さあ、並びますよ」
早速4人で並ぶ。有難い事に、今回は30分ほどでお団子が買えた。
「これ、本当にうまいな!中の白いものとタレがよく合う!」
「そうでしょう!特にこの甘辛いタレがたまらないですわよね」
確かにこのタレが美味しい!4人でお団子を食べた後、なぜか再びお店に入って行ったマシュー様。どうやらファーム王国でも食べられる様、レシピを教えて欲しいと交渉している様だ。ただやはり断られた様で、落ち込んで帰って来た。まあ、当然と言えば当然だろう。
その後は、皆で海へと向かった。
「ミレニア様、奇麗な貝殻が沢山ありますわ!こっちにも!」
嬉しそうに貝殻を拾うソフィー様。しばらく海で遊んだ後は、浜辺に4人並んで座った。
「前回ここに来たときは、母上の問題とか色々あって、正直心から楽しむ事が出来なかった。でも今は全てが解決して、今日という日をめいっぱい楽しむ事が出来たよ。それもこれも、皆のおかげだ。本当にありがとう」
そう言って頭を下げたマシュー様。
「マシュー様、頭を上げてください!今回全て解決できたのは、あなた自身の強い思いと決断力があったからだと私は思います。どうかソフィー様と2人で手を取り合って、ファーム王国を盛り立てて行ってくださいね」
「ありがとう、ミレニア。君には本当に酷い事をしてすまなかった。クラウドの事をよろしく頼むぞ!」
「もちろんです!任せてください!」
私の言葉を聞き、嬉しそうに笑うマシュー様。隣でソフィー様とクラウド様も微笑んでいる。私たちは今後、別々の国で生きて行かなければいけない。でも、私達4人の絆はきっと切れる事はないだろう。皆の顔を見ていたら、そんな気がした。
「さあ、そろそろ日も落ちて来たし帰ろうか」
クラウド様の言葉で、皆が立ち上がる。再び4人で馬車に乗り込み、公爵家へと向かった。
公爵家に着くと、なぜか私と一緒に降りて来たソフィー様。
「今日は公爵家に泊ってもいいですか?」
「もちろんよ!」
ソフィー様の言葉に、自然と頬が緩む。まさかまたソフィー様と、またこの家で過ごせるなんて!そう思ったら嬉しくてたまらないのだ!
「今日は楽しかったよ!ありがとう。それじゃあ、ソフィーの事をよろしく」
「こちらこそありがとうございました!お気を付けて」
クラウド様とマシュー様を見送り、ソフィー様と一緒に屋敷に入る。きっと公爵家で過ごすのは今日が最後だろうという事で、急遽晩ご飯の時にソフィー様のお別れパーティーを開いた。
いつの間にか家族の一員になっていたソフィー様。使用人たちも一緒に別れを惜しんだ。そして夜は、ソフィー様と一緒に眠った。クラウド様からは禁止されていたが、最後ぐらいいいだろう。そう思ったのだ。
「今日はミレニア様と一緒に寝られるなんて嬉しいです!」
なんて可愛い事を言ってくれるソフィー様。明後日にはお別れなのね…そう思ったら、チクリと胸が痛んだ。最後にソフィー様の温もりを感じたくて、手を繋いで眠った。おやすみ、ソフィー様。この温もりは、一生忘れないからね!
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