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二章
23 それを売るなんてとんでもない
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エストとミッドランドの間に設けられた国境。ここを通り抜けるには通行証と通行税が必要になる。どちらも金で解決できるので問題はないが、旅商人のニールと冒険者イスミという二つの身分を維持するために一手間かかった。
まずは旅商人のニールとして検問を受け、エストからミッドランドへと入国する。そうしてから国境に配備された見張りの目をかい潜って密かにエストへ戻り、今度は冒険者イスミとしてミッドランドへ入国した。
面倒だし出費も二重になるが、正式に入国手続きを行わないと密入国したことになってしまうので仕方ない。
ゲームのアルティメット・ドラゴンには国境なんてなかったし、通行税もかからなかった。変なところまでリアルになりやがって、と恨めしく思いながら軽くなった財布を抱きしめる。残念だがこの財布、これからますます軽くなる予定だ。
まずは国境からほど近いアルジェの町へ向かう。
ミッドランドはこの大陸でもっとも大きな国で、地方都市のひとつに過ぎないこの町ですらエストの王都並みに発展していた。
大通りには高級店が建ち並び、きらびやかな衣装を身にまとった貴族や裕福な平民たちが闊歩している。どの町にも必ずいる浮浪者や奴隷の姿は見当たらない。
この町に到着して早々に俺が向かったのは、そんなセレブな通りに店を構える高級店のひとつ。庶民お断りの高級宝飾店だ。
ショーケースに収まっている商品を眺めるスタイルではなく、個室に案内されて、望みの物を言うと店員が運んでくる。俺は冒険者イスミとして名声を高めたおかげですんなり入店できたし、兜をしたままでも咎められなかった。平民商人のニールだったら門前払いされていたはずだ。
「こちらが神秘の腕輪でございます。主に僧侶や司祭の方などが身につけるもので、精神干渉系の魔法を防ぐ効力がございます」
かっぷくのよい店主が俺に恭しく差し出したアクセサリーは、ソフィーが身につけていた腕輪とよく似ていた。
「贈り物でございますか?」
「……まあ、そんなところだ」
装飾はどちらかといえば女性向きだ。贈り物ということにしておいた方が無難だろう。「贈る相手が身につけているところを想像してみたいから装備してみてもらえないか」と頼んだところ、店主は快く応じてくれた。
招き寄せられた女性店員が装備した途端、それまで〔能力鑑定+++〕で見えていたステータスが表示されなくなった。
アルドラでは、〔神秘の腕輪〕は混乱や魅了などの状態異常を防ぐ効果のある装備品として登場する。この世界において、〔能力鑑定〕のスキルは精神干渉の一種として扱われるらしい。ソフィーに〔能力鑑定+++〕が通用しなかったのはこのアクセサリーが原因だったと考えられる。
「ではそれを貰おう」
「おお、ありがとうございます! すぐにお包みいたします」
高値の商品を即決即金で購入する俺に、店主はほくほく顔だった。俺は平然と金貨の詰まった袋を渡したが、正直三千五百ゴールドの出費は痛い。必要経費だから仕方ないんだけど。
ともかく、これで〔能力鑑定〕を使われて俺の正体を知られる心配はなくなった。ひっそりと安堵のため息をついて、もう一つの用件を切り出す。
「この店では買取もしているか」
「ええ、勉強させていただいております。お譲りいただけるお品がございましたらば是非」
「……とある高貴な方から、褒賞としていただいたものなのだが」
俺が懐から取り出したのは、紺碧の宝石を銀細工で装飾したペンダントだった。
あの日。レオと過ごした最後の夜が明けてからもらったものだ。
――これを受け取ってほしい。
レオが俺に差し出したのは、男娼だったときに客から巻き上げていたような、富を振りかざすためのゴテゴテした装飾品ではなかった。宝石は俺の小指の爪ぐらいの大きさしかないが、素人目にも高価な逸品だとわかる輝きを放っていた。
レオのことだから、一晩の対価とかそういう意味ではないのだろう。なにせプロポーズを決意したほどの相手だ。形に残るものを贈りたいという気持ちはわからないでもない。
僕なんかにもったいない。お金に困ったら売っちゃうよ。一応そう言って断ったけれど、レオは頑なだった。
――それでもいい。これを、君が受け取ってくれたという事実がほしいだけなんだ。
そこまで言われてしまえば断る理由もない。
まあ、もらったところで即売るけどね。男からもらった物は売る。金に換えればしがらみも消える。男娼の頃からずっとそうしてきた。だからレオからもらったものだって同じだ。
レオは、ペンダントを受け取った俺の手を両手で握りしめた。
――どうか、幸せでいて。
一晩中、ひとつの生き物みたいに繋がっていたのに、別れのときには口付けも抱擁もなかった。
振り返らずに部屋を出て行く背中を見送って。それがレオを見た最後。
「イスミ殿?」
「――あ。ああ、すまない。鑑定してくれ」
店主に小首をかしげられて、俺は無意識に握りしめていたペンダントを手放した。
俺が持っている〔能力鑑定〕のスキルは、人間や魔物などの生き物にしか使えない。アイテムの鑑定には〔物品鑑定〕というスキルが必要になる。この店の店主もこのスキルを持っている。
ジュエリートレーに置いたペンダントを目にした途端、店主は目の色を変えた。
「おや! これはこれは、随分と貴重なものでございますね!」
「そこまでの逸品か」
「ええ、ここまで素晴らしいものは滅多にお目にかかれません。これはミッドランド貴族の習慣で、婚約の証として捧げるペンダントなのですが――」
――それ以降の説明は耳に入ってこなかった。
こ。こっ。こんやく。婚約。婚約の証!?!?!?
俺が動揺していることにも気づかず、店主は興奮した様子でルーペを取り出し、更に詳しい鑑定を続けた。
「この石は高純度の青金剛石で、リバイバルというとても珍しい魔法が込められています。一度だけ死の淵から蘇ることができる強力な魔法で、まず市場に出回ることのない希少なものです。魔法石としての効果もさることながら、この上品な銀細工……これだけでも五千ゴールド以上の価値があります。魔法石を含めれば百万、いや二百万ゴールドはくだらないかと」
「ア゛ッ! やっぱちょっと待って!?」
惜しげなく知識を披露する店主を慌てて遮る。慌てすぎて素の態度が出てしまった俺に店主は目を丸くしたが、すぐに商売人の福々しい笑顔を浮かべた。
「そうですね、買い取らせていただけないのは残念ですが……イスミ殿にこのペンダントを授けられたお方も、きっと密かに想いを託されたのでしょう。お手元に残された方がよろしいかと」
「ン゛ンッ……! ゴホン、ああ、まあ、そうだな……」
俺は店主に鑑定料として追加報酬を渡し、そそくさと宝飾店を後にした。
大通りを出て。早足がだんだん駆け足になって。俺はそのままの勢いで路地裏に駆け込み、ゲロを吐くみたいに内心をぶちまけた。
「ウォアアアアアー! もー! レオのばか! あほ! たった数ヶ月一緒にいて一回ヤっただけの相手にこんな大事なブツをよこすなや!!」
希少な宝石なのだろうとは思っていたけれど、まさか魔法石で、高位魔法が込められていたなんて。
〔リバイバル〕や〔アブソリュート・ゼロ〕などの高位魔法は、おいそれと魔法石にすることはできない。石の方が負荷に耐えられず、付与する過程で砕けてしまうからだ。
金剛石ほどの硬度がなければ不可能だし、成功率も極端に低い。たとえ生成に成功しても、一回きりの使い捨て。まったく実用的ではない。
だからこそ、先祖代々家宝にして、婚約の証として贈るほどの逸品として扱われるのだろう。
「――いや婚約て! してねえから! レオなんか能力をいただいたからもう用済みだし! できれば二度と会いたくないし!? あー! やだ! ばか! レオのばか!」
こんなレアアイテムを売ったら足がつく。もし冒険者イスミがこのペンダントを売ったのだとレオに知られたら、イスミとニールが同一人物だと気づかれてしまう可能性がある。
ニールの姿で売れば大丈夫かもしれないが、こんな超高級品を平民の商人が持っていたら盗んだものだと騒がれて大ごとになるかもしれない。だからこれは売れない。
――けしてレオに未練があるわけではなく。
本当に全然、これっぽっちも引きずっていない。レオと別れてから他の男とやってないのは単に俺の持ってない魔法やスキルの所持者に出会わなかったからだし。とりあえずあの宝飾店の店主を誑かして〔物品鑑定〕のスキルをゲットしてやるからなド畜生。
俺が野心をみなぎらせていると、路地に面した建物の裏口が開いた。俺の叫び声が聞こえて咎められるのかと思ったが、そうではなかった。何かが詰められた麻袋をどさりと捨てて、扉は素早く閉じられた。
何を捨てたのか。近づかなくても見当がつく。
――奴隷の死体だ。
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この町に到着して早々に俺が向かったのは、そんなセレブな通りに店を構える高級店のひとつ。庶民お断りの高級宝飾店だ。
ショーケースに収まっている商品を眺めるスタイルではなく、個室に案内されて、望みの物を言うと店員が運んでくる。俺は冒険者イスミとして名声を高めたおかげですんなり入店できたし、兜をしたままでも咎められなかった。平民商人のニールだったら門前払いされていたはずだ。
「こちらが神秘の腕輪でございます。主に僧侶や司祭の方などが身につけるもので、精神干渉系の魔法を防ぐ効力がございます」
かっぷくのよい店主が俺に恭しく差し出したアクセサリーは、ソフィーが身につけていた腕輪とよく似ていた。
「贈り物でございますか?」
「……まあ、そんなところだ」
装飾はどちらかといえば女性向きだ。贈り物ということにしておいた方が無難だろう。「贈る相手が身につけているところを想像してみたいから装備してみてもらえないか」と頼んだところ、店主は快く応じてくれた。
招き寄せられた女性店員が装備した途端、それまで〔能力鑑定+++〕で見えていたステータスが表示されなくなった。
アルドラでは、〔神秘の腕輪〕は混乱や魅了などの状態異常を防ぐ効果のある装備品として登場する。この世界において、〔能力鑑定〕のスキルは精神干渉の一種として扱われるらしい。ソフィーに〔能力鑑定+++〕が通用しなかったのはこのアクセサリーが原因だったと考えられる。
「ではそれを貰おう」
「おお、ありがとうございます! すぐにお包みいたします」
高値の商品を即決即金で購入する俺に、店主はほくほく顔だった。俺は平然と金貨の詰まった袋を渡したが、正直三千五百ゴールドの出費は痛い。必要経費だから仕方ないんだけど。
ともかく、これで〔能力鑑定〕を使われて俺の正体を知られる心配はなくなった。ひっそりと安堵のため息をついて、もう一つの用件を切り出す。
「この店では買取もしているか」
「ええ、勉強させていただいております。お譲りいただけるお品がございましたらば是非」
「……とある高貴な方から、褒賞としていただいたものなのだが」
俺が懐から取り出したのは、紺碧の宝石を銀細工で装飾したペンダントだった。
あの日。レオと過ごした最後の夜が明けてからもらったものだ。
――これを受け取ってほしい。
レオが俺に差し出したのは、男娼だったときに客から巻き上げていたような、富を振りかざすためのゴテゴテした装飾品ではなかった。宝石は俺の小指の爪ぐらいの大きさしかないが、素人目にも高価な逸品だとわかる輝きを放っていた。
レオのことだから、一晩の対価とかそういう意味ではないのだろう。なにせプロポーズを決意したほどの相手だ。形に残るものを贈りたいという気持ちはわからないでもない。
僕なんかにもったいない。お金に困ったら売っちゃうよ。一応そう言って断ったけれど、レオは頑なだった。
――それでもいい。これを、君が受け取ってくれたという事実がほしいだけなんだ。
そこまで言われてしまえば断る理由もない。
まあ、もらったところで即売るけどね。男からもらった物は売る。金に換えればしがらみも消える。男娼の頃からずっとそうしてきた。だからレオからもらったものだって同じだ。
レオは、ペンダントを受け取った俺の手を両手で握りしめた。
――どうか、幸せでいて。
一晩中、ひとつの生き物みたいに繋がっていたのに、別れのときには口付けも抱擁もなかった。
振り返らずに部屋を出て行く背中を見送って。それがレオを見た最後。
「イスミ殿?」
「――あ。ああ、すまない。鑑定してくれ」
店主に小首をかしげられて、俺は無意識に握りしめていたペンダントを手放した。
俺が持っている〔能力鑑定〕のスキルは、人間や魔物などの生き物にしか使えない。アイテムの鑑定には〔物品鑑定〕というスキルが必要になる。この店の店主もこのスキルを持っている。
ジュエリートレーに置いたペンダントを目にした途端、店主は目の色を変えた。
「おや! これはこれは、随分と貴重なものでございますね!」
「そこまでの逸品か」
「ええ、ここまで素晴らしいものは滅多にお目にかかれません。これはミッドランド貴族の習慣で、婚約の証として捧げるペンダントなのですが――」
――それ以降の説明は耳に入ってこなかった。
こ。こっ。こんやく。婚約。婚約の証!?!?!?
俺が動揺していることにも気づかず、店主は興奮した様子でルーペを取り出し、更に詳しい鑑定を続けた。
「この石は高純度の青金剛石で、リバイバルというとても珍しい魔法が込められています。一度だけ死の淵から蘇ることができる強力な魔法で、まず市場に出回ることのない希少なものです。魔法石としての効果もさることながら、この上品な銀細工……これだけでも五千ゴールド以上の価値があります。魔法石を含めれば百万、いや二百万ゴールドはくだらないかと」
「ア゛ッ! やっぱちょっと待って!?」
惜しげなく知識を披露する店主を慌てて遮る。慌てすぎて素の態度が出てしまった俺に店主は目を丸くしたが、すぐに商売人の福々しい笑顔を浮かべた。
「そうですね、買い取らせていただけないのは残念ですが……イスミ殿にこのペンダントを授けられたお方も、きっと密かに想いを託されたのでしょう。お手元に残された方がよろしいかと」
「ン゛ンッ……! ゴホン、ああ、まあ、そうだな……」
俺は店主に鑑定料として追加報酬を渡し、そそくさと宝飾店を後にした。
大通りを出て。早足がだんだん駆け足になって。俺はそのままの勢いで路地裏に駆け込み、ゲロを吐くみたいに内心をぶちまけた。
「ウォアアアアアー! もー! レオのばか! あほ! たった数ヶ月一緒にいて一回ヤっただけの相手にこんな大事なブツをよこすなや!!」
希少な宝石なのだろうとは思っていたけれど、まさか魔法石で、高位魔法が込められていたなんて。
〔リバイバル〕や〔アブソリュート・ゼロ〕などの高位魔法は、おいそれと魔法石にすることはできない。石の方が負荷に耐えられず、付与する過程で砕けてしまうからだ。
金剛石ほどの硬度がなければ不可能だし、成功率も極端に低い。たとえ生成に成功しても、一回きりの使い捨て。まったく実用的ではない。
だからこそ、先祖代々家宝にして、婚約の証として贈るほどの逸品として扱われるのだろう。
「――いや婚約て! してねえから! レオなんか能力をいただいたからもう用済みだし! できれば二度と会いたくないし!? あー! やだ! ばか! レオのばか!」
こんなレアアイテムを売ったら足がつく。もし冒険者イスミがこのペンダントを売ったのだとレオに知られたら、イスミとニールが同一人物だと気づかれてしまう可能性がある。
ニールの姿で売れば大丈夫かもしれないが、こんな超高級品を平民の商人が持っていたら盗んだものだと騒がれて大ごとになるかもしれない。だからこれは売れない。
――けしてレオに未練があるわけではなく。
本当に全然、これっぽっちも引きずっていない。レオと別れてから他の男とやってないのは単に俺の持ってない魔法やスキルの所持者に出会わなかったからだし。とりあえずあの宝飾店の店主を誑かして〔物品鑑定〕のスキルをゲットしてやるからなド畜生。
俺が野心をみなぎらせていると、路地に面した建物の裏口が開いた。俺の叫び声が聞こえて咎められるのかと思ったが、そうではなかった。何かが詰められた麻袋をどさりと捨てて、扉は素早く閉じられた。
何を捨てたのか。近づかなくても見当がつく。
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