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エピローグ
85 魔王の名は(レナード視点)
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「――ハァ。忌々しい。この世界でも貴様の顔を見ることになるとは思わなんだ」
ミッドランド王城に勝るとも劣らない豪華絢爛な城の、謁見の間。王座についた妖精王ギルディラースは、跪く私に不機嫌な声を投げかけた。
妖精王の言葉を理解できない私は、ただただ愚直に頭を下げ続けた。妖精王とは初対面のはずだった。しかし私にも奇妙な既視感があった。
いつか、ここではない世界で。剣を交えた経験があるような――そんな気がしてならない。
「貴様、この場ではそうして跪いているだけで精一杯であろう。我の気分次第で首を跳ね飛ばしてやることもできる。それなのになぜ、のこのこと我の前に姿を晒した」
妖精王の言う通り。妖精族が治める北方大陸では、ヒト族の力は制限されてしまう。風邪をひいたときのように体が怠く、感覚も鈍っている。更に妖精王が放つ威圧で押し潰されそうな心持ちになりながらも、私は口を開いた。
「恐れながら、妖精王陛下にお尋ねしたいことがございます。かつて勇者一行とともに魔王を倒した英雄である妖精王陛下であれば、魔王の名前について、ご存知なのではないかと」
「――それを聞いてどうする」
「どうしても、知らなければならないのです」
面を上げろとは言われていない。私は更に深く頭を下げた。
「本当に、つくづく忌々しい小僧だ」
妖精王が王座から立ち上がる気配がする。そのまま短い階段を降りて、私の目の前まで足を進める。
「教えてやってもいいが……貴様は対価に何を差し出す?」
「妖精王陛下がお望みになられるものでしたら、何でも」
「ほう。ではその命を差し出す覚悟はあるか」
「――っ!」
妖精王が私の顎を掴み、無理やり顔を上げさせる。真紅の瞳と視線がかち合う。あふれ出る殺意はけして脅しなどではない。妖精王の鋭い爪が、私の皮膚を浅く裂く。絨毯が敷かれた床にぽたりと血が滴る。
未だ出会えていない、唯一の人を守るためなら、命など惜しくはない。しかし出会う前に死ぬわけにはいかない。
答えに窮していると、妖精王の背後から少年がぴょこりと顔を覗かせた。
「レナードをいじめちゃダメだよ」
あまりにのんびりとした声に、張り詰めていた空気が弛緩する。妖精王は舌打ちをして私から手を離し、素早く立ち上がって少年から距離をとった。
「やっほ~」
少年は唖然としている私に向かってひらひらと手を振ってみせた。
そこに現れるまで、気配を一切感じなかった。ピンクブロンドの美しい髪に、桃色の瞳。愛らしい顔立ちをしているが、よく見れば少年というよりは青年に近い。
彼は一体何者か。思わず妖精王に目で縋るが、妖精王は心底忌々しいといった表情で青年から顔を背けていた。
「僕はね、この世界の神様です」
私の問いを先回りして、青年は誇らしげに胸を張りながら名乗った。名乗ったが、理解できない。神様。それは何かの比喩であるとか、哲学的な意味合いを持つ言葉なのだろうか。
私の困惑ぶりに同情したのか、妖精王が渋々といった様子で口を開いた。
「――忌々しいことであるが、これは本当にこの世界の神だ。世界を創生し、人々に魂を与え給うた神……まあ、くそったれの暴力装置とも言えるがな」
「ひどいな~ギルディラースくん、まだ怒ってるの?」
「我が貴様を許す日など永遠に来ぬわ。というか二度と貴様の顔など見たくなかったのだがな」
「だってギルディラースくんがレナードのこと虐めるんだもん。彼には幸せになってもらわないといけないからダメだよ」
妖精王は神に対して苛立ちを隠せない様子だったが、一方の神は楽しそうだった。のほほんとした神は、不意に私へと向き直った。
「ニールだよ」
「――は」
「知りたかったんでしょ? 魔王の名前。かつての世界を――アルティメット・ドラゴンを滅ぼした魔王。そして新たな世界の根幹を作り上げて去っていったプレイヤー。それがニールだよ」
「……ニール」
その名を発した瞬間、蘇る。私を見つめる、溢れんばかりの大きな瞳。柔らかい眼差し。春のせせらぎのような心地よい声音。艶やかな黒髪の感触。か弱そうに見えて芯は強く、辛い境遇にあっても前を向き続け、戦い続けた人。私に刃を向けたときでさえも、強い決意は彼を美しく輝かせていた。
「あ……あ、あああ……!」
次いで頭の中に流れ込むのは、夢の奥底に眠っていた残像の断片。かつて世界中を旅をした。魔王を倒すために。勇者や仲間たちと共に。似たような朧げな光景が次々と脳裏をよぎる。しかし、何よりも強く記憶しているのは、やはり、ニールだった。
――守るべき人。私が愛する唯一の人。
「そう、そうだ、ニール……! イスミ……! 私は、なぜ、なぜ忘れて……!」
「むしろなんで思い出せてるのか不思議なんだよね。データはリセットしたはずなのに。なんでだろ?」
「我に聞くな」
あまりの衝撃に、気づけば私は床へ四つ這いになっていた。神は私を介抱するように傍にしゃがみ込み、私の背中を撫でている。
「ずいぶん混乱してるね。かわいそうに。ちょっと落ち着いて、みんなでお茶でもしようか?」
「これ以上我を巻き込むな」
「じゃあ応接室借りていい?」
「……好きにしろ」
視界の端で、妖精王が踵を返すのが見えた。遠ざかっていく背中を見送ろうと顔を上げかけた瞬間、軽い酩酊感に襲われる。気づけば私は別の場所に移動していた。しかも床に這いつくばっていたはずなのに、ソファの上に座った状態になっている。
「……!?」
「はいどうぞ、お茶だよ」
神がそう言うと、目の前のテーブルの上に音もなく茶が現れた。貴族の茶会で供されるような茶菓子も続いて現れる。私が固まっている間に神はお茶を飲み、茶菓子にも手を伸ばしてばりばりと食べ始めた。
理解が追いつかないが、相手はかの妖精王と対等に話せるほどの存在だ。魔法で私を移動させることも、茶菓子を出すことも、造作もないのだろう。
深呼吸をしてから、覚悟を決めて私もお茶に手を伸ばす。衝撃が大きすぎて味を感じる余裕はなかったが、乾いた喉を潤すには十分だった。
ふと、北方大陸に来てから絶えず感じていた重圧感が消えていることに気づいた。故郷にいるときのように体が軽い。先ほど妖精王に傷つけられた頬も治っている。これも神の御業なのかと顔をあげれば、神はにこにこと微笑んで私を見つめていた。
「少しは落ち着いたかな?」
「……感謝申し上げます、神よ」
「そんなに硬くならなくていいし、僕のことはアルルって呼んで。ニールも僕のことそう呼んでたし」
「ニールが……」
ニールは神とすら接点があったのか。驚かされてばかりだと思いながらも、私は姿勢を正してアルル様に向き直った。
ミッドランド王城に勝るとも劣らない豪華絢爛な城の、謁見の間。王座についた妖精王ギルディラースは、跪く私に不機嫌な声を投げかけた。
妖精王の言葉を理解できない私は、ただただ愚直に頭を下げ続けた。妖精王とは初対面のはずだった。しかし私にも奇妙な既視感があった。
いつか、ここではない世界で。剣を交えた経験があるような――そんな気がしてならない。
「貴様、この場ではそうして跪いているだけで精一杯であろう。我の気分次第で首を跳ね飛ばしてやることもできる。それなのになぜ、のこのこと我の前に姿を晒した」
妖精王の言う通り。妖精族が治める北方大陸では、ヒト族の力は制限されてしまう。風邪をひいたときのように体が怠く、感覚も鈍っている。更に妖精王が放つ威圧で押し潰されそうな心持ちになりながらも、私は口を開いた。
「恐れながら、妖精王陛下にお尋ねしたいことがございます。かつて勇者一行とともに魔王を倒した英雄である妖精王陛下であれば、魔王の名前について、ご存知なのではないかと」
「――それを聞いてどうする」
「どうしても、知らなければならないのです」
面を上げろとは言われていない。私は更に深く頭を下げた。
「本当に、つくづく忌々しい小僧だ」
妖精王が王座から立ち上がる気配がする。そのまま短い階段を降りて、私の目の前まで足を進める。
「教えてやってもいいが……貴様は対価に何を差し出す?」
「妖精王陛下がお望みになられるものでしたら、何でも」
「ほう。ではその命を差し出す覚悟はあるか」
「――っ!」
妖精王が私の顎を掴み、無理やり顔を上げさせる。真紅の瞳と視線がかち合う。あふれ出る殺意はけして脅しなどではない。妖精王の鋭い爪が、私の皮膚を浅く裂く。絨毯が敷かれた床にぽたりと血が滴る。
未だ出会えていない、唯一の人を守るためなら、命など惜しくはない。しかし出会う前に死ぬわけにはいかない。
答えに窮していると、妖精王の背後から少年がぴょこりと顔を覗かせた。
「レナードをいじめちゃダメだよ」
あまりにのんびりとした声に、張り詰めていた空気が弛緩する。妖精王は舌打ちをして私から手を離し、素早く立ち上がって少年から距離をとった。
「やっほ~」
少年は唖然としている私に向かってひらひらと手を振ってみせた。
そこに現れるまで、気配を一切感じなかった。ピンクブロンドの美しい髪に、桃色の瞳。愛らしい顔立ちをしているが、よく見れば少年というよりは青年に近い。
彼は一体何者か。思わず妖精王に目で縋るが、妖精王は心底忌々しいといった表情で青年から顔を背けていた。
「僕はね、この世界の神様です」
私の問いを先回りして、青年は誇らしげに胸を張りながら名乗った。名乗ったが、理解できない。神様。それは何かの比喩であるとか、哲学的な意味合いを持つ言葉なのだろうか。
私の困惑ぶりに同情したのか、妖精王が渋々といった様子で口を開いた。
「――忌々しいことであるが、これは本当にこの世界の神だ。世界を創生し、人々に魂を与え給うた神……まあ、くそったれの暴力装置とも言えるがな」
「ひどいな~ギルディラースくん、まだ怒ってるの?」
「我が貴様を許す日など永遠に来ぬわ。というか二度と貴様の顔など見たくなかったのだがな」
「だってギルディラースくんがレナードのこと虐めるんだもん。彼には幸せになってもらわないといけないからダメだよ」
妖精王は神に対して苛立ちを隠せない様子だったが、一方の神は楽しそうだった。のほほんとした神は、不意に私へと向き直った。
「ニールだよ」
「――は」
「知りたかったんでしょ? 魔王の名前。かつての世界を――アルティメット・ドラゴンを滅ぼした魔王。そして新たな世界の根幹を作り上げて去っていったプレイヤー。それがニールだよ」
「……ニール」
その名を発した瞬間、蘇る。私を見つめる、溢れんばかりの大きな瞳。柔らかい眼差し。春のせせらぎのような心地よい声音。艶やかな黒髪の感触。か弱そうに見えて芯は強く、辛い境遇にあっても前を向き続け、戦い続けた人。私に刃を向けたときでさえも、強い決意は彼を美しく輝かせていた。
「あ……あ、あああ……!」
次いで頭の中に流れ込むのは、夢の奥底に眠っていた残像の断片。かつて世界中を旅をした。魔王を倒すために。勇者や仲間たちと共に。似たような朧げな光景が次々と脳裏をよぎる。しかし、何よりも強く記憶しているのは、やはり、ニールだった。
――守るべき人。私が愛する唯一の人。
「そう、そうだ、ニール……! イスミ……! 私は、なぜ、なぜ忘れて……!」
「むしろなんで思い出せてるのか不思議なんだよね。データはリセットしたはずなのに。なんでだろ?」
「我に聞くな」
あまりの衝撃に、気づけば私は床へ四つ這いになっていた。神は私を介抱するように傍にしゃがみ込み、私の背中を撫でている。
「ずいぶん混乱してるね。かわいそうに。ちょっと落ち着いて、みんなでお茶でもしようか?」
「これ以上我を巻き込むな」
「じゃあ応接室借りていい?」
「……好きにしろ」
視界の端で、妖精王が踵を返すのが見えた。遠ざかっていく背中を見送ろうと顔を上げかけた瞬間、軽い酩酊感に襲われる。気づけば私は別の場所に移動していた。しかも床に這いつくばっていたはずなのに、ソファの上に座った状態になっている。
「……!?」
「はいどうぞ、お茶だよ」
神がそう言うと、目の前のテーブルの上に音もなく茶が現れた。貴族の茶会で供されるような茶菓子も続いて現れる。私が固まっている間に神はお茶を飲み、茶菓子にも手を伸ばしてばりばりと食べ始めた。
理解が追いつかないが、相手はかの妖精王と対等に話せるほどの存在だ。魔法で私を移動させることも、茶菓子を出すことも、造作もないのだろう。
深呼吸をしてから、覚悟を決めて私もお茶に手を伸ばす。衝撃が大きすぎて味を感じる余裕はなかったが、乾いた喉を潤すには十分だった。
ふと、北方大陸に来てから絶えず感じていた重圧感が消えていることに気づいた。故郷にいるときのように体が軽い。先ほど妖精王に傷つけられた頬も治っている。これも神の御業なのかと顔をあげれば、神はにこにこと微笑んで私を見つめていた。
「少しは落ち着いたかな?」
「……感謝申し上げます、神よ」
「そんなに硬くならなくていいし、僕のことはアルルって呼んで。ニールも僕のことそう呼んでたし」
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