13 / 15
第4章 鬼之島へ
4-2 虹色の怪魚のお味はいかが?
しおりを挟む
むかーし、むかし。
とある海岸で出会った釣り人の案内で、洞窟にある隠れ家にやってきた桃太郎たち。
勇者の修行に耐えた桃太郎ですら全く歯が立たなかった謎の釣り人は、飄々とした雰囲気で巨大な魚を捌いておりましたとさ。
◇
「マジで何者なんだ、コイツはよ……」
「取り敢えず、恐ろしいほど強いってことだけは確かよね」
「ボク……殺されちゃうのかなぁ」
不安で泣きそうな表情をしているリン。
たしかに人間ではなく鬼人である彼女は、俺らの中でも討伐される可能性が一番高い。怖いと思うのも当然だろう。
「心配するな。今は俺様の仲間なんだ。俺たちで護ってやるから」
「そうよ、リン! 私は仲間を見捨てたりなんてしないわ!」
「桃にぃ、ルナ姉ぇ……!!」
狭く暗い洞窟の中で身を寄せ合っていた俺たちは、互いを守り合うように近寄る。
そんな俺たちを釣り人の男は包丁を持つ手を止めないまま、じいぃっと見つめていた。
――かと思いきや、突然洞窟の中で反響するほどの大声で笑い始めた。
「なはははは!! キミら、ホンマ仲がえぇなぁ! まるで家族みたいやわ!」
「……悪いか? 親のいない俺にとって、仲間は家族だ。誰にも傷付けさせやしねぇ」
俺は先ほどコテンパンにやられた恐怖を振り切るように、少し威圧を込めてそう言葉を返した。
すると、その言葉を聞いた男は目を丸くさせて驚いた表情を見せる。
「なんや、ガチモンの家族やったんか。そりゃ悪いこと言ってもうたな。スマンやで! ……ところで、キミ。名前は?」
そういえば出逢いがアレ過ぎてお互い自己紹介もしてなかったな。でもまぁ、お互い敵だと思っていたんだからそれも仕方が無いか。
「俺様の名は桃太郎。そんでこっちが……」
「私はフォークロア王国のウルフハウンド侯爵家の長女、ルナよ」
「ボクは……リンです」
一通り俺らが名乗ると、さらに男は驚きを露わにする。
「へぇ! オモロいメンツが揃っとるなぁ! それにワイも太郎っちゅーんや。太郎どうし、仲良うしたってや!!」
俺と同じ古代語で名付けられた“太郎”……自分で言うのもなんだが、この国の古代語を使ったような珍しい名前なのに同じって怪しすぎるだろコイツ。一層油断ならねぇぞ?
「ほらほら、そんな端っこに座っとらんで。料理もできたからコッチ来ぃ。ワイ特製の新鮮刺身盛り合わせや!」
そう言って大きな葉っぱの上に乗せられて出されたのは、さっき太郎が持っていた虹色の魚そのままの色を残した切り身だった。
俺らは言われるがまま、一緒に出された木の棒の箸でその身をすくう。
生きていた時は化け物みたいな見た目でビチビチと跳ねていてから不気味だったが、こうして捌かれた後をじっくり見てみるととても美しく感じる。
「さぁ、あとはコレをつけて食べてみぃ。目ん玉飛び出るくらい旨いで!」
ボロボロになった木の小皿には得体の知れない黒い液体が入っていた。
余りにアヤシイので匂いをちょっと嗅いでみたが……ツンとした匂いが鼻を刺激してくる。ジジイにいろんなゲテモノを食わされてきた俺でもちょっとコレは躊躇させられるんだが……。
「ちょっと、私たちに毒でも盛るつもりなの!?」
「そんなことせぇへん! そんなことしたかて、ワイになんの得もあらへんやろ?」
確かに太郎の言う通りだ。俺たちを害そうって言うなら、そんな回りくどいことしなくたってコイツの剣の腕前なら簡単にできるはずだ。
ここは取り敢えずコイツの言うことに従って、この黒いのにつけて食べてみるとしよう。
「……はむっ。ムグムグムグ。……ッ!? ムグムグムグッ!!」
「ちょっ……どうしたのテイロー! やっぱり毒だったの!?」
こ、これは……!!
「う、うめぇ!! 魚だけでもネットリとした甘さと旨さがあるが、この液体をつけると味の奥深さが高まって複雑な味わいをもたらしているんだ!」
「え……?」
「本当だ!! コレ、とっても美味しいよルナ姉ぇ!!」
「リンまで!? ちょっ、私にも寄こしなさいよ~!!」
俺とリンが虹色の刺身を口の中にヒョイヒョイ放り込んでいるのを見て焦ったルナも混じって、俺たちは太郎のことなんて放ったまま夢中で食べ始めた。
そしてあれだけ大量にあった刺身はあっという間に無くなってしまった。
「ふぃ~。まさかあんな見た目をしたヤツがこんなにうめぇとは思わなかったぜ」
「も、もうお腹いっぱい……」
「ボク、もうこのまま死んでもいい~」
予想外の美食に酔いしれてしまった俺たちを見て、太郎は満足そうにウンウンと頷いている。
「せやろ~? コレを一度でも喰ってしもたら、この海から離れられんようになるっちゅう御伽噺があるくらいなんやで! ……しっかしキミら、よぉ食べたなぁ。んなっはっはっは!」
自分はほとんど食べられなかったにもかかわらず、怒ることもせずに瓢箪に入った酒をグビグビと飲みながら笑い飛ばす太郎。
どうやらコイツは敵では無かったようだ。まさかこれから殺すような相手にこんな上等なもてなしなんてするワケがないしな。
「さっきは悪かったな、急に刀なんて向けて。こんな所に人がいるとは思わなくて疑っちまった」
「えぇって、ええって、そらこんな荒れた海辺に居る奴なんてマトモなワケあらへん!! 怪しむのが筋ってもんやろ! んなはははっ」
顔を酒で少しだけ赤らめながら、陽気に笑い飛ばす太郎。
強くて器もでけぇ奴だ……だがどうしてこんな所にいるのかっていう疑問は残る。
それになにか鬼乃島についての情報があったら聞いておきたい。
「その様子だと、まだワイのことを疑っとるっちゅー感じやなぁ。まぁ見ての通りのただの釣り人……って言っても信じられんやろな」
「その強さでそれは流石に無理があるだろ? いいから話せよ」
「せやなぁ……」と頭をポリポリ掻きながら、もう一度クピリ、と酒を呷る。
程よく酒が回ったのか、仕方なさそうに太郎は自分のことを話し始めた。
「あの島はな、一年に一度だけ潮の満ち引きで歩いて渡れる『三途の道』っちゅう陸地が現れるんや。ワイは鬼乃島からその道を渡ってくる鬼人を狩る防人をやるために、この暗~い洞窟の中に棲んどるっちゅーワケなんや」
「三途の道……じゃあその道を通っていけば俺たちも……!?」
鬼人たちがあの荒れ狂う海を避けてこっちに来れるんなら、俺らも逆にその道を行けば鬼乃島に渡れるはずだ。よし、光明が見えてきたぜ!
「何となくキミの考えてることは分かるけど、行ったら絶対にアカンで?」
「なっ、何でだよ!? 他に方法が無いだろうが! あの海を泳いでいけっつうのかよ!」
「言ったやろ? 鬼どもがその道を渡ってくるって。一匹は雑魚でも、数万の大群が押し寄せてくるんや。キミなんかの強さじゃあ、あっちゅう間に擦り潰されるで?」
「んなこと、やってみなくちゃ……!」
俺たちは鬼乃島に行くためにここまで旅をしてきたんだ。
そんな簡単に諦められるワケがねぇ……!!
「絶対にアカンゆぅとるやろがい!! ワイですらこの海岸で数日間死ぬ気で戦っても精々半分数を減らす程度なんやで? しかも年々アイツらは力が強ぅなっとる。三途の道の名はダテやあらへんのや……」
そう言って、太郎は震える手で酒を口元に運んだ。
この男がそこまで恐怖するほどの大群なのか……それじゃあいくら俺たちでも渡るのはいくつ命を賭けたって間に合わねぇじゃねぇか。
「くっそ……それじゃあジジイの仇を取れねぇ……」
悔しさの余り、腰元にあった形見の封印玉を握り締める。まるで俺のその想いに応えるように、封印玉は紅玉のようにジンワリと赤い光を放つ。
それを見た太郎は今日何度目かわからない驚きの声を上げた。
「そ、その宝玉はまさか……神が遠い昔に人間に齎したと云われる、鬼神を封印する伝説の封印玉ちゃうんかっ!?」
「ん? 太郎はコレを知っているのか?」
「それは我がフォークロア王国の秘宝よ!? なんでこんな辺境にいる貴方が知っているのよ?」
俺たちの言葉を聞いていないのか、ジイっと宝玉を見つめ続ける太郎。
まさか俺の玉を狙っているのか……?
「いや……まさか。せやかてコレさえあれば、もしかしたらイケるかもしれんな……」
「なんだよ、ブツブツと。コレは勇者だったジジイたちの形見なんだ。やるわけにはいかねぇぞ?」
ブツブツと何を言っているのか分からねぇが、コレを使って鬼神を封印するんだ。力づくで奪おうとしたって全力で抵抗させてもらうぜ。
だが太郎の口から出たのは予想外の言葉だった。
「これも神さんの思し召しかもしれん。キミ、桃太郎いうたよな……? ワイが鬼神を倒せる方法を教えるっちゅうたら……試す気、あるか?」
◇
鬼乃島へと行く方法が無いと知り、途方に暮れた桃太郎一行でしたが、桃太郎が腰から下げていた宝玉がまさかの逆転の一手になる可能性が見えてきました。
果たしてその方法とはいったい、なんなのでしょう。
そして不思議な釣り人、太郎の正体とは……?
とある海岸で出会った釣り人の案内で、洞窟にある隠れ家にやってきた桃太郎たち。
勇者の修行に耐えた桃太郎ですら全く歯が立たなかった謎の釣り人は、飄々とした雰囲気で巨大な魚を捌いておりましたとさ。
◇
「マジで何者なんだ、コイツはよ……」
「取り敢えず、恐ろしいほど強いってことだけは確かよね」
「ボク……殺されちゃうのかなぁ」
不安で泣きそうな表情をしているリン。
たしかに人間ではなく鬼人である彼女は、俺らの中でも討伐される可能性が一番高い。怖いと思うのも当然だろう。
「心配するな。今は俺様の仲間なんだ。俺たちで護ってやるから」
「そうよ、リン! 私は仲間を見捨てたりなんてしないわ!」
「桃にぃ、ルナ姉ぇ……!!」
狭く暗い洞窟の中で身を寄せ合っていた俺たちは、互いを守り合うように近寄る。
そんな俺たちを釣り人の男は包丁を持つ手を止めないまま、じいぃっと見つめていた。
――かと思いきや、突然洞窟の中で反響するほどの大声で笑い始めた。
「なはははは!! キミら、ホンマ仲がえぇなぁ! まるで家族みたいやわ!」
「……悪いか? 親のいない俺にとって、仲間は家族だ。誰にも傷付けさせやしねぇ」
俺は先ほどコテンパンにやられた恐怖を振り切るように、少し威圧を込めてそう言葉を返した。
すると、その言葉を聞いた男は目を丸くさせて驚いた表情を見せる。
「なんや、ガチモンの家族やったんか。そりゃ悪いこと言ってもうたな。スマンやで! ……ところで、キミ。名前は?」
そういえば出逢いがアレ過ぎてお互い自己紹介もしてなかったな。でもまぁ、お互い敵だと思っていたんだからそれも仕方が無いか。
「俺様の名は桃太郎。そんでこっちが……」
「私はフォークロア王国のウルフハウンド侯爵家の長女、ルナよ」
「ボクは……リンです」
一通り俺らが名乗ると、さらに男は驚きを露わにする。
「へぇ! オモロいメンツが揃っとるなぁ! それにワイも太郎っちゅーんや。太郎どうし、仲良うしたってや!!」
俺と同じ古代語で名付けられた“太郎”……自分で言うのもなんだが、この国の古代語を使ったような珍しい名前なのに同じって怪しすぎるだろコイツ。一層油断ならねぇぞ?
「ほらほら、そんな端っこに座っとらんで。料理もできたからコッチ来ぃ。ワイ特製の新鮮刺身盛り合わせや!」
そう言って大きな葉っぱの上に乗せられて出されたのは、さっき太郎が持っていた虹色の魚そのままの色を残した切り身だった。
俺らは言われるがまま、一緒に出された木の棒の箸でその身をすくう。
生きていた時は化け物みたいな見た目でビチビチと跳ねていてから不気味だったが、こうして捌かれた後をじっくり見てみるととても美しく感じる。
「さぁ、あとはコレをつけて食べてみぃ。目ん玉飛び出るくらい旨いで!」
ボロボロになった木の小皿には得体の知れない黒い液体が入っていた。
余りにアヤシイので匂いをちょっと嗅いでみたが……ツンとした匂いが鼻を刺激してくる。ジジイにいろんなゲテモノを食わされてきた俺でもちょっとコレは躊躇させられるんだが……。
「ちょっと、私たちに毒でも盛るつもりなの!?」
「そんなことせぇへん! そんなことしたかて、ワイになんの得もあらへんやろ?」
確かに太郎の言う通りだ。俺たちを害そうって言うなら、そんな回りくどいことしなくたってコイツの剣の腕前なら簡単にできるはずだ。
ここは取り敢えずコイツの言うことに従って、この黒いのにつけて食べてみるとしよう。
「……はむっ。ムグムグムグ。……ッ!? ムグムグムグッ!!」
「ちょっ……どうしたのテイロー! やっぱり毒だったの!?」
こ、これは……!!
「う、うめぇ!! 魚だけでもネットリとした甘さと旨さがあるが、この液体をつけると味の奥深さが高まって複雑な味わいをもたらしているんだ!」
「え……?」
「本当だ!! コレ、とっても美味しいよルナ姉ぇ!!」
「リンまで!? ちょっ、私にも寄こしなさいよ~!!」
俺とリンが虹色の刺身を口の中にヒョイヒョイ放り込んでいるのを見て焦ったルナも混じって、俺たちは太郎のことなんて放ったまま夢中で食べ始めた。
そしてあれだけ大量にあった刺身はあっという間に無くなってしまった。
「ふぃ~。まさかあんな見た目をしたヤツがこんなにうめぇとは思わなかったぜ」
「も、もうお腹いっぱい……」
「ボク、もうこのまま死んでもいい~」
予想外の美食に酔いしれてしまった俺たちを見て、太郎は満足そうにウンウンと頷いている。
「せやろ~? コレを一度でも喰ってしもたら、この海から離れられんようになるっちゅう御伽噺があるくらいなんやで! ……しっかしキミら、よぉ食べたなぁ。んなっはっはっは!」
自分はほとんど食べられなかったにもかかわらず、怒ることもせずに瓢箪に入った酒をグビグビと飲みながら笑い飛ばす太郎。
どうやらコイツは敵では無かったようだ。まさかこれから殺すような相手にこんな上等なもてなしなんてするワケがないしな。
「さっきは悪かったな、急に刀なんて向けて。こんな所に人がいるとは思わなくて疑っちまった」
「えぇって、ええって、そらこんな荒れた海辺に居る奴なんてマトモなワケあらへん!! 怪しむのが筋ってもんやろ! んなはははっ」
顔を酒で少しだけ赤らめながら、陽気に笑い飛ばす太郎。
強くて器もでけぇ奴だ……だがどうしてこんな所にいるのかっていう疑問は残る。
それになにか鬼乃島についての情報があったら聞いておきたい。
「その様子だと、まだワイのことを疑っとるっちゅー感じやなぁ。まぁ見ての通りのただの釣り人……って言っても信じられんやろな」
「その強さでそれは流石に無理があるだろ? いいから話せよ」
「せやなぁ……」と頭をポリポリ掻きながら、もう一度クピリ、と酒を呷る。
程よく酒が回ったのか、仕方なさそうに太郎は自分のことを話し始めた。
「あの島はな、一年に一度だけ潮の満ち引きで歩いて渡れる『三途の道』っちゅう陸地が現れるんや。ワイは鬼乃島からその道を渡ってくる鬼人を狩る防人をやるために、この暗~い洞窟の中に棲んどるっちゅーワケなんや」
「三途の道……じゃあその道を通っていけば俺たちも……!?」
鬼人たちがあの荒れ狂う海を避けてこっちに来れるんなら、俺らも逆にその道を行けば鬼乃島に渡れるはずだ。よし、光明が見えてきたぜ!
「何となくキミの考えてることは分かるけど、行ったら絶対にアカンで?」
「なっ、何でだよ!? 他に方法が無いだろうが! あの海を泳いでいけっつうのかよ!」
「言ったやろ? 鬼どもがその道を渡ってくるって。一匹は雑魚でも、数万の大群が押し寄せてくるんや。キミなんかの強さじゃあ、あっちゅう間に擦り潰されるで?」
「んなこと、やってみなくちゃ……!」
俺たちは鬼乃島に行くためにここまで旅をしてきたんだ。
そんな簡単に諦められるワケがねぇ……!!
「絶対にアカンゆぅとるやろがい!! ワイですらこの海岸で数日間死ぬ気で戦っても精々半分数を減らす程度なんやで? しかも年々アイツらは力が強ぅなっとる。三途の道の名はダテやあらへんのや……」
そう言って、太郎は震える手で酒を口元に運んだ。
この男がそこまで恐怖するほどの大群なのか……それじゃあいくら俺たちでも渡るのはいくつ命を賭けたって間に合わねぇじゃねぇか。
「くっそ……それじゃあジジイの仇を取れねぇ……」
悔しさの余り、腰元にあった形見の封印玉を握り締める。まるで俺のその想いに応えるように、封印玉は紅玉のようにジンワリと赤い光を放つ。
それを見た太郎は今日何度目かわからない驚きの声を上げた。
「そ、その宝玉はまさか……神が遠い昔に人間に齎したと云われる、鬼神を封印する伝説の封印玉ちゃうんかっ!?」
「ん? 太郎はコレを知っているのか?」
「それは我がフォークロア王国の秘宝よ!? なんでこんな辺境にいる貴方が知っているのよ?」
俺たちの言葉を聞いていないのか、ジイっと宝玉を見つめ続ける太郎。
まさか俺の玉を狙っているのか……?
「いや……まさか。せやかてコレさえあれば、もしかしたらイケるかもしれんな……」
「なんだよ、ブツブツと。コレは勇者だったジジイたちの形見なんだ。やるわけにはいかねぇぞ?」
ブツブツと何を言っているのか分からねぇが、コレを使って鬼神を封印するんだ。力づくで奪おうとしたって全力で抵抗させてもらうぜ。
だが太郎の口から出たのは予想外の言葉だった。
「これも神さんの思し召しかもしれん。キミ、桃太郎いうたよな……? ワイが鬼神を倒せる方法を教えるっちゅうたら……試す気、あるか?」
◇
鬼乃島へと行く方法が無いと知り、途方に暮れた桃太郎一行でしたが、桃太郎が腰から下げていた宝玉がまさかの逆転の一手になる可能性が見えてきました。
果たしてその方法とはいったい、なんなのでしょう。
そして不思議な釣り人、太郎の正体とは……?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる