361 / 368
第10章 その後の世界 / パーティーとやりたいことの話
裁く(4)
しおりを挟む
「たいへん、大変申し訳ございませんでした! バカなことをしました! 今まで人間をバカにしていましたが、俺たちのほうが……うぅ、よほど、バカで、浅はかで……ッ!」
拘束されて上手く動けない体で泣きながら必死に頭を下げる姿は……うん。実行犯のこの人が一番罪に問われるはずなんだろうけど、やっぱり同情してしまうな。
それは後ろを振り返った宰相さんも同じようだ。
「ウーボ、お前もわかっただろう!? ライト様のほうがお前の何倍も何倍も思慮深い!」
「……は、はい……!」
泣き出す犯人さん、項垂れるウーボさんを見た後、宰相さんも腹を決めたのかまっすぐに俺へ視線を向けた。
「ライト様、魔王様、大使館は立ち退き、ライト様にお譲りいたします。更に、国際法に則った賠償金を魔王の国に支払います。罪人二名は国に連れて帰り、生命維持に必要な魔力以外に制限をかけ、懲役刑に処し、出所後も最高レベルの魔力制限と行動範囲の制限を継続させることとします!」
チラッと魔王さんに視線を向けると、不機嫌そうだけど「ライトの気が済むならそれでいい」と小さな声で頷いた。
「また、再発防止のためにも今回のことは国内でも周知し、王にもできるだけ……いえ、無理やりにでも、同じ過ちを起こさないよう宣言していただきます」
あぁ、それは効きそう。ちゃんと考えてくれているんだ。よかった。
だったら……
「うん。それでよろしく。ただ、再発防止は国内でもしっかり頑張って欲しいんだけど……」
今日初めて、ちゃんと俺らしく笑顔になると、宰相さんのこわばって上がった肩が少しだけ下がった。
「山の王様のことは、俺もちょっとだけ協力するから」
「……ライト様……が?」
宰相さんもその横のウーボさん、犯人さんも不思議そうに首をかしげる。
「うん。根本解決しないと、完全な再発防止にはならないだろうし、いつまでも魔王さんの負担が大きいのも嫌だし」
「で、ですが、先ほど……」
「そうだね。俺は山の国に行きたくないよ? 当分行かない。でも……ちょうど、山の王様が外に出たくなるような場所を作る予定があるんだ」
「場所?」
「すぐではないけど……魔族さんにとっては一年や二年はすぐかな? そうそう、ちょうど宰相さんにも相談したいことがあったんだ。今度、連絡するね?」
「あ、はい……え?」
宰相さんが頷きながらも戸惑った様子で俺を見る。
「え? えぇ!?」
戸惑ったまま魔王さんや両横に控えてくれている他の魔族さんたちの顔も見る。
魔王さんはまだ不機嫌そうだけど、他の魔族さんは「もう、ライト様は優しいんだから仕方がないな」とか「うちのライト様すごいだろう?」って自慢顔で……
「ライト様……天使……様?」
「う、うぅ、こんな慈悲深く思慮深い、かわいい方を襲ってしまったなんて……ッ!」
宰相さん、そして俺を襲った犯人さんが涙をこぼしながら、俺にひれ伏して……大げさだけど、この感じなら今後は仲良くできそうかな?
あとは、黒幕の執事、ウーボさんだけど……?
「人間に……ただの人間にこのようなことが……?」
呆然と俺を見つめるその顔。
顔のシワの数と同じだけ、長年刻み込まれた価値観をひっくり返えすことができたかな?
だったら嬉しいんだけど……俺はこの人が一番許せないからもう少し。
「ウーボさん。今まで人間のことをぞんざいに扱ってきた?」
「あ、いえ……その……」
目が泳いでいる。
元の世界で言えば、ペットをかわいがる飼い主がほとんどではあったけど、「飼い主の方が偉いんだ!」みたいな態度でひどい扱いをする人もいた。
この世界もきっと、いい飼い主も悪い飼い主もいる。
そして目の前のウーボさんは、人間をかなり軽く見ている。
俺に対してこんなことをするくらいだから、自国の人間にどう接しているかは想像がつくよね?
「うーん。なんか心配だなぁ。ウーボさんって国に帰ったら魔力を制御されちゃうんだよね? 今までひどい扱いしてきた人間に仕返しされないように気をつけてね?」
「あ……?」
「人間にも、賢い子、器用な子、力が強い子……性格がいい子も悪い子もいろいろいるからね? ウーボさんはもう、魔法が使えなくなったちょっと体が大きいだけのおじいちゃんなんだよ?」
「あ、あ、あ……ッう、うぅぐ!」
俺の言葉は、ウーボさんが人間に対して「ちょっと冷たい」くらいだったら効かない言葉なんだけど……呻きながら絶望で顔を歪めるって、ウーボさん今まで人間にどんなことしてきたの?
「……ウーボ、城付きのペットは皆お前を避けていたが……まさか……!」
「あ、いえ、そんな……躾程度で……」
宰相さんの顔から血の気が引く。
まぁ、ここからは山の国のことは山の国に任せよう。
「魔王さん、俺はもう気が済んだけど、どう? 魔王さんの嫌だな~って気持ちや心配だな~って気持ち、少しは軽くなった?」
「……」
魔王さんの膝に手をついて顔を覗き込むと、魔王さんはまだ不機嫌な顔のまま俺を見て、犯人さんたちを見て、俺の体を抱き寄せながらため息をついた。
「本当はあの犯人の体中の骨を折って、執事の体を八つ裂きにしたいが……ライトに凶暴な俺を見せたくない。いつまでも不機嫌だとライトが悲しむから、そろそろ気持ちに折り合いをつける」
「うん。あの人たちに不機嫌な顔を向けるのは別にいいけど、俺にはかっこいい笑顔でお願い」
「ふっ、あぁ」
魔王さんがやっと俺には笑顔を見せてくれて、すぐに表情を引き締めると、犯人さんたちに向き直った。
「ライトのおかげで命拾いしたということを、くれぐれも忘れるなよ? 一生、ライトに感謝し続けることだな」
「はい!」
「おっしゃる通りでございます!」
「ぐっ……はぃ……ッ!」
三人が魔王さんと俺に頭を下げて、この件は一応の決着がついた。
俺らしい決着の付け方ができたとは思うけど……
「ライトは優しすぎるが……優しいのに強かで、ますます好きになった」
魔王さんにこう言ってもらえたから大成功かな?
「魔王さんが隣で護って支えてくれるから、優しくて強かでいられるんだよ」
ありがとう、大好き。
拘束されて上手く動けない体で泣きながら必死に頭を下げる姿は……うん。実行犯のこの人が一番罪に問われるはずなんだろうけど、やっぱり同情してしまうな。
それは後ろを振り返った宰相さんも同じようだ。
「ウーボ、お前もわかっただろう!? ライト様のほうがお前の何倍も何倍も思慮深い!」
「……は、はい……!」
泣き出す犯人さん、項垂れるウーボさんを見た後、宰相さんも腹を決めたのかまっすぐに俺へ視線を向けた。
「ライト様、魔王様、大使館は立ち退き、ライト様にお譲りいたします。更に、国際法に則った賠償金を魔王の国に支払います。罪人二名は国に連れて帰り、生命維持に必要な魔力以外に制限をかけ、懲役刑に処し、出所後も最高レベルの魔力制限と行動範囲の制限を継続させることとします!」
チラッと魔王さんに視線を向けると、不機嫌そうだけど「ライトの気が済むならそれでいい」と小さな声で頷いた。
「また、再発防止のためにも今回のことは国内でも周知し、王にもできるだけ……いえ、無理やりにでも、同じ過ちを起こさないよう宣言していただきます」
あぁ、それは効きそう。ちゃんと考えてくれているんだ。よかった。
だったら……
「うん。それでよろしく。ただ、再発防止は国内でもしっかり頑張って欲しいんだけど……」
今日初めて、ちゃんと俺らしく笑顔になると、宰相さんのこわばって上がった肩が少しだけ下がった。
「山の王様のことは、俺もちょっとだけ協力するから」
「……ライト様……が?」
宰相さんもその横のウーボさん、犯人さんも不思議そうに首をかしげる。
「うん。根本解決しないと、完全な再発防止にはならないだろうし、いつまでも魔王さんの負担が大きいのも嫌だし」
「で、ですが、先ほど……」
「そうだね。俺は山の国に行きたくないよ? 当分行かない。でも……ちょうど、山の王様が外に出たくなるような場所を作る予定があるんだ」
「場所?」
「すぐではないけど……魔族さんにとっては一年や二年はすぐかな? そうそう、ちょうど宰相さんにも相談したいことがあったんだ。今度、連絡するね?」
「あ、はい……え?」
宰相さんが頷きながらも戸惑った様子で俺を見る。
「え? えぇ!?」
戸惑ったまま魔王さんや両横に控えてくれている他の魔族さんたちの顔も見る。
魔王さんはまだ不機嫌そうだけど、他の魔族さんは「もう、ライト様は優しいんだから仕方がないな」とか「うちのライト様すごいだろう?」って自慢顔で……
「ライト様……天使……様?」
「う、うぅ、こんな慈悲深く思慮深い、かわいい方を襲ってしまったなんて……ッ!」
宰相さん、そして俺を襲った犯人さんが涙をこぼしながら、俺にひれ伏して……大げさだけど、この感じなら今後は仲良くできそうかな?
あとは、黒幕の執事、ウーボさんだけど……?
「人間に……ただの人間にこのようなことが……?」
呆然と俺を見つめるその顔。
顔のシワの数と同じだけ、長年刻み込まれた価値観をひっくり返えすことができたかな?
だったら嬉しいんだけど……俺はこの人が一番許せないからもう少し。
「ウーボさん。今まで人間のことをぞんざいに扱ってきた?」
「あ、いえ……その……」
目が泳いでいる。
元の世界で言えば、ペットをかわいがる飼い主がほとんどではあったけど、「飼い主の方が偉いんだ!」みたいな態度でひどい扱いをする人もいた。
この世界もきっと、いい飼い主も悪い飼い主もいる。
そして目の前のウーボさんは、人間をかなり軽く見ている。
俺に対してこんなことをするくらいだから、自国の人間にどう接しているかは想像がつくよね?
「うーん。なんか心配だなぁ。ウーボさんって国に帰ったら魔力を制御されちゃうんだよね? 今までひどい扱いしてきた人間に仕返しされないように気をつけてね?」
「あ……?」
「人間にも、賢い子、器用な子、力が強い子……性格がいい子も悪い子もいろいろいるからね? ウーボさんはもう、魔法が使えなくなったちょっと体が大きいだけのおじいちゃんなんだよ?」
「あ、あ、あ……ッう、うぅぐ!」
俺の言葉は、ウーボさんが人間に対して「ちょっと冷たい」くらいだったら効かない言葉なんだけど……呻きながら絶望で顔を歪めるって、ウーボさん今まで人間にどんなことしてきたの?
「……ウーボ、城付きのペットは皆お前を避けていたが……まさか……!」
「あ、いえ、そんな……躾程度で……」
宰相さんの顔から血の気が引く。
まぁ、ここからは山の国のことは山の国に任せよう。
「魔王さん、俺はもう気が済んだけど、どう? 魔王さんの嫌だな~って気持ちや心配だな~って気持ち、少しは軽くなった?」
「……」
魔王さんの膝に手をついて顔を覗き込むと、魔王さんはまだ不機嫌な顔のまま俺を見て、犯人さんたちを見て、俺の体を抱き寄せながらため息をついた。
「本当はあの犯人の体中の骨を折って、執事の体を八つ裂きにしたいが……ライトに凶暴な俺を見せたくない。いつまでも不機嫌だとライトが悲しむから、そろそろ気持ちに折り合いをつける」
「うん。あの人たちに不機嫌な顔を向けるのは別にいいけど、俺にはかっこいい笑顔でお願い」
「ふっ、あぁ」
魔王さんがやっと俺には笑顔を見せてくれて、すぐに表情を引き締めると、犯人さんたちに向き直った。
「ライトのおかげで命拾いしたということを、くれぐれも忘れるなよ? 一生、ライトに感謝し続けることだな」
「はい!」
「おっしゃる通りでございます!」
「ぐっ……はぃ……ッ!」
三人が魔王さんと俺に頭を下げて、この件は一応の決着がついた。
俺らしい決着の付け方ができたとは思うけど……
「ライトは優しすぎるが……優しいのに強かで、ますます好きになった」
魔王さんにこう言ってもらえたから大成功かな?
「魔王さんが隣で護って支えてくれるから、優しくて強かでいられるんだよ」
ありがとう、大好き。
409
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
〈完結〉【書籍化・取り下げ予定】「他に愛するひとがいる」と言った旦那様が溺愛してくるのですが、そういうのは不要です
ごろごろみかん。
恋愛
「私には、他に愛するひとがいます」
「では、契約結婚といたしましょう」
そうして今の夫と結婚したシドローネ。
夫は、シドローネより四つも年下の若き騎士だ。
彼には愛するひとがいる。
それを理解した上で政略結婚を結んだはずだったのだが、だんだん夫の様子が変わり始めて……?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。