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外が明るくなっている。
あぁ、朝が来たのかと覚醒すれば腕にあたる温かさに違和感を覚えた。
見てみれば、子どもが一人のすやすやと眠っている。
そう言えば昨日拾ったかと思いながら、緩くなったしがみつく手を少し退かして、ベットから起き上がった。
顔を洗って薄い化粧をする。
いつも通り、白のシャツに黒のスカート。ニーハイブーツを履いたら、魔道士団のローブを椅子にかけておく。
朝食はオムレツにサラダとパン。
食べる前にコーヒーを入れようと豆を燻していると扉が開かれた。
「あ、起きたか。早いな」
黒い髪はぴょんぴょんと飛んでいる。少年は私の姿を見ると駆け寄って抱きついてきた。私もそれを軽々と抱き上げる。
「おはよう」
「…おはよう」
「ふふ、髪がすごい跳ねているね。そうだ整えるついでに切ってあげよう。いいね、ルディ」
そう呼びかければ彼は、首を傾げた。
「…ルディ?」
「そう、君の名前だ。今日からはルディと名乗るんだよ。ルディと呼ばれたら君のことだ。」
わかったね?と言えば彼はルディと何度も復唱して頷いた。頭を撫でてやり、朝食をとる。
「これは、パン。食べやすい大きさにちぎって食べるんだ。ほら、やってごらん」
そう言ってパンを渡したが、彼は首を横に振ってパンを返してくる。
まぁ、まだいいかとパンを受け取り小さくちぎって口の中に入れてやった。
差し出せば食べるのだから後は自分で食べれるようになればいいだけだ。焦らず教えればいいかと考える。
朝食をとり、食後にコーヒーを飲む。
今日もやることが山ほどあるんだよなぁ、と早くも面倒くさくなりながら食器を魔法で片付けた。
「どれくらい短くしようか…割と綺麗だから肩くらいにする?」
「…邪魔だから、もっと短いほうがいい」
「そう、すぐ伸びるし短くしようか」
ハサミでバッサリ切っていって、少しずつ整えていく。ぴょんぴょんと跳ねる柔らかい髪がなんだか可愛らしくて、口を綻ばしながら切った。
切り終えて、真正面からルディを見ればどこからどう見ても男の子だ。
「どう?」
「…軽くなった」
あ、問題は服だな。服がない。魔道士団に行く前に街でこの子の服を買うか。
跳ねた髪を撫でつけて、ローブを羽織る。
「ルディは…どうしようか。私はこれから仕事に行くけど着いてくるかい?」
「…行く。ひとりにしないで」
…しばらくこの子は一人にしないほうがいいかもしれないな。
いいよ、と言えば無表情だった少年はやっと少し笑った。
街に出るにしても、街に連れていく服すらない。仕方がないので、ローブを羽織り、彼をローブの中に入れる。
「ごめんね、嫌かもしれないけど少し中に入っていて。君のその格好だと私が警備に捕まりそうだ。」
だって、下着も身につけず私のシャツだけなんだ。私が変態として捕まってしまう。
私は足に筋力増加の魔法をかけ、かなりの速さで街に向かった。知り合いのブティックに入る。
「いらっしゃいま…あら、ハンネじゃない。オシャレに興味が無いあなたが珍しい、どうしたの」
「随分な言われようだな、急ぎでこの子の服と下着を何着か見に繕ってくれる?部屋着からちょっとした正装着まで。出来るだけシンプルなやつね」
「えっ、この子どこの子」
「……うちの子かな?」
「いつ産んだの!?相手は!?結婚!?嘘でしょっ!!」
「ちょっとちょっとマリア。急ぎなんだって頼むよ。説明は今度ね、先に言うけど産んでないから」
「…仕方ないわね、今度しっかり説明してもらうから!!」
一先ず、下着を着せ黒いチノパンに彼のサイズの白のシャツを着せる。
他の服はまとめて家に転移させておいた。
「はい、どうもありがとう。またねマリア」
代金を渡して、彼を片手に抱くとそのまま自分の魔道士団の執務室に転移した。
「……はぁ、相変わらず逃げ足の早い」
そう、ハンネは別に急いでいた訳では無い。魔道士団は始業の時間など決まってないし、急ぐ理由などないのだ。
なのに、何故彼女がこんなに慌ただしかったのかというと、ただ単に説明が面倒くさかっただけである。
「…ふぅ」
ルディを下ろしてやり、自分の椅子に座る。ルディはキョロキョロと部屋を見渡していた。
「よかった…逃げきれた」
まだルディの事も、これからのことも決まってない段階で話すのはとても面倒であり、しかも処遇が決まった後にまた説明の更新をしなくてはならない為二度手間なのである。
「…ルディ」
呼べばトコトコと近づいてくる。
「ここは魔道士団。君みたいに魔力を持つものが魔法で仕事をする所だよ。この部屋は私の執務室。今日はここで仕事をしなきゃ行けない。その間、ルディは何したい?」
魔道士団を見て回ってもいいし、誰か部下をつけて遊ばせてもいい。文字が読めるなら本を読んでもいいし…あぁ、ただ魔力が高いから私が相手ではないと魔法は教えられないなぁ。
「……一緒に居たらだめ?」
「え、私と?…だめではないけど退屈だと思うよ。私も書類を読むだけで正直退屈なんだ。」
「一緒にいる」
これは…懐かれたのか…?
悪い気はしないけれど。むしろ可愛らしく見えるし。
「そう、じゃあソファに…」
私が言い終える前に、ルディは私のイスによじ登って膝にちょこんと乗ってきた。
そのあまりにも可愛らしすぎる行為に胸がきゅんとしてしまった。
…まぁ、いいか
膝に乗る重さを感じながら書類に目を通していく。
そう言えば…
「ルディ、その服どうだい?動きやすい?気に入った?」
と問えば、頷いた。
それはよかったと頭を撫でる。
そうして、昨日リベルタに送った報告書が出来上がっていたので目を通す。
(これなら提出出来るかな)
それを宰相に出さなくては行けないので、他と避けておく。
そうしてしばらくの時間が経った後、扉がノックされた。入室の許可を出すとリベルタが入ってくる。
「ハンネ様、昨日の……」
書類を見ながら入ってきて、一度こっちを見たかと思うと、二度見して固まった。
「昨日の何?」
「その膝の、」
「はぁ?昨日の膝?」
「ち、違います!!その膝に乗ってる少年は…どこの子ですか!拾ったんですか!返してきてあげなさい!」
マリアといいコイツといい私を何だと思ってるんだか。
「返すってなぁ…」
呆れたようにため息をついてそう言うと、ルディは私の首に手を回して抱きついてきた。いや、抱きつくというよりしがみつくかな
「…だめ…やだ…」
頭を撫でながら、リベルタを人睨みする。リベルタは、あ…と言って失言に気づいたようだ。
「大丈夫だ…返さないよ。ルディは昨日から私のところの子でしょう。ほら、ずっと一緒にいるから、大丈夫だ…」
そう言いながら背中を撫でると手の力が抜けた。でも離したくないようで、私の服をぎゅっと掴み離さない。
気にすることも無く、彼の背から手を通して抱いた。
「昨日念話で伝えただろう。ルディという。魔力反応があるから、このまま私の弟子にでもするよ。」
「…は?魔力反応?僕には全く感知出来ませんが」
「あぁ魔力被感知の結界を自分で張っているからね。上手いだろ」
「そ、う…ですね。」
その言葉でリベルタは理解する。自分が感知出来なかった時点でこの子は自分よりも魔力値が高いことに。そして、そんな魔力値が高い子を昨日ハンネが孤児だと言っていたことに。
察しかつく。
「…ルディ君、僕はリベルタ・カルスターセ。ハンネ様の部下…雑よ…お手伝いをしているんだ。さっきは失言だった。ごめんね。」
「………」
ルディはリベルタを見つめるだけだ。
「ルディ、リベルタだよ。仲良く…はどっちでもいいけど、挨拶をされたら返してきてあげなさい。あと、ごめんなさいだって。」
私が言うと、じっと私を見てくる。
「……ルディ。ヨロシク…さっきのは許さない」
あまりにも硬いヨロシクに思わず笑ってしまった。謝罪も受け止められず、リベルタはショック受けた顔をする。
「……ふふ、面白いなぁ。ルディ、許してあげなさい。私は君とずっと居るよ。誰に、どんなことを言われてもね。」
そう告げて額にキスをすれば、彼はこっちを凝視してから嬉しそうな顔をした。綻ぶ笑顔は年相応に幼く見え、とても可愛い。
「ハンネ…すき…」
そう言って抱きついてくる。初めて名前を呼ばれた。
ふ、可愛いなぁ
「……ハンネ様ってもしやショタコン……い、いえっなんでもございません!!ハンネ様!!こちらを睨みつけ、ちょっと構えないでください!!!」
「…そう、お前は昨日から仮があるんだよなぁ。昨日とさっきと今の失言。お前は失言が多いね。少し荒療治だけどいい魔法をかけてあげよう。」
パチンっと指を鳴らす。
一見、何も変わったように見えないリベルタだが、話せばわかる。話せば。
「…あらやだ、もしかして…これって口調が変わる魔法ぅ!?嫌っだぁ~ハンネ様ぁ、解いてよぉ!」
「…ぶっ、あははは。いや、お前オネェ語似合うなぁ。よし、今日は一日それでいなさい。下がっていいぞ」
「ハンネ様ぁぁぁ」
そのまま無理やり強制送還する。
あー、お腹痛い。しばらく笑えるもんだ。ヒーヒー言いながら書類を読んでいく。時折ルディを撫でたり話しながら穏やかに朝の仕事は終了した。
あぁ、朝が来たのかと覚醒すれば腕にあたる温かさに違和感を覚えた。
見てみれば、子どもが一人のすやすやと眠っている。
そう言えば昨日拾ったかと思いながら、緩くなったしがみつく手を少し退かして、ベットから起き上がった。
顔を洗って薄い化粧をする。
いつも通り、白のシャツに黒のスカート。ニーハイブーツを履いたら、魔道士団のローブを椅子にかけておく。
朝食はオムレツにサラダとパン。
食べる前にコーヒーを入れようと豆を燻していると扉が開かれた。
「あ、起きたか。早いな」
黒い髪はぴょんぴょんと飛んでいる。少年は私の姿を見ると駆け寄って抱きついてきた。私もそれを軽々と抱き上げる。
「おはよう」
「…おはよう」
「ふふ、髪がすごい跳ねているね。そうだ整えるついでに切ってあげよう。いいね、ルディ」
そう呼びかければ彼は、首を傾げた。
「…ルディ?」
「そう、君の名前だ。今日からはルディと名乗るんだよ。ルディと呼ばれたら君のことだ。」
わかったね?と言えば彼はルディと何度も復唱して頷いた。頭を撫でてやり、朝食をとる。
「これは、パン。食べやすい大きさにちぎって食べるんだ。ほら、やってごらん」
そう言ってパンを渡したが、彼は首を横に振ってパンを返してくる。
まぁ、まだいいかとパンを受け取り小さくちぎって口の中に入れてやった。
差し出せば食べるのだから後は自分で食べれるようになればいいだけだ。焦らず教えればいいかと考える。
朝食をとり、食後にコーヒーを飲む。
今日もやることが山ほどあるんだよなぁ、と早くも面倒くさくなりながら食器を魔法で片付けた。
「どれくらい短くしようか…割と綺麗だから肩くらいにする?」
「…邪魔だから、もっと短いほうがいい」
「そう、すぐ伸びるし短くしようか」
ハサミでバッサリ切っていって、少しずつ整えていく。ぴょんぴょんと跳ねる柔らかい髪がなんだか可愛らしくて、口を綻ばしながら切った。
切り終えて、真正面からルディを見ればどこからどう見ても男の子だ。
「どう?」
「…軽くなった」
あ、問題は服だな。服がない。魔道士団に行く前に街でこの子の服を買うか。
跳ねた髪を撫でつけて、ローブを羽織る。
「ルディは…どうしようか。私はこれから仕事に行くけど着いてくるかい?」
「…行く。ひとりにしないで」
…しばらくこの子は一人にしないほうがいいかもしれないな。
いいよ、と言えば無表情だった少年はやっと少し笑った。
街に出るにしても、街に連れていく服すらない。仕方がないので、ローブを羽織り、彼をローブの中に入れる。
「ごめんね、嫌かもしれないけど少し中に入っていて。君のその格好だと私が警備に捕まりそうだ。」
だって、下着も身につけず私のシャツだけなんだ。私が変態として捕まってしまう。
私は足に筋力増加の魔法をかけ、かなりの速さで街に向かった。知り合いのブティックに入る。
「いらっしゃいま…あら、ハンネじゃない。オシャレに興味が無いあなたが珍しい、どうしたの」
「随分な言われようだな、急ぎでこの子の服と下着を何着か見に繕ってくれる?部屋着からちょっとした正装着まで。出来るだけシンプルなやつね」
「えっ、この子どこの子」
「……うちの子かな?」
「いつ産んだの!?相手は!?結婚!?嘘でしょっ!!」
「ちょっとちょっとマリア。急ぎなんだって頼むよ。説明は今度ね、先に言うけど産んでないから」
「…仕方ないわね、今度しっかり説明してもらうから!!」
一先ず、下着を着せ黒いチノパンに彼のサイズの白のシャツを着せる。
他の服はまとめて家に転移させておいた。
「はい、どうもありがとう。またねマリア」
代金を渡して、彼を片手に抱くとそのまま自分の魔道士団の執務室に転移した。
「……はぁ、相変わらず逃げ足の早い」
そう、ハンネは別に急いでいた訳では無い。魔道士団は始業の時間など決まってないし、急ぐ理由などないのだ。
なのに、何故彼女がこんなに慌ただしかったのかというと、ただ単に説明が面倒くさかっただけである。
「…ふぅ」
ルディを下ろしてやり、自分の椅子に座る。ルディはキョロキョロと部屋を見渡していた。
「よかった…逃げきれた」
まだルディの事も、これからのことも決まってない段階で話すのはとても面倒であり、しかも処遇が決まった後にまた説明の更新をしなくてはならない為二度手間なのである。
「…ルディ」
呼べばトコトコと近づいてくる。
「ここは魔道士団。君みたいに魔力を持つものが魔法で仕事をする所だよ。この部屋は私の執務室。今日はここで仕事をしなきゃ行けない。その間、ルディは何したい?」
魔道士団を見て回ってもいいし、誰か部下をつけて遊ばせてもいい。文字が読めるなら本を読んでもいいし…あぁ、ただ魔力が高いから私が相手ではないと魔法は教えられないなぁ。
「……一緒に居たらだめ?」
「え、私と?…だめではないけど退屈だと思うよ。私も書類を読むだけで正直退屈なんだ。」
「一緒にいる」
これは…懐かれたのか…?
悪い気はしないけれど。むしろ可愛らしく見えるし。
「そう、じゃあソファに…」
私が言い終える前に、ルディは私のイスによじ登って膝にちょこんと乗ってきた。
そのあまりにも可愛らしすぎる行為に胸がきゅんとしてしまった。
…まぁ、いいか
膝に乗る重さを感じながら書類に目を通していく。
そう言えば…
「ルディ、その服どうだい?動きやすい?気に入った?」
と問えば、頷いた。
それはよかったと頭を撫でる。
そうして、昨日リベルタに送った報告書が出来上がっていたので目を通す。
(これなら提出出来るかな)
それを宰相に出さなくては行けないので、他と避けておく。
そうしてしばらくの時間が経った後、扉がノックされた。入室の許可を出すとリベルタが入ってくる。
「ハンネ様、昨日の……」
書類を見ながら入ってきて、一度こっちを見たかと思うと、二度見して固まった。
「昨日の何?」
「その膝の、」
「はぁ?昨日の膝?」
「ち、違います!!その膝に乗ってる少年は…どこの子ですか!拾ったんですか!返してきてあげなさい!」
マリアといいコイツといい私を何だと思ってるんだか。
「返すってなぁ…」
呆れたようにため息をついてそう言うと、ルディは私の首に手を回して抱きついてきた。いや、抱きつくというよりしがみつくかな
「…だめ…やだ…」
頭を撫でながら、リベルタを人睨みする。リベルタは、あ…と言って失言に気づいたようだ。
「大丈夫だ…返さないよ。ルディは昨日から私のところの子でしょう。ほら、ずっと一緒にいるから、大丈夫だ…」
そう言いながら背中を撫でると手の力が抜けた。でも離したくないようで、私の服をぎゅっと掴み離さない。
気にすることも無く、彼の背から手を通して抱いた。
「昨日念話で伝えただろう。ルディという。魔力反応があるから、このまま私の弟子にでもするよ。」
「…は?魔力反応?僕には全く感知出来ませんが」
「あぁ魔力被感知の結界を自分で張っているからね。上手いだろ」
「そ、う…ですね。」
その言葉でリベルタは理解する。自分が感知出来なかった時点でこの子は自分よりも魔力値が高いことに。そして、そんな魔力値が高い子を昨日ハンネが孤児だと言っていたことに。
察しかつく。
「…ルディ君、僕はリベルタ・カルスターセ。ハンネ様の部下…雑よ…お手伝いをしているんだ。さっきは失言だった。ごめんね。」
「………」
ルディはリベルタを見つめるだけだ。
「ルディ、リベルタだよ。仲良く…はどっちでもいいけど、挨拶をされたら返してきてあげなさい。あと、ごめんなさいだって。」
私が言うと、じっと私を見てくる。
「……ルディ。ヨロシク…さっきのは許さない」
あまりにも硬いヨロシクに思わず笑ってしまった。謝罪も受け止められず、リベルタはショック受けた顔をする。
「……ふふ、面白いなぁ。ルディ、許してあげなさい。私は君とずっと居るよ。誰に、どんなことを言われてもね。」
そう告げて額にキスをすれば、彼はこっちを凝視してから嬉しそうな顔をした。綻ぶ笑顔は年相応に幼く見え、とても可愛い。
「ハンネ…すき…」
そう言って抱きついてくる。初めて名前を呼ばれた。
ふ、可愛いなぁ
「……ハンネ様ってもしやショタコン……い、いえっなんでもございません!!ハンネ様!!こちらを睨みつけ、ちょっと構えないでください!!!」
「…そう、お前は昨日から仮があるんだよなぁ。昨日とさっきと今の失言。お前は失言が多いね。少し荒療治だけどいい魔法をかけてあげよう。」
パチンっと指を鳴らす。
一見、何も変わったように見えないリベルタだが、話せばわかる。話せば。
「…あらやだ、もしかして…これって口調が変わる魔法ぅ!?嫌っだぁ~ハンネ様ぁ、解いてよぉ!」
「…ぶっ、あははは。いや、お前オネェ語似合うなぁ。よし、今日は一日それでいなさい。下がっていいぞ」
「ハンネ様ぁぁぁ」
そのまま無理やり強制送還する。
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