50 / 100
第50話 夜の校舎で肝試し
しおりを挟む
みんなで作った愛情カレーのおかげで、俺の夏バテはすっかり解消されていた。食欲も戻り体力も完全復活。夏休みはまだ半分以上も残っている。騒がしいながらも楽しい毎日は、まだまだ続いていく。
「ねえ、せんぱい。みなさん」
ある日の夕食後、リビングでそれぞれが寛いでいると、湊が何かを思いついたように悪戯っぽく笑いながら切り出した。
「夏といえば、何を連想しますか?」
「そりゃあ海とか、スイカ割りだろ!」
葵が即座に答える。
「花火大会も素敵よね」
玲がうっとりとした表情で呟いた。
「……別に。何も」
雅は興味なさそうに本を読んでいる。
「ふふふ。どれも正解ですけど、一つ大事なものを忘れてませんか?」
湊は意味ありげに部屋の電気をチカチカと点滅させてみせた。そして自分の顔を下からスマホのライトで照らし、不気味な声で言う。
「夏といえば……き・も・だ・め・し、ですよ」
その一言に、部屋の空気が一変した。
「肝試しぃ!? いいじゃんか、それ! 面白そうだな!」
一番最初に食いついたのはやはり葵だった。彼女は怖いもの知らずというか、ただの馬鹿というか。
「くだらない」と呟いた雅の横顔が、わずかに青ざめているのを俺は見逃さなかった。
そして最も顕著な反応を示したのは玲だった。
「き、肝試し……ですって?」
彼女は読んでいた本を落としそうになりながら、動揺を隠せないでいる。その表情は、いつもは冷静沈着な王子様の仮面が剥がれ落ち、完全に怯えた女の子のそれだった。
「な、何を馬鹿なことを。そんな非科学的なものに付き合う必要はないわ」
声が上ずっている。強がってはいるが、どうやら彼女はこういうオカルト的なものが大の苦手らしい。
湊はそんな玲の反応を楽しんでいるかのように、にこにこと話を続けた。
「場所は、夜の旧校舎です。あそこ、昔色々あったっていう噂、有名ですよね? 出るらしいですよ、白い服の女の人が……」
「ひぃっ!?」
玲が小さな悲鳴を上げた。
「というわけで、今夜、肝試し大会を開催しまーす! 参加は強制でーす!」
湊の有無を言わさぬ決定宣言。こうして俺たちの夏休みの新たなイベントが、半ば強制的に決定してしまった。
その夜、俺たちは懐中電灯を片手に、月明かりだけがぼんやりと照らす旧校舎の前に立っていた。昼間とは全く違う不気味な静寂に包まれた校舎は、まるで巨大な生き物のように黒々とした口を開けて俺たちを待っている。
「じゃあ、ルールを説明しますね」
湊が楽しそうに仕切る。
「二人一組で旧校舎の三階にある音楽室のピアノを弾いてくること。これがゴールです。ペアは公平にあみだくじで決めましょう!」
そう言って彼女が取り出したスマホの画面には、既にあみだくじアプリが表示されていた。どこまでも用意周到なやつだ。
運命のあみだくじの結果。
葵と雅がペア。そして俺と玲がペアになった。湊は「僕は仕掛け人として、皆さんの怖がる姿を監視カメラで楽しんでますから♪」と言って、一人でどこかへ消えていった。
「よっしゃ! 行くぜ、雅!」
「……足を引っ張るなよ」
葵と雅のペアは早速校舎の中へと消えていく。雅の強がりがいつまで持つか見ものだ。
そして残されたのは、俺と完全に怯えきっている玲だった。
「ゆ、祐樹……。やっぱり、やめない……?」
彼女は俺の腕を両手でぎゅっと掴み、潤んだ瞳で俺を見上げてくる。その身体は小刻みに震えていた。
「大丈夫だって。ただの古い校舎だよ」
「で、でも……何か出たら……」
「俺がついてるから。な?」
俺がそう言って優しく微笑むと、玲は少しだけ安心したようにこくんと頷いた。だが俺の腕を掴む力はさらに強くなった。
俺たちは懐中電灯の頼りない光だけを頼りに、きしむ廊下をゆっくりと進んでいった。不気味な静寂の中、俺たちの足音だけがやけに大きく響く。
「……ひっ!」
風で窓がガタッと鳴っただけで、玲は俺の背中にぴたりと張り付いてきた。背中に伝わる彼女の柔らかな感触と早い鼓動。怖がっている彼女には申し訳ないが、俺の心臓も別の意味で激しく高鳴っていた。
二階の理科室の前を通りかかった時だった。
カタカタカタ……。
部屋の中から何かが動く音が聞こえてきた。
「……な、何の音……?」
「さあな……」
俺たちが恐る恐るドアの小窓から中を覗くと、そこには人体模型が月明かりを浴びて不気味に佇んでいた。そしてその目が、まるで生きているかのようにぎょろりとこちらを向いた気がした。
「きゃあああああああああっ!」
玲が絶叫と共に俺の腕に全力で抱きついてきた。クールな王子様の面影はもはや跡形もない。ただの絶叫する女の子だ。
「だ、大丈夫だ、玲! きっと湊の仕業だって!」
俺は彼女をなだめながら、内心では湊の用意周到さに舌を巻いていた。あいつ、どこまで本気なんだ。
そんなこんなで俺たちはなんとか三階の音楽室までたどり着いた。ドアを開けると月明かりに照らされたグランドピアノが静かに鎮座している。
「……着いたな」
「はぁ……はぁ……もう心臓が持たないわ……」
玲はまだ俺の腕に抱きついたまま離れようとしない。
その時だった。
俺たちの背後から、ぬっと白い影が現れた。
「……見つけた」
低い、怨念のこもった声。
「うわあああああああああっ!?」
今度は俺が絶叫する番だった。俺は抱きついていた玲ごと、その場にへたり込んでしまう。
白い影はゆっくりとこちらに近づいてくる。それは白いシーツを被り、顔には不気味な仮面をつけた紛れもない「お化け」だった。
だがそのお化けは、俺たちの前まで来ると突然ふらりとよろけた。
「……っと。わりい、足もつれた」
聞き覚えのある快活な声。シーツをばさりと脱ぎ捨てると、そこから現れたのはしたり顔の葵と、その隣で深いため息をついている雅だった。
「お、お前ら! 脅かすなよ!」
「ははっ! ビビりすぎだろ、祐樹!」
どうやら先にゴールした葵と雅が、俺たちを驚かそうと待ち伏せしていたらしい。
「……くだらない」
雅は呆れたように言いながらも、その口元は少しだけ笑っている。
「って、あれ?」
葵が俺の背後を見て首を傾げた。
「お前、いつの間に来たんだよ」
俺が葵の視線の先を振り返ると、そこにはいつの間にか、にこにこと笑みを浮かべた湊が立っていた。
「いやー、皆さん、最高のリアクションでしたよ。特に玲先輩の絶Cryingは永久保存版ですね」
彼女の手には全ての元凶であるタブレットが握られている。
怖がらせる側に回ったはずの葵が、俺の背中にしがみついてきた。
「お、おい、湊……お前、いつからそこに……」
「最初からずっと皆さんの後ろにいましたけど?」
その言葉に、葵と、そして雅の顔がさっと青ざめた。
結局、一番のホラーはこの小さな小悪魔の神出鬼没さだったらしい。
肝試し大会は絶叫と笑いと、そしてほんの少しのドキドキと共に幕を閉じた。
怖がる玲が俺の腕に、そして怖がらせる側に回ったはずの葵が俺の背中に、それぞれぴったりと抱きついて離れないまま。俺は、この甘くて重い幸せを夏の夜の思い出として、しっかりと胸に刻み込んだのだった。
「ねえ、せんぱい。みなさん」
ある日の夕食後、リビングでそれぞれが寛いでいると、湊が何かを思いついたように悪戯っぽく笑いながら切り出した。
「夏といえば、何を連想しますか?」
「そりゃあ海とか、スイカ割りだろ!」
葵が即座に答える。
「花火大会も素敵よね」
玲がうっとりとした表情で呟いた。
「……別に。何も」
雅は興味なさそうに本を読んでいる。
「ふふふ。どれも正解ですけど、一つ大事なものを忘れてませんか?」
湊は意味ありげに部屋の電気をチカチカと点滅させてみせた。そして自分の顔を下からスマホのライトで照らし、不気味な声で言う。
「夏といえば……き・も・だ・め・し、ですよ」
その一言に、部屋の空気が一変した。
「肝試しぃ!? いいじゃんか、それ! 面白そうだな!」
一番最初に食いついたのはやはり葵だった。彼女は怖いもの知らずというか、ただの馬鹿というか。
「くだらない」と呟いた雅の横顔が、わずかに青ざめているのを俺は見逃さなかった。
そして最も顕著な反応を示したのは玲だった。
「き、肝試し……ですって?」
彼女は読んでいた本を落としそうになりながら、動揺を隠せないでいる。その表情は、いつもは冷静沈着な王子様の仮面が剥がれ落ち、完全に怯えた女の子のそれだった。
「な、何を馬鹿なことを。そんな非科学的なものに付き合う必要はないわ」
声が上ずっている。強がってはいるが、どうやら彼女はこういうオカルト的なものが大の苦手らしい。
湊はそんな玲の反応を楽しんでいるかのように、にこにこと話を続けた。
「場所は、夜の旧校舎です。あそこ、昔色々あったっていう噂、有名ですよね? 出るらしいですよ、白い服の女の人が……」
「ひぃっ!?」
玲が小さな悲鳴を上げた。
「というわけで、今夜、肝試し大会を開催しまーす! 参加は強制でーす!」
湊の有無を言わさぬ決定宣言。こうして俺たちの夏休みの新たなイベントが、半ば強制的に決定してしまった。
その夜、俺たちは懐中電灯を片手に、月明かりだけがぼんやりと照らす旧校舎の前に立っていた。昼間とは全く違う不気味な静寂に包まれた校舎は、まるで巨大な生き物のように黒々とした口を開けて俺たちを待っている。
「じゃあ、ルールを説明しますね」
湊が楽しそうに仕切る。
「二人一組で旧校舎の三階にある音楽室のピアノを弾いてくること。これがゴールです。ペアは公平にあみだくじで決めましょう!」
そう言って彼女が取り出したスマホの画面には、既にあみだくじアプリが表示されていた。どこまでも用意周到なやつだ。
運命のあみだくじの結果。
葵と雅がペア。そして俺と玲がペアになった。湊は「僕は仕掛け人として、皆さんの怖がる姿を監視カメラで楽しんでますから♪」と言って、一人でどこかへ消えていった。
「よっしゃ! 行くぜ、雅!」
「……足を引っ張るなよ」
葵と雅のペアは早速校舎の中へと消えていく。雅の強がりがいつまで持つか見ものだ。
そして残されたのは、俺と完全に怯えきっている玲だった。
「ゆ、祐樹……。やっぱり、やめない……?」
彼女は俺の腕を両手でぎゅっと掴み、潤んだ瞳で俺を見上げてくる。その身体は小刻みに震えていた。
「大丈夫だって。ただの古い校舎だよ」
「で、でも……何か出たら……」
「俺がついてるから。な?」
俺がそう言って優しく微笑むと、玲は少しだけ安心したようにこくんと頷いた。だが俺の腕を掴む力はさらに強くなった。
俺たちは懐中電灯の頼りない光だけを頼りに、きしむ廊下をゆっくりと進んでいった。不気味な静寂の中、俺たちの足音だけがやけに大きく響く。
「……ひっ!」
風で窓がガタッと鳴っただけで、玲は俺の背中にぴたりと張り付いてきた。背中に伝わる彼女の柔らかな感触と早い鼓動。怖がっている彼女には申し訳ないが、俺の心臓も別の意味で激しく高鳴っていた。
二階の理科室の前を通りかかった時だった。
カタカタカタ……。
部屋の中から何かが動く音が聞こえてきた。
「……な、何の音……?」
「さあな……」
俺たちが恐る恐るドアの小窓から中を覗くと、そこには人体模型が月明かりを浴びて不気味に佇んでいた。そしてその目が、まるで生きているかのようにぎょろりとこちらを向いた気がした。
「きゃあああああああああっ!」
玲が絶叫と共に俺の腕に全力で抱きついてきた。クールな王子様の面影はもはや跡形もない。ただの絶叫する女の子だ。
「だ、大丈夫だ、玲! きっと湊の仕業だって!」
俺は彼女をなだめながら、内心では湊の用意周到さに舌を巻いていた。あいつ、どこまで本気なんだ。
そんなこんなで俺たちはなんとか三階の音楽室までたどり着いた。ドアを開けると月明かりに照らされたグランドピアノが静かに鎮座している。
「……着いたな」
「はぁ……はぁ……もう心臓が持たないわ……」
玲はまだ俺の腕に抱きついたまま離れようとしない。
その時だった。
俺たちの背後から、ぬっと白い影が現れた。
「……見つけた」
低い、怨念のこもった声。
「うわあああああああああっ!?」
今度は俺が絶叫する番だった。俺は抱きついていた玲ごと、その場にへたり込んでしまう。
白い影はゆっくりとこちらに近づいてくる。それは白いシーツを被り、顔には不気味な仮面をつけた紛れもない「お化け」だった。
だがそのお化けは、俺たちの前まで来ると突然ふらりとよろけた。
「……っと。わりい、足もつれた」
聞き覚えのある快活な声。シーツをばさりと脱ぎ捨てると、そこから現れたのはしたり顔の葵と、その隣で深いため息をついている雅だった。
「お、お前ら! 脅かすなよ!」
「ははっ! ビビりすぎだろ、祐樹!」
どうやら先にゴールした葵と雅が、俺たちを驚かそうと待ち伏せしていたらしい。
「……くだらない」
雅は呆れたように言いながらも、その口元は少しだけ笑っている。
「って、あれ?」
葵が俺の背後を見て首を傾げた。
「お前、いつの間に来たんだよ」
俺が葵の視線の先を振り返ると、そこにはいつの間にか、にこにこと笑みを浮かべた湊が立っていた。
「いやー、皆さん、最高のリアクションでしたよ。特に玲先輩の絶Cryingは永久保存版ですね」
彼女の手には全ての元凶であるタブレットが握られている。
怖がらせる側に回ったはずの葵が、俺の背中にしがみついてきた。
「お、おい、湊……お前、いつからそこに……」
「最初からずっと皆さんの後ろにいましたけど?」
その言葉に、葵と、そして雅の顔がさっと青ざめた。
結局、一番のホラーはこの小さな小悪魔の神出鬼没さだったらしい。
肝試し大会は絶叫と笑いと、そしてほんの少しのドキドキと共に幕を閉じた。
怖がる玲が俺の腕に、そして怖がらせる側に回ったはずの葵が俺の背中に、それぞれぴったりと抱きついて離れないまま。俺は、この甘くて重い幸せを夏の夜の思い出として、しっかりと胸に刻み込んだのだった。
2
あなたにおすすめの小説
手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
隣の席のクールな銀髪美少女、俺にだけデレるどころか未来の嫁だと宣言してきた
夏見ナイ
恋愛
平凡な高校生、相沢優斗。彼の隣の席は『氷の女王』と噂のクールな銀髪美少女、雪城冬花。住む世界が違うと思っていたが、ある日彼女から「私はあなたの未来の妻です」と衝撃の告白を受ける。
その日から、学校では鉄壁の彼女が、二人きりになると「未来では当然です」と腕を組み、手作り弁当で「あーん」を迫る超絶甘々なデレモードに!
戸惑いながらも、彼女の献身的なアプローチに心惹かれていく優斗。これは未来で結ばれる運命の二人が、最高の未来を掴むため、最高の恋をする糖度MAXの青春ラブコメディ。
クラスで3番目に可愛い無口なあの子が実は手話で話しているのを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
俺のクラスにいる月宮雫は、誰も寄せ付けないクールな美少女。そのミステリアスな雰囲気から『クラスで3番目に可愛い子』と呼ばれているが、いつも一人で、誰とも話さない。
ある放課後、俺は彼女が指先で言葉を紡ぐ――手話で話している姿を目撃してしまう。好奇心から手話を覚えた俺が、勇気を出して話しかけた瞬間、二人だけの秘密の世界が始まった。
無口でクール? とんでもない。本当の彼女は、よく笑い、よく拗ねる、最高に可愛いおしゃべりな女の子だったのだ。
クールな君の本当の姿と甘える仕草は、俺だけが知っている。これは、世界一甘くて尊い、静かな恋の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!
竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!
俺にだけツンツンする学園一の美少女が、最近ちょっとデレてきた件。
甘酢ニノ
恋愛
彼女いない歴=年齢の高校生・相沢蓮。
平凡な日々を送る彼の前に立ちはだかるのは──
学園一の美少女・黒瀬葵。
なぜか彼女は、俺にだけやたらとツンツンしてくる。
冷たくて、意地っ張りで、でも時々見せるその“素”が、どうしようもなく気になる。
最初はただの勘違いだったはずの関係。
けれど、小さな出来事の積み重ねが、少しずつ2人の距離を変えていく。
ツンデレな彼女と、不器用な俺がすれ違いながら少しずつ近づく、
焦れったくて甘酸っぱい、青春ラブコメディ。
クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。
とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。
ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。
お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!
※特別編4が完結しました!(2026.2.22)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる