66 / 100
第66話 【準備④】葵とメニュー開発
しおりを挟む
玲の甘い猛攻に俺の理性が日々削られていく一方で、文化祭の準備は着々と、しかし確実に進んでいた。ホールスタッフの接客レベルが向上していく中、俺たち厨房チームにも重要なミッションが課せられた。それは執事喫茶の生命線ともいえる『メニュー開発』だ。
「いいこと、相葉君! 料理の味はもちろんだけど、見た目の美しさ、そして何より執事喫茶の世界観を壊さないエレガントなネーミングも重要よ!」
プロデューサー女子が腕を組んで俺にプレッシャーをかけてくる。
「分かってるよ。任せとけ」
料理は俺の数少ない得意分野だ。この大役、見事に果たしてみせる。俺は静かに闘志を燃やしていた。
その日の放課後。俺は家庭科室を特別に借りて、メニューの試作に取り掛かっていた。広々とした調理台の上には様々な食材が並べられている。ドリンクは数種類の紅茶とコーヒー。デザートはスコーンやパウンドケーキといった英国風の焼き菓子。そしてフードメニューの目玉として、俺は『ふわとろ卵の特製オムライス』を考えていた。
俺が一人で黙々と調理を進めていると、家庭科室のドアがガラッと勢いよく開かれた。
「よお、祐樹! なんか美味そうな匂いがするじゃねえか!」
現れたのは練習を終えたばかりの葵だった。彼女は犬のように鼻をクンクンさせながら、調理台に近づいてくる。
「手伝いに来たぜ! ……というか、味見役やらせてくれ!」
その目は完全に腹を空かせた獣の目だった。
「ちょうどよかった。葵、ちょっとこれ味見してみてくれ」
俺は試作一号のオムライスを、小さな皿に取り分けて彼女に差し出した。
「おう、サンキュ!」
葵はスプーンを手に取ると、大きな口でオムライスをぱくりと頬張った。そして数回咀嚼すると、その目をカッと見開く。
「……うめえ! さすがだな、祐樹!」
「そうか? ケチャップライスの味が少し薄い気がするんだが」
「んー、言われてみればそうかもな。もうちょいパンチが欲しい感じか?」
こうして、俺と葵による二人だけのメニュー開発会議が始まった。
葵の味覚は意外なほど鋭敏で的確だった。
「この紅茶、もうちょい蒸らし時間を長くした方が香りが出るんじゃねえか?」
「スコーンにつけるジャム、イチゴだけじゃなくてマーマレードもあった方が客は喜ぶんじゃね?」
彼女の意見はどれもお客様目線の、的を射たものばかりだった。俺は彼女の意見を取り入れながら、次々と試作品を改良していく。
「よし、オムライスの味はこれで決まりだな。あとは最後の仕上げだ」
俺はケチャップのボトルを手に取った。執事喫茶のオムライスといえば、やはりこれがないと始まらない。
「葵、お前、絵心あるか?」
「ねーよ、そんなもん!」
彼女はきっぱりと答えた。
「じゃあ、一緒に描くか」
俺はそう言って葵の手を取り、その手にケチャップのボトルを握らせた。そして、その上から俺が自分の手を重ねる。
「……っ!」
びくりと彼女の肩が跳ねた。俺の手の中に彼女の大きな手がすっぽりと収まっている。その感触に、俺の心臓がどきりと音を立てた。
「ほら、いくぞ」
俺は彼女の手を導きながら、ゆっくりとケチャップを絞り出していく。俺たちの共同作業によって、オムライスの上には少しだけ不格好な、しかし味のあるハートマークが描かれていった。
「…………」
葵は何も言わずに、真っ赤な顔で俯いている。その耳まで真っ赤に染まっていた。
「よし、完成だ。あとはおまじないだな」
俺は悪戯っぽく笑って彼女に囁いた。
「一緒に言うぞ? せーのっ」
「「おいしくなーれ、萌え萌えきゅん♪」」
俺たちがそう唱えた瞬間、家庭科室に気まずい沈黙が流れた。
「…………」
「…………」
数秒後。俺たちはどちらからともなく、腹を抱えて笑い出した。
「ぶはははは! なんだよそれ!」
「お前が一番ノリノリだったじゃないか!」
「祐樹の『萌え萌えきゅん』、マジでキモくてウケる!」
「お前にだけは言われたくない!」
俺たちは涙が出るほど笑い転げた。
その時、俺たちの間にあった男とか女とか、共犯者とか、そういう壁が全て取り払われたような気がした。ただ一緒にいるのが楽しくて心地いい。そんな純粋な友情がそこにはあった。
笑い疲れた俺たちがソファに並んで座っていると、葵がぽつりと呟いた。
「……なんか、いいな。こうやって二人で何か作るのって」
「ああ。そうだな」
「……夫婦、みてえだな」
彼女が小さな声でそう言った。その言葉に俺はドキリとして、彼女の横顔を盗み見る。彼女の顔は夕日に照らされて、少しだけ赤く染まっているように見えた。
「……な、何言ってんだよ」
俺は照れ隠しに、彼女の頭をくしゃくしゃと撫でた。
「ほら、片付けするぞ。まだ試作は残ってるんだからな」
「……おう」
葵はそう言って立ち上がった。その笑顔は、いつもの太陽のような笑顔とは少し違う。どこか、はにかんだような女の子らしい優しい笑顔だった。
二人きりの家庭科室。
夕日が差し込むその場所で、俺たちはただのクラスメイトでもダチでもない、何か特別な関係へとまた一歩足を踏み入れてしまったのかもしれない。
オムライスから立ち上るケチャップの甘い香りが、その予感を俺に強く感じさせていた。
「いいこと、相葉君! 料理の味はもちろんだけど、見た目の美しさ、そして何より執事喫茶の世界観を壊さないエレガントなネーミングも重要よ!」
プロデューサー女子が腕を組んで俺にプレッシャーをかけてくる。
「分かってるよ。任せとけ」
料理は俺の数少ない得意分野だ。この大役、見事に果たしてみせる。俺は静かに闘志を燃やしていた。
その日の放課後。俺は家庭科室を特別に借りて、メニューの試作に取り掛かっていた。広々とした調理台の上には様々な食材が並べられている。ドリンクは数種類の紅茶とコーヒー。デザートはスコーンやパウンドケーキといった英国風の焼き菓子。そしてフードメニューの目玉として、俺は『ふわとろ卵の特製オムライス』を考えていた。
俺が一人で黙々と調理を進めていると、家庭科室のドアがガラッと勢いよく開かれた。
「よお、祐樹! なんか美味そうな匂いがするじゃねえか!」
現れたのは練習を終えたばかりの葵だった。彼女は犬のように鼻をクンクンさせながら、調理台に近づいてくる。
「手伝いに来たぜ! ……というか、味見役やらせてくれ!」
その目は完全に腹を空かせた獣の目だった。
「ちょうどよかった。葵、ちょっとこれ味見してみてくれ」
俺は試作一号のオムライスを、小さな皿に取り分けて彼女に差し出した。
「おう、サンキュ!」
葵はスプーンを手に取ると、大きな口でオムライスをぱくりと頬張った。そして数回咀嚼すると、その目をカッと見開く。
「……うめえ! さすがだな、祐樹!」
「そうか? ケチャップライスの味が少し薄い気がするんだが」
「んー、言われてみればそうかもな。もうちょいパンチが欲しい感じか?」
こうして、俺と葵による二人だけのメニュー開発会議が始まった。
葵の味覚は意外なほど鋭敏で的確だった。
「この紅茶、もうちょい蒸らし時間を長くした方が香りが出るんじゃねえか?」
「スコーンにつけるジャム、イチゴだけじゃなくてマーマレードもあった方が客は喜ぶんじゃね?」
彼女の意見はどれもお客様目線の、的を射たものばかりだった。俺は彼女の意見を取り入れながら、次々と試作品を改良していく。
「よし、オムライスの味はこれで決まりだな。あとは最後の仕上げだ」
俺はケチャップのボトルを手に取った。執事喫茶のオムライスといえば、やはりこれがないと始まらない。
「葵、お前、絵心あるか?」
「ねーよ、そんなもん!」
彼女はきっぱりと答えた。
「じゃあ、一緒に描くか」
俺はそう言って葵の手を取り、その手にケチャップのボトルを握らせた。そして、その上から俺が自分の手を重ねる。
「……っ!」
びくりと彼女の肩が跳ねた。俺の手の中に彼女の大きな手がすっぽりと収まっている。その感触に、俺の心臓がどきりと音を立てた。
「ほら、いくぞ」
俺は彼女の手を導きながら、ゆっくりとケチャップを絞り出していく。俺たちの共同作業によって、オムライスの上には少しだけ不格好な、しかし味のあるハートマークが描かれていった。
「…………」
葵は何も言わずに、真っ赤な顔で俯いている。その耳まで真っ赤に染まっていた。
「よし、完成だ。あとはおまじないだな」
俺は悪戯っぽく笑って彼女に囁いた。
「一緒に言うぞ? せーのっ」
「「おいしくなーれ、萌え萌えきゅん♪」」
俺たちがそう唱えた瞬間、家庭科室に気まずい沈黙が流れた。
「…………」
「…………」
数秒後。俺たちはどちらからともなく、腹を抱えて笑い出した。
「ぶはははは! なんだよそれ!」
「お前が一番ノリノリだったじゃないか!」
「祐樹の『萌え萌えきゅん』、マジでキモくてウケる!」
「お前にだけは言われたくない!」
俺たちは涙が出るほど笑い転げた。
その時、俺たちの間にあった男とか女とか、共犯者とか、そういう壁が全て取り払われたような気がした。ただ一緒にいるのが楽しくて心地いい。そんな純粋な友情がそこにはあった。
笑い疲れた俺たちがソファに並んで座っていると、葵がぽつりと呟いた。
「……なんか、いいな。こうやって二人で何か作るのって」
「ああ。そうだな」
「……夫婦、みてえだな」
彼女が小さな声でそう言った。その言葉に俺はドキリとして、彼女の横顔を盗み見る。彼女の顔は夕日に照らされて、少しだけ赤く染まっているように見えた。
「……な、何言ってんだよ」
俺は照れ隠しに、彼女の頭をくしゃくしゃと撫でた。
「ほら、片付けするぞ。まだ試作は残ってるんだからな」
「……おう」
葵はそう言って立ち上がった。その笑顔は、いつもの太陽のような笑顔とは少し違う。どこか、はにかんだような女の子らしい優しい笑顔だった。
二人きりの家庭科室。
夕日が差し込むその場所で、俺たちはただのクラスメイトでもダチでもない、何か特別な関係へとまた一歩足を踏み入れてしまったのかもしれない。
オムライスから立ち上るケチャップの甘い香りが、その予感を俺に強く感じさせていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスで3番目に可愛い無口なあの子が実は手話で話しているのを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
俺のクラスにいる月宮雫は、誰も寄せ付けないクールな美少女。そのミステリアスな雰囲気から『クラスで3番目に可愛い子』と呼ばれているが、いつも一人で、誰とも話さない。
ある放課後、俺は彼女が指先で言葉を紡ぐ――手話で話している姿を目撃してしまう。好奇心から手話を覚えた俺が、勇気を出して話しかけた瞬間、二人だけの秘密の世界が始まった。
無口でクール? とんでもない。本当の彼女は、よく笑い、よく拗ねる、最高に可愛いおしゃべりな女の子だったのだ。
クールな君の本当の姿と甘える仕草は、俺だけが知っている。これは、世界一甘くて尊い、静かな恋の物語。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
クラスで一番人気者の女子が構ってくるのだが、そろそろ僕がコミュ障だとわかってもらいたい
みずがめ
恋愛
学生にとって、席替えはいつだって大イベントである。
それはカースト最下位のぼっちである鈴本克巳も同じことであった。せめて穏やかな学生生活をを求める克巳は陽キャグループに囲まれないようにと願っていた。
願いが届いたのか、克巳は窓際の後ろから二番目の席を獲得する。しかし喜んでいたのも束の間、彼の後ろの席にはクラスで一番の人気者の女子、篠原渚が座っていた。
スクールカーストでの格差がありすぎる二人。席が近いとはいえ、関わることはあまりないのだろうと思われていたのだが、渚の方から克巳にしょっちゅう話しかけてくるのであった。
ぼっち男子×のほほん女子のほのぼのラブコメです。
※あっきコタロウさんのフリーイラストを使用しています。
高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる