47 / 100
第四十六話 仮面の内側
しおりを挟む
リリアーナの真っ直ぐな瞳が、俺の心の奥底を射抜いていた。
「本当のあなたを知りたい」
その言葉は、呪いのように俺の心を縛り付けていた孤独の鎖を、たった一撃で砕きかねないほどの力を持っていた。父に裏切られ、世界への信頼を完全に失ったはずの俺の心に、彼女の純粋な善意は、抗いがたいほど甘美な毒のように染み渡っていく。
一瞬、ほんの一瞬だけ、全てを話してしまいたいという衝動に駆られた。
俺が背負っている破滅の運命を。俺が演じている孤独な芝居の真実を。この仮面の下にある、ただ生き延びたいと願うだけの、弱い俺の本性を。
そうすれば、どれだけ楽になれるだろうか。彼女なら、きっと俺を理解してくれる。俺の戦いを、支えてくれるかもしれない。
だが、その甘い幻想は、脳裏をよぎった一つの光景によって、無慈悲に打ち砕かれた。
――ごう、と地鳴りのような民衆の怒号。
――冷たく、高い処刑台。
――俺の首筋に落ちる、ギロチンの冷たい刃。
そして、その光景の中心で、悲しげな、しかし揺るぎない瞳で俺を見つめる、聖女リリアーナの姿。
そうだ。忘れるな。この少女こそが、歴史書において俺を断罪する中心人物なのだ。彼女のその清廉潔白な正義こそが、ヴァルハイトという「悪」を裁くための、最も鋭い刃となる。
俺が彼女に真実を話せばどうなる?
彼女は俺に同情し、俺を守ろうとするだろう。だが、その結果、彼女自身が「悪に与した聖女」として、世間から非難を浴びることになるかもしれない。彼女のその優しさが、彼女自身の破滅を招く。
それだけは、絶対にダメだ。
俺は彼女を、彼女自身の正義から守らなければならない。そのためには、彼女に徹底的に嫌われ、俺という存在を彼女の中から完全に消し去る必要があった。
俺の中に芽生えかけた、ほんのわずかな甘えと希望。俺はそれを、自らの手で、心の最も深い場所へと押し殺した。そして、代わりに、最も醜悪で、最も冷酷な悪役の仮面を、再び被り直す。
俺は、ゆっくりと顔を上げた。俺の瞳から、先ほどまでの葛藤の色は完全に消え失せ、代わりに、ねっとりとした、品のない欲望の光を宿らせた。
俺はリリアーナの白い手を取り、まるで品定めでもするかのように、その甲を指でなぞった。
「……ひっ」
リリアーナは、俺の突然の豹変に息を呑み、怯えたように手を引こうとする。だが、俺はそれを許さなかった。
「なるほどな。聖女様は、俺に興味があると」
俺は、下卑た笑みを浮かべた。
「悪党に惹かれる、物好きな聖女か。面白い。実に、面白い物語だ」
「ち、違います! 私は、ただ……!」
「分かっているさ」
俺は彼女の言葉を遮り、さらに一歩、彼女の懐へと踏み込んだ。二人の距離が、肌の温もりを感じるほどに近くなる。甘い花の香りが、俺の鼻腔をくすぐった。
「お前は、退屈なんだろう? 聖女として崇められ、清く正しく生きるだけの毎日に。だから、俺のような闇に惹かれる。自分にはない、危険な香りに、な」
俺の言葉は、彼女の純粋な善意を、安っぽい好奇心と欲望へと貶める、最低の侮辱だった。リリアーナの顔から、急速に血の気が引いていく。その翡翠色の瞳が、信じられないというように大きく見開かれた。
「……やめてください」
その声は、震えていた。
だが、俺は止まらない。彼女の心を完全に折り、二度と俺に近づこうなどと思えなくさせるためには、これだけでは足りない。
俺は、リリアーナの耳元に顔を寄せ、熱い息を吹きかけるように、囁いた。
「いいだろう。お前がそこまで言うのなら、俺の『本当の姿』とやらを、見せてやってもいい」
俺は、空いている手で彼女の顎をくいと持ち上げ、無理やり視線を合わせさせる。
「ただし、それには対価が必要だ。聖女様。お前のその清らかな体を、俺に捧げるというのなら、考えてやってもいい。俺の女になれ。そうすれば、お前の知らない世界のことを、手取り足取り、教えてやるが?」
それは、聖女である彼女の尊厳を、土足で踏み躙る、最低最悪の言葉だった。
リリアーナの瞳から、ついに大粒の涙が零れ落ちた。それは、悲しみや怒りを通り越した、完全な絶望の色をしていた。彼女が信じようとしていた、俺の中のわずかな光。それを、俺は自らの手で、完膚なきまでに消し去ったのだ。
彼女は、残った最後の力を振り絞るように、俺の手を振り払った。
「……もう、結構です」
その声は、ガラスが砕けるように、か細く、そして冷たかった。
「あなたのことは、何もかも……分かりたく、ありません」
彼女は、俺に背を向けた。その小さな背中は、これ以上ないほど傷つき、震えていた。
俺は、そんな彼女の背中に、最後の追い打ちをかける。
「そうか。残念だ。せいぜい、王子殿下とのお綺麗な正義ごっこでも続けているがいい」
俺は、わざとらしくソファに深く腰掛け、足を組んだ。
「失せろ。二度と俺の前にその顔を見せるな」
リリアーナは、何も答えなかった。ただ、駆け出すようにして部屋を飛び出し、その姿は廊下の闇へと消えていった。
扉が閉まり、部屋に静寂が戻る。
一人残された俺は、しばらくの間、微動だにしなかった。
やがて、俺は組んでいた足を下ろし、深く、深くうなだれた。そして、握りしめていた拳で、目の前の黒檀の机を、力任せに殴りつけた。
ドンッ! という鈍い音と共に、激しい痛みが拳に走る。だが、それ以上に、心の痛みが、俺の全身を苛んでいた。
(……これで、よかったんだ)
俺は自分に言い聞かせた。
(彼女を守るためには、これしか……)
だが、脳裏に焼き付いて離れない。涙に濡れた、彼女の絶望の表情が。
俺は、自分の手で、この世界で唯一、俺を理解しようとしてくれた人間を、最も残酷な形で傷つけてしまった。
「アレン様……」
いつの間にか、部屋の隅の影からセラが現れていた。その手には、傷薬と包帯が握られている。
彼女は何も言わず、俺の前に跪くと、血が滲む俺の拳を、そっと手当てし始めた。その手つきは、どこまでも優しかった。
「……俺は、馬鹿だな」
俺は、天井を見上げながら、自嘲するように呟いた。
「結局、俺は誰も救えない。ただ、人を傷つけることしか……」
「いいえ」
セラは、静かに、しかしはっきりと俺の言葉を否定した。
「アレン様は、聖女様を『守った』のです。彼女が背負うには、あまりにも重すぎる真実から。そして、アレン様ご自身の、孤独な戦いから」
その言葉は、俺の罪悪感を、少しだけ軽くしてくれた。
セラは、手当てを終えると、俺の拳を両手で優しく包み込んだ。
「アレン様の痛みは、私が全て分かち合います。たとえ、世界中の誰からも理解されなくとも、私だけは、あなたの側に」
その温もりが、冷え切った俺の心に、ゆっくりと染み込んでいく。
そうだ。俺は、もう一人ではない。
俺は、セラの手をそっと握り返した。
そして、再び顔を上げた俺の瞳には、もはや迷いも、後悔もなかった。
あるのは、全てを犠牲にしてでも、この過酷な運命を乗り越えてみせるという、鋼のような決意だけだった。
俺の仮面は、もう二度と外れることはない。
この戦いが、終わるその日までは。
「本当のあなたを知りたい」
その言葉は、呪いのように俺の心を縛り付けていた孤独の鎖を、たった一撃で砕きかねないほどの力を持っていた。父に裏切られ、世界への信頼を完全に失ったはずの俺の心に、彼女の純粋な善意は、抗いがたいほど甘美な毒のように染み渡っていく。
一瞬、ほんの一瞬だけ、全てを話してしまいたいという衝動に駆られた。
俺が背負っている破滅の運命を。俺が演じている孤独な芝居の真実を。この仮面の下にある、ただ生き延びたいと願うだけの、弱い俺の本性を。
そうすれば、どれだけ楽になれるだろうか。彼女なら、きっと俺を理解してくれる。俺の戦いを、支えてくれるかもしれない。
だが、その甘い幻想は、脳裏をよぎった一つの光景によって、無慈悲に打ち砕かれた。
――ごう、と地鳴りのような民衆の怒号。
――冷たく、高い処刑台。
――俺の首筋に落ちる、ギロチンの冷たい刃。
そして、その光景の中心で、悲しげな、しかし揺るぎない瞳で俺を見つめる、聖女リリアーナの姿。
そうだ。忘れるな。この少女こそが、歴史書において俺を断罪する中心人物なのだ。彼女のその清廉潔白な正義こそが、ヴァルハイトという「悪」を裁くための、最も鋭い刃となる。
俺が彼女に真実を話せばどうなる?
彼女は俺に同情し、俺を守ろうとするだろう。だが、その結果、彼女自身が「悪に与した聖女」として、世間から非難を浴びることになるかもしれない。彼女のその優しさが、彼女自身の破滅を招く。
それだけは、絶対にダメだ。
俺は彼女を、彼女自身の正義から守らなければならない。そのためには、彼女に徹底的に嫌われ、俺という存在を彼女の中から完全に消し去る必要があった。
俺の中に芽生えかけた、ほんのわずかな甘えと希望。俺はそれを、自らの手で、心の最も深い場所へと押し殺した。そして、代わりに、最も醜悪で、最も冷酷な悪役の仮面を、再び被り直す。
俺は、ゆっくりと顔を上げた。俺の瞳から、先ほどまでの葛藤の色は完全に消え失せ、代わりに、ねっとりとした、品のない欲望の光を宿らせた。
俺はリリアーナの白い手を取り、まるで品定めでもするかのように、その甲を指でなぞった。
「……ひっ」
リリアーナは、俺の突然の豹変に息を呑み、怯えたように手を引こうとする。だが、俺はそれを許さなかった。
「なるほどな。聖女様は、俺に興味があると」
俺は、下卑た笑みを浮かべた。
「悪党に惹かれる、物好きな聖女か。面白い。実に、面白い物語だ」
「ち、違います! 私は、ただ……!」
「分かっているさ」
俺は彼女の言葉を遮り、さらに一歩、彼女の懐へと踏み込んだ。二人の距離が、肌の温もりを感じるほどに近くなる。甘い花の香りが、俺の鼻腔をくすぐった。
「お前は、退屈なんだろう? 聖女として崇められ、清く正しく生きるだけの毎日に。だから、俺のような闇に惹かれる。自分にはない、危険な香りに、な」
俺の言葉は、彼女の純粋な善意を、安っぽい好奇心と欲望へと貶める、最低の侮辱だった。リリアーナの顔から、急速に血の気が引いていく。その翡翠色の瞳が、信じられないというように大きく見開かれた。
「……やめてください」
その声は、震えていた。
だが、俺は止まらない。彼女の心を完全に折り、二度と俺に近づこうなどと思えなくさせるためには、これだけでは足りない。
俺は、リリアーナの耳元に顔を寄せ、熱い息を吹きかけるように、囁いた。
「いいだろう。お前がそこまで言うのなら、俺の『本当の姿』とやらを、見せてやってもいい」
俺は、空いている手で彼女の顎をくいと持ち上げ、無理やり視線を合わせさせる。
「ただし、それには対価が必要だ。聖女様。お前のその清らかな体を、俺に捧げるというのなら、考えてやってもいい。俺の女になれ。そうすれば、お前の知らない世界のことを、手取り足取り、教えてやるが?」
それは、聖女である彼女の尊厳を、土足で踏み躙る、最低最悪の言葉だった。
リリアーナの瞳から、ついに大粒の涙が零れ落ちた。それは、悲しみや怒りを通り越した、完全な絶望の色をしていた。彼女が信じようとしていた、俺の中のわずかな光。それを、俺は自らの手で、完膚なきまでに消し去ったのだ。
彼女は、残った最後の力を振り絞るように、俺の手を振り払った。
「……もう、結構です」
その声は、ガラスが砕けるように、か細く、そして冷たかった。
「あなたのことは、何もかも……分かりたく、ありません」
彼女は、俺に背を向けた。その小さな背中は、これ以上ないほど傷つき、震えていた。
俺は、そんな彼女の背中に、最後の追い打ちをかける。
「そうか。残念だ。せいぜい、王子殿下とのお綺麗な正義ごっこでも続けているがいい」
俺は、わざとらしくソファに深く腰掛け、足を組んだ。
「失せろ。二度と俺の前にその顔を見せるな」
リリアーナは、何も答えなかった。ただ、駆け出すようにして部屋を飛び出し、その姿は廊下の闇へと消えていった。
扉が閉まり、部屋に静寂が戻る。
一人残された俺は、しばらくの間、微動だにしなかった。
やがて、俺は組んでいた足を下ろし、深く、深くうなだれた。そして、握りしめていた拳で、目の前の黒檀の机を、力任せに殴りつけた。
ドンッ! という鈍い音と共に、激しい痛みが拳に走る。だが、それ以上に、心の痛みが、俺の全身を苛んでいた。
(……これで、よかったんだ)
俺は自分に言い聞かせた。
(彼女を守るためには、これしか……)
だが、脳裏に焼き付いて離れない。涙に濡れた、彼女の絶望の表情が。
俺は、自分の手で、この世界で唯一、俺を理解しようとしてくれた人間を、最も残酷な形で傷つけてしまった。
「アレン様……」
いつの間にか、部屋の隅の影からセラが現れていた。その手には、傷薬と包帯が握られている。
彼女は何も言わず、俺の前に跪くと、血が滲む俺の拳を、そっと手当てし始めた。その手つきは、どこまでも優しかった。
「……俺は、馬鹿だな」
俺は、天井を見上げながら、自嘲するように呟いた。
「結局、俺は誰も救えない。ただ、人を傷つけることしか……」
「いいえ」
セラは、静かに、しかしはっきりと俺の言葉を否定した。
「アレン様は、聖女様を『守った』のです。彼女が背負うには、あまりにも重すぎる真実から。そして、アレン様ご自身の、孤独な戦いから」
その言葉は、俺の罪悪感を、少しだけ軽くしてくれた。
セラは、手当てを終えると、俺の拳を両手で優しく包み込んだ。
「アレン様の痛みは、私が全て分かち合います。たとえ、世界中の誰からも理解されなくとも、私だけは、あなたの側に」
その温もりが、冷え切った俺の心に、ゆっくりと染み込んでいく。
そうだ。俺は、もう一人ではない。
俺は、セラの手をそっと握り返した。
そして、再び顔を上げた俺の瞳には、もはや迷いも、後悔もなかった。
あるのは、全てを犠牲にしてでも、この過酷な運命を乗り越えてみせるという、鋼のような決意だけだった。
俺の仮面は、もう二度と外れることはない。
この戦いが、終わるその日までは。
13
あなたにおすすめの小説
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
異世界帰りの少年は現実世界で冒険者になる
家高菜
ファンタジー
ある日突然、異世界に勇者として召喚された平凡な中学生の小鳥遊優人。
召喚者は優人を含めた5人の勇者に魔王討伐を依頼してきて、優人たちは魔王討伐を引き受ける。
多くの人々の助けを借り4年の月日を経て魔王討伐を成し遂げた優人たちは、なんとか元の世界に帰還を果たした。
しかし優人が帰還した世界には元々は無かったはずのダンジョンと、ダンジョンを探索するのを生業とする冒険者という職業が存在していた。
何故かダンジョンを探索する冒険者を育成する『冒険者育成学園』に入学することになった優人は、新たな仲間と共に冒険に身を投じるのであった。
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~
虎柄トラ
ファンタジー
下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。
意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。
女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。
敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。
剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。
一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。
快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。
主人公に殺されるゲームの中ボスに転生した僕は主人公とは関わらず、自身の闇落ちフラグは叩き折って平穏に勝ち組貴族ライフを満喫したいと思います
リヒト
ファンタジー
不幸な事故の結果、死んでしまった少年、秋谷和人が転生したのは闇落ちし、ゲームの中ボスとして主人公の前に立ちふさがる貴族の子であるアレス・フォーエンス!?
「いや、本来あるべき未来のために死ぬとかごめんだから」
ゲームの中ボスであり、最終的には主人公によって殺されてしまうキャラに生まれ変わった彼であるが、ゲームのストーリーにおける闇落ちの運命を受け入れず、たとえ本来あるべき未来を捻じ曲げてても自身の未来を変えることを決意する。
何の対策もしなければ闇落ちし、主人公に殺されるという未来が待ち受けているようなキャラではあるが、それさえなければ生まれながらの勝ち組たる権力者にして金持ちたる貴族の子である。
生まれながらにして自分の人生が苦労なく楽しく暮らせることが確定している転生先である。なんとしてでも自身の闇落ちをフラグを折るしかないだろう。
果たしてアレスは自身の闇落ちフラグを折り、自身の未来を変えることが出来るのか!?
「欲張らず、謙虚に……だが、平穏で楽しい最高の暮らしを!」
そして、アレスは自身の望む平穏ライフを手にすることが出来るのか!?
自身の未来を変えようと奮起する少年の異世界転生譚が今始まる!
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる