71 / 90
【第71話】 夜陰の凶刃、アークライトの反撃
しおりを挟む
独立国家アークライト。その誕生から数ヶ月、領地は発展の槌音と人々の活気で満ちていた。だが、その平和な営みの裏側で、領主リアム・アークライトとその側近たちは、決して警戒を緩めてはいなかった。王国中央の混乱、失脚した兄アルフォンスの存在、そして外部世界からの様々な視線。アークライトは、その豊かさと異質さゆえに、常に狙われる可能性を孕んでいた。
その夜も、領内は静まり返っていた。新月の闇が辺りを包み、家々の窓からは魔石ランタンの温かな光が漏れている。しかし、その静寂は、油断によるものではない。ルナが常に張り巡らせている防御結界は、以前よりもさらに感度を高め、領地の境界線を見えない網のように覆っている。ミリア率いる国防軍の兵士たちは、改良された装備を身に着け、夜間の巡回ルートを厳格に守っていた。そして、領地の要所には、警備ゴーレム・ガルムや、リアムが新たに配置した小型の監視用ゴーレムたちが、闇の中で静かに目を光らせていた。
その、張り詰めた静寂を破るように、領地の南側、まだ防御壁の建設が完全ではない森林との境界付近で、微かな、しかし確かな異変が起こった。
「……侵入者を感知。複数。魔力反応は低いですが、隠密行動に特化している模様」
執務館で待機していたルナの静かな声が、リアムの持つ簡易通信装置(ドルガン作)から響いた。結界が、ステルス能力を持つ侵入者の気配を捉えたのだ。
「数は?」リアムが冷静に問い返す。
「五……いえ、六名です。二手に分かれて行動を開始しました。一つは工房地区へ、もう一つは……こちら、執務館を目指しているようです」
「……やはり来たか」リアムは、傍らに控えていたミリアとガルムに視線を送った。「ミリア、ガルム、迎撃するぞ。アルフレッド、領内の警戒レベルを最大に。セレスティア、後方で指示を頼む」
「はいっ!」
「御意に」
「承知いたしましたわ」
仲間たちは、即座に行動を開始した。
工房地区へ向かったのは、二名の刺客だった。彼らは、事前に得ていた情報に基づき、最短ルートでドルガンの工房――アークライトの技術力の源泉――を破壊しようとしていた。だが、彼らが工房に隣接する地下空洞への隠し通路に近づいた瞬間、闇の中から巨大な影が躍り出た。
「グルルルル……!」
青銀色の装甲を纏ったガルムだ。彼の赤いセンサーアイが、侵入者たちを正確に捉えている。
「ちっ、やはり番犬がいたか!」刺客の一人が毒づき、腰に下げた特殊な短剣――ゴーレムの装甲をも貫くという触れ込みの――を抜き放った。
だが、ガルムの動きは、彼らの想像を絶していた。強化された脚部が生み出す瞬発力で、一瞬にして距離を詰め、巨大な前足の一撃が刺客を襲う!
「ぐはっ!?」
刺客は、防御する間もなく吹き飛ばされ、壁に叩きつけられて気を失った。もう一人の刺客は、恐慌状態に陥り逃走しようとしたが、ガルムの尻尾のように装備された浄化ハンマーが横薙ぎに振るわれ、その足を砕いた。悲鳴と共に崩れ落ちる刺客。工房への侵入は、文字通り瞬殺によって阻止された。
一方、リアムの執務館を目指していたのは、リーダー格の男を含む四名の刺客だった。彼らは、より慎重に、気配を殺しながら執務館へと近づいていた。リーダーの男――かつてリアムたちの前から逃げ延びたゼノン(ただし、その顔は以前の戦闘で負った傷と、復讐の念で歪んでいた)――は、手練れの仲間と共に、今度こそリアムの首を取るつもりだった。
「よし、ここまで気付かれていない。一気に窓から突入し、小僧の寝首を掻くぞ!」
ゼノンが合図を送ろうとした、その時。
「――そこまでだよっ!」
闇の中から、疾風のようにミリアが飛び出してきた! 獣爪の篭手と俊足の足甲を装着し、その動きは以前にも増して鋭く、力強い。
「なっ!? 小娘!?」ゼノンは驚愕したが、すぐに部下に指示を飛ばす。「囲め! さっさと片付けろ!」
三人の刺客が、ミリアを包囲するように襲い掛かる!
だが、ミリアは怯まなかった。俊足の足甲で地面を蹴り、予測不能な動きで攻撃をかわしながら、獣爪の篭手を閃かせる! キィン! キン! と金属音が響き、刺客たちの短剣やクナイが弾かれる。ミリアは、防戦一方ではなく、隙を見ては鋭い爪撃を繰り出し、確実に相手にダメージを与えていく。
「くっ……速い!」
「こいつ、前より強くなってるぞ!」
刺客たちは、ミリアの予想以上の戦闘能力に戸惑いを隠せない。
そこへ、リアムが執務館から静かに姿を現した。手には、銀色に輝く剣が握られている。
「ミリア、援護する」
「リアムさん!」
リアムは、直接的な斬り合いには加わらない。だが、彼の《概念創造》が、戦場を支配し始めた。
ゼノンがミリアに強力な一撃を加えようと踏み込んだ瞬間、彼の足元の地面が突然ぬかるみ、体勢が崩れる。
「なにっ!?」
その隙を見逃さず、ミリアの爪撃がゼノンの脇腹を浅く切り裂いた!
「ぐぅっ!」
別の刺客が、リアムに向かって毒針を投げつけようとした刹那、リアムは目の前に「風の盾」を創造し、毒針を弾き返す。
さらに、連携を取ろうとする刺客たちの間に、「音を吸収する空間」を一時的に作り出し、互いの声や合図を聞こえなくさせ、混乱を誘う。
「なんなんだ、この力は!? まるで、全てを見透かされているようだ!」
ゼノンは、リアムの不可解な能力に、焦りと恐怖を感じ始めていた。リーダーである自分が翻弄される中、他の刺客たちも、ミリアと、駆けつけた警備隊員たちによって、次々と無力化されていった。
「くそっ……! 今回も、失敗か……!」
ゼノンは、状況が不利であることを悟り、再び撤退を決意した。彼は懐から煙幕弾を取り出し、地面に叩きつけた!
「退くぞ!」
煙幕が広がり、視界が奪われる。ゼノンは、その混乱に乗じて、深手を負いながらも、闇の中へと姿を消そうとした。
「逃がさない!」
ミリアが煙幕の中へ飛び込もうとしたが、リアムがそれを制した。
「待て、ミリア。深追いは危険だ」
リアムは、逃げるゼノンの背中に向かって、一つの概念を放った。「消えない目印」。それは、物理的なマーカーではなく、ルナならば追跡可能な、微弱な魔力の痕跡を残すものだった。
煙幕が晴れた時、そこにはリーダーのゼノンを除く、全ての刺客たちが捕縛され、転がっていた。アークライト側の被害は、警備隊員数名が軽傷を負ったのみで、今回もまた、侵入者を完全に撃退することに成功した。
「……また、逃げられたか」リアムは、ゼノンが消えた闇を見つめながら、小さく呟いた。だが、今回は前回とは違う。彼には追跡の手がかりがある。
「しかし、これでアルフォンス兄上も、我々の防衛力が付け焼き刃ではないことを、思い知っただろう」
リアムは、捕らえた刺客たちを見下ろした。彼らから、さらに情報を引き出し、兄の、そしてその背後にいるかもしれない真の敵の動きを探る必要がある。
最初の攻防は、アークライト領の勝利に終わった。だが、それは同時に、敵がより本格的な手段を講じてくるであろうことを示唆していた。闇夜の刃は退けられた。しかし、その刃を振るわせる悪意の根源は、まだ断たれていない。リアムは、仲間たちと共に、次なる波に備え、決意を新たにする。このアークライトを守り抜くために。夜明けの光が、戦いの終わった大地を静かに照らし始めていた。
その夜も、領内は静まり返っていた。新月の闇が辺りを包み、家々の窓からは魔石ランタンの温かな光が漏れている。しかし、その静寂は、油断によるものではない。ルナが常に張り巡らせている防御結界は、以前よりもさらに感度を高め、領地の境界線を見えない網のように覆っている。ミリア率いる国防軍の兵士たちは、改良された装備を身に着け、夜間の巡回ルートを厳格に守っていた。そして、領地の要所には、警備ゴーレム・ガルムや、リアムが新たに配置した小型の監視用ゴーレムたちが、闇の中で静かに目を光らせていた。
その、張り詰めた静寂を破るように、領地の南側、まだ防御壁の建設が完全ではない森林との境界付近で、微かな、しかし確かな異変が起こった。
「……侵入者を感知。複数。魔力反応は低いですが、隠密行動に特化している模様」
執務館で待機していたルナの静かな声が、リアムの持つ簡易通信装置(ドルガン作)から響いた。結界が、ステルス能力を持つ侵入者の気配を捉えたのだ。
「数は?」リアムが冷静に問い返す。
「五……いえ、六名です。二手に分かれて行動を開始しました。一つは工房地区へ、もう一つは……こちら、執務館を目指しているようです」
「……やはり来たか」リアムは、傍らに控えていたミリアとガルムに視線を送った。「ミリア、ガルム、迎撃するぞ。アルフレッド、領内の警戒レベルを最大に。セレスティア、後方で指示を頼む」
「はいっ!」
「御意に」
「承知いたしましたわ」
仲間たちは、即座に行動を開始した。
工房地区へ向かったのは、二名の刺客だった。彼らは、事前に得ていた情報に基づき、最短ルートでドルガンの工房――アークライトの技術力の源泉――を破壊しようとしていた。だが、彼らが工房に隣接する地下空洞への隠し通路に近づいた瞬間、闇の中から巨大な影が躍り出た。
「グルルルル……!」
青銀色の装甲を纏ったガルムだ。彼の赤いセンサーアイが、侵入者たちを正確に捉えている。
「ちっ、やはり番犬がいたか!」刺客の一人が毒づき、腰に下げた特殊な短剣――ゴーレムの装甲をも貫くという触れ込みの――を抜き放った。
だが、ガルムの動きは、彼らの想像を絶していた。強化された脚部が生み出す瞬発力で、一瞬にして距離を詰め、巨大な前足の一撃が刺客を襲う!
「ぐはっ!?」
刺客は、防御する間もなく吹き飛ばされ、壁に叩きつけられて気を失った。もう一人の刺客は、恐慌状態に陥り逃走しようとしたが、ガルムの尻尾のように装備された浄化ハンマーが横薙ぎに振るわれ、その足を砕いた。悲鳴と共に崩れ落ちる刺客。工房への侵入は、文字通り瞬殺によって阻止された。
一方、リアムの執務館を目指していたのは、リーダー格の男を含む四名の刺客だった。彼らは、より慎重に、気配を殺しながら執務館へと近づいていた。リーダーの男――かつてリアムたちの前から逃げ延びたゼノン(ただし、その顔は以前の戦闘で負った傷と、復讐の念で歪んでいた)――は、手練れの仲間と共に、今度こそリアムの首を取るつもりだった。
「よし、ここまで気付かれていない。一気に窓から突入し、小僧の寝首を掻くぞ!」
ゼノンが合図を送ろうとした、その時。
「――そこまでだよっ!」
闇の中から、疾風のようにミリアが飛び出してきた! 獣爪の篭手と俊足の足甲を装着し、その動きは以前にも増して鋭く、力強い。
「なっ!? 小娘!?」ゼノンは驚愕したが、すぐに部下に指示を飛ばす。「囲め! さっさと片付けろ!」
三人の刺客が、ミリアを包囲するように襲い掛かる!
だが、ミリアは怯まなかった。俊足の足甲で地面を蹴り、予測不能な動きで攻撃をかわしながら、獣爪の篭手を閃かせる! キィン! キン! と金属音が響き、刺客たちの短剣やクナイが弾かれる。ミリアは、防戦一方ではなく、隙を見ては鋭い爪撃を繰り出し、確実に相手にダメージを与えていく。
「くっ……速い!」
「こいつ、前より強くなってるぞ!」
刺客たちは、ミリアの予想以上の戦闘能力に戸惑いを隠せない。
そこへ、リアムが執務館から静かに姿を現した。手には、銀色に輝く剣が握られている。
「ミリア、援護する」
「リアムさん!」
リアムは、直接的な斬り合いには加わらない。だが、彼の《概念創造》が、戦場を支配し始めた。
ゼノンがミリアに強力な一撃を加えようと踏み込んだ瞬間、彼の足元の地面が突然ぬかるみ、体勢が崩れる。
「なにっ!?」
その隙を見逃さず、ミリアの爪撃がゼノンの脇腹を浅く切り裂いた!
「ぐぅっ!」
別の刺客が、リアムに向かって毒針を投げつけようとした刹那、リアムは目の前に「風の盾」を創造し、毒針を弾き返す。
さらに、連携を取ろうとする刺客たちの間に、「音を吸収する空間」を一時的に作り出し、互いの声や合図を聞こえなくさせ、混乱を誘う。
「なんなんだ、この力は!? まるで、全てを見透かされているようだ!」
ゼノンは、リアムの不可解な能力に、焦りと恐怖を感じ始めていた。リーダーである自分が翻弄される中、他の刺客たちも、ミリアと、駆けつけた警備隊員たちによって、次々と無力化されていった。
「くそっ……! 今回も、失敗か……!」
ゼノンは、状況が不利であることを悟り、再び撤退を決意した。彼は懐から煙幕弾を取り出し、地面に叩きつけた!
「退くぞ!」
煙幕が広がり、視界が奪われる。ゼノンは、その混乱に乗じて、深手を負いながらも、闇の中へと姿を消そうとした。
「逃がさない!」
ミリアが煙幕の中へ飛び込もうとしたが、リアムがそれを制した。
「待て、ミリア。深追いは危険だ」
リアムは、逃げるゼノンの背中に向かって、一つの概念を放った。「消えない目印」。それは、物理的なマーカーではなく、ルナならば追跡可能な、微弱な魔力の痕跡を残すものだった。
煙幕が晴れた時、そこにはリーダーのゼノンを除く、全ての刺客たちが捕縛され、転がっていた。アークライト側の被害は、警備隊員数名が軽傷を負ったのみで、今回もまた、侵入者を完全に撃退することに成功した。
「……また、逃げられたか」リアムは、ゼノンが消えた闇を見つめながら、小さく呟いた。だが、今回は前回とは違う。彼には追跡の手がかりがある。
「しかし、これでアルフォンス兄上も、我々の防衛力が付け焼き刃ではないことを、思い知っただろう」
リアムは、捕らえた刺客たちを見下ろした。彼らから、さらに情報を引き出し、兄の、そしてその背後にいるかもしれない真の敵の動きを探る必要がある。
最初の攻防は、アークライト領の勝利に終わった。だが、それは同時に、敵がより本格的な手段を講じてくるであろうことを示唆していた。闇夜の刃は退けられた。しかし、その刃を振るわせる悪意の根源は、まだ断たれていない。リアムは、仲間たちと共に、次なる波に備え、決意を新たにする。このアークライトを守り抜くために。夜明けの光が、戦いの終わった大地を静かに照らし始めていた。
52
あなたにおすすめの小説
クラス転移して授かった外れスキルの『無能』が理由で召喚国から奈落ダンジョンへ追放されたが、実は無能は最強のチートスキルでした
コレゼン
ファンタジー
小日向 悠(コヒナタ ユウ)は、クラスメイトと一緒に異世界召喚に巻き込まれる。
クラスメイトの幾人かは勇者に剣聖、賢者に聖女というレアスキルを授かるが一方、ユウが授かったのはなんと外れスキルの無能だった。
召喚国の責任者の女性は、役立たずで戦力外のユウを奈落というダンジョンへゴミとして廃棄処分すると告げる。
理不尽に奈落へと追放したクラスメイトと召喚者たちに対して、ユウは復讐を誓う。
ユウは奈落で無能というスキルが実は『すべてを無にする』、最強のチートスキルだということを知り、奈落の規格外の魔物たちを無能によって倒し、規格外の強さを身につけていく。
これは、理不尽に追放された青年が最強のチートスキルを手に入れて、復讐を果たし、世界と己を救う物語である。
【アイテム分解】しかできないと追放された僕、実は物質の概念を書き換える最強スキルホルダーだった
黒崎隼人
ファンタジー
貴族の次男アッシュは、ゴミを素材に戻すだけのハズレスキル【アイテム分解】を授かり、家と国から追放される。しかし、そのスキルの本質は、物質や魔法、果ては世界の理すら書き換える神の力【概念再構築】だった!
辺境で出会った、心優しき元女騎士エルフや、好奇心旺盛な天才獣人少女。過去に傷を持つ彼女たちと共に、アッシュは忘れられた土地を理想の楽園へと創り変えていく。
一方、アッシュを追放した王国は謎の厄災に蝕まれ、滅亡の危機に瀕していた。彼を見捨てた幼馴染の聖女が助けを求めてきた時、アッシュが下す決断とは――。
追放から始まる、爽快な逆転建国ファンタジー、ここに開幕!
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
嫁に来た転生悪役令嬢「破滅します!」 俺「大丈夫だ、問題ない(ドラゴン殴りながら)」~ゲームの常識が通用しない辺境領主の無自覚成り上がり~
ちくでん
ファンタジー
「なぜあなたは、私のゲーム知識をことごとく上回ってしまうのですか!?」
魔物だらけの辺境で暮らす主人公ギリアムのもとに、公爵家令嬢ミューゼアが嫁として追放されてきた。実はこのお嫁さん、ゲーム世界に転生してきた転生悪役令嬢だったのです。
本来のゲームでは外道の悪役貴族だったはずのギリアム。ミューゼアは外道貴族に蹂躙される破滅エンドだったはずなのに、なぜかこの世界線では彼ギリアムは想定外に頑張り屋の好青年。彼はミューゼアのゲーム知識をことごとく超えて彼女を仰天させるイレギュラー、『ゲーム世界のルールブレイカー』でした。
ギリアムとミューゼアは、破滅回避のために力を合わせて領地開拓をしていきます。
スローライフ+悪役転生+領地開拓。これは、ゆったりと生活しながらもだんだんと世の中に(意図せず)影響力を発揮していってしまう二人の物語です。
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
魔力ゼロで出来損ないと追放された俺、前世の物理学知識を魔法代わりに使ったら、天才ドワーフや魔王に懐かれて最強になっていた
黒崎隼人
ファンタジー
「お前は我が家の恥だ」――。
名門貴族の三男アレンは、魔力を持たずに生まれたというだけで家族に虐げられ、18歳の誕生日にすべてを奪われ追放された。
絶望の中、彼が死の淵で思い出したのは、物理学者として生きた前世の記憶。そして覚醒したのは、魔法とは全く異なる、世界の理そのものを操る力――【概念置換(コンセプト・シフト)】。
運動エネルギーの法則【E = 1/2mv²】で、小石は音速の弾丸と化す。
熱力学第二法則で、敵軍は絶対零度の世界に沈む。
そして、相対性理論【E = mc²】は、神をも打ち砕く一撃となる。
これは、魔力ゼロの少年が、科学という名の「本当の魔法」で理不尽な運命を覆し、心優しき仲間たちと共に、偽りの正義に支配された世界の真実を解き明かす物語。
「君の信じる常識は、本当に正しいのか?」
知的好奇心が、あなたの胸を熱くする。新時代のサイエンス・ファンタジーが、今、幕を開ける。
子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる