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【第72話】 王国の使者、外交の幕開け
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先日の刺客襲撃事件は、アークライト領に確かな爪痕を残した。幸いにも領民や主要メンバーに死傷者は出なかったものの、外部からの明確な敵意が存在するという事実は、領内の空気に新たな緊張感をもたらしていた。領主リアム・アークライトの下、防衛体制はさらに強化され、領民たちもまた、自分たちの手で築き上げたこの国を守ろうという意識を、より一層強くしていた。
そんな中、アークライト領は、再び王国からの訪問者を受け入れることになった。今度は、夜陰に紛れる刺客ではなく、王家の紋章旗を掲げた、公式な使節団だった。その規模は三十名ほど。先頭に立つのは、壮年でいかめしい顔つきの騎士――サー・グランヴィルと名乗る、王国騎士団の幹部の一人だった。彼らは、整然とした隊列で、しかしどこか値踏みするような、そしてわずかな敵意を隠さない視線で、アークライト領へと足を踏み入れた。
「……今度は、表から堂々と来たか」
リアムは、完成したばかりの集会所の大ホールで、彼らを迎え入れた。領主としての威厳を保ち、落ち着いた態度で。彼の隣には、政務官のセレスティア、筆頭補佐官のルナ、そして国防軍司令官のミリアが控えている。万が一に備え、ガルムとアルフレッド、そして国防軍の精鋭が、ホールの内外に配置されていた。
「アークライト領主、リアム・アークライト殿とお見受けする」サー・グランヴィルは、リアムの若さに改めて眉をひそめつつも、公式な場であることを意識し、形ばかりの敬意を払った。「我々は、国王陛下の名代として参った。貴殿らの領地運営、そして先日発生したという『不測の事態』(刺客事件を指しているのは明らかだった)について、いくつか確認させて頂きたいことがある」
その口調は丁寧だが、高圧的な響きを隠さない。
「ようこそ、サー・グランヴィル殿」リアムは、動じることなく応じた。「アークライト領について、王国が関心をお持ちとのこと、光栄に存じます。して、確認されたいこととは?」
グランヴィルは、鷹のような鋭い目でリアムを見据え、切り出した。
「単刀直入に言おう。貴殿らの領地は、辺境にありながら、驚異的な発展を遂げていると聞く。その要因となっている『特異な技術』――特殊な農作物、動く鉄人形、そして……先日の刺客どもを退けたという、不可解な防衛システム。それらに関する情報を、王国に提供していただきたい。王国の発展と安全保障のために、な」
それは、あからさまな技術の要求だった。
「次に、貴殿らのその『力』。それは、使い方によっては、王国にとって脅威ともなり得る。よって、王国としては、貴殿らとの『連携』を深めたい。具体的には、王国騎士団の一部を、この地に『駐留』させ、辺境の防衛を共同で行うことを提案する」
軍の駐留要求。事実上の監視であり、支配の第一歩だ。
「そして最後に、リアム・アークライト殿。貴殿の出自と、その『力』については、王都でも様々な憶測が流れている。王国への忠誠を疑う声もある。その疑念を払拭するためにも、一度、王都へお越し願い、国王陛下に直接、その忠誠心と、領地の状況を報告されるべきであろう」
領主の召喚。これもまた、リアムを王国中央の管理下に置こうとする意図が見え透いていた。
(……予想通りの要求だな。兄上が裏で描いた筋書き通り、といったところか)
リアムは、内心でそう判断した。これらの要求を呑めば、アークライトの独立性は失われ、いずれは王国の(あるいはアルフォンスの)支配下に組み込まれることになるだろう。
リアムは、隣に立つセレスティアに、目で合図を送った。
「サー・グランヴィル殿、貴重なご提案、痛み入ります。外交に関する詳細につきましては、我が国の政務官、セレスティアより回答させていただきます」
セレスティアが一歩前に進み出ると、グランヴィルはわずかに眉を上げた。若い女性、しかもこれほどの美貌の持ち主が政務官であることに、驚きと侮りを感じたのかもしれない。だが、セレスティアが優雅に一礼し、涼やかな、しかし芯の通った声で語り始めると、その空気は一変した。
「サー・グランヴィル殿、わたくしが政務官のセレスティア・フォン・ローゼンベルクと申します。この度は、アークライトにご足労いただき、誠にありがとうございます」
その洗練された立ち振る舞いと、隠しきれない気品は、グランヴィルに、目の前の女性がただ者ではないことを感じさせた。
「まず、技術の提供についてですが」セレスティアは、微笑みを浮かべたまま続けた。「我々の技術が王国のお役に立てるのでしたら光栄ですわ。ですが、その多くは、この辺境の特殊な環境と、領主リアム様の特別な力があって初めて成り立つもの。他所で容易に再現できるものではございませんの。どの技術が本当に有益か、まずは専門家同士での『情報交換』から始めさせていただくのが、双方にとって実り多いかと存じますが?」
彼女は、相手の要求を受け入れる姿勢を見せつつ、具体的な提供は避け、時間稼ぎを図った。
「次に、騎士団の駐留について」セレスティアは、少しだけ表情を引き締めた。「辺境の防衛にご協力いただけるとは、大変心強いお申し出ですわ。ですが、先日の『不測の事態』に関しましても、我々は自らの力で、領地の平和を乱そうとした無法者たちを排除いたしました。これは、我々の自衛能力が、一定の水準にあることの証明かと存じます。もちろん、王国との連携は重要と考えておりますので、まずは我々の防衛体制に関する詳細な報告書を提出させていただき、その上で、具体的な協力体制について、改めて協議させていただければと存じますわ」
彼女は、刺客事件を逆手に取り、アークライトの自衛能力をアピールしつつ、駐留要求を巧みにかわした。
「そして、領主リアム様の王都への出頭についてですが」セレスティアは、リアムに敬意のこもった視線を送りながら言った。「領主様ご自身、国王陛下へのご挨拶を強く望んでおられます。ですが、ご存知の通り、アークライトはまだ発展途上の若い国。領主様が長期に渡り領地を空けることは、国政の安定を著しく損なう恐れがございます。どうか、もう少し、領地の基盤が固まるまで、お待ちいただけませんでしょうか? それまでの間、わたくしが責任を持って、王国との連絡役を務めさせていただきますわ」
これもまた、正当な理由を述べつつ、要求を延期させるための見事な言い分だった。
グランヴィルは、セレスティアの淀みない弁舌と、その論理的な反論に、完全に言葉を失っていた。彼は、力で押し切るつもりで来た。だが、目の前の政務官は、力ではなく、理と礼節をもって、こちらの要求をことごとく無力化していく。しかも、その背後には、底知れぬ力を持つ領主と、屈強な仲間たちが控えているのだ。先遣隊が壊滅したという報告も、あながち嘘ではないのかもしれない……。彼は、そう感じ始めていた。
「……ぐ……むぅ……」グランヴィルは、反論の言葉を探したが、見つからなかった。「……今日のところは、貴殿らの意見、しかと承った。王国に持ち帰り、改めて検討するとしよう。だが、ゆめゆめ忘れるな。アークライト領は、王国の庇護下にあるということを! 王国への協力姿勢を怠れば、いずれ……」
彼は、それ以上の言葉を続けることができず、苦々しげな表情で、使節団に撤退を命じた。その背中には、任務を果たせなかった焦りと、アークライト領という存在への、新たな警戒心が色濃く浮かんでいた。
王国からの使節団は、こうして再び、アークライト領から退けられた。セレスティアの外交手腕によって、武力衝突を避け、貴重な時間稼ぎにも成功したのだ。
「……お見事でしたわ、セレスティア」ルナが、称賛の声を送る。
「ふん、あの程度、当然ですわ」セレスティアは、鼻を鳴らしたが、その頬はわずかに紅潮していた。リアムからの労いの視線に、彼女の心は満たされていた。
しかし、リアムの表情は、まだ厳しいままだった。
「時間稼ぎにはなった。だが、これで兄上が諦めるとは思えない。王国が動かせないとなれば、彼は、さらに別の、もっと強引な手段に出てくるだろう。おそらく……周辺国をも巻き込んで」
今回の外交的撃退は、皮肉にも、アルフォンスを最後の手段――大規模な連合軍による侵攻――へと駆り立てる、決定的な引き金となったのかもしれない。
アークライト領に、再び嵐の前の静けさが訪れた。だが、それは以前よりも遥かに短く、そして次に来る嵐は、比較にならないほど巨大なものとなるだろう。リアムと仲間たちは、束の間の外交的勝利を噛み締めつつも、来るべき決戦に向けて、最後の準備を加速させる。光の箱舟は、いよいよ、その真価を問われる、最大の荒波へと立ち向かうことになるのだ。外交の幕は閉じた。そして、戦争の幕が、静かに上がろうとしていた。
そんな中、アークライト領は、再び王国からの訪問者を受け入れることになった。今度は、夜陰に紛れる刺客ではなく、王家の紋章旗を掲げた、公式な使節団だった。その規模は三十名ほど。先頭に立つのは、壮年でいかめしい顔つきの騎士――サー・グランヴィルと名乗る、王国騎士団の幹部の一人だった。彼らは、整然とした隊列で、しかしどこか値踏みするような、そしてわずかな敵意を隠さない視線で、アークライト領へと足を踏み入れた。
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リアムは、完成したばかりの集会所の大ホールで、彼らを迎え入れた。領主としての威厳を保ち、落ち着いた態度で。彼の隣には、政務官のセレスティア、筆頭補佐官のルナ、そして国防軍司令官のミリアが控えている。万が一に備え、ガルムとアルフレッド、そして国防軍の精鋭が、ホールの内外に配置されていた。
「アークライト領主、リアム・アークライト殿とお見受けする」サー・グランヴィルは、リアムの若さに改めて眉をひそめつつも、公式な場であることを意識し、形ばかりの敬意を払った。「我々は、国王陛下の名代として参った。貴殿らの領地運営、そして先日発生したという『不測の事態』(刺客事件を指しているのは明らかだった)について、いくつか確認させて頂きたいことがある」
その口調は丁寧だが、高圧的な響きを隠さない。
「ようこそ、サー・グランヴィル殿」リアムは、動じることなく応じた。「アークライト領について、王国が関心をお持ちとのこと、光栄に存じます。して、確認されたいこととは?」
グランヴィルは、鷹のような鋭い目でリアムを見据え、切り出した。
「単刀直入に言おう。貴殿らの領地は、辺境にありながら、驚異的な発展を遂げていると聞く。その要因となっている『特異な技術』――特殊な農作物、動く鉄人形、そして……先日の刺客どもを退けたという、不可解な防衛システム。それらに関する情報を、王国に提供していただきたい。王国の発展と安全保障のために、な」
それは、あからさまな技術の要求だった。
「次に、貴殿らのその『力』。それは、使い方によっては、王国にとって脅威ともなり得る。よって、王国としては、貴殿らとの『連携』を深めたい。具体的には、王国騎士団の一部を、この地に『駐留』させ、辺境の防衛を共同で行うことを提案する」
軍の駐留要求。事実上の監視であり、支配の第一歩だ。
「そして最後に、リアム・アークライト殿。貴殿の出自と、その『力』については、王都でも様々な憶測が流れている。王国への忠誠を疑う声もある。その疑念を払拭するためにも、一度、王都へお越し願い、国王陛下に直接、その忠誠心と、領地の状況を報告されるべきであろう」
領主の召喚。これもまた、リアムを王国中央の管理下に置こうとする意図が見え透いていた。
(……予想通りの要求だな。兄上が裏で描いた筋書き通り、といったところか)
リアムは、内心でそう判断した。これらの要求を呑めば、アークライトの独立性は失われ、いずれは王国の(あるいはアルフォンスの)支配下に組み込まれることになるだろう。
リアムは、隣に立つセレスティアに、目で合図を送った。
「サー・グランヴィル殿、貴重なご提案、痛み入ります。外交に関する詳細につきましては、我が国の政務官、セレスティアより回答させていただきます」
セレスティアが一歩前に進み出ると、グランヴィルはわずかに眉を上げた。若い女性、しかもこれほどの美貌の持ち主が政務官であることに、驚きと侮りを感じたのかもしれない。だが、セレスティアが優雅に一礼し、涼やかな、しかし芯の通った声で語り始めると、その空気は一変した。
「サー・グランヴィル殿、わたくしが政務官のセレスティア・フォン・ローゼンベルクと申します。この度は、アークライトにご足労いただき、誠にありがとうございます」
その洗練された立ち振る舞いと、隠しきれない気品は、グランヴィルに、目の前の女性がただ者ではないことを感じさせた。
「まず、技術の提供についてですが」セレスティアは、微笑みを浮かべたまま続けた。「我々の技術が王国のお役に立てるのでしたら光栄ですわ。ですが、その多くは、この辺境の特殊な環境と、領主リアム様の特別な力があって初めて成り立つもの。他所で容易に再現できるものではございませんの。どの技術が本当に有益か、まずは専門家同士での『情報交換』から始めさせていただくのが、双方にとって実り多いかと存じますが?」
彼女は、相手の要求を受け入れる姿勢を見せつつ、具体的な提供は避け、時間稼ぎを図った。
「次に、騎士団の駐留について」セレスティアは、少しだけ表情を引き締めた。「辺境の防衛にご協力いただけるとは、大変心強いお申し出ですわ。ですが、先日の『不測の事態』に関しましても、我々は自らの力で、領地の平和を乱そうとした無法者たちを排除いたしました。これは、我々の自衛能力が、一定の水準にあることの証明かと存じます。もちろん、王国との連携は重要と考えておりますので、まずは我々の防衛体制に関する詳細な報告書を提出させていただき、その上で、具体的な協力体制について、改めて協議させていただければと存じますわ」
彼女は、刺客事件を逆手に取り、アークライトの自衛能力をアピールしつつ、駐留要求を巧みにかわした。
「そして、領主リアム様の王都への出頭についてですが」セレスティアは、リアムに敬意のこもった視線を送りながら言った。「領主様ご自身、国王陛下へのご挨拶を強く望んでおられます。ですが、ご存知の通り、アークライトはまだ発展途上の若い国。領主様が長期に渡り領地を空けることは、国政の安定を著しく損なう恐れがございます。どうか、もう少し、領地の基盤が固まるまで、お待ちいただけませんでしょうか? それまでの間、わたくしが責任を持って、王国との連絡役を務めさせていただきますわ」
これもまた、正当な理由を述べつつ、要求を延期させるための見事な言い分だった。
グランヴィルは、セレスティアの淀みない弁舌と、その論理的な反論に、完全に言葉を失っていた。彼は、力で押し切るつもりで来た。だが、目の前の政務官は、力ではなく、理と礼節をもって、こちらの要求をことごとく無力化していく。しかも、その背後には、底知れぬ力を持つ領主と、屈強な仲間たちが控えているのだ。先遣隊が壊滅したという報告も、あながち嘘ではないのかもしれない……。彼は、そう感じ始めていた。
「……ぐ……むぅ……」グランヴィルは、反論の言葉を探したが、見つからなかった。「……今日のところは、貴殿らの意見、しかと承った。王国に持ち帰り、改めて検討するとしよう。だが、ゆめゆめ忘れるな。アークライト領は、王国の庇護下にあるということを! 王国への協力姿勢を怠れば、いずれ……」
彼は、それ以上の言葉を続けることができず、苦々しげな表情で、使節団に撤退を命じた。その背中には、任務を果たせなかった焦りと、アークライト領という存在への、新たな警戒心が色濃く浮かんでいた。
王国からの使節団は、こうして再び、アークライト領から退けられた。セレスティアの外交手腕によって、武力衝突を避け、貴重な時間稼ぎにも成功したのだ。
「……お見事でしたわ、セレスティア」ルナが、称賛の声を送る。
「ふん、あの程度、当然ですわ」セレスティアは、鼻を鳴らしたが、その頬はわずかに紅潮していた。リアムからの労いの視線に、彼女の心は満たされていた。
しかし、リアムの表情は、まだ厳しいままだった。
「時間稼ぎにはなった。だが、これで兄上が諦めるとは思えない。王国が動かせないとなれば、彼は、さらに別の、もっと強引な手段に出てくるだろう。おそらく……周辺国をも巻き込んで」
今回の外交的撃退は、皮肉にも、アルフォンスを最後の手段――大規模な連合軍による侵攻――へと駆り立てる、決定的な引き金となったのかもしれない。
アークライト領に、再び嵐の前の静けさが訪れた。だが、それは以前よりも遥かに短く、そして次に来る嵐は、比較にならないほど巨大なものとなるだろう。リアムと仲間たちは、束の間の外交的勝利を噛み締めつつも、来るべき決戦に向けて、最後の準備を加速させる。光の箱舟は、いよいよ、その真価を問われる、最大の荒波へと立ち向かうことになるのだ。外交の幕は閉じた。そして、戦争の幕が、静かに上がろうとしていた。
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