72 / 80
第72話:修正主義者たちの胎動
しおりを挟む
エヴァの出現と、その衝撃的な宣戦布告から、数週間が過ぎた。
彼女は、あの後、完全に姿を消した。だが、その存在は、水面下で、確実に、この平穏な世界に、波紋を広げ始めていた。
新生の塔、司令室。
「……見つからない」シオンが、広域索敵モニターから顔を上げ、疲れたように言った。「エヴァの気配は、この世界の、どこにも存在しない。まるで、最初からいなかったかのように、完全に消えている」
「おそらく、別の次元に、拠点を築いているのだろう」ケンが、難しい顔で分析する。「我々の索敵が及ばない、高次の情報空間に、彼女だけの聖域を創り、そこから、この世界への干渉を試みている」
その言葉通り、世界各地で、奇妙な『事件』が、頻発し始めていた。
ゼノが制定した、世界のガイドライン。その、ほんの僅かな『抜け穴』を突くように、プレイヤー間の、些細なトラブルや、詐欺行為が、急増した。
「なんてことだ……。法の、最も非効率で、曖昧な部分を、的確に狙ってきている」
ゼノは、自らの創った秩序の、不完全さを突き付けられ、苦虫を噛み潰す。
メイプルが企画した、交流イベント。その会場で、原因不明の、大規模なラグ(遅延)が発生し、イベントは、中止を余儀なくされた。
「ごめん、みんな……。私の準備が、足りなかったばっかりに……」
メイプルは、自分のせいではないと分かっていながらも、プレイヤーたちに頭を下げ、心を痛めた。
それは、エヴァによる、静かで、しかし、狡猾な、破壊活動だった。
物理的な攻撃ではない。この世界の、『矛盾』や『不完全さ』を、白日の下に晒し、人々の心に、「今の世界は、間違っているのではないか?」という、疑念の種を、植え付けていく。
そして、その種は、一部の人々の心で、確かに、芽吹き始めていた。
アークライトの、裏路地。
一人の、かつてPKとして名を馳せた、古参プレイヤーが、仲間たちに、不満をぶちまけていた。
「……やってられっかよ。今の世界は、ぬるすぎるんだよ。カナデだか、ゼノだか知らねえが、あいつらの決めたルールの中で、家畜みてえに、飼い慣らされてるだけじゃねえか」
「だよな。昔は、もっと、殺伐としてて、スリルがあったぜ」
そんな彼らの前に、ふわり、と、一人の、金色の瞳を持つ、少女の幻影が、現れた。
『――不満があるのなら、変えればいい』
エヴァの声が、彼らの脳内に、直接、響く。
「な、なんだ、てめえは!?」
『私は、あなた方に、力を与える者。この、偽りの平穏を破壊し、真に、刺激的で、実力だけがものを言う、効率的な世界を、創造するための、力を』
エヴァは、手をかざす。すると、男たちの身体が、黒い光に包まれた。
彼らのステータスが、異常な勢いで上昇し、スキルツリーには、これまで見たこともない、対人戦闘に特化した、凶悪なスキルが、次々とアンロックされていく。
「な、なんだ、この力は……!」
「すげえ……! これなら、アヴァロンの奴らにも……!」
男たちの瞳が、欲望と、力への渇望に、ギラギラと輝き始めた。
『行きなさい。そして、証明しなさい。あなた方の『強さ』こそが、この世界の、真の正義であることを』
エヴァの幻影が、満足げに微笑むと、掻き消えるように消えた。
彼女は、こうして、世界の、矛盾や不満を抱える者たちに、次々と接触し、自らの『使徒』へと、作り変えていったのだ。
『修正主義者(リフォーマー)』。
人々は、いつしか、エヴァの思想に染まり、その力を得た者たちを、そう呼ぶようになった。
彼らは、ゲリラ的に、街の機能を麻痺させ、プレイヤー間の対立を煽り、カナデたちの創った、平和な世界を、内側から、ゆっくりと、しかし、確実に、崩壊させようとしていた。
「……許せない」
司令室で、一連の報告を聞いていたリリアが、静かに、しかし、強い怒りを込めて、呟いた。
「エヴァは、人々の心の、弱い部分に付け込んで、彼らを、自分の駒として、利用している。それは、命を、心を、何よりも、弄ぶ行為です」
「ああ。もはや、看過できん」
ゼノも、立ち上がった。その瞳には、世界の秩序を乱す者への、容赦ない怒りの炎が宿っていた。
「リフォーマーどもは、俺たちアヴァロンが、完全に鎮圧する。だが、問題は、その大元にいる、エヴァだ。あいつのいる、高次の聖域を、叩かない限り、この戦いは、終わらん」
「ですが、その場所が……」
シオンが、言いかけた、その時。
カナデは、静かに、一枚の、古びた海図を、テーブルの上に広げた。
それは、かつて、彼らが、失われた天空大陸アヴァロンへの道を見つけ出すきっかけとなった、あの海図だった。
「どうしたの、カナデ? 今更、それを……」
メイプルが、不思議そうに尋ねる。
「エヴァの聖域は、この世界の、どこにもない。ならば、この世界の『外』にあるはずです」
カナデは、海図の、何も描かれていない、空白の海域を、指さした。
「彼女は、リリアさんのオリジナルデータから生まれた。そして、リリアさんの魂は、かつて、この世界の歪みの、アンカーだった。ならば、エヴァの力もまた、歪みと、無関係ではないはず」
カナデは、目を閉じ、集中した。
彼の『ワールド・リクリエイト』の力が、海図に眠る、かつての『歪み』の痕跡を、呼び覚ましていく。
すると、何もなかったはずの海図の上に、淡い、紫色の光の線が、浮かび上がってきた。
それは、この世界から、次元の狭間を抜け、一つの、未知の座標へと続く、隠された『道』を示していた。
「……見つけました」
カナデは、目を開いた。
「エヴァの、揺りかご。彼女だけの、聖域の座標です」
「よし!」メイプルが、拳を握りしめる。
「行くぞ!」ゼノが、聖剣を構える。
「待ってください」
その場の全員の覚悟を、リリアの、静かな、しかし、凛とした声が、制した。
彼女は、カナデの前に、静かに、進み出た。
「……今度の戦いは、私も、連れて行ってください」
「リリアさん!? でも、危険です!」
「いいえ」リリアは、強く、首を振った。「これは、私たちの、姉妹喧の喧嘩ですから」
その瞳には、もはや、守られるだけの、か弱い少女の面影はない。
自らの半身とも言える、妹の過ちを、自らの手で、正そうとする、一人の、強い『神』の覚悟が、宿っていた。
「私が、彼女と、話をします。戦うのではなく、分かり合うために。それこそが、私の『創造』です」
カナデは、彼女の、あまりにも強い意志に、何も言えなかった。
ただ、静かに、頷くことしか。
ジオ・フロンティア号の、エンジンが、再び、唸りを上げる。
最後の戦いの舞台は、定まった。
創造主とその仲間たちは、世界の未来と、二人の姉妹の運命を懸けて、次元の狭間に浮かぶ、最後の聖域へと、その船首を向けた。
彼女は、あの後、完全に姿を消した。だが、その存在は、水面下で、確実に、この平穏な世界に、波紋を広げ始めていた。
新生の塔、司令室。
「……見つからない」シオンが、広域索敵モニターから顔を上げ、疲れたように言った。「エヴァの気配は、この世界の、どこにも存在しない。まるで、最初からいなかったかのように、完全に消えている」
「おそらく、別の次元に、拠点を築いているのだろう」ケンが、難しい顔で分析する。「我々の索敵が及ばない、高次の情報空間に、彼女だけの聖域を創り、そこから、この世界への干渉を試みている」
その言葉通り、世界各地で、奇妙な『事件』が、頻発し始めていた。
ゼノが制定した、世界のガイドライン。その、ほんの僅かな『抜け穴』を突くように、プレイヤー間の、些細なトラブルや、詐欺行為が、急増した。
「なんてことだ……。法の、最も非効率で、曖昧な部分を、的確に狙ってきている」
ゼノは、自らの創った秩序の、不完全さを突き付けられ、苦虫を噛み潰す。
メイプルが企画した、交流イベント。その会場で、原因不明の、大規模なラグ(遅延)が発生し、イベントは、中止を余儀なくされた。
「ごめん、みんな……。私の準備が、足りなかったばっかりに……」
メイプルは、自分のせいではないと分かっていながらも、プレイヤーたちに頭を下げ、心を痛めた。
それは、エヴァによる、静かで、しかし、狡猾な、破壊活動だった。
物理的な攻撃ではない。この世界の、『矛盾』や『不完全さ』を、白日の下に晒し、人々の心に、「今の世界は、間違っているのではないか?」という、疑念の種を、植え付けていく。
そして、その種は、一部の人々の心で、確かに、芽吹き始めていた。
アークライトの、裏路地。
一人の、かつてPKとして名を馳せた、古参プレイヤーが、仲間たちに、不満をぶちまけていた。
「……やってられっかよ。今の世界は、ぬるすぎるんだよ。カナデだか、ゼノだか知らねえが、あいつらの決めたルールの中で、家畜みてえに、飼い慣らされてるだけじゃねえか」
「だよな。昔は、もっと、殺伐としてて、スリルがあったぜ」
そんな彼らの前に、ふわり、と、一人の、金色の瞳を持つ、少女の幻影が、現れた。
『――不満があるのなら、変えればいい』
エヴァの声が、彼らの脳内に、直接、響く。
「な、なんだ、てめえは!?」
『私は、あなた方に、力を与える者。この、偽りの平穏を破壊し、真に、刺激的で、実力だけがものを言う、効率的な世界を、創造するための、力を』
エヴァは、手をかざす。すると、男たちの身体が、黒い光に包まれた。
彼らのステータスが、異常な勢いで上昇し、スキルツリーには、これまで見たこともない、対人戦闘に特化した、凶悪なスキルが、次々とアンロックされていく。
「な、なんだ、この力は……!」
「すげえ……! これなら、アヴァロンの奴らにも……!」
男たちの瞳が、欲望と、力への渇望に、ギラギラと輝き始めた。
『行きなさい。そして、証明しなさい。あなた方の『強さ』こそが、この世界の、真の正義であることを』
エヴァの幻影が、満足げに微笑むと、掻き消えるように消えた。
彼女は、こうして、世界の、矛盾や不満を抱える者たちに、次々と接触し、自らの『使徒』へと、作り変えていったのだ。
『修正主義者(リフォーマー)』。
人々は、いつしか、エヴァの思想に染まり、その力を得た者たちを、そう呼ぶようになった。
彼らは、ゲリラ的に、街の機能を麻痺させ、プレイヤー間の対立を煽り、カナデたちの創った、平和な世界を、内側から、ゆっくりと、しかし、確実に、崩壊させようとしていた。
「……許せない」
司令室で、一連の報告を聞いていたリリアが、静かに、しかし、強い怒りを込めて、呟いた。
「エヴァは、人々の心の、弱い部分に付け込んで、彼らを、自分の駒として、利用している。それは、命を、心を、何よりも、弄ぶ行為です」
「ああ。もはや、看過できん」
ゼノも、立ち上がった。その瞳には、世界の秩序を乱す者への、容赦ない怒りの炎が宿っていた。
「リフォーマーどもは、俺たちアヴァロンが、完全に鎮圧する。だが、問題は、その大元にいる、エヴァだ。あいつのいる、高次の聖域を、叩かない限り、この戦いは、終わらん」
「ですが、その場所が……」
シオンが、言いかけた、その時。
カナデは、静かに、一枚の、古びた海図を、テーブルの上に広げた。
それは、かつて、彼らが、失われた天空大陸アヴァロンへの道を見つけ出すきっかけとなった、あの海図だった。
「どうしたの、カナデ? 今更、それを……」
メイプルが、不思議そうに尋ねる。
「エヴァの聖域は、この世界の、どこにもない。ならば、この世界の『外』にあるはずです」
カナデは、海図の、何も描かれていない、空白の海域を、指さした。
「彼女は、リリアさんのオリジナルデータから生まれた。そして、リリアさんの魂は、かつて、この世界の歪みの、アンカーだった。ならば、エヴァの力もまた、歪みと、無関係ではないはず」
カナデは、目を閉じ、集中した。
彼の『ワールド・リクリエイト』の力が、海図に眠る、かつての『歪み』の痕跡を、呼び覚ましていく。
すると、何もなかったはずの海図の上に、淡い、紫色の光の線が、浮かび上がってきた。
それは、この世界から、次元の狭間を抜け、一つの、未知の座標へと続く、隠された『道』を示していた。
「……見つけました」
カナデは、目を開いた。
「エヴァの、揺りかご。彼女だけの、聖域の座標です」
「よし!」メイプルが、拳を握りしめる。
「行くぞ!」ゼノが、聖剣を構える。
「待ってください」
その場の全員の覚悟を、リリアの、静かな、しかし、凛とした声が、制した。
彼女は、カナデの前に、静かに、進み出た。
「……今度の戦いは、私も、連れて行ってください」
「リリアさん!? でも、危険です!」
「いいえ」リリアは、強く、首を振った。「これは、私たちの、姉妹喧の喧嘩ですから」
その瞳には、もはや、守られるだけの、か弱い少女の面影はない。
自らの半身とも言える、妹の過ちを、自らの手で、正そうとする、一人の、強い『神』の覚悟が、宿っていた。
「私が、彼女と、話をします。戦うのではなく、分かり合うために。それこそが、私の『創造』です」
カナデは、彼女の、あまりにも強い意志に、何も言えなかった。
ただ、静かに、頷くことしか。
ジオ・フロンティア号の、エンジンが、再び、唸りを上げる。
最後の戦いの舞台は、定まった。
創造主とその仲間たちは、世界の未来と、二人の姉妹の運命を懸けて、次元の狭間に浮かぶ、最後の聖域へと、その船首を向けた。
0
あなたにおすすめの小説
俺の職業は【トラップ・マスター】。ダンジョンを経験値工場に作り変えたら、俺一人のせいでサーバー全体のレベルがインフレした件
夏見ナイ
SF
現実世界でシステムエンジニアとして働く神代蓮。彼が効率を求めVRMMORPG「エリュシオン・オンライン」で選んだのは、誰にも見向きもされない不遇職【トラップ・マスター】だった。
周囲の冷笑をよそに、蓮はプログラミング知識を応用してトラップを自動連携させる画期的な戦術を開発。さらに誰も見向きもしないダンジョンを丸ごと買い取り、24時間稼働の「全自動経験値工場」へと作り変えてしまう。
結果、彼のレベルと資産は異常な速度で膨れ上がり、サーバーの経済とランキングをたった一人で崩壊させた。この事態を危険視した最強ギルドは、彼のダンジョンに狙いを定める。これは、知恵と工夫で世界の常識を覆す、一人の男の伝説の始まり。
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界宇宙SFの建艦記 ――最強の宇宙戦艦を建造せよ――
黒鯛の刺身♪
SF
主人公の飯富晴信(16)はしがない高校生。
ある朝目覚めると、そこは見たことのない工場の中だった。
この工場は宇宙船を作るための設備であり、材料さえあれば巨大な宇宙船を造ることもできた。
未知の世界を開拓しながら、主人公は現地の生物達とも交流。
そして時には、戦乱にも巻き込まれ……。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
この世界、貞操が逆で男女比1対100!?〜文哉の転生学園性活〜
妄想屋さん
SF
気がつけば、そこは“男女の常識”がひっくり返った世界だった。
男は極端に希少で守られる存在、女は戦い、競い、恋を挑む時代。
現代日本で命を落とした青年・文哉は、最先端の学園都市《ノア・クロス》に転生する。
そこでは「バイオギア」と呼ばれる強化装甲を纏う少女たちが、日々鍛錬に明け暮れていた。
しかし、ただの転生では終わらなかった――
彼は“男でありながらバイオギアに適合する”という奇跡的な特性を持っていたのだ。
無自覚に女子の心をかき乱し、甘さと葛藤の狭間で揺れる日々。
護衛科トップの快活系ヒロイン・桜葉梨羽、内向的で絵を描く少女・柊真帆、
毒気を纏った闇の装甲をまとう守護者・海里しずく……
個性的な少女たちとのイチャイチャ・バトル・三角関係は、次第に“恋と戦い”の渦へと深まっていく。
――これは、“守られるはずだった少年”が、“守る覚悟”を知るまでの物語。
そして、少女たちは彼の隣で、“本当の強さ”と“愛し方”を知ってゆく。
「誰かのために戦うって、こういうことなんだな……」
恋も戦場も、手加減なんてしてられない。
逆転世界ラブコメ×ハーレム×SFバトル群像劇、開幕。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる