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二次会は地獄の始まり
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ノスタルジアの飲みが終わったと思ったら、片無さんの家で二次会をする流れになった。
なんか、この三人の事をもっと知りたくて、片無さんの家に行くことを決めたんだけど。。。
修羅場になった。
誰と誰が?
もちろん
夏海と夏海の旦那の二人が
片無さんを取り合う。
普通は、夏海の取り合いになるのに。
「蓮との距離が近いんだよ。こらー、あの距離は俺だけなんだよ。分かる?」
「はぁ、蓮にベッタリのあんたがキモい!!」
「俺は幼馴染みだから、良いんだよ」
「蓮の事好きすぎて、マジ気持ち悪いわ!」
「俺が愛してるのはお前だ!!だけどな!蓮との距離感は俺が一番なんだよ。夏海距離とれや!」
「な、マジバカなんじゃないのー」
「こっちは、蓮と22年のつき合い。夏海は何年だぁ?こら。つき合いの長い人の言うことが絶対なんだよ」
「あんたが蓮ににベッタリのせいで、ゲイ疑惑が出ててるんだから自重しなさいよ。バカ!だけど好き」
ものすごいバカな言い合いしてるんだけど。。。
「二人いつもこんな感じだから、気にしないでね」
「あっ、はい。なんかすごいですね」
「高校の時に出会ってから、ずっとこんな感じかなー。二人が付き合って、結婚するなんて思わなかったよ」
「いつもこんな感じだったんですか?」
「そう、最終的にケンチャンがボコボコに殴られるの!全く変わらないなぁ」
夏海と夏海の旦那さんが立ち上がり睨みあっていた。
「そんな二人だからさ、僕なんかに構わないでしあわせになって欲しいんだ」
あっ、まただ!!片無さんのちょいちょいブラック発言。
「二人とも片無さんが好きなんですね」
「そうだね。普通はさ、僕とケンチャンが夏海を奪い合うのにね」
それな!!前で夏海が旦那さんをボカスカ殴り始めた。
「片無さんは夏海の事好きじゃないんですか?」
「好きだよ」
えっ、即答!?これはまさか!
「こんな僕に手を、差し伸べてくれるんだからね。ただ南波さんが言う好きと僕が言う好きは別物だよ」
違うんかーい!
「じゃぁ、私が言う好きと同じく言える人はいますか?」
「うん。いたよ」
「えっ」
「今でも好きで愛してる。もう会う事がないけど、僕の全てをかけて好きで愛していたよ」
け、結構熱く言うのね片無さん。
「そ、そんな好きな人と別れた理由ってなんですか?
束縛し過ぎて振られちゃったとか?」
実はねっとりしてる?
「うーん。。。違うよ。もういないんだ。。。」
えっ?
「美穂は死んじゃったから」
今でも、なんて言ったの?
「交通事故で亡くなっちゃってね」
振られたんじゃなくて、死んだってそんな事ある?
これはお涙頂戴的な奴?可愛そうだから慰めて的な?
疑心暗鬼の目で片無さんを見ると片無さんと視線があった。
!!!???
一瞬、驚いた顔をした片無さん。
「ご、ごめん。南波さん。嘘だよ。あまりにも束縛がひどくて振られたのさ」
えっ?前と同じ壁を作った?なんかイラッとする!
「片無さん。良い人かと思ったんですが、最低ですね!」
「そうだね。ごめんね。頭冷やしてくるよ」
「えっ?」
片無さんは、そのまま外出る準備をした。
「お酒と食べ物追加してくるね」
こちらを見向きもせずに一言いい、外に出た。
それを見送る私達。
その後を追ったのは、夏海の旦那さんだけだった。
なんか、この三人の事をもっと知りたくて、片無さんの家に行くことを決めたんだけど。。。
修羅場になった。
誰と誰が?
もちろん
夏海と夏海の旦那の二人が
片無さんを取り合う。
普通は、夏海の取り合いになるのに。
「蓮との距離が近いんだよ。こらー、あの距離は俺だけなんだよ。分かる?」
「はぁ、蓮にベッタリのあんたがキモい!!」
「俺は幼馴染みだから、良いんだよ」
「蓮の事好きすぎて、マジ気持ち悪いわ!」
「俺が愛してるのはお前だ!!だけどな!蓮との距離感は俺が一番なんだよ。夏海距離とれや!」
「な、マジバカなんじゃないのー」
「こっちは、蓮と22年のつき合い。夏海は何年だぁ?こら。つき合いの長い人の言うことが絶対なんだよ」
「あんたが蓮ににベッタリのせいで、ゲイ疑惑が出ててるんだから自重しなさいよ。バカ!だけど好き」
ものすごいバカな言い合いしてるんだけど。。。
「二人いつもこんな感じだから、気にしないでね」
「あっ、はい。なんかすごいですね」
「高校の時に出会ってから、ずっとこんな感じかなー。二人が付き合って、結婚するなんて思わなかったよ」
「いつもこんな感じだったんですか?」
「そう、最終的にケンチャンがボコボコに殴られるの!全く変わらないなぁ」
夏海と夏海の旦那さんが立ち上がり睨みあっていた。
「そんな二人だからさ、僕なんかに構わないでしあわせになって欲しいんだ」
あっ、まただ!!片無さんのちょいちょいブラック発言。
「二人とも片無さんが好きなんですね」
「そうだね。普通はさ、僕とケンチャンが夏海を奪い合うのにね」
それな!!前で夏海が旦那さんをボカスカ殴り始めた。
「片無さんは夏海の事好きじゃないんですか?」
「好きだよ」
えっ、即答!?これはまさか!
「こんな僕に手を、差し伸べてくれるんだからね。ただ南波さんが言う好きと僕が言う好きは別物だよ」
違うんかーい!
「じゃぁ、私が言う好きと同じく言える人はいますか?」
「うん。いたよ」
「えっ」
「今でも好きで愛してる。もう会う事がないけど、僕の全てをかけて好きで愛していたよ」
け、結構熱く言うのね片無さん。
「そ、そんな好きな人と別れた理由ってなんですか?
束縛し過ぎて振られちゃったとか?」
実はねっとりしてる?
「うーん。。。違うよ。もういないんだ。。。」
えっ?
「美穂は死んじゃったから」
今でも、なんて言ったの?
「交通事故で亡くなっちゃってね」
振られたんじゃなくて、死んだってそんな事ある?
これはお涙頂戴的な奴?可愛そうだから慰めて的な?
疑心暗鬼の目で片無さんを見ると片無さんと視線があった。
!!!???
一瞬、驚いた顔をした片無さん。
「ご、ごめん。南波さん。嘘だよ。あまりにも束縛がひどくて振られたのさ」
えっ?前と同じ壁を作った?なんかイラッとする!
「片無さん。良い人かと思ったんですが、最低ですね!」
「そうだね。ごめんね。頭冷やしてくるよ」
「えっ?」
片無さんは、そのまま外出る準備をした。
「お酒と食べ物追加してくるね」
こちらを見向きもせずに一言いい、外に出た。
それを見送る私達。
その後を追ったのは、夏海の旦那さんだけだった。
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