19 / 41
第一章
19 甘い香りに包まれて ※R- 18
しおりを挟む
甘い柑橘の香りがするお湯の中に浸かり、体は腕の中に包み込まれていた。
雅冬さんの手が時おり、ちゃぷ、とお湯をすくい、胸をなであげ、優しく体を愛撫して、お湯の温かさと手のひらの温度が心地よく、ウトウトと微睡み、がっしりとした体に寄りかかっていた。
「菜々子。行かなくていいからな。どうせ、嫌がらせするに決まっている」
雅冬さんは心配して、行かないと言うまで止めていた。けれど―――
「心配症なんですね」
背後から肩に顎をのせ、顔を覗かせた。
「私、雅冬さんの奥さんになったんですから、大丈夫です」
自分で言って、恥ずかしい。
思わず、お湯から手を出して、顔を覆った。
「わかった。けど、無理はするなよ」
顔の手をそっとつかみ、背後から、覆いかぶさり、キスをした。
「はい」
キスされたのもあるけれど、至近距離で雅冬さんの綺麗な顔を見ると、ぼうっとしてしまう。
「ん、雅冬さん、お湯の中は」
手が太ももから、中に近づき、際どい部分を撫で、胸や腹を這いまわり、胸の突起に触れた。
「お風呂はしないっ、てっ、言ってたのに」
「我慢できない」
手を阻もうと、暴れるとお湯がばしゃりと大きく揺れた。
「や、あ、そんなっ」
唇が背中をなぞり、胸の突起を転がされると、下腹部がじんっと疼いた。
「だめっ」
「わかったから、暴れるな」
ほっとして、体から力を抜くと、ひょいと抱えられた。
バスタオルに体を包み込まれて寝室まで運ばれ、バスタオルごとベッドに寝かせると、隠すものが一切ない。
柑橘のお湯が残る体にキスを落としていく。
「ま、雅冬さん!」
まだ濡れたままの体は白い湯気が立ち上ぼり、艶かしい。
その肌に唇で吸われたあとが、赤い花のように咲いていく。
胸の先端を舌が這い、指が一本、つぷ、と水音をたて、蜜壺に押し込められた。
「ふ……あっ……」
優しく前後に動かしながら、甘い声があがる一点を執拗になぶり、蜜を指に絡めた。
「菜々子はここが好きだよな」
蜜を絡めた指がぬるりと前の真珠を転がすと腰が跳ねた。
「そ……あっ……そこはっ、許してっ」
中と前の真珠を同時に触れられると、快楽が強すぎて苦しい。
「ひあっ…あ、ああ!」
刺激に腰を浮かし、逃げ出そうとすると脚を大きく広げ、抱え込まれ、自分の下腹部に顔を埋めるのが見えた。
「や、やだぁ、ぁあっ!」
舌がぬち、と中に入り込んだのがわかった。
「そんなとこっ、やっ、やだあ!」
恥ずかしくて、死にそうだった。
がっちりと脚を掴まれて、身動きがとれず、舌の刺激で体から抵抗を奪っていく。
口づけするように舌が中をぐるりと動き、舌の感触がたまらず、髪を掻き回さした。
「ひぅ……あっ…ふぁ……」
まるで、蜜壺に深いキスをされているようだ。
ぐにぐにと中で蠢き、隅々までなめ尽くされて、中からは止めどなく、蜜があふれてきていた。
下腹部から快楽の波が押し寄せ、大きく仰け反った瞬間。
たまらず、指をかんだ。
「ふっ……くぅっ……うぅっ……」
声をこらえていることに気付いた雅冬さんがその指を口から離した。
「傷がつく。我慢しなくていいから」
泣き出しそうな顔に雅冬さんの唇がおちたその時、熱い固まりが中を割って入った。
「―――っ!」
声にならす、仰け反った。
「また達したのか。菜々子は感じやすいな」
繋がったまま、いとおしげに指が腹を撫でた。
「ひああっ」
蜜壁を擦りあげられるたび、甘い声をあげ、奥まで突かれると、快楽の波はいっそう激しくなり、気づくと、自ら腰をうねらせ、むさぼっていた。
恥ずかしいと思っているのに止めれず、快楽を必死に貪っていた。
「あっ、あんっ、ん、あああっ」
ぐちゃぐちゃと混ざり合う感覚がたまらず、また達してしまい、まなじりから涙がこぼれた。
強い力で抱き締められ、深くまで叩きつけられ、どくんっと熱いものが中に注がれ、身震いした。
「ひ、ああっ」
もう腕をあげる力もなく、雅冬さんの優しい愛撫と唇を受け止めていた。
ふ、と体に落とされた口づけを止め、
「同じ香りがする」
雅冬さんはそう言って、胸に顔を埋め、目を閉じた。
その髪からは柑橘の香りが立ち上っていた。
雅冬さんの手が時おり、ちゃぷ、とお湯をすくい、胸をなであげ、優しく体を愛撫して、お湯の温かさと手のひらの温度が心地よく、ウトウトと微睡み、がっしりとした体に寄りかかっていた。
「菜々子。行かなくていいからな。どうせ、嫌がらせするに決まっている」
雅冬さんは心配して、行かないと言うまで止めていた。けれど―――
「心配症なんですね」
背後から肩に顎をのせ、顔を覗かせた。
「私、雅冬さんの奥さんになったんですから、大丈夫です」
自分で言って、恥ずかしい。
思わず、お湯から手を出して、顔を覆った。
「わかった。けど、無理はするなよ」
顔の手をそっとつかみ、背後から、覆いかぶさり、キスをした。
「はい」
キスされたのもあるけれど、至近距離で雅冬さんの綺麗な顔を見ると、ぼうっとしてしまう。
「ん、雅冬さん、お湯の中は」
手が太ももから、中に近づき、際どい部分を撫で、胸や腹を這いまわり、胸の突起に触れた。
「お風呂はしないっ、てっ、言ってたのに」
「我慢できない」
手を阻もうと、暴れるとお湯がばしゃりと大きく揺れた。
「や、あ、そんなっ」
唇が背中をなぞり、胸の突起を転がされると、下腹部がじんっと疼いた。
「だめっ」
「わかったから、暴れるな」
ほっとして、体から力を抜くと、ひょいと抱えられた。
バスタオルに体を包み込まれて寝室まで運ばれ、バスタオルごとベッドに寝かせると、隠すものが一切ない。
柑橘のお湯が残る体にキスを落としていく。
「ま、雅冬さん!」
まだ濡れたままの体は白い湯気が立ち上ぼり、艶かしい。
その肌に唇で吸われたあとが、赤い花のように咲いていく。
胸の先端を舌が這い、指が一本、つぷ、と水音をたて、蜜壺に押し込められた。
「ふ……あっ……」
優しく前後に動かしながら、甘い声があがる一点を執拗になぶり、蜜を指に絡めた。
「菜々子はここが好きだよな」
蜜を絡めた指がぬるりと前の真珠を転がすと腰が跳ねた。
「そ……あっ……そこはっ、許してっ」
中と前の真珠を同時に触れられると、快楽が強すぎて苦しい。
「ひあっ…あ、ああ!」
刺激に腰を浮かし、逃げ出そうとすると脚を大きく広げ、抱え込まれ、自分の下腹部に顔を埋めるのが見えた。
「や、やだぁ、ぁあっ!」
舌がぬち、と中に入り込んだのがわかった。
「そんなとこっ、やっ、やだあ!」
恥ずかしくて、死にそうだった。
がっちりと脚を掴まれて、身動きがとれず、舌の刺激で体から抵抗を奪っていく。
口づけするように舌が中をぐるりと動き、舌の感触がたまらず、髪を掻き回さした。
「ひぅ……あっ…ふぁ……」
まるで、蜜壺に深いキスをされているようだ。
ぐにぐにと中で蠢き、隅々までなめ尽くされて、中からは止めどなく、蜜があふれてきていた。
下腹部から快楽の波が押し寄せ、大きく仰け反った瞬間。
たまらず、指をかんだ。
「ふっ……くぅっ……うぅっ……」
声をこらえていることに気付いた雅冬さんがその指を口から離した。
「傷がつく。我慢しなくていいから」
泣き出しそうな顔に雅冬さんの唇がおちたその時、熱い固まりが中を割って入った。
「―――っ!」
声にならす、仰け反った。
「また達したのか。菜々子は感じやすいな」
繋がったまま、いとおしげに指が腹を撫でた。
「ひああっ」
蜜壁を擦りあげられるたび、甘い声をあげ、奥まで突かれると、快楽の波はいっそう激しくなり、気づくと、自ら腰をうねらせ、むさぼっていた。
恥ずかしいと思っているのに止めれず、快楽を必死に貪っていた。
「あっ、あんっ、ん、あああっ」
ぐちゃぐちゃと混ざり合う感覚がたまらず、また達してしまい、まなじりから涙がこぼれた。
強い力で抱き締められ、深くまで叩きつけられ、どくんっと熱いものが中に注がれ、身震いした。
「ひ、ああっ」
もう腕をあげる力もなく、雅冬さんの優しい愛撫と唇を受け止めていた。
ふ、と体に落とされた口づけを止め、
「同じ香りがする」
雅冬さんはそう言って、胸に顔を埋め、目を閉じた。
その髪からは柑橘の香りが立ち上っていた。
68
あなたにおすすめの小説
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
【完結済】25億で極道に売られた女。姐になります!
satomi
恋愛
昼夜問わずに働く18才の主人公南ユキ。
働けども働けどもその収入は両親に搾取されるだけ…。睡眠時間だって2時間程度しかないのに、それでもまだ働き口を増やせと言う両親。
早朝のバイトで頭は朦朧としていたけれど、そんな時にうちにやってきたのは白虎商事CEOの白川大雄さん。ポーンっと25億で私を買っていった。
そんな大雄さん、白虎商事のCEOとは別に白虎組組長の顔を持っていて、私に『姐』になれとのこと。
大丈夫なのかなぁ?
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
不埒な一級建築士と一夜を過ごしたら、溺愛が待っていました
入海月子
恋愛
有本瑞希
仕事に燃える設計士 27歳
×
黒瀬諒
飄々として軽い一級建築士 35歳
女たらしと嫌厭していた黒瀬と一緒に働くことになった瑞希。
彼の言動は軽いけど、腕は確かで、真摯な仕事ぶりに惹かれていく。
ある日、同僚のミスが発覚して――。
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる