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序章
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竜人国が用意してくれた飛竜車は、大型の馬車の前後に飛竜が繋がれているような形で、多少の荷物を積むスペースと、四人ずつ座れるよう長さのある座席が四つ設置されている。そして前後一つずつと左右に二つずつ窓枠があり、硝子ではないのだろうが透明な板が嵌められていて、外が見られる仕組みになっているようだ。
入り口は左側の窓が配置されている部分が左右に開く形になっており、全員が乗り込むと外側からがっちりと鍵が掛けられ、さらには何某かの魔法が使われたような感覚があった。
使われた魔力にイライアスは思わずピクリと反応してしまったが、窓の外を見れば少し仲良くなった竜人の少年がひらりと手を振ってくれていたので、イライアスもつい手を振って見せる。
そしてそれが合図だったかのように飛竜車はふわりと浮かび上がり、あっという間にオズワルド帝国の上空へと飛び上がったのだった。
この馬車の中には現在、ラティーロ国王と外務大臣、外務大臣秘書とイライアスのほかにオズワルド帝国の皇妃と第一、第二皇に侍従や侍女が一人ずつ乗っている。
初めての飛竜車に父や外務大臣はしばらくの間、外を眺めるのに忙しいようだった。もちろん、それはイライアスも変わらない。けれど一時間もすれば大人しく座席に座り、各々が本を読んだり資料を読みだしたり会話に花を咲かせたりし始め、やがて眼下にアドリア王国の王都が見えてきた事で、イライアスもついつい隣に座っていたインセントに話しかけてしまったのだ。そうしたら先ほどの会話になってしまったというわけで。
「……」
むっつりと口を閉ざしてインセントを見れば、彼はほんの少し困ったように眉を寄せ苦笑を浮かべて見せる。彼としてもイライアスを困らせようとしたつもりはないのだろうが、実を言うと彼も一時期イライアスの家庭教師の一人だったのだ。ついつい、その頃の癖が出てしまったのだろう。
うん、他意がなかったのは分かっているさ。
イライアスもまた苦笑を浮かべ、分かっているよと頷き返せば、ホッと安堵の息を吐きだしたインセントだ。これで不穏な発言はしなくて済んだと思ったのもつかの間、後ろの座席から唐突に声がかかる。
「知っているか、イライアス王子よ!」
その声に思わず振り返れば、やはり第一皇子がなぜだか得意気な表情を浮かべている。
確か今年成人を迎えるエルディーラは、少しばかりエキセントリックだ。一応、立場としては第一皇子(王子)同士ではあるけれど、相手はラティーロよりも力を持った大国の皇子。話しかけられたのだから応えてもいいとは思うが、それでも下手に口を開くよりも黙ることにしたのは、なんだか嫌な予感がしたからだ。
「門の位置を見てみろ」
さらに得意げに言葉を続けるエルディーラ皇子に、言われるままイライアスは眼下に広がる景色を見つめる。
「第一門、第二門、第三門の位置は、決して一本の道ではない。本来、門というものは街道に面していることが多いが、アドリア王国の第三門に入るためには、街道からはずれなくてはならない。そして第二門は第三門とは全く反対側に設置されている。第一門もまた第二門とも第三門とも違う位置だ。そして王城の入り口は第一門に面しているだろう。そして普通王都を正しく見るならば、王城の正門が真正面であると判断できる」
「そうすると第三門はほぼ王城の裏手……」
エルディーラ皇子の言葉に、思わずイライアスは呟いてしまった。
「然り、然り。アドリア王国を攻め落とさんとするならば、王城を正面に見ても入り口はない。まあ、一応街道沿いではあるのでな、もしかしたらちょっとした出入口はあるのかもしれないが。入り口となる門がある場所を攻めるしかあるまいよ。しかも第一門、第二門それぞれを囲む塀は、梯子をかけるのも少々手間だと思うほどの高さもある。ここから見るかぎり塀の幅も兵士が一列に並ぶくらいの幅はありそうだしな。まあ、そういうことだろうよ」
「相手国の方がいないからと言って不敬ですよ兄上!」
エルディーラ皇子の言葉に、オズワルド帝国の第二皇子であるシンディーラ皇子から叱責が飛んだ。
そのおかげで当たってしまった嫌な予感に、イライアスの表情が何とも言えない表情になっていることは気づかれずに済んだようだ。
ふう、と小さく息を吐きだして、一番後ろの座席に侍従と共に座り綺麗な柳眉を歪ませて怒りを表しているシンディーラ皇子を見る。彼はイライアスと同い年の13歳のはずだ。二人とも正妃である皇妃が生んだ皇子であるが、エルディーラ皇子は漆黒の髪に翠の瞳、シンディーラ皇子は黄金のような金髪に碧い瞳をしている。色味が全く違う二人ではあるが、その顔立ちはよく似ている。だが、エルディーラとシンディーラの表情は面白いほどに相反していた。
エルディーラは思った通りに言ってやったとやけに満足気であり、シンディーラは怒りをにじませた苦い表情を浮かべている。まあ、それも仕方がないかもしれない。この中にアドリア王国の人間はいないが、第一皇子の言っていることはアドリアに対して悪意があるとしか思えないからだ。しかも相手国に喧嘩を売る気満々とも取れる言葉なのだから、シンディーラ皇子の憤りも分からなくはない。
オズワルド帝国は確かに大国ではあるが、大国であるが故に一度戦乱となれば多額の金や食料などが必要となる。それに帝国と言えども一枚岩ではないのだ。大陸の東側を縦に長く広がっているオズワルド帝国は五つの領で成り立っている。帝都のあるディーラ領(ここは皇帝の直轄領でもある)、その南に位置するラティーロに隣接するエルハブラ、ディーラ領の東側にドアブロ、北側にクルド、クルド領のさらに奥側にはセスアとミルダの二領。
この五つの領から代々、皇妃や側妃たちが嫁されているいるようで、現皇帝も皇妃と四人の側妃がいるようだ。
今の皇妃はどこの領の出身だったかな?
そんなことを考え得つつ、イライアスが第二皇子の隣に座っている皇妃を見れば、皇妃は手にしていた扇をパサリと広げる。
「まあ、まあ、まあ、二人ともなにを難しい話をしているのです。ラティーロの皆様が退屈してしまうでしょう? それよりもこの飛竜車はいったいどこにおろしていただけるのかしらねぇ」
そして二人の皇子の剣呑さに、わざと気づいていない振りをした皇妃が皇子二人に話しかけた。すると即座に皇妃の侍女が、「騎士団の訓練所におろしていただけるとお話がついているようですよ」と応えを返し、「そうなのねぇ。そういえば他の荷物やら贈り物やらの馬車はもう着いているのかしら。わたくしたち飛竜車に乗せていただいてしまったから、楽をしてしまったわねぇ」なんて会話を続け、あからさまに話を反らしている。
本来なら聞かれてもいないのに侍女が応えるなんてあり得ないのだろうけれど、皇子二人が応えられないのを見越して、わざとそう問いかけたのは皇妃だ。だから、この場合、侍女が応えを返したのは正解なんだろう。
「やれやれ……」
イライアスは思わず小さく呟いてしまった。
せっかく楽しい飛竜車の旅だと思ったのに、どうにもアドリア王国はきな臭い国のようだし、オズワルド帝国の皇子二人の仲も気がかりになってしまった。滞在中はそれぞれの婚約者も紹介してくれたり、色々と話しかけてくれたりした二人だから、隣国としても仲良くやっていきたいと思っているというのに、幸先が不安になってくる。
疲れたようにコメカミをぐりぐりと押し始めたイライアスに、インセントは何を思ったのかポンポンと肩を叩いてきた。
「……イライアス様、きっと美味しいものが食べられますよ」
そして慰めているつもりだろうか、そんな言葉を掛けられイライアスは眉間にしわを寄せる。
まあ確かに、昼食代わりに出された携帯食は普段食べているものよりも簡素なものではあった。
皇子二人などは、ぶつぶつ文句を言っていたけれど、出発前にわざわざ帝城の料理長が作ってくれたものらしい新鮮な野菜とハムがふんだんに挟みこまれたパンは、そこそこ味は良くて。イライアスとしては文句のいいようもないものだったのだ。だというのに、そう言われてしまったらイライアスがさっきの食事に満足していないようではないか。どちらかと言えば食に煩いのは父であるラティーロ王の方で、さっきの食事に満足していないのも父の方であるはずだ。
何せ嘘だか本当だかイライアスには分からないのだが、母である王妃がよく笑って言うのだ。
父はうちの国にある調味料とかが欲しくて私と婚姻を結んだのよ、と。
もしそれが本当なら由々しきことだと思う。
というよりも、調味料が欲しいからなどという理由で王族の婚姻を決めないでほしい、というかありえないだろう、とも思う。
でも確かにラティーロの食文化が発展したのは父の功績だと聞いている。王宮料理長などは父を食の神とも崇めていることもイライアスは知っている。
ああ、そうだ。
イライアスはもう一つの懸念事項を思い出して、頭を抱えたくなった。
もし万が一アドリアの出す料理が父のお眼鏡に叶わなかったら、こちらもまたひと悶着起こすのではないだろうか。イライアスの父はそれだけ食への執着が半端ないのだ。
だが、もうすぐ飛竜車はアドリア王国に着いてしまう。
この中にいる面々をちらりと見渡して、イライアスは何も起こらないといいんだがな、とふと息を吐いた。
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新年あけましておめでとうございます。
昨年末の駆け込みスタートで始まったお話ではありますが、彼らがどうなっていくか長い目で見ていただけると大変うれしいです。
入り口は左側の窓が配置されている部分が左右に開く形になっており、全員が乗り込むと外側からがっちりと鍵が掛けられ、さらには何某かの魔法が使われたような感覚があった。
使われた魔力にイライアスは思わずピクリと反応してしまったが、窓の外を見れば少し仲良くなった竜人の少年がひらりと手を振ってくれていたので、イライアスもつい手を振って見せる。
そしてそれが合図だったかのように飛竜車はふわりと浮かび上がり、あっという間にオズワルド帝国の上空へと飛び上がったのだった。
この馬車の中には現在、ラティーロ国王と外務大臣、外務大臣秘書とイライアスのほかにオズワルド帝国の皇妃と第一、第二皇に侍従や侍女が一人ずつ乗っている。
初めての飛竜車に父や外務大臣はしばらくの間、外を眺めるのに忙しいようだった。もちろん、それはイライアスも変わらない。けれど一時間もすれば大人しく座席に座り、各々が本を読んだり資料を読みだしたり会話に花を咲かせたりし始め、やがて眼下にアドリア王国の王都が見えてきた事で、イライアスもついつい隣に座っていたインセントに話しかけてしまったのだ。そうしたら先ほどの会話になってしまったというわけで。
「……」
むっつりと口を閉ざしてインセントを見れば、彼はほんの少し困ったように眉を寄せ苦笑を浮かべて見せる。彼としてもイライアスを困らせようとしたつもりはないのだろうが、実を言うと彼も一時期イライアスの家庭教師の一人だったのだ。ついつい、その頃の癖が出てしまったのだろう。
うん、他意がなかったのは分かっているさ。
イライアスもまた苦笑を浮かべ、分かっているよと頷き返せば、ホッと安堵の息を吐きだしたインセントだ。これで不穏な発言はしなくて済んだと思ったのもつかの間、後ろの座席から唐突に声がかかる。
「知っているか、イライアス王子よ!」
その声に思わず振り返れば、やはり第一皇子がなぜだか得意気な表情を浮かべている。
確か今年成人を迎えるエルディーラは、少しばかりエキセントリックだ。一応、立場としては第一皇子(王子)同士ではあるけれど、相手はラティーロよりも力を持った大国の皇子。話しかけられたのだから応えてもいいとは思うが、それでも下手に口を開くよりも黙ることにしたのは、なんだか嫌な予感がしたからだ。
「門の位置を見てみろ」
さらに得意げに言葉を続けるエルディーラ皇子に、言われるままイライアスは眼下に広がる景色を見つめる。
「第一門、第二門、第三門の位置は、決して一本の道ではない。本来、門というものは街道に面していることが多いが、アドリア王国の第三門に入るためには、街道からはずれなくてはならない。そして第二門は第三門とは全く反対側に設置されている。第一門もまた第二門とも第三門とも違う位置だ。そして王城の入り口は第一門に面しているだろう。そして普通王都を正しく見るならば、王城の正門が真正面であると判断できる」
「そうすると第三門はほぼ王城の裏手……」
エルディーラ皇子の言葉に、思わずイライアスは呟いてしまった。
「然り、然り。アドリア王国を攻め落とさんとするならば、王城を正面に見ても入り口はない。まあ、一応街道沿いではあるのでな、もしかしたらちょっとした出入口はあるのかもしれないが。入り口となる門がある場所を攻めるしかあるまいよ。しかも第一門、第二門それぞれを囲む塀は、梯子をかけるのも少々手間だと思うほどの高さもある。ここから見るかぎり塀の幅も兵士が一列に並ぶくらいの幅はありそうだしな。まあ、そういうことだろうよ」
「相手国の方がいないからと言って不敬ですよ兄上!」
エルディーラ皇子の言葉に、オズワルド帝国の第二皇子であるシンディーラ皇子から叱責が飛んだ。
そのおかげで当たってしまった嫌な予感に、イライアスの表情が何とも言えない表情になっていることは気づかれずに済んだようだ。
ふう、と小さく息を吐きだして、一番後ろの座席に侍従と共に座り綺麗な柳眉を歪ませて怒りを表しているシンディーラ皇子を見る。彼はイライアスと同い年の13歳のはずだ。二人とも正妃である皇妃が生んだ皇子であるが、エルディーラ皇子は漆黒の髪に翠の瞳、シンディーラ皇子は黄金のような金髪に碧い瞳をしている。色味が全く違う二人ではあるが、その顔立ちはよく似ている。だが、エルディーラとシンディーラの表情は面白いほどに相反していた。
エルディーラは思った通りに言ってやったとやけに満足気であり、シンディーラは怒りをにじませた苦い表情を浮かべている。まあ、それも仕方がないかもしれない。この中にアドリア王国の人間はいないが、第一皇子の言っていることはアドリアに対して悪意があるとしか思えないからだ。しかも相手国に喧嘩を売る気満々とも取れる言葉なのだから、シンディーラ皇子の憤りも分からなくはない。
オズワルド帝国は確かに大国ではあるが、大国であるが故に一度戦乱となれば多額の金や食料などが必要となる。それに帝国と言えども一枚岩ではないのだ。大陸の東側を縦に長く広がっているオズワルド帝国は五つの領で成り立っている。帝都のあるディーラ領(ここは皇帝の直轄領でもある)、その南に位置するラティーロに隣接するエルハブラ、ディーラ領の東側にドアブロ、北側にクルド、クルド領のさらに奥側にはセスアとミルダの二領。
この五つの領から代々、皇妃や側妃たちが嫁されているいるようで、現皇帝も皇妃と四人の側妃がいるようだ。
今の皇妃はどこの領の出身だったかな?
そんなことを考え得つつ、イライアスが第二皇子の隣に座っている皇妃を見れば、皇妃は手にしていた扇をパサリと広げる。
「まあ、まあ、まあ、二人ともなにを難しい話をしているのです。ラティーロの皆様が退屈してしまうでしょう? それよりもこの飛竜車はいったいどこにおろしていただけるのかしらねぇ」
そして二人の皇子の剣呑さに、わざと気づいていない振りをした皇妃が皇子二人に話しかけた。すると即座に皇妃の侍女が、「騎士団の訓練所におろしていただけるとお話がついているようですよ」と応えを返し、「そうなのねぇ。そういえば他の荷物やら贈り物やらの馬車はもう着いているのかしら。わたくしたち飛竜車に乗せていただいてしまったから、楽をしてしまったわねぇ」なんて会話を続け、あからさまに話を反らしている。
本来なら聞かれてもいないのに侍女が応えるなんてあり得ないのだろうけれど、皇子二人が応えられないのを見越して、わざとそう問いかけたのは皇妃だ。だから、この場合、侍女が応えを返したのは正解なんだろう。
「やれやれ……」
イライアスは思わず小さく呟いてしまった。
せっかく楽しい飛竜車の旅だと思ったのに、どうにもアドリア王国はきな臭い国のようだし、オズワルド帝国の皇子二人の仲も気がかりになってしまった。滞在中はそれぞれの婚約者も紹介してくれたり、色々と話しかけてくれたりした二人だから、隣国としても仲良くやっていきたいと思っているというのに、幸先が不安になってくる。
疲れたようにコメカミをぐりぐりと押し始めたイライアスに、インセントは何を思ったのかポンポンと肩を叩いてきた。
「……イライアス様、きっと美味しいものが食べられますよ」
そして慰めているつもりだろうか、そんな言葉を掛けられイライアスは眉間にしわを寄せる。
まあ確かに、昼食代わりに出された携帯食は普段食べているものよりも簡素なものではあった。
皇子二人などは、ぶつぶつ文句を言っていたけれど、出発前にわざわざ帝城の料理長が作ってくれたものらしい新鮮な野菜とハムがふんだんに挟みこまれたパンは、そこそこ味は良くて。イライアスとしては文句のいいようもないものだったのだ。だというのに、そう言われてしまったらイライアスがさっきの食事に満足していないようではないか。どちらかと言えば食に煩いのは父であるラティーロ王の方で、さっきの食事に満足していないのも父の方であるはずだ。
何せ嘘だか本当だかイライアスには分からないのだが、母である王妃がよく笑って言うのだ。
父はうちの国にある調味料とかが欲しくて私と婚姻を結んだのよ、と。
もしそれが本当なら由々しきことだと思う。
というよりも、調味料が欲しいからなどという理由で王族の婚姻を決めないでほしい、というかありえないだろう、とも思う。
でも確かにラティーロの食文化が発展したのは父の功績だと聞いている。王宮料理長などは父を食の神とも崇めていることもイライアスは知っている。
ああ、そうだ。
イライアスはもう一つの懸念事項を思い出して、頭を抱えたくなった。
もし万が一アドリアの出す料理が父のお眼鏡に叶わなかったら、こちらもまたひと悶着起こすのではないだろうか。イライアスの父はそれだけ食への執着が半端ないのだ。
だが、もうすぐ飛竜車はアドリア王国に着いてしまう。
この中にいる面々をちらりと見渡して、イライアスは何も起こらないといいんだがな、とふと息を吐いた。
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新年あけましておめでとうございます。
昨年末の駆け込みスタートで始まったお話ではありますが、彼らがどうなっていくか長い目で見ていただけると大変うれしいです。
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