死配人ー勒死の狂ーCRIMSON CHAIN of DEATHー

不幸中の幸い

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Chain_8

沈黙観測 ― Silence Before Sight

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Scene1:「静音 - Unheard Noise」
12月28日(日) 午前09時18分。
南秋大学・中央キャンパス・文学部棟前。
 
冬の空は、晴れているのに薄く曇っているような灰青色をしていた。
雲の形は明瞭ではなく、
すべてが霧のベールをかけられたようにぼやけている。
 
キャンパスを吹き抜ける風は、乾いているのに水の匂いがした。
地面には、落ちきらなかった銀杏の葉がまばらに散っており、
ところどころに湿った靴跡が残っていた。
 
自転車置き場には、鍵のかかっていないサドルだけが濡れた一台の自転車。
構内のスピーカーからは、いつものようにチャイムも流れず、学生たちの足音とマフラーの擦れる音だけが空気を切っていた。
 
宇田川梓は、文学部棟の入口前に立ち尽くしていた。
 
(……寒い)
 
実際の気温というより、空気の質がそう思わせる。
背後で誰かが笑っている気配がしたが、振り返るとそこには誰もいない。
 
「気のせい、だよね」
 
自分に言い聞かせるように呟き、再び前を向いた。
建物の入り口付近、ちょうど植え込みの陰。
 
(……この辺りだった。
あおいが、背を向けて立ってたの)
 
数日前の記憶が、ざらざらとした手触りで蘇る。
 
無言でそこに立っていた中原あおい。
何かを見ていた。何かに気づいていた。
そして、文学部の地下閲覧室で話もした。
それなのに肝心なの事は何も言わず、ただ静かに背を向けていた。
 
その日、彼女は死んだ。
 
(どうして……あのとき、もっと話をしなかったんだろ…)
 
胸の奥に、氷の粒のような後悔が沈んでいく。
 
自動ドアの前まで来ると、ガラスに自分の顔が映った。
目の下には薄くクマ。唇は乾いて割れている。
 
ガラスの向こう側——室内は明るいはずなのに、
まるで光が吸い込まれているように、暗い。
 
ドアが開いた。
だがその瞬間、空間が一度、無音になった。
 
——風も止んだ。人の声も、物音も、全部。
 
(……音が、死んだ)
 
その言葉が頭に浮かんだ瞬間、
鼓膜の奥でざらりとした“砂の音”のようなノイズが走った。
 
「……っ」
 
梓は思わず肩をすくめた。
 
再び音が戻る。
廊下を歩く足音。階段を上る重み。遠くで誰かが紙袋を落とす音。
 
だがそのどれもが、まるで“誰かが再現した生活音”のように聞こえる。
本物の音じゃない。
 
足を踏み出すと、ヒールの音が床に吸い込まれた。
 
(この大学、こんなに静かだったっけ……)
 
3階へと向かう階段。途中、壁に貼られたポスターが揺れていた。
「映画研究会上映会」
「クリスマスマーケット予告」
「学生自治会アンケート」
 
全部、何週間も前から貼られたままの、少し色褪せたまま。
 その隣に、知らないビラが貼られていた。
 
『知ってしまった人へ。観測されているのは、あなたです。』
 
——悪質な落書きか、都市伝説研究会のいたずらか。
でも、見た覚えはない。
 
(誰が……こんなの……)
 
階段の踊り場。外の風景が見える窓。
白い息を吐きながら歩く学生たちが、豆粒のように歩いている。
 
その一人が、ふとこちらを見上げた気がした。
梓は思わず目を伏せる。
 
部室前。ドアには誰の気配もない。
ノブをひねっても、鍵がかかっていた。
 
誰もいない部室のドアを見つめながら、梓はスマホを取り出した。
 
時間は、午前9時23分。
教室に向かうには、まだ余裕がある。
そのとき。
 
スマホの画面が、一瞬だけ黒く瞬いた。
その瞬間、“REVERB”という文字のようなものが、
画面の中央にかすかに浮かんだ。
だが、梓が瞬きをしたときには、すでに消えていた。
 
(……いま、何か見えたよね?)
 
「REVERB」——確かにそう読めた気がした。
だが、記録も、履歴も何も残っていない。
 
それは、見間違いではなかった。ただ“見せられた”ような感覚。
どこか遠くから、何かが“サイン”を送り込んできたような——
 
「……気のせい、じゃないよね」
 
呟いた声が、自分の耳にも遠く聞こえる。
まるで、自分の声までが、誰かに観測されているかのように。
 
(あたしは……何かに、見られてる?)
 
その瞬間、蛍光灯が“チッ”と音を立てて点滅した。
 
ほんのわずかに光が揺れる。
その影が、壁にひとつ、増えていた気がした。
 
 
Scene2:「観測者 - Watching Eyes」
12月28日(日) 午前10時14分。
南秋大学 女子寮 205号室。
 
窓の外には、雲ひとつない冬の空が広がっていた。 だがその青はどこか色を失っていて、 まるで誰かが上から薄く白墨を塗り重ねたように曖昧だった。 風は止まっているはずなのに、遠くの木々だけがわずかに揺れていた。

中庭では、清掃員が落ち葉を集める音が聞こえる。 掃く音が“擦れる”ではなく、“削れる”ように耳に届いた。
その音に混じって、時折、女子学生たちの笑い声が窓の外を横切る。

神谷千咲は、205号室のデスクに背筋を伸ばして座っていた。
机の上には銀色のノートPC。
だが、その目は画面ではなく、
暗転したスマートフォンの黒い画面を見つめていた。

右手の指先が、ゆっくりとPCのタッチパッドをなぞる。
開かれたウィンドウには、例のファイル名—— 『nakahara_finalcut.mp4』

けれど、千咲がそれを再生したのは、もう何回になのか…
数回いや、“十数回目”かもしれない。

「……また、同じとこ……」

ぽつりと、独り言。

再生。 映像は、すでに擦り切れるほど見返したはずの光景から始まる。
だが、毎回どこかが“違って見える”。

——廊下の明るさ。 ——あおいのスマホを持つ手の角度。
——通り過ぎる影の速さ。

「あの影……最初の再生のときより、早い……?」

記録された映像であるはずなのに、まるで生きているように振る舞う。
千咲は、毎回“観測されている感覚”のタイミングが微妙にズレていることを知っていた。

今回は、違う。 視点が、自分の背後から滑り込んでくる。
あおいの背中に寄り添うように浮かぶ影。

(もう……この時点で、あおいは“生きていなかった”のか)

画面の中で、あおいの顔が唐突に振り向く。
——だが、その視線の先に、千咲が“いる”。

「え……」

それは、完全な錯覚だった。 映像は編集されていない。
だが、視線だけが、千咲を“直視してくる”ように感じた。

指が止まる。
再生が進む。

首の骨が軋む音。
——だけでなく、その後ろで“もう一人のあおい”が、立っている。

(……映像の中に、重なりがある……?)

画面が一瞬フリーズし、ノイズが走る。
その瞬間、PCのスピーカーから——

「ちさき、みてる?」

その声は、千咲自身のものだった。
ゾクリと、背筋を凍らせる感覚。

次のフレームで、画面の隅に“自分の横顔”が映り込んでいる。
マフラー、髪の影、耳の輪郭——間違いようがない。

「これ……私が、撮ったの……?」

その問いは、空気の中に消えていく。
やがて、画面に白文字が浮かぶ。

【Message:REVERB】
《観測ログ:重複検出》
《視点:交差》

映像が終わる。

千咲は、静かにディスプレイを閉じた。
だが、手元のスマホの画面にだけ、ひとつの文字列が浮かんでいた。

《再観測:進行中……》

その表示は、画面がオフになっても、網膜に焼き付くように残っていた。
千咲はそっと目を閉じ、深く息を吐いた。

(……あれは、記録じゃない) (私が、思い出してるわけじゃない)
(——誰かが、私に思い出させている)

自分の部屋が、少しずつ“記録対象のセット”に見えてきた。

(これで……五人目)

言葉にすることなく、指をそっと机に置いた。 目線は窓の向こう。
だが、そこに見えるのは、ただの冬空ではなかった。

——そこにもまた、視線がある。 “観測”は、止まっていない。

立ち上がると、部屋の隅に置かれたカップを取る。
中の紅茶は、完全に冷めていた。 口に含むと、鉄のような渋味が舌に残る。

窓辺に立ち、外を見る。
見慣れたはずの中庭が、まるで他人の世界のようだった。

(私は、ただ“見てる”だけ)

そう思おうとした。 けれど、胸の奥に違和感が渦巻いていた。

(……違う。見せられてる。何かに)

スマホが小さく震えた。 画面を点けると、何の通知も来ていない。
なのに、その黒い画面に——

自分の顔の上に、何かが重なった。

瞳。 焦点の合わない、深くて暗い、誰かの瞳。

それは、千咲を“見ている”というよりも、
“観測している”としか言いようのない視線だった。

「っ……」

スマホを伏せる。

部屋の空気が、一気に冷えた気がした。
風はないはずなのに、カーテンがふわりと膨らむ。
蛍光灯が“チッ”と鳴り、小さく明滅する。

(誰かに……観られてる。……ずっと、前から?)

再びPCを開くと、新たな通知ウィンドウが開いていた。

【次回送信準備中】
送信対象:端末ID 001-DLX_09
タイムスタンプ:12月25日 午後11時30分

千咲は無意識のうちに、右手の親指を強く握っていた。 爪が掌に食い込む。

(私に……また、“来る”んだ)

その言葉が、呪文のように頭の中で繰り返された。

 
Scene3:「記録 - Final Cut」
12月28日(日) 午後01時03分。
南秋大学・理学部棟 地下実験室。
 
鉄製のドアを軋ませて閉じると、世界から音が消えた。
 
——その空間は、静寂という言葉では足りなかった。
 
換気扇は止まったまま、壁には結露の染みが広がっている。
かつて理学部の化学実験に使われていたこの地下室は、
今は半ば放棄されたような存在で、
壁沿いに積まれた廃棄予定の機材や壊れたモニターが、
歪な影を落としていた。
 
野瀬簾は、その部屋の一番奥、
端末を繋いだ簡易デスクに無言で座っていた。
冷え切った空気のなかで、唯一動いているのは彼と、その端末だけだ。
 
暗い室内。
唯一の照明は、彼の真上の蛍光灯。
——だが、たった今も“チッ”というノイズと共に微かに明滅していた。
 
「……始めるか」
 
彼が触れたのは、端末のキーボードではなく、
小さな赤外線式のリモートパッド。
画面上にファイル群が浮かび上がる。
 
《REVERB_cache_temp》
《MATCHED_LOG_1225》
《nakahara_finalcut.mp4》
 
どれも、正式なサーバから取得されたものではない。
正規のREVERB端末から反射・残留した“ミラーデータ”だけをかき集めた
“ノードログ”だった。
 
再生。
 
中原あおいが、文学部 地下閲覧室で死亡するシーン。
その過程を、まるで監視カメラでもあったかのように、
固定された視点が記録していた。
しかしカメラどこにも設置されていないはずだ。
 
——では、この視点は“誰のもの”なのか。
 
画面の中で、あおいが首を掴まれ、崩れる。
長針が耳の奥に突き立てられる瞬間、画面に紅いノイズが一瞬走る。
 
その赤は、血ではない。
“異物の干渉”に近い、信号的な赤だった。
 
野瀬は顔色ひとつ変えず、最後まで映像を見届ける。
 
(……これで、五件目。
 記録は継続的だ。途切れていない)
 
映像終了。
ログウィンドウが立ち上がる。
 
【REVERB照合中継ノード:接続完了】
《観測支点:中原あおい》
《記録:正常に保存》
《発信元:非開示》
 
その最下段。
“未確認コード:起動中”の点滅が続く。
 
野瀬は静かに椅子にもたれ、薄く笑う。
 
「やはり……制御は、できていないか」
 
彼の端末には、REVERB照合ログだけでなく、
“照合予測AI”が導入されていた。
 
REVERBによって選ばれる“観測支点”の共通因子を解析するため、
彼自身が独自に組み上げた予測アルゴリズムだ。
 
次の支点、次の送信先。
その法則性。
 
今、画面の隅で新たなファイルが立ち上がる。
 
【送信スケジュール:12月28日 午後11時30分】
《対象端末:001-DLX_09(神谷千咲)》
《照合支点:伊藤 歩夢(予定)》
 
端末は既にダウンロードを始めている。
 
ファイル名:ayumu_watch_test.mov
解析ステータス:85%(視覚パターン認識中)
 
その間にも、古いレーザープリンタが横で作動を始めた。
野瀬は、その音を邪魔とも思わず、紙の吐き出されるリズムに耳を傾ける。
 
排出された紙には、“観測スケジュール表”と共に、
REVERBによる照合履歴と、支点間の距離、交差数、
関与指数が印字されていた。
 
(伊藤か。……なら、そろそろ“兆候”が出る頃だ)
 
彼の言う“兆候”が何を指すのか。
それを理解できる者は、今この大学にいない。
 
ふと、換気ダクトから“キィィ”と金属が擦れるような音が響く。
振り返ることなく、野瀬は画面を見つめたままつぶやいた。
 
「……私はただ——見ている。すべて、手に入る」
 
蛍光灯がまた、チリと鳴った。
 
部屋の空気が一瞬だけ凍る。
まるで、何者かがそこに“もう一人”いたかのように。
 
 
 
Scene4:「兆候 - Signal Before」
12月28日(日) 午後02時47分。
南秋大学 女子寮 205号室。
 
神谷千咲は、何度目かの紅茶を入れ直していた。
 
ケトルから湯が立ち上る音は、どこか遠くから聞こえるようだった。
ガラスのカップの中で、茶葉がゆっくりと開いていく。
細く立ち上る湯気が、光に透けて、空気の層を揺らしていた。
 
窓辺には、冬の日差しがほんのわずかに射し込んでいたが、
それも既に陰り始めていた。
この季節の午後は短い。昼と夜の境界線が曖昧で、影が長く伸びてゆく。
 
小さく風が吹く音が聞こえる。だが、窓は閉じている。
風が部屋に入り込んだ記憶はない。
なのに、どこからか“動き”だけが忍び込んでくる。
 
——今日の空気は、明らかに“沈んでいる”。
 
湯気が立つマグカップを両手で包みながら、
千咲は何かを“探している”ような目で部屋の中を見回していた。
——何も変わっていないはずの部屋。
だが、“何か”が違う気がしてならない。
 
ベッド脇のラグが、微かにずれていた。
昨日と違う。
観葉植物の葉の角度も、窓の隙間から入る風の流れも。
時計の針の音が、わずかに早いようにすら感じられる。
 
(……誰かが触った?)
 
いや、ありえない。
鍵は自分しか持っていない。
外出したのは数時間。
だが、その“数時間”の間に、何かが、入ったのかもしれない。
 
ドアチェーンはかかっていた。
だが、それも“見せかけ”ではないのかと疑う。
 
千咲はスマホを手に取った。
バッテリー残量は92%。通知はゼロ。
 
だが、画面の“奥”に何かが潜んでいる気配がする。
 
(……来る)
 
そう思った瞬間、スマホが一瞬だけ震えた。
通知は来ていない。
でも、“あの感覚”があった。
 
REVERB。
 
映像が届く前の、あの特有の静電気のような空気の変化。
空気が薄くなる。
時間の流れが一瞬止まる。
 
視界が微かに滲んで、目の奥に光が差し込むような錯覚。
 
「……やっぱり、今日も来るの?」
 
呟いた声は、空虚な室内に吸い込まれた。
 
デスクのノートPCを開くと、ログイン画面が自動で切り替わる。
スリープ解除時刻:14:46:03
 
(……たった今。誰も触っていないのに?)
 
画面の一角に浮かび上がる、見慣れた通知ログ。
 
【Message:REVERB】
《次回通知予約中:12/28 23:30》
《対象端末:001-DLX_09》
《照合支点:伊藤 歩夢(予定)》
 
その文字列を見た瞬間、千咲の指が止まる。
心臓の鼓動が、耳の奥で跳ねた。
 
(次は……歩夢、なの?)
 
無言のまま、彼女は視線を室内に戻す。
そこに伊藤歩夢の姿などない。
だが、脳裏には彼の顔が浮かぶ。
穏やかで、冗談をよく言う彼の横顔。
——そして、それが血に塗れるイメージ。
 
カップを持つ手が震える。
紅茶が指の関節を濡らす。
 
「どうして……」
 
止められないのか。
止める気がないのか。
 
千咲には、それが自分の意志なのかどうかすら、もはや判別できない。
 
ただ、一つだけ確かなのは——
 
“通知は、来る”。
 
それが、彼女の部屋を中心に
世界が回っていることの証明であるということ。
 
PCの画面に、静かに新たなログが立ち上がる。
 
【Message:REVERB】
《ファイル生成中……》
 
その裏で、どこからか聞こえてくるはずのない電子ノイズ。
 
それは音ではない。
“誰かの呼吸”のように、千咲の耳の奥で膨張していた。
 
目を閉じれば、そのノイズが“言葉”に聞こえる。
——『みている』
 
そんな幻聴じみた音が、誰にも知られぬまま彼女の内側に響いていく。
 
千咲は画面を閉じた。
 
——その背後、部屋の影の中に、一瞬だけ“何か”が揺れた。
 
だが千咲は、それを見なかった。
いや、見ないようにしていた。
 
それが、自分を“視ている”ものだと知っていたから。
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