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「ん、ふ…っ、ぅ」
飲みきれなかった唾液が口の端から溢れて顎を伝っていく。
セックスをしたいと言い出したのはゲオルグだ。なのに、かれこれ服を着たまま抱きしめられ、キスだけをずっと繰り返している。後頭部を支える手は髪の感触を楽しむように指を絡め、腰に回されている腕にしっかりゲオルグの胸に抱き込まれている。
ぴったりと密着しているせいでやり場のない手はすがるようにゲオルグの服を握るしかない。唇がお互いの唾液で濡れ、キスの合間にゲオルグの吐息がかすかに唇に触れるだけで勝手に腰が跳ねそうになる。それでもまたキスをしてこようとしてくるゲオルグにさすがに痺れが切れた。
「待て、まだするのか」
「だめなのかよ」
ゲオルグはムッと唇を尖らして顔をのぞき込んでくる。興奮で魔力が同調しているのかパチパチと火花が散ってみえる赤い瞳をじっと見つめ返した後、クローツェルは先に視線をそらした。
「さっきまで種漬けにするとのたまわっていたくせに」
「お望みなら今すぐそうするけど、あんたはそういうセックス好きじゃないだろ」
そういいながら首筋に顔を埋めてくると鎖骨に向けて転々と軽く吸われる。あえて黙っていれば、ゲオルグの手が服の中にゆっくりと潜り込んできた。脇腹から胸に向けてゆっくりと伸びてくる熱い手にピクッと体が嫌でも反応してしまう。
「あんたの体、冷たいな」
「お前の手が熱すぎるのだ」
「そりゃ俺は火竜だしな」
売り言葉に買い言葉を返せばゲオルグはくくっと喉を鳴らした。
平らな胸をゲオルグの手が包むように触れてくると切れ目から少しだけのぞいている乳首の先を指の腹でさすってくる。
「っ、くっ…ぁ」
「最初は中々でてこなかったのに、俺が少し目を離した隙にすっかりでやすくなったな」
「うるさぃっ」
切れ目の縁を丹念に揉み込まれるたびに荒れそうになる息を噛み殺す。薄い皮膚に伝わる熱と絶妙な力加減で刺激されるたびに腰が跳ね、ジワジワと広がる快感を逃がそうと身をよじるがうまい具合にゲオルグの腕に抑えられて逃がすことができない。
しっとりと肌に浮かぶ汗をゲオルグが器用に吸い、そのまま喉の輪郭を確かめるようにゆっくりと舐めあげてきた。
「ふ、うぁっ…、んっ」
「体温かくなってきたな。ほら、腕あげろよ」
「ん、ぅ?」
上着を脱がされた後、言われるがままに両腕をあげれば着ていたシャツのついでに下も全部脱がされる。素肌にされても部屋がほどよい温度だったため寒さは感じない。けれど胸の切れ目からはぷっくりと膨らんだ乳首がのぞいていることがわかり、途端に顔に熱がたまっていく。
ゲオルグが背後に回って再び胸を覆うとかすかにでている乳首を指の腹で円を描くように撫でてきた。
「あと少しででてきそうだな。なあ、どうやってだしてほしい?」
「そんなことっ、聞いてくるなっ!」
「ふーん? それなら俺がやりたいようにしても文句言うなよ」
そういうなりゲオルグが空間を開くとそこからローションを引っ張り出した。片手で蓋を開けてそのまま胸元へと垂らしてくる。胸元から伝って切れ目の中へと流れてくるローションはちょうどいい温度だったものの肌を伝うぬめりけが気持ち悪い。
「なにしている」
「あんたが聞くなっていうから俺の方法で女王様の乳首を出させてやろうと思っただけ」
ローンションで胸元や乳首が濡れたのを確認したゲオルグはローションの蓋をすると開いてた空間へと放り込んで空間を閉じた。そしてローションまみれになった胸を手で覆うとゆっくりと撫で、切れ目の縁を強弱つけて揉み始めた。
「っ、くっ、ぅあ、んん…っ」
ぬめっているせいかさっきよりも過敏になった乳首が少しずつだが出てくるのがわかる。じわっと蕾が濡れ、太ももが自然とこすれてしまう。ゲオルグの赤い瞳がすうっと細まり唇の端がつり上がる。
「だいぶ出てきたし、せっかくだから手伝ってやるよ」
「なっ、ま――っ!」
ローションでぬめったゲオルグの指先がわずかに顔を出している乳首を優しくつまむと指の腹でこすりながらゆっくりと引っ張りだす。あらわになった乳首は興奮でこれでもかとぷっくりと膨れ尖っていた。
ゲオルグは乳首を指先で挟んでこすりながら口をへの字にした。
「なあ、俺が初めて見たときよりも乳首でかくなってね?」
「そんなこと…っ、私が知るか」
腹が立ってゲオルグの手を離そうと掴むもののびくともしない。そうこうしている間にゲオルグが肩に顔を乗せてくると乳首をこねながら耳の形を確かめるように舌を這わせ、そのまま首筋に移ると八重歯を立てて甘噛みをしてくる。
「歯をたてるな…っ」
「あんたの首を噛みちぎることなんてしねえよ」
「そういう問題ではない!」
本能的恐怖と快感が合い混ぜになって肌が粟立つ。自然と息を詰めそうになれば、乳首を触っていたゲオルグの片手が脇腹を撫でながらそのまま太ももの間へと滑り込んでくる。そして、乳首と同じように肉芽をしごき始めた。
「ひっ、ぅ…ぁ」
太ももに力を入れてゲオルグの手を押さえようとするものの乳首を指先で引っかかれるたびに力が抜けてしまう。
「あ゛っ、ん……、んんッ」
温かい指先で肉芽をしごかれるたびに自然と足が広がっていく。緩い絶頂を何度も味わうたびに蕾からとぷとぷと滴が溢れてベッドを濡らしていく。
「女王様はここいじられるのほんと好きだよなあ?」
「すきじゃなぃ」
「あっそ。じゃあ、嘘つく女王様にはこうだな」
ゲオルグがかすれた声でささやくと同時に肉芽をいじるのをやめる。かわりに濡れそぼったつぼみの縁をなぞり、もどかしいほど時間をかけてつぼみの中に指をいれてきた。
「ぁ……ァ、ア」
「中すげーあっついしヌルヌルじゃねえか。甘イキ決めすぎだろ」
「ぅるさ、ァ、~~~~ッ!」
言い切る前にゲオルグの指がぬちゅぬちゅと音を立てて抜き差しを始めた。
思考がとろけ、気持ちいいで頭がいっぱいになっていく。それでもギリギリで残っている理性が極めそうになるのを耐えようとすれば、ゲオルグが首筋を甘噛みするのをやめて赤くなっている耳に舌を這わせてきた。
鼓膜に伝わる息づかいや音にぞわぞわと腰から背中にかけて広がっていく感覚にぶるっと体が震えてしまう。
「ぁ゛、んん゛っ」
「我慢すんなって。ほらイけ」
命令とともに敏感なところをこすりあげられた。途端に目の前が白く弾けた。
「ァ゛――、~~~~ッ!」
我慢できず上体をのけぞらして盛大に潮を吹いて絶頂を迎えてしまう。その間も指の動きは止まらず、クローツェルは声にならない嬌声を上げながら滴を垂らしながら連続で極めた。
「ィくっ、とまらな――、ァ、またイ、く――ッ」
「好きなだけイけよ。そうした方が中に入れた時、あんたも気持ちいいからな」
足を閉じようにもゲオルグの足に抑えられて閉じることができない。すがるものがほしくてゲオルグの腕に腕を絡めて無意識に腰を突き出すとぐちゅぐちゅと音を立てて中を刺激される。
「よし、こんぐらいでいいだろ」
ようやくゲオルグの手が止まる頃には蕾は開ききり、ベッドや股は潮や滴で濡れていた。ぬぽっと指を引き抜かれれば、粘度の高い糸が引くの見えた。ぐいっと抱き起こされベッドにうつ伏せに寝かせられるとゲオルグが服を脱ぎ捨てて覆い被さってくる。
「んじゃ約束通り、朝が来るまでしっかり種漬けしてやる。いれるぞ」
滴を滲ませている先端をぴたりと蕾に当てられるだけで腰が跳ねてしまう。ちゅうちゅうとゲオルグの先端に媚びるように吸い付くのが嫌でもわかり、さらなる快感を求めて雄をほしがるいやしさにシーツを握りしめた。
ゲオルグは小さく呻くとゆっくりと中へと沈めてきた。火傷しそうなほど熱く膨らんでいる高ぶりの存在感に息を止める。そうすれば、ゲオルグはすかさず汗ばんでいるうなじや背中に軽くキスをしてきた。
「そう緊張するなって。なあ、キスしようぜ」
「私は」
顔をのぞき込んできたゲオルグを睨みながら言い返そうとするが唇が重なり言葉にならなかった。背中にゲオルグがぴったりと密着しているせいかゲオルグの体温が肌に伝わって心地がいい。
舌を絡めている間にゲオルグの高ぶりが根元まで入りぐうっと子宮を押し上げてくる。気が緩んでいたこともあり、突然の刺激に肩が跳ね目を大きく見開く。するとゲオルグの赤い瞳が嬉しそうに細められた。
「んんん゛っ! んっ、ふ…、ァ、ん、~~~~ッ」
唇が離れてもすぐに塞がれ、ねっとりと子宮をこねられる。すっかりとろけきった子宮がじゅぱじゅぱとゲオルグの先端に吸い付き、ゲオルグの高ぶりをきゅうきゅうと締め付けた。そうすれば、ゲオルグが心地よさそうに熱のこもった息を吐いた。
「あー、ほんとあんたとのセックスはすげー気持ちいいな。俺の小種がほしーって必死にアピールするところとか最高だぜ」
「アピールなんか、してなぃ」
「しまくってるだろ。俺が気づいてないと思ってんのか? 乳首だってこんなに硬くさせといてよく言うぜ」
グリグリと子宮をこねながらねっとりと耳を舐めあげられ、事実を指摘された興奮でフーフーと息が荒くなる。
ゲオルグが腰を掴むのをやめて胸を覆ってくるとゲオルグの指先が乳首を挟んでこするたびにトプッと滴が溢れてしまう。唇を噛んで声を押し殺そうとすればぐんっと突き上げてきた。
「ひっ、ぃ゛、ぁああ゛っ! それだめ、だか…ら、ぁ」
「つまりもっとしてほしいってことだよな」
きゅっと乳首を指先で摘ままれるとぐいっとわざと乱暴に引っ張られる。一瞬痛みを感じて眉をしかめるもののすかさず子宮を突き上げられてしまえば、途端に快感へと変わってしまう。
種漬けすると言っておきながらいつまでもだそうとせず、終わりのない絶頂の連続にクローツェルはついに白旗をあげた。快感に屈してしまったことに一度唇を噛みしめるが、嬌声になりそうになるのをなんとか耐えて絞り出した。
「いつになった、ら…ぁ、だす、つもりだっ!」
「女王様はいつ出してほしい?」
クローツェルと同じようにしっとりと汗を滲ませながらニタニタと笑うゲオルグにカッと顔が熱くなる。
完全にはめられた。
悔しさに睨みつけるが今やそれもゲオルグからしてみれば誘っているようにしか映らないだろう。だからといってこのまま好き勝手にされる気はない。ぐっと奥歯を噛みしめた後、クローツェルは視線を外して呟いた。
「いますぐ……」
「今すぐな。ま、女王様にしては上手におねだりできたし、たっぷりだしてやるよ」
そういうとゲオルグがのしかかってくる。同時にさっきまでジワジワと上ってくるような快感は一転して激しさを増した。
「んぁっ! ァ゛、んんん゛っ、まっれ、はげし――っ、イくの…、とまらなくなるっ」
「だから好きなだけイけって。それで誰があんたを一番気持ちよくしてるかしっかり体で覚えろよっ!」
ぐうっと一段と深くこれでもかと張ったゲオルグの先端が子宮に深いキスをしてきた。その瞬間、目の前が白く弾け、すがるようにぎゅううっとゲオルグの高ぶりを締め付ける。柔肉にゲオルグの高ぶりに浮かぶ筋が食い込む感覚にさらに極めているとゲオルグが小さく唸りぶるっと体を大きく震わした。
「ぁ、きた――、~~~~ッ!」
勢いよく中に注がれていくのが嫌でもわかる。舌を突き出して声にならない嬌声をあげている間もゲオルグの熱は止まる気配がない。ようやく熱が止まったのはクローツェルの細い理性が切れそうになった頃だった。
しかし、熱を出してもなおゲオルグの高ぶりは硬度や太さを保っていた。その事実にサーッと全身の血が引いていく。
「出したのに、なん、で……」
「俺が絶倫に決まってるからだろ」
ふうっと息を吐いて腰を軽く揺すってくる。
今になってとんでもないことを受け入れてしまった事実に気づくがもう手遅れだ。ゲオルグは汗ばんだ前髪をかき上げるとニヤッと笑った。
「女王様のおねだり通り、朝まで種漬けにしてやるからな」
宣言通り、ゲオルグは朝日が昇るまでクローツェルの中に熱を注ぎ続けたのだった。
飲みきれなかった唾液が口の端から溢れて顎を伝っていく。
セックスをしたいと言い出したのはゲオルグだ。なのに、かれこれ服を着たまま抱きしめられ、キスだけをずっと繰り返している。後頭部を支える手は髪の感触を楽しむように指を絡め、腰に回されている腕にしっかりゲオルグの胸に抱き込まれている。
ぴったりと密着しているせいでやり場のない手はすがるようにゲオルグの服を握るしかない。唇がお互いの唾液で濡れ、キスの合間にゲオルグの吐息がかすかに唇に触れるだけで勝手に腰が跳ねそうになる。それでもまたキスをしてこようとしてくるゲオルグにさすがに痺れが切れた。
「待て、まだするのか」
「だめなのかよ」
ゲオルグはムッと唇を尖らして顔をのぞき込んでくる。興奮で魔力が同調しているのかパチパチと火花が散ってみえる赤い瞳をじっと見つめ返した後、クローツェルは先に視線をそらした。
「さっきまで種漬けにするとのたまわっていたくせに」
「お望みなら今すぐそうするけど、あんたはそういうセックス好きじゃないだろ」
そういいながら首筋に顔を埋めてくると鎖骨に向けて転々と軽く吸われる。あえて黙っていれば、ゲオルグの手が服の中にゆっくりと潜り込んできた。脇腹から胸に向けてゆっくりと伸びてくる熱い手にピクッと体が嫌でも反応してしまう。
「あんたの体、冷たいな」
「お前の手が熱すぎるのだ」
「そりゃ俺は火竜だしな」
売り言葉に買い言葉を返せばゲオルグはくくっと喉を鳴らした。
平らな胸をゲオルグの手が包むように触れてくると切れ目から少しだけのぞいている乳首の先を指の腹でさすってくる。
「っ、くっ…ぁ」
「最初は中々でてこなかったのに、俺が少し目を離した隙にすっかりでやすくなったな」
「うるさぃっ」
切れ目の縁を丹念に揉み込まれるたびに荒れそうになる息を噛み殺す。薄い皮膚に伝わる熱と絶妙な力加減で刺激されるたびに腰が跳ね、ジワジワと広がる快感を逃がそうと身をよじるがうまい具合にゲオルグの腕に抑えられて逃がすことができない。
しっとりと肌に浮かぶ汗をゲオルグが器用に吸い、そのまま喉の輪郭を確かめるようにゆっくりと舐めあげてきた。
「ふ、うぁっ…、んっ」
「体温かくなってきたな。ほら、腕あげろよ」
「ん、ぅ?」
上着を脱がされた後、言われるがままに両腕をあげれば着ていたシャツのついでに下も全部脱がされる。素肌にされても部屋がほどよい温度だったため寒さは感じない。けれど胸の切れ目からはぷっくりと膨らんだ乳首がのぞいていることがわかり、途端に顔に熱がたまっていく。
ゲオルグが背後に回って再び胸を覆うとかすかにでている乳首を指の腹で円を描くように撫でてきた。
「あと少しででてきそうだな。なあ、どうやってだしてほしい?」
「そんなことっ、聞いてくるなっ!」
「ふーん? それなら俺がやりたいようにしても文句言うなよ」
そういうなりゲオルグが空間を開くとそこからローションを引っ張り出した。片手で蓋を開けてそのまま胸元へと垂らしてくる。胸元から伝って切れ目の中へと流れてくるローションはちょうどいい温度だったものの肌を伝うぬめりけが気持ち悪い。
「なにしている」
「あんたが聞くなっていうから俺の方法で女王様の乳首を出させてやろうと思っただけ」
ローンションで胸元や乳首が濡れたのを確認したゲオルグはローションの蓋をすると開いてた空間へと放り込んで空間を閉じた。そしてローションまみれになった胸を手で覆うとゆっくりと撫で、切れ目の縁を強弱つけて揉み始めた。
「っ、くっ、ぅあ、んん…っ」
ぬめっているせいかさっきよりも過敏になった乳首が少しずつだが出てくるのがわかる。じわっと蕾が濡れ、太ももが自然とこすれてしまう。ゲオルグの赤い瞳がすうっと細まり唇の端がつり上がる。
「だいぶ出てきたし、せっかくだから手伝ってやるよ」
「なっ、ま――っ!」
ローションでぬめったゲオルグの指先がわずかに顔を出している乳首を優しくつまむと指の腹でこすりながらゆっくりと引っ張りだす。あらわになった乳首は興奮でこれでもかとぷっくりと膨れ尖っていた。
ゲオルグは乳首を指先で挟んでこすりながら口をへの字にした。
「なあ、俺が初めて見たときよりも乳首でかくなってね?」
「そんなこと…っ、私が知るか」
腹が立ってゲオルグの手を離そうと掴むもののびくともしない。そうこうしている間にゲオルグが肩に顔を乗せてくると乳首をこねながら耳の形を確かめるように舌を這わせ、そのまま首筋に移ると八重歯を立てて甘噛みをしてくる。
「歯をたてるな…っ」
「あんたの首を噛みちぎることなんてしねえよ」
「そういう問題ではない!」
本能的恐怖と快感が合い混ぜになって肌が粟立つ。自然と息を詰めそうになれば、乳首を触っていたゲオルグの片手が脇腹を撫でながらそのまま太ももの間へと滑り込んでくる。そして、乳首と同じように肉芽をしごき始めた。
「ひっ、ぅ…ぁ」
太ももに力を入れてゲオルグの手を押さえようとするものの乳首を指先で引っかかれるたびに力が抜けてしまう。
「あ゛っ、ん……、んんッ」
温かい指先で肉芽をしごかれるたびに自然と足が広がっていく。緩い絶頂を何度も味わうたびに蕾からとぷとぷと滴が溢れてベッドを濡らしていく。
「女王様はここいじられるのほんと好きだよなあ?」
「すきじゃなぃ」
「あっそ。じゃあ、嘘つく女王様にはこうだな」
ゲオルグがかすれた声でささやくと同時に肉芽をいじるのをやめる。かわりに濡れそぼったつぼみの縁をなぞり、もどかしいほど時間をかけてつぼみの中に指をいれてきた。
「ぁ……ァ、ア」
「中すげーあっついしヌルヌルじゃねえか。甘イキ決めすぎだろ」
「ぅるさ、ァ、~~~~ッ!」
言い切る前にゲオルグの指がぬちゅぬちゅと音を立てて抜き差しを始めた。
思考がとろけ、気持ちいいで頭がいっぱいになっていく。それでもギリギリで残っている理性が極めそうになるのを耐えようとすれば、ゲオルグが首筋を甘噛みするのをやめて赤くなっている耳に舌を這わせてきた。
鼓膜に伝わる息づかいや音にぞわぞわと腰から背中にかけて広がっていく感覚にぶるっと体が震えてしまう。
「ぁ゛、んん゛っ」
「我慢すんなって。ほらイけ」
命令とともに敏感なところをこすりあげられた。途端に目の前が白く弾けた。
「ァ゛――、~~~~ッ!」
我慢できず上体をのけぞらして盛大に潮を吹いて絶頂を迎えてしまう。その間も指の動きは止まらず、クローツェルは声にならない嬌声を上げながら滴を垂らしながら連続で極めた。
「ィくっ、とまらな――、ァ、またイ、く――ッ」
「好きなだけイけよ。そうした方が中に入れた時、あんたも気持ちいいからな」
足を閉じようにもゲオルグの足に抑えられて閉じることができない。すがるものがほしくてゲオルグの腕に腕を絡めて無意識に腰を突き出すとぐちゅぐちゅと音を立てて中を刺激される。
「よし、こんぐらいでいいだろ」
ようやくゲオルグの手が止まる頃には蕾は開ききり、ベッドや股は潮や滴で濡れていた。ぬぽっと指を引き抜かれれば、粘度の高い糸が引くの見えた。ぐいっと抱き起こされベッドにうつ伏せに寝かせられるとゲオルグが服を脱ぎ捨てて覆い被さってくる。
「んじゃ約束通り、朝が来るまでしっかり種漬けしてやる。いれるぞ」
滴を滲ませている先端をぴたりと蕾に当てられるだけで腰が跳ねてしまう。ちゅうちゅうとゲオルグの先端に媚びるように吸い付くのが嫌でもわかり、さらなる快感を求めて雄をほしがるいやしさにシーツを握りしめた。
ゲオルグは小さく呻くとゆっくりと中へと沈めてきた。火傷しそうなほど熱く膨らんでいる高ぶりの存在感に息を止める。そうすれば、ゲオルグはすかさず汗ばんでいるうなじや背中に軽くキスをしてきた。
「そう緊張するなって。なあ、キスしようぜ」
「私は」
顔をのぞき込んできたゲオルグを睨みながら言い返そうとするが唇が重なり言葉にならなかった。背中にゲオルグがぴったりと密着しているせいかゲオルグの体温が肌に伝わって心地がいい。
舌を絡めている間にゲオルグの高ぶりが根元まで入りぐうっと子宮を押し上げてくる。気が緩んでいたこともあり、突然の刺激に肩が跳ね目を大きく見開く。するとゲオルグの赤い瞳が嬉しそうに細められた。
「んんん゛っ! んっ、ふ…、ァ、ん、~~~~ッ」
唇が離れてもすぐに塞がれ、ねっとりと子宮をこねられる。すっかりとろけきった子宮がじゅぱじゅぱとゲオルグの先端に吸い付き、ゲオルグの高ぶりをきゅうきゅうと締め付けた。そうすれば、ゲオルグが心地よさそうに熱のこもった息を吐いた。
「あー、ほんとあんたとのセックスはすげー気持ちいいな。俺の小種がほしーって必死にアピールするところとか最高だぜ」
「アピールなんか、してなぃ」
「しまくってるだろ。俺が気づいてないと思ってんのか? 乳首だってこんなに硬くさせといてよく言うぜ」
グリグリと子宮をこねながらねっとりと耳を舐めあげられ、事実を指摘された興奮でフーフーと息が荒くなる。
ゲオルグが腰を掴むのをやめて胸を覆ってくるとゲオルグの指先が乳首を挟んでこするたびにトプッと滴が溢れてしまう。唇を噛んで声を押し殺そうとすればぐんっと突き上げてきた。
「ひっ、ぃ゛、ぁああ゛っ! それだめ、だか…ら、ぁ」
「つまりもっとしてほしいってことだよな」
きゅっと乳首を指先で摘ままれるとぐいっとわざと乱暴に引っ張られる。一瞬痛みを感じて眉をしかめるもののすかさず子宮を突き上げられてしまえば、途端に快感へと変わってしまう。
種漬けすると言っておきながらいつまでもだそうとせず、終わりのない絶頂の連続にクローツェルはついに白旗をあげた。快感に屈してしまったことに一度唇を噛みしめるが、嬌声になりそうになるのをなんとか耐えて絞り出した。
「いつになった、ら…ぁ、だす、つもりだっ!」
「女王様はいつ出してほしい?」
クローツェルと同じようにしっとりと汗を滲ませながらニタニタと笑うゲオルグにカッと顔が熱くなる。
完全にはめられた。
悔しさに睨みつけるが今やそれもゲオルグからしてみれば誘っているようにしか映らないだろう。だからといってこのまま好き勝手にされる気はない。ぐっと奥歯を噛みしめた後、クローツェルは視線を外して呟いた。
「いますぐ……」
「今すぐな。ま、女王様にしては上手におねだりできたし、たっぷりだしてやるよ」
そういうとゲオルグがのしかかってくる。同時にさっきまでジワジワと上ってくるような快感は一転して激しさを増した。
「んぁっ! ァ゛、んんん゛っ、まっれ、はげし――っ、イくの…、とまらなくなるっ」
「だから好きなだけイけって。それで誰があんたを一番気持ちよくしてるかしっかり体で覚えろよっ!」
ぐうっと一段と深くこれでもかと張ったゲオルグの先端が子宮に深いキスをしてきた。その瞬間、目の前が白く弾け、すがるようにぎゅううっとゲオルグの高ぶりを締め付ける。柔肉にゲオルグの高ぶりに浮かぶ筋が食い込む感覚にさらに極めているとゲオルグが小さく唸りぶるっと体を大きく震わした。
「ぁ、きた――、~~~~ッ!」
勢いよく中に注がれていくのが嫌でもわかる。舌を突き出して声にならない嬌声をあげている間もゲオルグの熱は止まる気配がない。ようやく熱が止まったのはクローツェルの細い理性が切れそうになった頃だった。
しかし、熱を出してもなおゲオルグの高ぶりは硬度や太さを保っていた。その事実にサーッと全身の血が引いていく。
「出したのに、なん、で……」
「俺が絶倫に決まってるからだろ」
ふうっと息を吐いて腰を軽く揺すってくる。
今になってとんでもないことを受け入れてしまった事実に気づくがもう手遅れだ。ゲオルグは汗ばんだ前髪をかき上げるとニヤッと笑った。
「女王様のおねだり通り、朝まで種漬けにしてやるからな」
宣言通り、ゲオルグは朝日が昇るまでクローツェルの中に熱を注ぎ続けたのだった。
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