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21.VSブラックレオン〈アリス視点〉
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ブラックレオンはゆっくりと私達との間合いを詰めてくる。
「こうなったら戦うよ。
シャルロッテ、武器をとって。」
私が言うとシャルロッテが金色の斧を取り出す。
「シャルロッテ、それ以外の斧は無い?
それだとこの薄暗い森で目立ちすぎて格好の的だよ?」
私が言うとシャルロッテは咄嗟に斧をしまった。
「し、仕方ないわね!こっちを使ってあげるわ。」
そう言って取り出したのは形こそ先程の斧と殆ど変わらないが真っ黒い斧だった。
斧の柄の部分には錨のチャームが鎖で繋がれていた。
キーホルダーみたいなものなのだろうか。
「それじゃ、行くよ。シャルロッテは一撃の威力が高いから攻撃は必ず当てて。
私が当てる為の隙を作るから無闇に攻撃しないでその瞬間を狙って。」
私が言うとシャルロッテが頷いた。
「タイミングはアリスに任せてあげるわ。
感謝なさい。
私の為に隙を作るのよ!」
シャルロッテが言うがその声は物凄く震えていた。
「《ソニックステップ》。」
私が呟いて2歩目で眼に追えない程の速度を出す。
ブラックレオンも私の事を眼で追えて居ない様だ。
私は後ろに回り込むと尻尾側から宙へ飛び上がる。
「《ビーストキラー》!」
ビーストキラーは獣系のモンスターに数倍の威力を出せるキラー系スキルだ。
私はそれでブラックレオンの左後ろ足の付け根を切り裂く。
するとブラックレオンは咄嗟にこちらを向いた。
どうやらたいしたダメージになっていない様だ。
「良くやったわ!私がこれで決めてあげる!《5倍撃》!!」
シャルロッテが飛び上がると力任せに斧を振るう。
後ろ足を切り裂くが咄嗟に尻尾で反撃をシャルロッテに叩き込む。
お腹に丸太が当たったかの様にシャルロッテが吹き飛ばされて近くの木に叩きつけられた。
「ぐっ・・・」
「シャルロッテ!」
私が叫ぶもシャルロッテの返事は無い。
あれだけの攻撃をお腹に食らったのだ。
かなりの衝撃だっただろう。
「セカンドクラスチェンジ!【白魔道士】!」
私が白いクラスタルを握りしめて魔力を流す。
何かあった時の為とオズに貰っておいて正解だった。
「《ヒール》!」
私が唱えると黄緑色のオーラがシャルロッテを包み、それと同時にシャルロッテの傷が癒えていく。
それを見て私はブラックレオンと対峙する。
「今は兎に角シャルロッテからそらさなきゃ。」
私はそう呟くと注意を惹くために顔面を切り付ける。
するとブラックレオンが私目掛けて突進してくる。
ギリギリの所でかわすがブラックレオンは振り替えってもう一度私目掛けて突進してきた。
この体勢からもう一度避けるのは難しい。
どうしよう。
オズから貰ったクラスタルでは避けるのは無理そうだ。
私は思わず眼を瞑る。
ここまでなのかと悟って。
「こうなったら戦うよ。
シャルロッテ、武器をとって。」
私が言うとシャルロッテが金色の斧を取り出す。
「シャルロッテ、それ以外の斧は無い?
それだとこの薄暗い森で目立ちすぎて格好の的だよ?」
私が言うとシャルロッテは咄嗟に斧をしまった。
「し、仕方ないわね!こっちを使ってあげるわ。」
そう言って取り出したのは形こそ先程の斧と殆ど変わらないが真っ黒い斧だった。
斧の柄の部分には錨のチャームが鎖で繋がれていた。
キーホルダーみたいなものなのだろうか。
「それじゃ、行くよ。シャルロッテは一撃の威力が高いから攻撃は必ず当てて。
私が当てる為の隙を作るから無闇に攻撃しないでその瞬間を狙って。」
私が言うとシャルロッテが頷いた。
「タイミングはアリスに任せてあげるわ。
感謝なさい。
私の為に隙を作るのよ!」
シャルロッテが言うがその声は物凄く震えていた。
「《ソニックステップ》。」
私が呟いて2歩目で眼に追えない程の速度を出す。
ブラックレオンも私の事を眼で追えて居ない様だ。
私は後ろに回り込むと尻尾側から宙へ飛び上がる。
「《ビーストキラー》!」
ビーストキラーは獣系のモンスターに数倍の威力を出せるキラー系スキルだ。
私はそれでブラックレオンの左後ろ足の付け根を切り裂く。
するとブラックレオンは咄嗟にこちらを向いた。
どうやらたいしたダメージになっていない様だ。
「良くやったわ!私がこれで決めてあげる!《5倍撃》!!」
シャルロッテが飛び上がると力任せに斧を振るう。
後ろ足を切り裂くが咄嗟に尻尾で反撃をシャルロッテに叩き込む。
お腹に丸太が当たったかの様にシャルロッテが吹き飛ばされて近くの木に叩きつけられた。
「ぐっ・・・」
「シャルロッテ!」
私が叫ぶもシャルロッテの返事は無い。
あれだけの攻撃をお腹に食らったのだ。
かなりの衝撃だっただろう。
「セカンドクラスチェンジ!【白魔道士】!」
私が白いクラスタルを握りしめて魔力を流す。
何かあった時の為とオズに貰っておいて正解だった。
「《ヒール》!」
私が唱えると黄緑色のオーラがシャルロッテを包み、それと同時にシャルロッテの傷が癒えていく。
それを見て私はブラックレオンと対峙する。
「今は兎に角シャルロッテからそらさなきゃ。」
私はそう呟くと注意を惹くために顔面を切り付ける。
するとブラックレオンが私目掛けて突進してくる。
ギリギリの所でかわすがブラックレオンは振り替えってもう一度私目掛けて突進してきた。
この体勢からもう一度避けるのは難しい。
どうしよう。
オズから貰ったクラスタルでは避けるのは無理そうだ。
私は思わず眼を瞑る。
ここまでなのかと悟って。
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